推しがいると人生が楽しい

白鳥スタイルのキャラクター大好き人間

テネシーハニー美味しいよ

ジャックダニエルテネシーハニー、甘さがあって飲みやすくて好きなんですよね。

テネシーハニーを飲みながら、のあとがきみたいなもの。

なんかめちゃくちゃ紆余曲折あって書いたんですよね……の記録。

この彰杏の話について色々私はこう考えて書いてた、ということを話しますが、最初に注意事項です。

もしもこのあとがきを読んでいただいている方の中で「そんな風に書かれていたのか、違うように読み取ってしまった」と思われるような方がいたとして(まあそもそもブログまで読む人なかなかいないと思うので、それは杞憂だと思うんですけど)作品は公開したら半分は読者のものだと思っているので、受け取っていただいたものを大切にしてほしいな、と思っています。私自身、私の予想してなかった読み取り方をしてもらえるのは好きですし。注意事項終わりです。

話す順番としては、「この話がどういう流れで思いついたか」「カップリングの定義」「タグの話」「今回のあとがき」「総括」の順になってます。

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どういう流れでこの話を思いついたか

この話、もともと考えてたのは2つの話で。

ひとつは杏が彼氏と別れたから「彰人と付き合おうかな」と酒飲みながらぼやく感じの話で。こっちは杏と彰人で考えてて。

もうひとつは付き合ってる彰杏がコンビニでアイス買って帰って部屋でだらだらしつつセックスもするみたいな話を、こっちは彰杏として考えてて。

一つ目のほうは完全に「彰人と付き合おうかな」の部分しか浮かんでなかったんですけど、二つ目の話のほうはけっこう色々考えてたんですよ。

その二つ目の話で考えてた中では「杏の髪を乾かす彰人」と「ラムレーズンアイスを無理矢理カゴに突っ込む杏、それを渋々了承する彰人」てのがあって、それは今回のテネシーハニーで採用されました。

二つ目の話はセックスの最中に「初めてしたときはあんな大人しかったくせにな」とか言って茶化す東雲とか、そこから彰杏のミラペ(杏が自分のキャラじゃない可愛いフリルの下着つけてくる)とかに回想を飛ばして、そしてまた現在のさっぱりしたムードのないセックスシーンと対比させる、みたいなのを考えてたんですよね。

ちなみに彰杏のミラペはマジで東雲がスパダリみが強すぎるような妄想になってしまっていたし、杏に似つかわしくないような可愛い下着にオレのためにわざわざガラじゃないことしたのかこいつは、と、それにくらりとする東雲がいました。

そういうのを11月前半くらいまでは考えてたんですけど、ビ箱と文化祭を経てなんかどんどん違うような気がするな…?みたいな気持ちになってきて。何が違うのか私もわからないけど、なんか感覚として違うなあ…みたいな気持ちだったんですよ。

カップリングの定義

二次創作で恋愛としてのカプで描写されるものでよく見かけるものって、

1.嫉妬

2.照れ(褒められてとか、思いがけない言葉でとか、可愛い表情やかっこいい顔でとか)

3.ドキドキ(胸の高鳴りが止まらない、相手の体に触れてドキっとする)

4.好きで好きでたまらないという感情

5.甘い言葉(好きだとか愛してるとかそういうやつ)

あたりかな、と思ってるんですよね。こういうものがあるとカプの話かな、みたいな。まあ多分考えればもっとあると思うんですけど、今ざっとあげるとこんな感じかなと。

で、任意のABというカプがあるとして、上に挙げたものがニーズなんだろうな、と思ってて。まあ二次創作は趣味だし、自分が書きたいもの書くだけだからニーズも何もないんですけど。皆が書きたくて皆が読みたいと思っているもの、くらいの感じかな。カップリング=恋愛、と思っている層のオタクが書きたいもの、見たいものって上記のものなんだろうな~と思ってるんですよね。

