愛と祈りと執着

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スト6を知っておきたい人用おすすめ動画まとめ

V最スト6があるし見たいけどスト6のことわからんから知識入れておきたいよ~って人に向けた解説動画をまとめました。
基本的には興味のあるものを見るのがいいと思ってるので(興味がない状態で知らない人が喋ってるだけの動画を見ても、情報が入ってこないと思うから)何言ってるのか・何してるのかわからないとしても、好きな配信者の配信や切り抜きを見るのがいいと思ってますが、配信の中で話してることなどを手っ取り早くまとめて理解したい人向けのスト6解説動画まとめです。

基本システム

基礎の基礎のシステム面について。Shutoさんの動画は短め、どぐらさんのやつは3本立てで詳しめです。

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Shutoさんの動画を見てもっと詳しく知りたいと思ったらどぐらさんの動画を見てみてもいいかも。どちらもチャプター分けされてるので知りたい単語だけ見るとかも可能です。

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どぐらさんのやつは結構がっつり細かいとこ(と言いながらも配信でわざわざ説明されにくいところ)まで説明されてます。

キャラ紹介

今いるスト6のキャラクターがそれぞれどんな特徴があるキャラなのかの説明動画です。

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ひなーのがどぐらさんに教えてもらってるやつ。他ゲーに例えたりしつつ説明してくれている。

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五十嵐がどぐらさんに教えてもらってるやつ。最新キャラの舞まで説明されている。

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モダンとクラシック

モダン(M)とクラシック(C)はどう違うのか。それぞれのメリットデメリットについての説明動画

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初心者はモダンがおすすめと言われている動画

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モダン適正

初心者コーチングなどで「エドはモダンでも強い」とか言われたりしてるんですが、いわゆる「モダン適正が高い」と言われているキャラについて、どこが強いのかを解説してる動画

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モダンでおすすめのキャラランクは結構動画たくさんあって、人によって意見が分かれる(なりふり構わないのであれば本田が最強というところは共通認識)ところだったりします。

キャラランク

キャラクターを知った上で、「じゃあどのキャラが今強いとされているのか?」は気になるところだと思うので、その解説動画です。これはライバー達もコメ欄でも「今エド最強だから」「ジュリはいい位置にいる」「舞は三強に入る」とか色々言ったりすると思うので、人によってキャラランクは違うという前提があるものの、最近のキャラランク考察動画をまとめました。

競技シーン(プロレベル)のキャラランク動画

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ランクマのキャラランク

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キャラランク動画も溢れるほどあって、「ラシード使いから見たキャラランク」とかもありますし、キャラランクの派生として「各キャラ視点の有利不利」のランク表作る動画なども多いです。「キャミィ使いから見た有利不利」みたいな動画など。

Shutoの統計キャラランク動画とかも面白いです。

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細かい単語解説

格ゲーには「方言」と格ゲーおじさんが自虐して呼んでいるような専門用語が多いです。マスター勢のコーチングなどでは教えられる側のライバーも当たり前に理解している単語達なので(何の話をしてるんだ……?)となりがちだったりします。基本的にわからない単語は検索すればどういうことか解説動画ありますが、頻出する単語をまとめた解説動画を2つあげます。

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政治

格ゲー村には「政治」というネタ文化があり、「自分のキャラの弱い部分を誇張してしらばっくれ、他のキャラの強い部分を誇張して語りヘイトを誘導する」みたいなことを「政治」と呼びます。

例:「豪鬼は体力9000しかないから;;」「キャミィは入れ替えなくなっちゃったしな~」「ベガは無敵ないから!」

大物政治家になりかけている葛葉の動画

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以上、ある程度この辺見ておけば配信での会話が少しはわかりやすくなるかな~という感じの動画をまとめました。少しでもスト6配信を楽しむ一助となれば幸いです。

塗りまくれ!チームに警報が鳴り響く

「2024/11/24実施、塗りまくれ!にじさんじイカ祭り2024」が楽しかったなという今更感想文です。

※「私個人の視点だとこう見えていた」という主観的な感想まとめ。ネガティブな話や現実的な問題の話、ライバー個人のプレイの巧拙やチームごとの力量差などについても触れています。そのため人によっては不快にさせてしまう可能性があります。誹謗中傷の意図はありません。ご了承ください。

イカ祭り開催告知までの前日譚

私はにじスプラ大会が好きだ。というか「大会」が好き。「大会」だからこその真剣さや、勝った時の喜び、負けた時のチーム内での励ましなど、大会でしか見れない姿というものがたくさんあると思っていて、それらを見るのが好きだ。なので9月くらいから「今年の秋もスプラ企画やってくれないかな~」と思っていた。思っていたら先にOW杯とEXバロが開催されて驚きました。それはそれでとても嬉しかったです。

そして、EXバロが終わって落ち着きを取り戻していた10月末、にわかにスプラ配信が増え始めた気配を、期待値低めで生きている自分でも流石に少し感じ始めていた。

そして11月に入ってからは「ありそう」と思っていた。新人ライバーをはじめとして、アルスやエクスもやり始めたりしてたので。倉持とかもやってたのもあって、これ次のスプラは大型の祭り系になりそうだな~と予想したりしていた。

去年は少人数の長尾いわく「ガチメンツ」を集めたドリームマッチで、「大人数もやってよ~」って言われたと当時の振り返り配信あたりで言っていたのもあり、これからのガチスプラはEXになる可能性も高いし、今年は大型かな~という予想だった。

Dyticaへの期待

スプラの話をする前に、まず西の話をする。にじGTAあたりから少しずつ西を知っていってるわけなんだけど、今年の5~7月頃に西(というか当時は東と西の区別さえついてなかったのでつえー全体)に対して抱いていた初期印象のひとつに「大型スプラ企画でめっちゃコスパ枠になりそうだな……」というものがあった。
「カタログスペック的にゲーム上手そう」といういいんだか悪いんだか微妙な偏見が前提にあり、7月辺りに真面目に各種フルパ系のゲームのアーカイブや配信などを見たりしてたところで「あ、この人達喋れるな……」という認識になり、そこから強めに期待を寄せるようになった。

私には2022年のスプラ祭りでぼるたが各チームで活躍してたのよかったな~という印象があり、何が強いと思ったかって「試合中喋れる(報告などができる)こと」が強いなあと思ったんですよね。それぞれ対面性能が高いとか、ゲーム理解度高いとか、長射程ブキ使えるとかそういう強みもあったんだけど、共通して4人ともゲームしながら喋れるの強いな~と感じていた。

過去の大型スプラ(第1回~第3回&スプラ祭り)を踏まえて、やっぱりゲームしながら報告とかコールするのって難しいよな、喋れる人がいるだけでリーダー枠の負担が軽くなってるな……ということを感じていて、「ゲームしながら有効な情報を伝えること」って案外難しいし、中々すぐにできるようになる部分ではないなとも思ってるので、私の中でチームゲーにおいて「喋れる人」ってのはそれだけで期待値が高くなる要素だった。
それゆえに西に対しても期待値が高くなっていた。まあ星導のスプラに関しては前年にドリームマッチに出ているのもあって、コスパ枠ではないんですけど。

私はにじスプラについて応援しているライバーが結構いて、スプラ四天王をはじめとして今年は五十嵐も応援したいし、エビオが出るなら見たいし、イブラヒムも見たいし……と、たくさん見たいライバーがいて、応援したいライバーのチームに西がいてくれたらめちゃくちゃいいんだけどな……と思っていた。

ここでカゲツ個人への話もする。なぜカゲツかというと、西の中で唯一スプラ初心者だったからだ。にじGTA以降カゲツを見るようになってから(厳密にはそれまでもマリカ練見たり、椎名さんとのOU練とか見たりしてはいたんだけど)カゲツに対して「にじスプラ大会きた時に鬼練して爆速で上手くなるところ見たいな~」と思っていた。私はFPS強者がよちよちスプラから爆速で上手くなっていくのを見るのが大好きなので。

過去、第3回スプラ大会で完全初心者から爆速で上手くなって「世界取りに来ました」で優勝掴んだ葛葉や、スプラ祭りでこれまた初心者のローレンが葛葉に「ローレンはS+までいってもらうよ?」と言われて鬼練してS+まで上げてセカペンがMVPチームになったのがマジで好きで、カゲツにも似たようなものを見せてもらえたら……嬉しいな……!!と思っていた。
そんなことを考えていたら、11月上旬、カゲツが驚愕の速度でS+に到達しました。エビオさんに教えてもらったから!と話してこそいたが、普通に本人の上達速度も異常でした。エクスが教えるの上手い(上に、おそらく初心者帯で刺さりやすい行動とかを教えるタイプだとも思っている)のもあるけど、普通~~にカゲツのポテンシャルすごすぎた。ホクサイってそんな強いブキだと思ってなかったんだけどな……。

開催告知されてから抽選会まで

11/12、長尾のツイートにて13日に四天王スプラコラボ&告知あり、の通達あり。ああこれはスプラ大会だ……と思いました。そして来たる13日、予想通り大型スプラ大会の開催発表があった。大型エンジョイ了解、チーム分け抽選会も了解。
前回は24チームだったのが今回19チームとなり、しかし2年前より新人は増えていて、そしてその新人達が結構参加しそうだなというのもあって、今回は海外勢の参加はほとんどなくて、JPライバーだけになるのかな?と思ったりしてた。

ここまで大会来ないかな~とか期待してたくせに、抽選会は本当に本当に怖かった。本当~~に怖かった。いろんなものに対しての「祈り」を行い始めていた。大型にじスプラ、たくさんの楽しかった思い出もあるし、大好きという前提があるんだけど、そこそこ苦しい思い出もあり、まずは私がこの期間に何を不安に感じていたのかを書く。

大型スプラ抽選会、何が怖かったかって、まず「リーダー枠が全部やらないといけないチーム」ができることが怖かった。これはTeirが高い人(雑にくくるならスプラ四天王など)ほど発生するもので、それが本当に怖かった。当時は初中級者と中上級者で分けて大会を行うなど全く予想できていなかったので。
ふわっちが第1回と第2回のスプラ大会で1勝もできなかったこととか、スプラ祭りの笹木とか、そういうのが……、かなり怖かった。

エンジョイ大会で辛くなるなというのはその通りだ。何も言い返せない。何も言い返せないんだけど、「スプラが好きで、スプラを頑張って上手くなった人ほど、チームメンバーで強さのバランスを取らないといけない」ってのが苦しいな……、と思っていた。リーダー枠が索敵もIGLも火力も塗りもやらないといけないの、流石に……見てて苦しくなるんだよな……。しかもチームメンバーも頑張ってくれてるのはわかるから、余計に……。

スプラ祭りはチーム決めが抽選会だったことや、24チーム(ENチームが2つあったので実質22チームとも言える)もあったことで、各Teirの中でもやっぱり……どうしても、ゲームセンスがある飲み込みが早い人達、いわゆる「コスパが良い枠」というのが存在していて、コスパ枠がいるチーム(前述したぼるたやロレなど)の方がリーダー枠の負担が少なかったな、という印象があった。
なので抽選会までの期間、リーダー枠で応援したいと思っている人達がどうかコスパ枠ライバーと同じチームになれたらいいな……と思っていた。それこそ西への期待などもあったし。そして同時にエンジョイチームになることへの心の準備もしていた。

「勝ちたい気持ちがあるリーダー枠」と「エンジョイ(真のエンジョイ)したいライバー」が同じチームになった時の、どうにもならない辛さね。あ~~……ってなる。だってどっちも悪くないから……。どっちも悪くないし、エンジョイ・カジュアルを謳う手前そこに不満を抱いちゃいけないんだろうなあと思うんだけど、思うからこそ、勝ちは望めないだろうなという厳しさを感じるチームだと、どこかやるせないような気持ちになる。そうなった時は努力の過程や会話面を楽しむ心持ちにマインドセットしつつ、(幸い応援したいライバーが多いので)他チームを見たりしていたのがこれまでの大型にじスプラだった。

この辺で小柳の話もするか、流石に。ここで小柳の話をしないのは流石にスカしすぎてるから。
イカ祭りの告知がされた時点で、小柳はスプラ配信を特にしていなかったのもあり「大会でないかもしれないですね」みたいな箱が届いたりしてた。それ読むまでは当然のごとく参加だろうと思い込んでた。なんだけど、不参加の可能性があると認識した瞬間に思ったのは「まあ参加しないならしないでいいか」だった。これが自分でも意外だった。

小柳、スプラ2の元Xなので参加する場合はそれなりに高いTierになるだろうという想定があり、前述した通り強い人ほどその人が破壊することを求められるチームになることが多いと思っているので、それを恐れていたのもあり、まあいいか……と思ったんだと思う。

大型にじスプラの苦しさって、V最とかの辛さとまた別種なんだよな。ガチ大会だと練習もFBもがっつりやれるし、各々の役割意識とかもしっかりしてるので、その辺でもどかしさみたいなものを感じることはないんだけど、大型スプラは違うと思ってるので……。皆そんなにすぐ上手くなる人ばかりではないし、FBを即座に修正できる人ばかりではない。指示通りに動ける人ばかりではない。
それをリーダー枠視点で見ると、他3人が頑張っているのがわかるだけにしんどくなったりしてしまうっていう……。上述していますが、そうなった場合はゆるく楽しみつつ、ガチ応援は別チームになるかなと思っていた。

私の目には小柳は「参加するからにはなるべく勝ちを目指したい人(狼)」に見えていて、でもチームメンバーの温度感鑑みてエンジョイ寄りの時はエンジョイの温度にしつつ、しかし(チームメンバーに勝ちの楽しさを知ってもらいたいという思いから)本人は勝ちを目指して動くタイプに見えてたので、そういうもろもろも込みで、結構……結構、抽選会次第すぎて怖いな、と思ってた。すべての杞憂が俺の元にあったのか?すぎる。そうだが……?

説明&抽選会

初中級者帯&中上級者帯に分ける試み、本当にありがとう……。それしかありませんでした。先程懸念していたすべての事項が結果的に雲散霧消……とまではいかないものの、かなり薄れてくれました。

先に初中級者帯の参加者発表&チーム分けがあり、「え、この人がこっちに参加するんだ!?」みたいな人もちらほらいた。それもまたよかったなと思った。DAY1もDAY2もどちらもエンジョイであるという前提があるんだけど、どうしてもエンジョイ(エンジョイ)とエンジョイ(ガチ)だなとは思っていたので、過去大会見てもエンジョイだよな~って感じの認識のライバーがDAY1に参加してたのよかったなと思いました。

長尾の振り返りで「ドーラさんや愛園さんも上手いんだけど、カジュアルよりで参加したい人かなと思ってリーダー陣で相談した」という旨を話していて、それはかなり分かるなあ……と思った。そしてキャンセルが出たことにより初中級者から中上級者に上がった人(名前が挙がってたのはほんひま)がいたという話も、ああなるほどな……と思いました。そこでほんひまを中上級者帯に上げたのも英断だったよなあ……。
練習前時点ではスプラ理解度的にはドーラ様や愛園さんの方が高かったと思うんだけど、おそらく練習についてこれるのかという点を加味してほんひまだったんじゃないかなと思っていて、それが英断だったな……と思う。これはあえ割があのボロボロのスクリム結果(裏も含めてボロボロだったと話していた)から本番3位という好成績を収めたから言えることでもあるんですが。

ステージが5つで練習がしやすいのも、それらのステージが比較的打開がきく&裏取りなどもできるマップなのもいいなと思った。スプラ3、どうあがいてもリッタークソ強すぎだろマップとか、打開無理すぎだろマップなどがあるため……。キンメヤグラとかは高台まで押し込まれるとキツかったり、マンタヤグラも第二関門突破されると結構辛かったりしますが、まあそんなこと言い始めたら完璧なステージなんて存在しないのでね。

そして、中上級者帯の参加者発表&チーム分けです。「祈り」すぎていた。初中級者と中上級者に分ける試みのおかげで割と肩の荷は降りてこそいたんだけど、とはいえ良い感じのチーム分け(雑すぎる)になってくれたら……いいな……!みたいな祈りだった気がする。

抽選会中

Xは納得のメンツ。S+を上位帯と下位帯で分けたのはめちゃくちゃ英断だったと思う。星導イブラヒムチームとかできてたら本当にやばかったと思うから……。S+に小柳いなかった時点で不参加かと思ってた。Sにいて「いるの!?」てなった。元XがSでいいのか……とやや驚いたが、まあ3を触ってる感じではないからかなとか思っていた。

S枠、16人もいるからそりゃそうなんだけど、幅広いな……と感じざるを得ませんでした、流石にね。まあこれ以上細かくランク分けするのも難しいし大変だもんな~と思いました。

小柳がどこにいくのかは、やはり……祈ってしまいましたね……。警察TOP3が実現する可能性があると気づいた時の手の震え、えぐかった。小柳が中々順番回ってこなかったのも含めて震えがすごかった。後は笹木チームだとかなり嬉しいなの気持ちも、やはりありました。私はにじGTA8日目の署長副署長コンビが本当に好きで、あの日以来定期的に「いつか笹木のスプラを小柳が支えるところが見てみたいな……」と思っていたためです。夏秋のえぺOWばろ大会を経ての小柳IGLへの信頼が深まっていたこともあり、笹木IGLできないから……っていうあれこれなどがありました。

今思い返すとイブあかこやチームが発生する可能性あったのもえぐかったな。見てみたい組み合わせだった。それで言えば五十嵐チームで五十嵐を暴れさせてるとことかも見てみたくはあったぜ。五十嵐もIGL欲しいだろうから……。にじスプラ、IGL不足なんだよな……。

結果的にふわっちチームだったの、「いいの!?」ではあった。震えちゃった。ちょっと強そうすぎて。IGL不足と書いたばかりですが、ふわっちは箱内最強の対面力を持ちながらIGLもできる人だからこそ最強だと思ってるのもあって。人のIGLで動く小柳を見れるかも!気になるな~みたいな楽しみもありました。そこにかなかなも入ってきたからさらに「いいの!?」すぎたな。こっちの「いいの!?」はちょっと良すぎメンツすぎますがいいんですか的な「いいの!?」でした。

それで四番手がえまおうだったのもよかったな~~。エビバディはスプラじゃないと組めないなってメンバーでしたが、そういう例外を除くと、FPS勢は今後様々なゲームで同じチームになる可能性がわりかし高いと思っていて(やってる人自体が少ないので)スプラはFPSやってないライバーと組める中々ない機会だと思ってるので、そういうあれこれ込みで嬉しかったです。
えまおう、第3回大会の四天王でイブラヒムがえまおうをベタ褒めしてたのとか、スプラ祭りのあんねんでりりむと一緒にああでもないこうでもないって作戦考えたりしてたのとかの記憶があって、スプラ上手い認識だった。実際上手かったね……。

各チーム感想

ここから各チーム感想です。全チーム感想書いたが、文量には偏りがあります。ここに記載していることはすべて個人の感想なので、何一つ信じないでほしい。特にスプラに詳しくない人はここに書いていることを鵜呑みにしないでほしいし、自分が見て感じたことだけを信じてほしい。スプラ有識者は「ここは自分の認識と違うな、エアプかよ」と思ってもいいし、「ここはわかるな」と思って読んでもいい。

自分がXP3000あると勘違いしてるスプラ観戦おじさんの日記くらいの気持ちで、すべての文章の文末に「個人の感想です」をつけて読んでください。

チーム1:『絶え間なく突撃』

抽選会時点では長尾いいメンツ引いたなあと思っていた。メンバーが全員「勝ちたい人」だなあと思ったので。あと座学にもついてきてくれそうなメンバーだったし。ネスくんがリッター練習してたの見てたので長射程いるのいいな~と思っていた。にゃらひばシューター系なんかな、とかね。にゃら引いたの大きいな~と思ってたんですよね。

顔合わせを一番早くからやっており、そこでアサリの座学などをしていて、ああ長尾のスプラだなあという感じだった。もはや見慣れた流れすぎた。初日の時点で長尾がにゃらかに対して「IGL任せられそうだな」と言っていて、まあそうなるか~と思いながら見てた。長尾も長尾でIGLを欲している人ではあるので……。長尾は持ちブキがどうしてもIGLに向かないブキだから……。ドリームマッチの時も最初はぽんちゃんにIGLやってもらおうとしてたしね。

それはそれとしてにゃらにIGLさせるのは中々負担かかりそうだけどな……とも思ってた。本人が振り返り配信で、「私がやってるのIGLじゃなくてただのコールね、IGLっていうのは次こうなるからこのルートでいってここでスペシャル吐いてこうしよう……まで言うのがIGLだから」と話してて、私も似たようなことを思ってたので。にゃら、喋れるだけでIGLできるってほどスプラやってるわけじゃないでしょと思ってたんですよね。

練習2日目にチーム10と対抗戦をしていて負け越していた。健屋のローラーに荒らされてたのと、弦月とフレンがちゃんと長尾に対処してた。チャーって強いけどってキルできないと置物になっちゃうから難しいよな……と思ったりした。自分でも不思議なんだけど、この辺はまだ本番まで日があったのもあり、まあ大丈夫かなと思ってたんだよな……。にゃらひばネスに伸びしろあるなあと思ってたので。

3日目はエクスチームと笹木チームと対抗戦で負け越し、4日目は五十嵐チームと対抗戦で拮抗。この日、にゃらIGLが固まり、ヒバネスの理解度の高まりもあり、長尾がスパを使える体制が整った。5日目は星導チームと対抗戦で負け越し。

2、3日目は結果だけ見るとかなりボコされていたが、毎試合にゃらヒバネスが自発的にFBをしていて、それがとても良いなと思った。こういうことがしたくて中上級者帯という試みをしたんだろうな……と思ったので。特ににゃらが長尾にとってめちゃくちゃ欲しかった人すぎた……。「エリア塗りに長尾入れてないから好きに動いていいよ」とか「長尾の足場塗ってる!」とか、長尾がしたい動きを叶えてくれる動きをしすぎてくれていた。