あ、話は逸れるけど承認欲求満たしたくて創作する場合、上記のなんらかを話に入れ込めばブクマ伸びると思ってます。あとはエロ。エロは喘がせたぶんだけ伸びる。どれだけ地の文少なかろうが、台詞がそのキャラが言わなさそうであろうが、そういう要素があればブクマは伸びる。そういう話を私はキャラの皮被ってるだけの話(その顔でそれ言ってほしい、やってほしいってだけの話)って言ってるけど、それで満足ならそうすればいいと思いますね。そういうニーズはめちゃくちゃあるよなあと思うし、なにより創作の自由があるので。あとジャンルが栄えていく上で避けて通れないと思うから、来た道ゆく道だよなあとも思ってる。私は今の時点はあんまりそれはしたくないと思ってるけど、遥か昔に承認欲求と自己顕示欲に支配されててやってしまっていた経験があるのであまり強く責められない。そして今もその二つの欲求と戦ってますし。たくさんブクマ欲しいしたくさん感想欲しいからね。それに私だってただただ性癖をぶつけた話を今後書くかもしれないし。女癖悪いBDとか見たい気持ちもあるし。

もっと言えば私はなるべく「そのキャラが言いそうなこと」「しそうなこと」を書きたいと思ってるけど、それが実際できてるかどうかは誰にもわからないし、私の話も「キャラの皮被ってるだけ」と思われてると思って書いてる。実際知り合いに読んでもらったときに「キャラが動いてる感じがしない、動かされてるなって思う」と言われたりしてるので、私もまだまだなんですよね。自分の都合や願望をキャラに押し付けている段階でしかない。まあ二次創作だからそれでいいだろというのはもっともなんだけど、ちゃんとキャラに向き合いたいなと思ってるので、この辺はもっと来年精進したい。

さらに話が逸れるけどキャラが動いてる話をどう作るかっていうと、「そのキャラがなんでそれをしそうと思ったか」の裏付けをとっていくといいそうです。ここは人の受け売りだけど。キャラがこういう未来になるならこういうイベントが発生するはず、と思ったとして、キャラが動くってことはそこに脳内で勝手に想像した必然があるんですよね。そこを「なぜそれをしそう、やりそうと思ったか」を言語化して取り出す作業が必要、らしいです。すっごい難しいんだこれが……全然裏付けがとれない……

話を戻します。

私の中の彰杏、このどれにも当てはまらないな、と思ったんですよね。

 なんか、嫉妬とかあるのか?照れ?ドキドキ?好きでたまらない気持ちでいっぱい?そりゃ好きではあるだろうけどなんか違うよな……甘い言葉なんて全然想像つかないな……みたいな感じで。まあこれは私の力不足なんですよ。もっともっと考えまくればきっと杏が彰人の行動に照れることもあるかもしれないし、彰人が杏に何か甘い言葉を言う状況だってあると思うので。そういう事態が発生しうる状況を突き詰めて考えられなかったのはひとえに私の力不足、解釈力や想像力、人生経験やインプットが足りないからなんですよね。

カップリングというものの定義を私は「AとBという任意の二者の間にある、性愛や恋愛に縛られない広く深く豊かで唯一無二の関係性」と考えています。だからABタグつけたとしてもそこにはただただ相手への唯一無二の感情があるだけで、それに恋愛と名前をつけることもあればそうじゃないこともある、と思ってます。

けどこれはあくまで私の中の定義でしかなくて、おそらくオタクのマジョリティは「カップリング=恋愛、付き合う、片思い、とにかく恋愛感情がどこかにある」みたいな定義なんだろうな、とも思っていて。違ったらすみません。

これは本当にメディアが悪くて、愚痴ですが、人間と人間の関係性の最高峰が恋愛だと無意識に思っていて、なんでも恋愛という名前になってしまう人が多いんですよね…これはイデオロギーとしてそうなっているから別に誰が悪いわけでもないんですけど…白雪姫やシンデレラみたいな童話からしてそうなってるので……

タグの話

ええと何を書きたかったのか。

あ、この話のタグをめちゃくちゃ迷った、ということを話したくてこの話を前提にしておきたかった。

私の中では今回の話は彰杏なんですよ。多分、彰人と杏の話だったら杏は髪を乾かしてと彰人に頼まないだろうな、というのがひとつ。そして、彰人と杏の話だったら、彰人はそれを頼まれても引き受けないだろうな、というのがあって。