あとは長尾のコールについて圧強めだと思ってる(個人の感想)ので、それについてこれるメンツでよかったな……と思った。中上級者帯でついてこれない人は別にいないか、というのはある。だからどっちかというと「チームメンバーのリスナーがついてこれそう(偏見の極み)でよかったな」の方が正しいんだろうな。にゃらとかも圧強属だと思ってるんだけど、そのにゃらが「落ち着いて、大丈夫だよ」ってチルコールするくらい熱かった。

余談:コールの「圧」について

よく言われる「コールの圧が強い」ってなんだろな~と考えてみたが、語気が強いとか早口すぎるとか、言い方が直接的すぎるとか声が大きいとか声質とか色々複合されたものを総称して「圧が強い」と言ってる気がする。
そして私はチームゲーの報告・IGLで圧が強い事をそんなに悪いことだと思ってない。圧強コール、そんなにダメか……?と思っているところがある。というかむしろ勝利への執着を感じるのでかなり好きなんだけど、苦手な人がいるというのも共感はできないが理解はできるので難しい。
そりゃ優しくIGLして勝てたら一番いいけど、時にはパッションコールも必要だと思うからさ~……。まあ「圧強い」と「パッションコール」って似て非なるものではありますが……難しい話ですね……。

話を戻して。たえとつ本番……本番の話、しないとダメか?辛いな……。やっぱつれえわ……。「勝たせてあげられなかった、今年も」は……辛いだろ……。大会である以上どこかのチームが負けることになるというのはそりゃそうなんだけど、辛いものは辛いですね。にゃらひばネス、長尾の座学もあってゲーム理解度は間に合ってたと思うんだけど、理解に体が追いついてきてない印象だった。ボムやスペシャルへの対応や、ヒッセンやブラスターなどへの対処など、スプラ慣れの部分はどうしたって時間だからな……っていう。練習最終日に言っていたが、フィジ負けしているとこはどうしようもなかった。

にゃらが大会で泣いているの、かなり久しぶりに見た気がした。律可杯の時に泣いてなかった(あれは泣きわめいていいレベルの悔しさだったろうに)のとか、にゃら泣かないんだと思ったりしてたんよな……いやあれは泣くに泣けなかったか……。

にゃらの振り返り配信で「構成が縦に間伸びしすぎていた」と話していて、ああそれはそうかもな……と思った。スパとチャーの距離が離れていて、中間をにゃらひばで耐えないといけない構成になってて、にゃらひばがリーダー枠の猛攻を凌がないと成り立たない構成になってたのが厳しかったの、たしかにな……って感じだった。「チャージャーやめるかスパッタリーでその動きすんのをやめてもらわないと多分勝てないんだよ」と裏で長尾に伝えていた話、にゃら……流石すぎる……と思いました。

「うちらの構成で勝つのであれば、私と雲雀がリーダー格が入ってきても絶対に打ち勝たないといけないんだよ」
「だから長尾に私言ってたじゃん、長尾はマルチキル取らないとその動き意味ないからね、って。1-1の交換をするのであれば私達の方に帰ってきて、って言ってたじゃん。1-1の交換にしかならないんだったら裏に行くのってマイナスになっちゃうから帰ってきてほしいって言って」
「長尾頼みになる構成だったねうちらは。正直もうしょうがないこれは。いろんな人に聞いてアドバイスもらったりしたけど、でもスパッタリーってそういう武器だからって言われて。そっか……笑、って(なった)」
「もしスパについていきたいのであればチャージャー消してバレスピとか前に出れる形のスピナープラスシューター2枚とかね。前を潰す構成だったらいいけど後ろにスナが構えてる以上、スパッタリーって一人で突っ込むしかないっぽくて、誰に聞いても結構その答えだったから。もうじゃあしょうがないってなったから、長尾にお前は2キル以上とって帰ってきてくれって言って」
「普通に長尾に、お前は2,3キル取らないとダメですって」
「長尾景がさ、3日目のあの感じ見たらマジでこいつ勝ちたいんだなって(思って)。あいつ勝ちたいんだって。勝ちたいん……だったら、多分、この状況がまずいのを分かってるのは私だけだから、私が踏み込まないといけないんだなと思って、すごい言いたくなかったけど……。だって持ちたいブキ持ってる人にそれやめてって言うの、私めっちゃやだなって思って。そのブキやめてくれないって言うの嫌で。めっちゃ嫌だったよ普通に」
「まあでも結局、ちゃんとそのブキで戦って勝つ方向に持っていったんだけど」
「あとはシンプルに私のフィジカルがあればって感じだったかな。だから自分が強ければ勝てたなっていうのが結構あったね」

にゃらの振り返り配信、「それは本当にそう」ってことしか言ってなかった。全部「そう」すぎた。フィジ負けしてたのもそうだし、スパについての認識も「そうなんだよな……」だったし。

あと「今回メンブレしなかったの雲雀のおかげかもしれない」って話してたの、毎大会メンブレしてる自覚がある発言すぎて笑った。してない大会もあるはずなんだけど、ちょうど私が見てた大会はメンブレしてたやつが多いから、メンブレの印象強いんだよな。にゃらのメンブレ、俺は好きだぞ……。私はにゃらが大会で背負いに押しつぶされそうになりながら、自分のこと弱い弱いって言いながらも頑張っている姿を見るのが好きなので……。

長尾の話もするか。にじを知って一番最初に「ハマった」と言えるくらい好きになったのが長尾で、なので長尾については結構思い入れがある。去年のドリームマッチも、今年の初中級者と中上級者に分ける試みも、「ああ長尾がやりたそうなことだな、それを実現させていて凄いな」と思っていた。
長尾はスプラで勝ちたい人だろうな、と思っているのと、様々なゲームの大会のたびに「おいカジュアルってなんだ?」って苦笑してこそいるけど、にじ内だとかなり「ガチ」を好んでいるライバーだと思っているので。「勝つことがエンジョイ」と「エンジョイのためのエンジョイ」を分けたかったんだろうなあと感じたんですよね。

長尾のスプラで一番特徴的だと思っているのは、スパッタリー、ないしマニューバーというブキ種を「配信映えするから、かっこいいから」という理由で使っている点だ。スプラを知らないリスナーにも楽しんでもらいたいから、画面に大きな動きがあると面白いだろうから、このスピード感を出せるのがスパッタリーだったから、という理由で使っていて、スパッタリーというブキが「クソ弱い」ことも自覚した上で、「でもカッコいいから」という理由で極めていた。私は長尾のスプラのそこが好きだった。というか今も好きだし、長尾らしくていいなと思っている。

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これらはスプラ2の時の話だが、3になってもスパはまあ……赤も青も強いとは言えない性能だな……と思っている。長尾の振り返り配信でもセラフに言及するときに「スパッタリーって正直そんなに強くないから、Tier的には」と話してたしね。そもそも本体性能がな~という話があるので。

そして、ドリームマッチの14連敗と今回の全敗を見て、長尾のスパ(ないしマニュ)を使っている信念も理解した上で、「長尾……もう、スパマニュやめないか……?」と、思ってしまっている自分がいる。

Xのリーダー枠でマニューバー種のブキで、裏取りをしてメイン戦線から離れる戦い方をするのであれば、1-1交換ではトレードとして物足りず、1-2トレードは欲しい。上記にも書いている通り、にゃらの振り返り配信で話していたことで、私はそれに対して(とうとうそれを長尾に言ってくれる人がチームメンバーになったのか……)と思った。

長尾の表現を借りると、スプラ祭りまでの「ごっちゃ」だった時は、今大会で言うところの初中級者からS-枠くらいまでの相手にスライドが刺さりまくり、破壊ができていた。確実に2枚は持っていけることが多かったと思う。しかし、ドリームマッチや今回の中上級者のようなガチよりの大会形式では、マニューバーの個性である「スライド」への対応をめちゃくちゃされてしまっていたな、と感じた。その大会形式はとてもいいと思っているし、見たかったものすぎてありがたいと思っているし、長尾がしたかった形だとわかっているんだが、それゆえ長尾が苦しくなっているな……と思っている。

長尾を1-1交換できればヨシ、ができるくらい、ライバー達が強くなってきているな……と感じているからだ。わかりやすい例だとイブラヒム。イブラヒムはスプラ祭り、ドリームマッチ、イカ祭りと3大会連続で徹底的に長尾の対策をしている。やってることは至極単純で、基本的に「長尾には複数人で当たる」をやってるだけだ。それって他リーダー枠への対策でもそうじゃない?というのはそうなんだけど、長尾相手の時はその対策が顕著なんだよな。スパッタリーというブキで潜伏裏取りキルという戦い方をするとなると、それだけで対策されてしまうという。

もちろん、対抗戦含めると長尾が2人ないし3人連続キルする場面というのはたくさんあった。X枠らしい破壊をしている試合も多く見られたんだけど、それってスーパープレイ(上振れ)の類だと思っているので、安定性に欠けるなあと思ってしまうんだよな……。

そこで話が戻り、ブキパワーが足りなくなってきたな……と感じているところに戻る。攻めてる時はまだいいんだけど、押されてる時にマジでスライドが刺さらなすぎる。やれることがなさすぎる。マニューバー種、シューターと比べると塗りも味方依存な部分が強いし。

今大会を通して、やっぱり自分一人でも打開できる万能ブキのリーダー枠だと強いなあ……と感じたのもある。自分一人でも打開できるブキってなんですか?という話なんだけど、それが52ガロンだなと思っている。キル力、シールドというサブ、塗りと、総合力がとても高い。スペシャルがレーザーなのも、まあ充分かなと思うし。あと今大会で使ってる人いなかったけどボトルカイザーとか使えたら最強ですよねと思う。結局環境ブキは環境たるだけのパワーがあるんだよな……と感じている。

スパマニュを使い続けるのであれば、今のにじスプラ環境で勝ちを目指すのは険しすぎる道のりだと思う。OTPってその人の個性かつ、リスナーからの期待もあって捨てるの難しいとこもあると思うんだけど。スパマニュで勝ちを目指すのであれば、ふわっちや五十嵐よりも一段階上の強さにならないと厳しいと思うから、本当に険しいと思うんだよな。長尾の振り返り配信でイブラヒムのIGLでやってみたいと話してたが、仮に同じチームになった場合、イブラヒムは長尾にどういう立ち回りを求めるんだろうか……と気になった。今回のたえとつはフィジ負けしたけど、ドリームマッチみたいにある程度フィジが同じ場合、スペ差とブキ差になっちゃって、それはそれでスパマニュ弱いと思うんだけどな。

長尾は「スプラで」勝ちたい人だと思っているから、長尾が勝ってるところがいつか見たい。だからといってスパマニュ捨てるのも難しいだろうし……どうするんだろうな、と思ってる。大会開いてくれてるの本当にありがたいから、いつか報われて欲しいと思ってしまうよ。スパマニュで勝つ光景を見れたら、当然それが一番嬉しいです。

チーム5:赤はしご食堂

抽選会時点での印象は、ここIGLどうすんだろうチームすぎた。抽選会終わった後の五十嵐ソロ練の枠で「IGLやれる人だといいね」みたいなコメントがあって、あ~リスナー的にも五十嵐はIGLできない判定なのか、と思ったし。五十嵐、前年のおくすりを見ていた限り、喋れるタイプではないんだろうなと思ってたので。あと長射程がいないのもキツそうに見えていた。

練習始まってみて、赤城がハイドラ使ってたのに驚いた。多分チームのために練習した……ぽいよな……?ていう。最終的に本番はスシコラになってたけど、ハイドラ練習してるの偉いなあと思っていた。

そしてやっぱりぶち当たる、IGLいない問題。苦しかったね……!五十嵐以外だと椎名さんが一番喋れる感じだったから椎名さんワンチャン……?と思ったし、実際五十嵐がIGLを椎名さんにお願いするターンとかもあったんだけど、そうすると椎名さんが盤面把握しようとするから五十嵐と同じラインで戦うだけの余裕がなくなってしまい……みたいな感じで、あっちを立てればこっちが立たないって感じだった。

赤はしごの練習配信、好きだったんだよな……。真面目椎名さんが見れたこと、日に日に五十嵐が“リーダーとして”強くなっていってたことがよかった。椎名さん、クラブら封印して黒ZAP練習して、そこから紆余曲折経てジェッパの練習して使えるようにしてきてたの、あまりにも大好き椎名さんすぎた。
ジェッパ、チャージャーに抜かれるリスク込みの性能してるなと思っていて、チャーが少ないにじスプラ環境だとマジで強いよなと思っているため……。でもジェッパってウルショと同じである程度練度が必要なスペシャルだと思ってるから、それを練習して使えるようにしてきたのが本当に凄いなと思って……。コソ練の椎名、なんだよな……。

あとは五十嵐が一人で2時間リプレイ見てどうすればいいんだろうって悩んでたのもよかった……。五十嵐、初リーダーX枠という立場でIGLも苦手で大変そうではあった、あったんだけど、だからこそ良かったんだよな……。

先日五十嵐が二周年記念雑談で「自分が今後にじスプラの大会に出るとしたら、リーダー枠は避けられないだろうから頑張る」と話していて、その「覚悟」がめちゃくちゃいいなあと感じました。五十嵐、持ちブキがまず強いし、対面も抜群に強いから……。私はシールドのワンチャン力を重めに見てるのでスシより52の方が強いなあと思っているんだけど、それはそれとしてスシも万能だから。
あと五十嵐はウルショが上手すぎるという強みがありますし。本当に上手い。上手すぎる。何が見えてるんだ?と思うレベルでウルショを当てている。それでいて動きが結構セーフティというか、死なないんだよな……。

一番いいのはIGLできる人と同じチームになることだなあとは思いますが、先に述べた通りにじスプラはIGL不足なので、五十嵐自身の今後の成長にも期待したいところです。

チーム9:そうでもねぇ

このチームはりりむが可愛すぎたのと、一番後輩な社長という構図が面白すぎた。りりむが大人達に囲まれて褒められているの、めちゃくちゃ良かった。りりむと言えばボムなんだけど、バリアの使い方もめちゃくちゃよくて……そりゃやしきずも三ヵ月は褒めるわ!とか言いますよ。本能でゲーム性を理解している動きをしていた。それでいてレーザーの避け方知らないのがまたりりむなんだよね。

抽選会時点では正面火力ちょっと足らないか……?と思ったが、りつきんが想像以上に暴れていた。社長が頑張っていたのも良かったんだよな。そもそも社長が大会出るの珍しいし、加えてスプラの中上級者帯なんていう(ライバーが)ガチるの必至みたいな大会に出てくれると思わなかったのもあり。

あとやしきずのピックの幅が広いってのが相変わらず強さを感じた。ジェッパが上手いのも強い。先述した通りジェッパってチャーに抜かれるリスク込みの破壊力してるからチャーいない&ジェッパ抜ける人が少ない環境では無法クラスで強いと思っていて、その上やしきずのジェッパ本当に精度が高くて上手いんだよな……。同じリーグではネスくんリッターが結構ジェッパ抜いてた印象だが、それらを差し引いてもなお強かった。

チーム10:騎士花イ星

抽選会時点では弦月がなんのブキ使うか次第かな~と思っていた。長射程いないからそこどうするんだろうとも。あとはフレンがメインで声出すのかな~とか。結構未知数なチームだった。だからフレンがハイドラ使えるようにしてきてたのは驚いたな……。お弦、今回のリーダー枠の中だと一番カジュっている印象なんだけど、顔合わせで長尾チームと対抗戦してた時に結構がっつり指示してて驚いた。

あとはフレンが本当に良かったな……。フレン、本当~~にずっと明るく健気に前向きに声かけしてて、フレンのこういうところ本当に凄いよなと思った。チームとしてはフィンセントにヴァリアブルという構成が結構尖ってたのが難しかったかなという印象。あとはリーグが悪かった……というのは結果論に過ぎないかもな、どうだろう。

チーム2:ナイス大家族

抽選会時点では、とにかく笹木に葛葉と甲斐田がきてくれたことが笹木のメンケア的に感謝すぎた。もうメンタルは絶対大丈夫だろ、ってなってた。仮に笹木がぺしょっても葛葉と甲斐田いるから安心すぎた。「笹木お前つえーから!」って葛葉の幻聴聞こえてた、もはや。この時点で。しかも甲斐田と葛葉って三羽烏ぶりだしそれも嬉しかった。

そしてコハックは強い!これは愚痴なんですが、コハック強いんだ!?ってリスナーに驚かれてたの、ぽまえらは去年のおくすり見てないのか……?ってなったよ。まあ見てないか……違うチームだったしな……仕方ないか……という諦念がありました。
それはまあ仕方ないとして、今大会でコハックがとても強いということがより知れ渡ったように感じており、それがとても嬉しいです。コハックは第3回大会でもリーダー枠で出てたし強いんだよ~~……。ドリームマッチに出て、大会めちゃくちゃ楽しかった!ってなってくれた人なんですよね……。
俺はおくすりが好きだったのでコハックが大会に前向きになってくれたきっかけにおくすりというチームの存在があったことのがめちゃくちゃ嬉しかったです。

顔合わせ初っ端から笹木が「ウチがリーダーであることを残念に思ってほしい」とか言うから、おい!ネガティブなるな!となってたんですが、そこで葛葉がさらっと「いやでもね、あんま残念じゃないよ?」「強いじゃん、だって」って言ってたの、早速葛葉が同じチームなの良すぎるな……となったシーンだった。
笹木、第6回マリカ杯予選でネガってたら予選落ちしかけて、その反省で本戦ポジってたらとんとん拍子で危なげなく決勝進出&4位になったの、笹木を象徴する大会だったなと思っているので……。

初日はやしきずりつきんふわっちでろーんの混成チームと対戦→座学→王子チームと対抗戦をしていた。2日目はやしきずチームと対抗戦。3日目に不破チーム→エクスチームと対抗戦。

笹木チーム、ある程度強いだろうなとは思ってたんだけど、想像以上に強かった。以下強いなポイント。
・シューターが多いにじスプラ環境でシューターより射程が長い「上手いスピナー使い」がいるチーム強いよなあと思っていて、なのでコハックがいることがまず強い。更にIGLもできる。コハックに関してはコールとかのレベルではなく、普通にIGLができると思っている。
・甲斐田が後方で塗りを広げて適切なタイミングでレーザー打ちつつセンサーで索敵もこなし、四番手として最高の仕事してる。報告も上手い。OWサポの感覚で戦えてるのがブキの立ち位置と合っている
・葛葉がメイン戦線を維持できるフィジカルを持っている
・そして笹木が強い

って感じだったので、そりゃつえーわ……という感じだった。笹木のチームが強いの、嬉しかったな……。

だからこそ3日目に不破チームに負け越した時は驚いたし、その後エクスチームに長時間バカ勝ちしてたのも更に驚いた。各チームの力関係どうなってる……??って首を傾げまくってた。じゃんけんか?ってなってた。しかも不破チームには内容的にもボコされてたなあと感じたので。小柳デンタルが刺さりまくってたんだよな、この時の対抗戦。

さて、本番、本番か……。ここも苦しいだろ……。やっぱローラーが……ダメか……?トピやセンサーで対策されてしまう上に、報告が飛び交ってしまうんだよな……。ローラー、マニュ以上に一人の力で打開できるブキではないからな……塗れないから……。ドリームマッチの時はスシ使ってて、リスナーにローラー使わないの?って聞かれて「ローラーは使わない!使えるわけない」と言っていたし、今回カジュアル(名目上)だからローラー持ってくれたのかなとか思ったりしているんだけど。

じゃあわかばはどうなん?って話なんだけど、X枠リーダーが持つには絶妙な塩梅のブキだなと思ってる。わかば、軽量だから足が速くて、塗った時の硬直が少ないから撃ってから潜るまでの時間が全シューターの中で一番短くて、かつ塗りが強いから移動が速くて、上手い人が使うと強いし、笹木のわかばはそういう強さがあるんだけど。(対抗戦の時にわかばでやしきずのジェッパ抜きしてたの強すぎた)しかしながらX枠が持つにはキル力足りないか……?とも思っており……正面戦闘で勝てるブキではないからな……。うーん……。

ブキの話以外だと、本番は船頭多くして船山に上るになっちゃってたような印象があった。これはPCIMとのコンブホコ2戦目の割ったホコを持つ持たない判断でぐだってしまった結果KOされてしまった場面の印象が強いからなんだけど。
コハックがIGLするのか、甲斐田もするのか、でも笹木もするし、って感じで指揮系統がぐちゃってしまっちゃってたなあと感じた。コハックにIGLしてもらうなら笹木はもっと戦闘に専念してもよかった気もするし……でもコハックも緊張もあったのか練習の時ほど声出てなかった感じもあるし、難しいところではあった。でも対抗戦まではそれで上手く機能していたから結果論ではあるんだよな。みんなが判断してコールできるのが一番よくはあるから。

それに笹木喋れるようになってるなあ……と思ってたんだよ。富名声力の時の練習配信とか(当時は雰囲気がよりエンジョイだったのもあり、指示出しまくって圧を与えたくなかったとかあるのかもしれないが)やった報告がほとんどだったのに……。それはそれとしてやったBot笹木って風物詩だしカッコいいんだけども……。

葛葉もな~~……こう、強い時の葛葉が出なかったんだよな……。強い時の葛葉ってなんだよって感じではあるんだけど、葛葉って明確にそういう時があると思ってて……。葛葉、なんやかんや言いながらも「自分より上手い人にはちゃんと従う」という側面があり、それがなんかこう……変に作用してたように見受けられた。
一緒に前詰めする、相手の裏取りをケアする、塗りを広げる、防衛でスペシャル溜めるなど、笹木に言われたこと全部ちゃんとやろうとしたからこそ、葛葉の持ち味の爆発力が発揮されにくくなってたな……みたいなね。

これはたった数個のコメントに勝手にピキってるだけなんだけど、笹木がスプラで結果残してないって言われてたのが腹立たしくてならないんだ、俺は……。富名声力は3位だったろうが!となる。でもこれこそがイブラヒムがよく言っている「1位以外意味ない(視聴者の記憶に残らないから)」なんだろうな……とも思う。消費者は素直で無情だ。