ここだけは彰杏だな(もとが彰杏だと思ってた部分から引っ張ってきたからそれはそう)と思ってて。同衾のとこも彰杏だなと思ってました。

それ以外のとこは彰人と杏くらいかな、と思う。自己認識では。

だから本職(?)の彰杏の方がこの話を読んだら、最初は付き合ってないとこから始まるけどお酒飲んで何かが始まるのか?別れたとか言ってるし…ベッド一緒だしセックスするのか…?みたいなことを期待させてしまうのではないか、と考えていて。なのに結局セックスしなければ付き合いもしないし告白もなく、地の文で「オレにしとけよ」みたいな片思いしてるんですよの描写の言葉も出ないし、髪を触ってドキドキしたりもしないし、っていう、さっきの5つの条件をまるで満たしていない話で。だから全然彰杏じゃないじゃん!みたいに思われるかな……申し訳ねえな……けど俺の考える彰杏はこうだからごめんな!!の気持ちでいたんですよ。だから刺されるかもしれないとか言ってたってわけですね。いまだに思ってますね。

だから彰杏タグつけるのめちゃくちゃ迷った……ほんとに……でも最終的に私の中では彰杏だからの気持ちでタグつけました。

で、タグについて話すと私は基本的にカップリングタグをつけるときはキャラ名のタグをつけないことにしてます。ABならAの名前もBの名前もタグには入れないようにしようと。なんだけど今回の話はあまりにも彰杏と彰人と杏の話の狭間みたいな話になってしまったのでキャラ名のタグも入れてしまいました。その代わりに「プロセカ男女CP」のタグはやめました。このタグだと恋愛感をめちゃくちゃ感じるな…と思ったので、なんとなく。

タグでめちゃくちゃ悩んだ。自分のタグへの認識とマジョリティが考える認識が違うと思っているから。今回の話で一番ずっと悩んでたのはそこだった。

文章自体は二万字あったわりになんかするする書けたな~かなり好きな感じのテンポの文章になったと今は思ってる。数日後にはここがダメだったと思うかもしれないし、三ヵ月後には天才!って言ってるかもしれない。

タグの話とカップリングの定義の話と今回の話がどうやってできたのかの話が終わったので、ようやく本題。

今回のあとがき

今回マジで捏造多かったからかなり「大丈夫かなこれ?」と思ってた。そもそも成人済みビの話を書くのがはじめて……?冬彰冬はちょっと毛色が違うので、はじめてだったので。

全部「こうだったらいいな」「こうかな?」くらいのやつなので、ひとつずつ自分の中で確認していきたい。今後のイベストでどんどん更新されていくと思うから。

  • 過労でぶっ倒れる東雲とそれを心配する三人。そして定期的に作り置きを作りに来る白石

ここはどうだろう、ぶっ倒れる東雲は本当に見たい。今回はダイジェストにしてしまったし、今後のイベスト次第ではあるけど、「こいつは過労するタイプ!」と自分の中で確信を持てたらぶっ倒れて救急車で運ばれる話をいつか書きたいな。絶対に二万字は必要だろうから今から気が遠いけど。東雲が過労せず人に頼ることができる人間だと思ったら書かないと思うけど。杏の作り置きはけっこう「彰杏だから」みたいなとこがあるので、「Vivid BAD SQUAD」の話だったらするかは難しいところだなと思う。

全然話が変わるけど普段料理をまったくしないので、てきとーに書いてボロが出るくらいなら書かないほうがいいなと思って料理の描写全然書かなかった。

  • それぞれの高校卒業後の進路

これはね~~~杏と彰人は大学行かないかな、と思ってる。で、こはねは大学行くかなとも。今回はこはねの学部を文系って書いたけど、理系で生物学科とかでもいいなあと思ってる。青柳は大学進学したら理系だと思ってるから理系にしたけど、そもそも大学進学を青柳はするかなあ…?というのもあって。部屋にこもって作曲に没頭してるような青柳も見たいんですよね……公園のベンチに座ってそこで遊ぶ子供と戯れながらインスピレーションを待ってる青柳とかも……だからこの辺はまだ決めきれないなと思ってます。今回は大学進学してることにしたけど。

  • 口紅が似合ってないことを指摘する東雲

これ実はかなり気に入ってる。ぜって~~~に東雲はこういうデリカシーないことを杏とこはねには言うヤツだと思ってる。姉には言ったらキレられるのが目に見えてるから言うか言わないか微妙だなと思ってる。口は滑りそうくらいはあるかな。そんでもって素のときは「口紅」って呼ぶけど優男のときは「リップ」って言うのとか、その猫かぶりをされるのが嫌な杏も好き。

  • 杏の作った料理だと人参をひとつだけ食べる彰人

これなんで思いついたのかは思い出せないんだけど、もしそんな感じだったらいいなと思って。一人で店に入って注文したメニューに不可抗力で人参が入ってたら彰人は悪いと思いながらも残す、と思ったんだけど、これは「頑張って食べる」と思ってる人もいるかなあと思ったりした。でも東雲そこそこ育ち悪いから残すかな~と思ってる。

  • 東雲の意味わからないメモ書き

これは完全にフォロイーのツイートの影響。そうだったらなんかいいなくらいのやつ。

  • 高二の杏号泣事件

これもなんで思いついたか覚えてない……なんかいつの間にか降ってきた最近。悔しいという気持ちを相棒に向けることがあるとしたらこの二人だろうなあとは思う。まあその感情で杏がここまで乱れるかは微妙だなあとは思ってる。その程度でこんなに動揺して泣くのか?と思われるかもしれないなあ、とは書いてて思った。でも「守る」案件であれだけ動揺してたしなあの気持ちもあって。私なんだか白石杏さんをめちゃくちゃ泣き虫にしてしまってますね……もう三回も泣かせてる……なぜ…… あと星四カード名の「相棒なのに」と「相棒だから」が大好きすぎるのでそれを入れられて嬉しかった。

  • 髪を乾かしてと頼む杏とそれを渋々引き受ける彰人

これは完全に「彰杏だから」です。とってつけたように「甘くなった」とか言ってたけどね。まあそういう理由もあると思うけど、彰杏だからやります。あの杏の長くて綺麗な髪にわざわざヘアオイルつけるとこから始める東雲が見たかった。それだけ。

  • Vivid BAD SQUADの恋愛事情

ここが今回本当にどうすっかな案件だった。多分今後のイベストでかなり変わっていく部分で、いつかはこれも解釈違いになるかなあとまで。まあまずRAD WEEKENDを超えるまでは恋愛しないだろうな、というのが私の中にあって。それはかなり強い思いでそう思ってますね。彼らが恋という感情をもっているとしたらそれは歌に対してだと思っているので。

で、夢を叶えたあとに恋愛解禁したとしても、四人がモブと付き合うとこあんまり想像できなくて。だけど二十代後半まで全員童貞処女のままってのもあんまり想像つかなくて。なんとなく四人とも18~22の間に卒業してそう、と思ってるんですよね。冬弥とこはねの詳細は今回書いてないけど。

 これとかをもとにモブとの恋愛については構成していった。まだまだ未確定だしきっとこの先変わっていく部分だと思う。

 別れたらその相手から貰ったプレゼントをどうするか問題、これさ~~~どう思う??こうかな?みたいな感じで、私の中でも全然確定してないんですよね。今回全員のパターン書いちゃったけど。杏がプレゼント捨てる感じの人間なの解釈違いの人もいるかなあと思ってるし、異物に感じる彰人とかも「そこまで?」と思う人もいるかもしれないなあと思ってた。でもこはねと冬弥は使い続けるタイプだとは思ってますね……

あ、でもモブ彼女を部屋に上げたことない東雲、っていうのはかなり高い確率でそう思ってます。あいつ上げなさそうだもん。自分のスペースに他人が入り込んで漁られるの嫌いそうだもん。ほんとは「なんで東雲は彼女を部屋に上げないと思うのか?」の裏付けをしっかりとらないといけないんだけど、「そう思うから!!」で押し通してしまった。

あ、全然話は変わるけど酒馬鹿するビを微妙に差し込めたので、いずれ短い話で酒馬鹿するビが書きたいよ~~の思いがある。

  • 彰人の恋愛観

もうここも不安しかない。白石杏さんのほうは別れたことにショックを受けてるだけだったのでどういう人がタイプとかそういうことを書かなくて済んだんだけど、なんか話の流れ上、東雲が恋愛をどのように取り扱ってるか触れておくか…みたいな気持ちになって。どうなんだろうね!?こいつの恋愛。全然わからない。でも性欲はあるとは思うんですよ。本当にわからない。