笹木のスプラもまた……勝ってほしいね……。勝ってほしいよ……。笹木がスプラで勝ちたい人なのかはわからない。スプラ祭りの一件などを見ても、どちらかというと楽しめたらそれで充分な人な気もする。それでも笹木は強いんだってことを知らしめてほしいという思い、溢れてしまうんだよな……。

まんまるねこたまの時にイブラヒムが笹木に「アンタ最強」「私に合わせろ的なノリでもっと自分勝手に動いていい」と言ってたのが本当に好きなんだけど、今回の本番はそれらの言葉が脳裏によぎっていた。笹木は本当に強いと思ってるから……もっとポジっていってくれ……。私最強くらいのノリで戦ってくれ……。そんな祈りもあります。

チーム4:エビバディ

抽選会時点で一番強そうだなと思ってた。正確に言えば「一週間でめちゃくちゃ強くなりそうだな」と思っていた。やっぱりFPS勢への期待は高かったし、エビオのIGLに対応できすぎるほどのメンバーだなと思ってたのもあり。なんていうか……「徹底的」にやりそうだなと思ってたんですよね。実際徹底的に意識統一していたわけだけど。

練習始まってからは余計に「ああやっぱりこのチーム強くなりそうだな……」と感じた。あまりスプラやってないエビオ以外の3人にブキへのこだわりが特になく、強いて言えば3人のこだわりが「勝つこと」(ないし、エビオを勝たせること)で、ゴリゴリに強いスペシャル揃えたブキ編成で、ルールごとに、なんならステージごとにブキを変えていて、こいつら流石やな……となった。勝利のためならなんでもする人達すぎる。

というかエビオさえも別にブキにこだわりあるタイプじゃないしな。2の時の印象でブラスター(ノヴァ)が上手いというイメージこそあるが。普通にシューターやローラーとか色々使えるし。エビオの振り返り配信でノヴァ捨てたの正解だったと話してたが、それは本当にそう、と思いました。ノヴァ……スペシャルが弱いんじゃ……。

そして予想できていたことではあるが、報告量は多い。チームゲーは報告大事とはいうものの、なんでもかんでも言えばいいわけじゃないってのも難しいところなんだけど、意味のある報告ばかりで流石だな……と思いました。

初日と2日目の対抗戦はめちゃくちゃ馬鹿勝ちしていて、そこから3日目に星導チームと不破チームと対抗戦して五分五分くらいの結果。この日ボムやスペシャル(マルミサ避けやレーザー避けなど)の対処に手こずっていた。この辺はスプラ慣れの部分だなと感じた。報告はFPSで培ったものがあり、座学はエクスが仕込みまくっているが、スプラ慣れの部分はどうしても時間による積み重ねの部分が大きく、そこがネックになるのか……という発見があった。

4日目に笹木チームと7時間くらいやってかなりの時間ボコられていた。これもまた意外だった。笹木チームにこんなに負けるとは……と驚いた。その日笹木チームは不破チームにボコされてた後だったので余計に。

笹木チームにボコられてる時のローレン、めちゃくちゃよかったんだよな……。カゲツが0/5でへこんでるときに「大丈夫だろお前!弱気になってどうすんだお前!お前より全然クソみたいなスコアをとってもへこたれずにやってんだ!大丈夫だ!」「誰だってそういうスコア取る!だから俺の時も許せ」って言ってたのとか、ローレンお前本当に凄いな……と感嘆してしまった。
熱血教師みたいなノリで笑いを持たせつつカゲツを励まして、最後に「だから俺の時も許せ」って言ってかっこつかない感じに自分を下げてオチつけるの、上手すぎる……となった。チームの士気を保つと同時に、負け続けてる様を見ているリスナーのメンケアまでしてるな……って感じてしまった。笑わせてくれてありがとう、ってなるだろこんなの。

その次の試合も負けて、そこで「いやでもこれね、マジで勝てる気するっすね、マジで勝てる気しかしない」って言ったロレに対して奏斗が乾いた笑い漏らしてた時に「何笑ってんだよこの野郎!おかしいこと言ったか!?俺はこのメンバーで勝てる気がするって言ってんだ、それがおかしいことか!?なあ、奏斗立てよお前!」「乾燥してんのかなあ、乾いた笑いしかでねえ」「お前負けに慣れちまってるよもう、それはよくねえ」ってさっきと同じ熱血教師ノリで会話してたのもよかったんだよな……。めちゃくちゃよかった……。
熱血教師ノリすることで「これはそういうネタですよ~」の体を保ちながら、リスナーを「ロレ熱血教師になっとるwww」みたいな感じで笑わせつつ、それでいてちゃんと励ましの言葉を伝えてるの、配信が上手い……と感じました。

練習配信で一番ああこのチーム好きだな~と感じたやりとりは、練習3日目にエビオが20キルした試合で「楽しそう、スプラ」と言ったロレに対して「まあ楽しいか?でも、味方が強くて楽しいか」って返すエビオです。「なんか悪い気せんな」「俺らが生み出してる?この20キル」「塗ってやってもいいけどね?」と調子に乗る3人がとてもよかった。こいつらよすぎだろ……。

そういえば4人全員男チームってこれまでのスプラ大会で1度もなかったんだな、と気づいた。確認して驚いた。初の男4人チームがチームヴァロラントだったの、中々面白さと運命力があるな……。

全然関係ない話だけど、カゲツロレ奏斗ってバロだけじゃなくえぺも箱内トップティアの3人だと思ってるんですが(上から3人ってなると流石にハユンが入るんだけど)、えぺチームって言われてなかったの、直近の大会がバロだったからなのか……?それともバロの印象が強くてえぺが薄いのか……?いやそんなはずはないよな……??と首を傾げていたりした。真相はわからない。ライバー達がバロチームって呼んでたからそれに倣ってリスナーもバロチームって呼んでたんだろうなと思うんだけど。

本番は仕上がりに仕上がっていて、これエビバディ優勝あるなあ……と思っていた。予選最終試合、PCIMに2連敗するまで。3勝してリーグ突破できないの、おかしい……ルールの妙だったな……。PCIMがギリギリのところで勝利を持っていった。偶数リーグ、エビバディとナイス大家族が予選落ちなの、マジで魔境と言って差し支えないリーグだった。だからといって奇数リーグだったら抜けれたのかって聞かれるとわからないですが。あえ割の大躍進含め、結構時の運もあったと思う。

これは3年前の第3回スプラ大会のエビオの振り返り配信の話だから、今のエビオがどう思ってるのかはわからないんだけど、当時「俺なんかより笹木さんやふわっちの方が何倍も強い」と話していたり、2年前のスプラ祭り振り返りの時も
「不破湊が出てないから俺が強く見えるかもしれないけど、全然レベル違うからね俺と」
「俺なんか試合中に喋れてるだけの人で、個人技で言ったら遠く及ばないから」
「俺滑り込みXだから」
「俺は知識というか、せこい部分で上手くなっていってるから。ワンチャンス狙ってるというか、隙狙ってるみたいな感じなんだけど、もうなんか、隙がない人にやっぱ敵わないわけ」って言ってたり、とにかく「俺なんて別に狡く勝ってるだけで地の強さはないよ」という話を節々でしているのが印象に残っている。

本人的にはそういう認識なんだろうなとは思うんだけど、エビオの強さって「だからこそ」なんだよな……と私は思っている。他のX帯が自分より強いと思っているからこそ、とにかくその相手にメタって勝とうとしてて、それが強いんだよな……という。
徹底的にX帯の報告を飛ばしてもらう意識づけをして、自分以外の3人には相手のリーダー格と戦わないように指示して……みたいなことをしているのが強さだなと思っている。エビオの言葉を借りると「せこい部分で勝とうとしてるところ」が唯一無二の強さだなと思う。

あと今回のイカ祭りを通して、やっぱりエビオがリーダーしてる姿もIGLしてる姿も大好きだなと思った。「リーダー」やってるエビオ、本当に好きだ。毎試合勝っても負けても「なぜ勝ったのか」「なぜ負けたのか」のFBをしっかり行っていて、すべてに答えを出しているのが見ていて爽快すぎる。
今のは塗りが全然足らなかったとか、ボムで死に過ぎているとか、相手のスペシャル合わせが上手いとか、こっちがちゃんとウルトを返せたから勝ったとか、あの場面でバリア吐いたのナイスとか、勝った要因も負けた要因も全部説明できるところが強いなと思っている。「あとはスペシャル溜めて延長戦入ったら吐くだけ」みたいな、「次の展開」を考えたIGLをしているところも最高。

試合の時に各メンバーがどのタイミングでスペシャル吐いたかを覚えていて、「あれはいいスペシャル」「あれはよくないスペシャル」と伝えていたりするのとか凄すぎる。自分が最前線で戦いながら他のメンバーがどこで戦ってるのかを把握して、「そこだめ、もっと下がって!」みたいな指示をしてるのとか、視野どうなってんだって思うほど盤面把握できているところも本当に凄い。

エビオのIGLの圧の強さはにじ内でも屈指だと思っていて、私はそこがかなり好きなんだけど、苦手なリスナーも当然いる。それゆえ毎大会のようにチャットに「もっと言い方優しくした方がいい」みたいなのが現れたりしてる気がするんだけど、今回はメンツ的になのか全然発生していなかったな……。圧強IGL求めてますみたいなメンツだった。
もちろん本人が定期的に気をつけようとしていると発言しているから、その賜物でもあると思うんだけど。直近のEXバロの時は見かけてたので……。それとは別で、やっぱり箱リスナーからの期待値高めなチームだったとは思うので、途中の練習枠でチャットを登録者5年制限にしてたのは英断だったなあと思う。そういうことをするっとできる思いきりの良さも好きなんだよな。

結果として決勝リーグには上がれず、本人達が悔しさを滲ませていた手前申し訳ないが、負けてよかったという思いも少しばかりあった。優勝して4冠になったら流石に荒れるだろうな……と思ってはいたので。そんなことで荒れるくらいならいっそ荒らしてやれ!と思ってたんだけど。チームメンバー的にも(練習でボム死したりフィジ負けしてるシーンを見てない人達からしたら)勝てる感あるメンツではあったし。

エビオ、そもそも第3回の時点で2冠取った後、スプラ祭りは出ない予定だったって話してたりとか、そこで3冠取ったからドリームマッチ参加せずだったぽいのとか、色々と思いを勝手に巡らせてしまったため、一旦負けてよかった、みたいな気持ちが……まあ、ほんの少しあった。

大会Cパートで「もう一回優勝するつもりできてたなあ、正直」「またなんか、ガチなスプラトゥーン大会も出てみたいね。去年もあったもんね。今まで優勝しまくってたからちょっともういいかと思ってたけど、今回負けたから、リベンジ果たせるという思いでもまたやりたくなるよね」と話してたのもあって、エビオの今後のスプラ大会がより楽しみになりました。

チーム8:マルサメべリースター

抽選会時点では対面力どれだけあんのかな~と感じていた。星導がノーチだと若干メイン戦線から遠いか……?とか、ぽんちゃんの黒ZAP対面強いけどゆうて黒ZAPだからなあ……となったりしていた。あとはアルスのリッターがどれくらい当たるかってのも気になってたのと、IGL大丈夫なのか?と思うチームでもあった。るべぽんに対して去年の女子騎士の印象が強かったので。

顔合わせが遅めだったけど、いざ始まったらエビオチーム相手に5分の戦いをしていて驚いた。こんな強いんだ!?という驚きがあった。マップルールによってはドリンク×2構成の時もあり、それが凄く挑戦的だなと感じた。これは長尾の振り返りでも語られていたことだけど、ルール関与できる類のスペシャルが(星導の持つブキによって増えたりするものの)基本的にパタちのナイスダマしかないのにちゃんと勝ってたところに驚いた。

練習配信は大会後に見ることになったんだけど、パタちがさあ……よかったんだわ……。試合中の明るい声かけ、あまりにも好きだった。パタちの健気な声かけ、好きなんだよな……。パタちの声かけ、元気で明るいというベースに、ちょうどいい塩梅の切実さ、真面目さ、健気さが乗っているところが好きだ。
「パタち、自分ができること頑張ってるな……!」って腕を組みたくなるような声かけで好きなんだよな……。るべぽんがマルチキルした時のパタちの「ナイス~!」とか「すご~い!」とか良すぎたんだよね……。

IGLどうすんんだ?については、るべぽんが去年よりも喋れるようになっていて驚いた。星導喋れるようになってるな~という驚きがあった。

本番の3決はバイガイ亭じゃなかったらわからなかったなと思う。バイガイ亭でキューイン96出してきたイブラヒムが強かった。キューインキはマルサメ側のルール関与の要であるナイスダマの完璧なカウンタースペシャルだった。

マルサメがエリアを得意としていたことにはかなり納得があった。スプラ祭りや今回のイカ祭りなどでエビオが「アベレージが高いチームはエリアとヤグラが強くて、俺ら(ペラチク)みたいに一人が抜けて強いチームはホコとアサリの方が強い」と話していて、私はかなりその考えに同意しているからだ。
ホコとアサリは1人がマルチキルを取ると一瞬で逆転可能なゲーム性をしているので、抜けて強い人がいるチームほど常にワンチャンがあるが、エリアとヤグラは「時間」でカウントが進むルールなため、勝つためには1度のマルチキルよりも継続的にキルを取り続ける必要があるゲーム性をしていると思っている。
ゆえに個人の爆発力よりもアベレージの高さの方が大事になると考えていて、マルサメはアベレージチームだと思ってたので、エリア得意という自認には納得があった。まあ、本人達がエリアが好きってのも大きかったと思うんだけど。

星導はねえ……よかったな……という言葉になりますね……。インタビューの時にドリームマッチの14連敗を笑って話してたの、ぐっときてしまった。るべぽんでリベンジできたの熱かったなと思っている。その話をすると長尾とフレンは……となるんですが、それは難しい話なのでやめよう。全員が全員リベンジできるわけではないし、いつかリスナーが祈っている「その時」が来るかもしれないし、ずっと来ないかもしれないので。

話を戻して。星導、クッソ強かったな~~。S+上位枠足るだけの強さをしていた。ノーチ使ってる印象が強かったんだけど、スシコラや黒ZAP、コンブでのヒッセン、あと対抗戦の時に出してたブラスターなんかも安定して上手かった。今回練習通して星導が使ってたブキ、にじスプラ環境的にも刺さるブキが多かったのもいいな~と思いました。結局環境ブキ使える人の方がブキパワー差で勝ちに近くなりやすいと思っているため。

星導がたくさんキル取った試合で女子3人が「凄い!強い!」って言ってるの、ハッピー空間だったな。黒一点チームのこういうシーン見るの好きなんだよな~となった。

あと、女子騎士の時の星導の振り返り雑談で「俺が今までやってたスプラトゥーンって、ただ脳死で前出てキルできてやったー、できなくて悲しいのスプラトゥーンしかしてなかったから、こっからルール関与とか覚えたらもっと強くなれる気がした」「勉強してきますって感じかな」「スプラトゥーンが下手。強いけど下手」と話していたのが結構印象に残ってて(当時なぜ見たのか覚えてないけど、本当にたまたま見ていた)今回は前年のそれらの言葉をかなり踏襲した動きをしていたな……と感じた。スシコラのトルネの吐き方とか特に。ルール関与や打開の指示出しなど、前年の「本番直前にオーダーすることになった」状態からの変化を感じて凄いなと思いました。

星導の性格についてあまり詳しくないので下手なこと言えないのですが、外野視点だと新人(デビュー半年くらい)で参加した初大会で14連敗って流石に苦しすぎるだろと思っていたため、今回優勝とはいかずとも、予選通過できたのがよかったんじゃないかなと思いました。練習配信が勝ち越しゆえに雰囲気良かったのもよかったんじゃないかなと思う。

チーム7:あえて割るからこそ

抽選会時点ではアベレージチームという印象だった。獅子堂は報告上手いしハイドラ使えるし、イブラヒムはIGLできるし。セラフスパ使ってほんひまシューターだろうしで、バランスはよさそうに見えていた。爆発的なキル力を持つ人はいないけどチーム連携でどうにかする感じで、セラフとほんひまがどれくらい動けるかかな~と思っていた。

だからこそ、いざ練習が始まってからのボロ負け具合に驚いた。初日はエビオチームとの対抗戦。互いに初日練でエビオチームに11-5で負け越し。五十嵐チームとの対抗戦もやや負けてる感じの塩梅だった。うわ~負けてるな~と思ったが、この日顔合わせだったし、箱大会初日のイブラヒムって大体こんな感じ(チームメンバーの温度感の確認に時間を使って、チームとして勝ちを目指すのか緩くいくのか、どう大会に参加するのかを考えて、ゆっくりギア上がっていく感じ)だなと思っていたので、そこまで心配みたいなものはなかった。

ほんひまがガチルールの理解がほぼなかったので、その辺伸びしろだな~となっていたというのもある。あとは獅子堂が流石すぎた、ずっと流石だった。ハイドラ使ってる時の報告量すごすぎるし、なんなら簡易IGLもしていて、あ、今回イブラヒムがIGLしなくても済むかもなあ……とさえ思った。イブラヒム、IGLやらないならそれに越したことはないですみたいなツラを大体いつもしてるため……。加えて試合間のFBも積極的に発言してくれてたのも良すぎポイントだった。

初日のイブラヒムは96ガロンを使っていたんだけど、これまでのにじスプラ大会でのイブラヒムのスシやシマネが強いことを知ってるからこその「なんで96?」ってコメがそこそこ見受けられ、気持ちはわかるな~と思いながら配信を見ていた。96で裏取りキルとかしてて、その動きするなら96じゃなくてスシでよくない?ってことも多かったし。しかし、その辺の疑問はCパートですべて種明かしがあった。

「前線ブキ持ってもいいけど、それだとチームで勝ってる感ないんだよな、ぶっちゃけ」
「今の(勝った)試合、俺が強かったところが大きいしな」
「個人技って俺が通らなかった時に負けちゃうから」
「前線ブキ持つと自分勝手なプレイになるからあんまり好きじゃねんだよな、チームでやるって時に前線持つの」

イブラヒムの「中距離からIGLして支援する形で、“チームで”勝ちたい」という意思、めちゃくちゃイブラヒムらしくていいなと思った。一人で破壊するよりもチーム力で勝とうとして、そうするためにチーム全員にちゃんと色々教えて指示して……をしているイブラヒムが見れるから、イブラヒムのスプラが好きなんだよな……となりました。上振れで勝とうとしてないところも好きだ。

「ABOとかりかしぃみたいなぶっちぎり一番手を無視してさ、バックライン破壊したらできてしまう(勝ててしまう)んだよな……っていうね」とも話してて、Xがいるチームの弱点にちゃんと気づいてたのも流石だった。

そして練習2日目、不破チームとの対抗戦。セラフがスパからデュアルやオフロなどの中距離もいける感じのブキに変えていて、(セラフ……!)と、セラフがチームのための選択をしていることにぐっときていた。スパ、青はサメでスペパワー不足を感じるし、赤はドリンクがいいっちゃいいけどドリンク要員なるなら黒ZAPでよくない?となってしまい、チームで勝つことを目的にするのであればかなり練度ないと持つの難しいブキで、先述した通り長尾でさえ厳しくなってきたブキだと思ってるので。

この日不破チームは顔合わせで、私はこの対抗戦を2窓(というか不破チームは不破枠と小柳枠を見ていたので3窓)してたんだけど、この日からイブチームに苦しさを感じ始めていた。
不破チームの初日の編成ってカローラ52デンタルっていうゴリゴリキル編成で、ルール関与や塗りをかなりふわっちがやっていて、不破チーム目線だとそこ(ふわっちが前線キル役になれず、中衛あたりで塗り・IGL・キル・ルール関与とすべての仕事をやらなきゃいけなくなっていること)に苦しさを感じていたんだけど、不破チームがそういう状態だというのに負けているイブチームまずいな……と思っていた。
しかもイブラヒムと獅子堂が2人とも15キル以上してなお負けてる試合とかもあって、不破チーム以上にルール関与への意識や、チーム連携面での課題があることを感じた日だった。

この日の印象的な出来事はやはり、イブラヒムの「正直なこと言っていい?君らが弱すぎる」「絶対大丈夫、絶対いける」だな……。ここで「君らが弱すぎる」とハッキリ言い切るイブラヒム、俺の好きなイブラヒムすぎた。配信という場で言いにくい(と個人的には思ってしまうような)ことをスパッと言い切ることができるところ、かなり好きだ。
負けまくってる時に「おもんね~」って言うとことかね。負けまくってるときって勝ってる時に比べたらやっぱおもろくはないので、「おもんないって思っていいんだ」と思わせてくれるのが好きなんだよ。

3日目は星導チームと対抗戦でかなり負け越し→不破チームと対抗戦でほぼ全敗。この日不破チームは編成を変えて、えまおう黒ZAPかなかなヴァリアブルでの試合だった。前日は不破チームと割と拮抗した試合をしていたのに、たった1日でこんなに明確に負ける感じになるのか……という驚きがあった。

4日目は五十嵐チーム→やしきずチームとの対抗戦。五十嵐チームとは拮抗、やしきずチームには負け越しって感じだった。五十嵐チームが苦しんでるのも知ってたので、どっちも厳しそうだな~……と思っていた。

だからこそ、あえ割の本番の結果は本当に予想外だった。裏も合わせてスクリム勝率2割とかって話してましたけども……っていう。

セラフがスパを手放して紆余曲折を経て黒ZAPを持ってくれたこと、ほんひまがほとんどガチルールを知っておらず、視点も下を向いていたところから物凄く頑張ってくれたこと、凄かったな……。

予選、貝王相手に勝ったのは本当に驚いた。コンブホコ、貝王側がホコを自陣に持ち帰ろうとして、そこでキルされてしまい、「あえてホコを割るからこそ(別にあえてではない、どう考えても割るべき場面ではあった)」勝ったのが凄かったし、まさか貝王相手に勝つとは……全勝で予選突破するとは……という驚きがあった。