だから今回書いた「年上が多くて~」からのくだりはいずれ解釈違いになるかもしれない。それくらい不確定だなあと思ってる。私が18~22くらいの男性が彼女を欲しがる理由の一位を「無料の性欲処理ができる相手が欲しいから」だと思ってるからってのもあるんですよね多分……この年齢だと女性は「愛されたい、誰か一人に特別扱いされたい、人のぬくもりがほしい」みたいな気持ちで彼氏を欲すると思ってるんだけど、男性はそういうのじゃなくてどっちかっていうと性欲処理をしたいからだろうなと。どう思いますかね?

だけどセックス抜いたら相手の機嫌取るだけだし、セックス自体はそれなりに気持ちいいけど……くらいの結論に20くらいで至るかな~~~みたいな。すっごく曖昧だけど。東雲はまっすぐな人間だし責任感もあるからそういう風に遊ぶようなことはしないかなあとも思ったんですよね。でもこいつホモソの男でもあるから本当にこの辺どうなるのかが全然わからなくて……折衷案としての「向こうもたいして本気じゃないからこっちも真面目に向き合う必要はないか」による、不倫や浮気持ちの女性が相手になることが多い、になったりした。

この辺本当にどうなるかな~~ビ内で恋愛が発生しない場合、東雲は20過ぎても童貞である自分を許せるのか?許せないのか?今見えてるだけの東雲の情報だと許せなさそうだよなコイツ…と思ってる。なんかそういうクソどうでもいいことに拘りそうじゃん……?だからさっさと卒業だけはする、みたいな感じかなあと。どうなんだろう。童貞である自分でもたいして気にしないのかな。いやそれはないと思うんだよな~~自意識強いなと思ってるから。

  • 同衾する杏と彰人

ここは特に言うことないです。書いたことがすべて。

  • 翌朝の杏と彰人

ここもあんまりないな……会話文続けるだけにしたのはテンポ感を重視したかった。

あとあれだ、今回はセックスしなかったけど、もし何か特殊な事情が発生したらもしかしたら次は違う結果になるかもしれないね、ということも言っておきたかった。全然まだまだ可能性はあるよと。ないわけじゃないと思ってるので。

総括

今回の話、意図的にいれなかった部分があって。

髪を触ったときの彰人の心情とかに「そこに異性に触れたときの胸の高鳴りはない」とかっていれてもよかったんですよね。ドキドキはしてねえから!!と言ってやりたい気持ちがちょっとあって。だけどなんかそれは描写しすぎだな…と思ったのと、あとはそういった部分の感情は読み手によって変わるだろうなと思ったのであえて描写しないことにしました。同衾の部分や「彰人と付き合おうかな」とか「別れた」「彼女は上げたことない」あたりの部分も「この二人は恋愛じゃない」と強調する文章を追加することはできたんですけど、そこまでしなくてもいいかなあと。ちなみに強調する文章ってのは「そこに嫉妬はない」って差し込むとかですね。

この話は読む人によっては「この二人は恋をしている」とも思ってもらえるかもしれないし「恋じゃない」と思う人もいる、そんな感じの塩梅にしたかった。私自身、今回の話の二人について、この二人が互いに抱いている感情の名前がつけられなくて。だからそれに恋と名前をつける人がいてもいいかなと思った。その辺の感情は読み手に委ねようと思って。

 あとは「どうあがいてもVivid BAD SQUADは相棒が一番」ということを入れたかった。仮に彰人と杏が恋愛関係になるとしても一番は相棒であってほしい、と思ってるので。そこは絶対にいれたかった。付き合う付き合わないに関わらず、ビで男女カプやるとしてもそれは実際のところ、概念としては男男と女女が前提にある上での男女カプだよな、と思ってるので。

いや~~~意外と考えて書いてたんだな……まだまだ曖昧だなあと思う部分もあるけど、なんか今回の話はかなり好きだなって感じに書けたと思ってるから、満足度が高くてわざわざあとがきブログまで書いてしまった。楽しかった~~~!!!!

やっぱり自分が見たい話を書くのが一番!!!