前日までボコられていたがゆえに本番で勝った時に「俺らいつ強くなった?」って言ってたの笑うんだよな……。獅子堂も振り返り配信で「勝ちたいとは思ってたけど、ボコされる覚悟もしてた」って話してたし。全員本番◎すぎた。あまりにも本番に強かったな……。
セラフが覚醒してた試合も、ほんひまが覚醒してた試合もあって、もちろんイブラヒムと獅子堂は安定の強さで、初日にイブラヒムが目指していた通りの、「チームで勝つ」試合が多く、本当に凄かった。

準決勝が始まる前の会話でイブラヒムが「BO1でいいよ、3決。正直、あんまやる意味を感じない俺。どの大会もそうだけど」って言ってて、まあイブラヒムってそうだよな~と思っていた。先述した「1位以外意味ない」のやつだよなと思っていた。そこの会話でほんひまが「銅メダルっていうのがあるの!」って返してたのも好きで、「銅メダルいらない」って返してたイブラヒムも好きだった。

「2位以下ねえ、一緒っす。誰も2位の存在覚えてないんで」って言ってたのもよかった。「3位勝っても1位にはなれないもん」と言った獅子堂に対してほんひまが「最後まで楽しめることはできるからね」と返していて、「1位だけを目指す人の良さ」と「1位以外は悔しいけど3位だって楽しいし嬉しいよという人の良さ」のどちらもがあって、好きな会話だったな……。

準決勝は3試合ともPCIMと拮抗した試合を繰り広げていた。凄かった……。あんなに対抗戦ではボコされていたのに……。3試合目のキンメアサリとか、ふわっちが獅子堂の一瞬の隙を突いて高台入ってゴール下にシールド置いた時に獅子堂がナイスダマ打ててたら、あえ割が勝ってた可能性も全然ある試合展開だったし。試合終わった後に一人で黙ってリプレイ開いてその場面を確認して反省してた獅子堂、本当に好きだった。そういうところが獅子堂が強い由縁なんだよなと感じた。

3位決定戦が始まるまでの待ち時間で、「勝って3位なのマジ寒いな」というイブラヒムの言葉があった。そこから「いやでも3位は凄いことだよイブちゃん、銅メダルは」「まあね、全体で見たら凄いんだけどさあ」「せやで、何組出てたちゅう話やで」「でもここまで来たら1位でしょ!」「そりゃそうよ、そりゃ皆気持ちは同じ」って話をしていて、そこに獅子堂が「あのナイスダマ打ててたら1位だったのに……あのナイスダマ打ててたら、めっちゃ来てるって気づいて……」と会話に入ってくる。そこで「その気持ち、3位決定戦で取り返そう」ってほんひまが言うんですよ……。

「でも1位がよかったああ」「1位がよかったよ~」って悔しさを滲ませる獅子堂とイブラヒムに対して、「それはそう!でもでも、3位は絶対取ろう。1位の気持ちで。絶対ここで気ぃ抜かない」って返すほんひま、めちゃくちゃ好きだったんすよね……。
これは私が「1位以外意味ないという姿勢はとても気高く美しいものだと感じているが、それはそれとして勝ち終わりは達成感的にもスッキリした気持ちで終われやすいから嬉しい」と思っているからなんですが……。3決ガン萎え状態で試合するよりも「3位取ろう!」の気持ちで向き合ってる方が見ていて気持ちがいいというのもあるので、ほんひまの明るさ、本当に良かったな……と感じています。

3決、1戦目コンブホコ普通に押し負けて、なんならイブラヒムティルってないか?とさえ感じるほどで(マジレスすると、イブラヒムはティルトしてる“ように聞こえる声色”なことがたまにありはするけど、基本的にティルトすることはない)、2戦目のバイガイホコも残り40秒まで負けてたからもうダメかと思った。バイガイ亭のキューインキ、神です。クロエナさん(イブラヒムが一方的に96ガロンの師匠と言っているスプラ動画投稿者)ありがとう。

3戦目勝って3位決まった後の会話で「こうなってみると3位も嬉しくない?」って言うほんひまに「たしかに後味はいいわ」と返していたイブラヒムがいて、それもとてもよかった。いいチームだった……。

ほんひま「このチームででっかいなって思ったのがさ、イブちゃんがね、1日目の顔合わせの時に「熱量どう?」って聞いてくれたのがめっちゃよかったなって思ったよ。皆この熱量じゃなかったら、多分勝ててない絶対、そこのなんか……目標じゃないけど、大きい熱量の感じはめっちゃ大事やったなって」
獅子堂「あと、うちらならできるって言ってくれたから」
セラフ「ずっと言ってくれてたからね、やれるはずって」

この会話が本当に好きだ。あったかすぎるだろ。「できるメンタルにならないとできないからね」って返してたイブラヒムもよかった。基本的に再現性第一で動いている理論派の男の精神論、好きだ~。

イブラヒムと獅子堂が同じチームになるのは3回目だけど、更に好きになっちまったよ……。獅子堂の振り返り配信で「初めての大会(肉NatioN)のリーダーがイブ先輩だったから自分の中でリーダーっていうとイブ先輩のイメージが強い」って話してたのとかよかった。

また、長尾の振り返り配信のコメ欄では「イブラヒムと獅子堂組ませたらヤバい」って言われてたが、いやその2人をもってしても対抗戦ボコボコに負けてたんだが……?となりました。こういうところも「結果がすべて」を感じますね……良くも悪くも無情だ。

私はにじスプラのイブラヒムがかなり好きで、ほんひまが言ってくれたように、毎回「チームの熱量確認」をするターンを挟んでいるところなんかがとても好きだったりする。四天王とかスカクレとかね。まんまるねこたまは熱量確認っていうか「これ俺IGLした方がいいのかな確認」って感じだったが。そういうとこあるからこそ顔合わせは負けがちだったりもするんだよな。「君らが弱すぎる」を筆頭に、言わなきゃいけないことをハッキリ言う姿勢も好きだ。

イブラヒムのチームゲー大会、練習から本番にかけて全敗のパターンも全然あるので、あえ割が3位になったのはかなり衝撃的だった。ほんひまとセラフが本番強すぎたな……。イブラヒムと獅子堂が本番強いのはなんか……「まあ知ってる」の域にいるためあまり驚きがなくて……この二人って常にアベレージ高いタイプだと思ってるので……。それを言ったらほんひまもかなり本番強さはあるか。ほんひまの本番の「焦らなさ」はげま女随一だと思ってる。あと必要以上に自分の力量をネガらないのも強い。勝つことを目指してるけど勝ちへの執着が自分を押し潰してる感じがないのも凄いなと思う。特にスト6やってる時にそう感じるんだよな……。

直前のEXバロでほんひまが(当時のサブ垢のツイート内容から察するに)とても悔しそうにしていたのもあって、次の大会である今回のイカ祭りでいい結果が残せたのよかったなと思う。

こういう大会で「スクリム弱かったチームが本番勝つ」の、あるにはあるけどやっぱり中々見ない光景ではあったので、本当に凄いチームだった。

チーム3:Let’s貝王

このチームは“抽選会時点では”王子とチャイちゃんがゲーム中あまり喋れないので、伊波と葉山にかかってるな……と思っていた。ブキバランスはかなりよさそうに見えていた。王子が前線をパブロでかき回して、前~中衛を伊波と葉山がシューターで固めてチャイちゃんスピナーとかね。

なので私目線では「これ伊波次第だな……」というチームに見えていた。V最からイカ祭りまで、毎度毎度伊波がいるチームの第一印象が「伊波次第のチームになりそうだな……」だったりするんだよな……。未知数だったのでそりゃそうなんだけど。伊波がIGL(簡易でもいい)までやるチームになったらかなり強そうだなと思った。
葉山もえまふるの時かなり喋れていて、それゆえ王子が上手く動けてたなと思うので楽しみだった。えまふるリベンジがんばれ;;;という気持ちもありました。葉山、結構器用に色々ブキを持てて、しかもブキの選定理由が攻略サイトのTier表依存なところが好きなんだよな……。
サイトのTier表、信用できることもあればできないこともあるのでピンキリすぎるんだけどね。ソロならまあ分かるけど……みたいなのもあれば、それってフルパ前提だろみたいなのもあるし。それはそれとして強いとされているブキを使う事に迷いがないところが好きというのがあります。

笹木チームとの対抗戦(貝王側は配信外)を見てた時は笹木チームがほぼ全勝ちしていて、うわこれ大丈夫か……?なんて思ってたんだけど、配信枠があった3日間はマジでずっと安定して強くて凄かったな。

とにかく予想外だったのは、王子がかなりIGLできるようになってたことだった。去年おくすりの時そんなに喋れてたっけ!?ってなったし、ブラスター使えるようになってたのも凄すぎた。おくすりの時に練度が足りなくて使わなかったのがブラスターだったので。
ブラスター使ってる時は戦うラインが(フデよりは)下がるからIGLしやすいというのもあったのかもしれないけど、すごい喋れるようになってるなと感じたんだよな……。おくすりのアーカイブ見返したけどやっぱり全然発言量違った。あと単純に破壊力増してたのも凄さを感じた。

王子、ドリームマッチ本番後のCパートで「僕がリーダーの中で一番力……ちょっと本当に、力足りてないっていう自覚がずっとあって。僕のチームになってくれたメンバーの人って、力の配分的にちょっとなんか、可哀想かなって僕も思ったんだけど。せめてアサリだけは僕の得意ルールだから、せめてそれだけは勝てるだけ勝ちたいってずっと思ってて」と話してたのが本当に印象深いんですよね。
当時長尾の振り返りでも、「五十嵐は誰と組ませても破壊する可能性があったけど、王子はブキ的になんとかバランス取れるかなと思った」と話していて、そのチーム分けは実際あっていたなあと私も思っているし、つまるところ、私は「リーダー枠の中で僕が一番弱い」について、そんなことないよとは言えず、実際そうだなと思っていたんだけど。だからこそ今回の王子の強さに驚き散らかしていた。

喋れるようになっている上にブラスターをにじスプラ環境で、X帯に求められる強さのレベルで使えるようになっていたことに驚いた。対抗戦中にデンタル出してたりもしたし、ホクサイのショクワンも使い方上手いし、全体的に上手くなっていてとても驚いた。物事の上達というのは40点を60点にするよりも85点を90点にする方が大変だと思っているので、「元々上手い人が更に上手くなっていること」への驚きがあった。

抽選会でX帯の6人を見たとき、IGL的にも火力的にも一番弱いのは王子かな……と思ってたからこそ、蓋を開けたときの王子の成長っぷりに驚かされた。

それでいて他3人も強かった。葉山の黒ZAPのドリンク出す速度がクソ速いのと、伊波のサブIGLが優秀なこと、守りの要のチャイちゃんバレル、そして破壊の王子。バランスがよすぎた。というか本当にね~~チャイちゃんは強いのよ……舐めないでほしい……(厄介オタ)性格とブキの噛み合いが良すぎるのよね……死なないスピナーは本当に偉いから……。

アサリが強いのは言わずもがなでした。やっぱパブロなんだよな。葉山がアサリの湧き場所把握して相手のアサリの数も報告もできて凄いというのは散々言われていますしね……。えまふるの時、練習期間中にめちゃくちゃアサリ勝って、切り抜きもバズって注目を集めて、(それが直接的な原因ではないだろうけど)プレッシャーがあったのか本番アサリ全敗してしまったのがかなり悔しかったので、今回葉山とリベンジ成功してアサリ全勝してたのがとても嬉しかった。

練習から本番を通して、一番危なげなかった安定感のあるチームだったな~と思っている。安定感すごかった。だからこそ予選であえ割に負けたのは意外だった。3戦目のコンブホコは「偉い意識があったゆえに負けた」って感じで、結構噛み合いだったな~と思っているが、1戦目のバイガイエリアで負けたのは意外だった。

勝戦も一進一退で感じで熱かったね……!チームの地力にほとんど差がないように見えた。スペシャル差もあまりないようなマッチアップだったし。ラストキンメエリアはPCIMの構成勝ちだった。最後に王子が信じたのがパブロだったの、かっこよかったな。エリア、一番「何を持つか」迷ってたルールだと思うんだけど、あの場面で持つのがパブロなの、ぐっときてしまった。まあブラスター使ったところで塗れないしなというのはありますしね。ここまでの感想で散々持ちブキがなあ……とか環境ブキの方がやっぱ強いよ言ってますが、持ちブキへのロマン自体は私にもあるので。ブキパワーを練度が越える瞬間はかっこいいと思う。

伊波はマジでS枠でよかった案件すぎた。それに尽きる。あの上手さでS-にいたらぶち壊してたと思う。というかS枠でさえかなり上位の実力持ってたなとさえ思っている。もっと話題になってもよくないか?って思うもん。私が知らないだけで実は話題になってくれてたらいいな。

伊波ってさあ……なんか……対面で勝とうとしてないところが強いよな、と思ってるんだよな……。負けようと思ってるわけではない、というのは前提として、他の上手い人に勝ってもらうための動きをするのが上手いというか……。対面した相手を無理に追いかけないし、ちゃんと引くんだよな。自分のチームのエースに楽をさせるプレイをしてるのがマジでよかったなと思ってて……。王子は割と長尾に近い裏取りの動きをしていたわけだけど、そこで長尾チームが抱えていた問題である「長尾が裏取りにいってしまうとメイン戦線を維持できない問題」が発生しなかったの、伊波がメイン戦線を維持するだけのフィジカルを持ち合わせていたからだよなと思うし。

伊波の話をすると初配信かその次の配信かで言ってた「FPSあんまり得意じゃない」発言がよく持ち出される気がしますが、これについては「謙遜かな~」と思ったり、あとは同期が馬鹿強すぎるからそう言うのもわからんではないな、とも思ってるんですが。しかしその「あんまり得意じゃないと思ってること」さえも長所なんだよな……と感じた。
あんまり得意じゃないと思ってるからこそ、無理をしない立ち回りが上手いんだよな、どのゲームでも……。自信のなさがプレイの安定性に繋がっているように見えている。自分の力で勝とうとしていない感じが強いんだよな……と思う。

あとコールが本当に上手い。サブIGLとしてあまりにも優秀すぎた。敵位置報告だけじゃなく、「今何をする時間か(塗ってスペシャル溜めようとか、一旦リードは許してちゃんと返そうとか)」という全体へ向けた指示を言えたり、「何をすれば勝ちか(負けないか)」と次の展開についての発言ができているところが本当にいいんだよな……と思いました。

貝王、とにかく王子が全部上手くなってることに驚いたな……。おくすりの時はリーダーとして自信なさげな王子を強い女の子三人が支えるチームだったなと思ってるんだけど、貝王は王子がひっぱるチームって感じだった。
本番Cパートで「このブキなあ……信じてはいるんだけど中々最後の最後で結果が出ないんだ」「いつか、いつかパブロを片手に担いで優勝できる日を皆お待ちいただければと思います」と話していたこともあり、いつかパブロで優勝する日が来たらいいな、と思う。

そして、ゲーム中に喋れるようになってたことについて。DDDの経験が生きているのではないかな……とばかり思ってしまって、そうとしか思えないくらい喋れるようになっているなと感じてしまって、その機会を作ってくれた彼へ思いを馳せてしまいます。たしかに血肉になっていたと思う。ありがとう。

チーム6:POPでCHEAPなI MISS YOU

優勝おめでとう!メインで追っていたチームが優勝するの、かなり久々でした。

抽選会後の時点では結構強そうに見えてた。小柳がデンタル予告ツイするまでは小柳チャーか52でかなかなローラー、えまおうふわっちがシューターでバランスよさそうに見えてたし。デンタル予告されてからはデンタル頑張れではあったが。

抽選会後にふわっちがエンピツ練してて、ドリンク回してサポートしようかな~とか話してて、それもかなりよさそうだな、と思っていた。かなかなのカローラは流石にデコだろうなと思ってたから、ウルショ、レーザー、バリア、ドリンクは強いな~……と思ってたら、翌日にはふわっちがエンピツ捨ててて草でした。キャリー性能がないのが……と話していて、それはそうだなと思いました。

練習初日

そんなこんなで始まったチーム練。初日の対抗戦相手は(練習2日目の)イブラヒムチーム。どうなるんだろう……と思いながら見ていた。

結果は22勝12敗。結果だけ見たらかなり勝ち越していた。ただ、個人的には全然喜べなくて、これ勝ってるけどかなりふわっちが一人で世界救ってるなあ……と思ったりもしていた。カローラとデンタルで裏取りキル狙ってる(なんならえまおうの52もキルを狙ってる)から盤面の塗りが足りなくて、塗りもキルもIGLもルール関与もふわっちがやってる感じに見えていたので、このままだとふわっちが過労死するぞ……と思ってたんだよな。特にコンブエリアやってた時の過労の印象が強いんだけど。

あとこの日時点で既にイブチームがかなり弱いというのを知ってたのもあって、勝ってても(まあこの相手だからな……)と思ってたところはある。失礼すぎるが、でもほんとそう思うほどにイブチームのスクリム期間はクソ弱かったんだよな……。
この日結構C9あったし。ホコでカンモン突破してないのにカンモンより先に進んでたとか、ヤグラ乗ってないとか、wipeoutした(された)のにアサリ誰も持ってないから勝てた試合とかあったので。相手のルール関与意識がかなり低いから勝ててるとこあるなと思ったりもしていた。そういうあれこれもあったので、内容的には不安の方が強かった。そんな練習初日だった。

練習2日目

対抗戦始まるまでにふわっちソロパートからのプチ座学タイムあり。合流前のふわっち枠で「俺らのチームの強みって軌道修正できるんで。色々試したいなと思いますね。何がダメでどうしたら強くなるかって俺分かるんで」と話してたが、終わってみれば本当にその通りだったな……と思う。
ここのソロタイム、「わかる……」ということしか言ってなくてすごい。特にチャーいらないって話。チャー、キルレがすべてだから本当に上手くないと責任が重すぎると話してて、それは本当にそうなんだよなと思った。「K/Dが5はないと」と話してたのも、いやそうなんだよな……それくらいはないと実戦投入できないよな……と思ったし。キルできないとダメなブキ、扱いが難しい。当てられさえすればチャー最強ではあるんだけどね。ぶいすぽの紫宮とかがいい例で。

コンブとキンメの座学、楽しい~。キンメ座学してる時に抜刀してもらって「すご!かっこよ!」ってなってるえまおう、可愛すぎます。エビオチームと合流するよ~ってなってる時のトイレタイム、ふわっちかなかなが離席→えまおうも離席→取り残された小柳が「後輩と二人きり気まずかったか……」ってなってたの草なんですよね。被害妄想すぎるだろ。

そんなこんなで始まったエビオチームとの対抗戦。13勝13敗。トントンの結果なの驚きだった。結構負けるだろうなと思ってたので……。なんで負けると思ってたかって、端的に言えばエビオは鬼教官やってるから……って感じなんだけど、上手く伝わるのかなこれ。エビオはチームメンバーにゴリゴリに指示飛ばすし、それやっちゃ駄目!も言うし、それらのコールを絶対遵守するチームメンバーだしで、チームとしての在り方が強いなと思っていた。

ふわっちはどっちかというと「チームの皆に勝ちを楽しんでもらうために俺が立ち回り頑張るよ~」的なタイプに見えていたので、そこの差はあるだろうな……と思っていたというところがある。しかもそれができるだけの強さがあるから恐ろしいんだよな。なんてことないかのような喋りをしながら物凄く強いし、チームを救う動きをしまくっているし、しかしVCでは皆上手い!を伝えてるの凄まじいな……というのが初日の感想だったので。もちろん座学タイムや試合間の時間で必要なことを3人に教えているというのは前提としてあるんだけど。

途中まではエビオチーム優勢な試合内容だったが、コンブエリア負けた辺りでかなかながカローラからヴァリアブルに、マンタで連敗したあたりでえまおうが52から黒ZAPに変えてからの盛り返しが強かった。塗りが増えている……!!という感動、ありました。
塗りが増えていることでふわっちが塗らずにキルを強気に狙えるし、ドリンクがあるのやっぱり強いな~と感じた。死んでもスペ減らないしすぐ復活できるし、動き速くなるし、きっかけ作りとして万能すぎるんだよな。全体バフ最強。負けが込んできた時、ちょうどえまおうが黒ZAPピックしようか画面で迷ってたとこでふわっちがえまちゃんZAPどう?って言ったの、タイミングが良すぎた。後半ほど小柳のデンタルが刺さっていた(多分本人の調子が上がっていた)のもあって、後半にいくほど勝ちが増えていた。

全然関係ないですがヤガラヤグラ終わった後のトイレ休憩タイム、小柳の瞳の色当てゲームしてるえまおうの会話、可愛すぎました。可愛すぎるだろ。

えまおう、1周回した後のマンタエリア再戦で黒ZAP使って勝利して「確実に力になれてる感じが嬉しいな」って言ってたのも健気で可愛すぎた。しかもドリンクアシスト入ってるとはいえ15/5とかいう数字出してる試合もあったし。黒ZAPにしてもえまおうの対面力減るわけじゃなかったの、強かったんだよな……。裏取りのケアとか塗り直しも上手くて……。

「キンメとか射程……ほしいのかなあ?」「マジで射程欲しかったら俺変えるっすよ」「お前は短射程だよ」「いけるわい!」「お前はデンタルの星だよ」「長射でもいけるわい!」←これ、ふわこやの好き会話です。あとふわっちの「でかすぎお前!」からの小柳の「任せてよ!」も好きだった。ふわっちがマルチキルした時の小柳の「強すぎ強すぎ!」も好き。

そこからイブチームと少し交流戦、この日は8勝1敗。ブキ変えてかなかなの役割を後衛よりにすることでこんなに結果が変わるのか……と驚いた。ボコってたな流石に。むしろここから本番準決勝であえ割と超接戦だったわけで、あえ割本当に凄かったなと感じました。

練習3日目

笹木チームと対抗戦。15勝7敗。連日私が個人的に「強そう」と思っているチームとの対抗戦でビビっていた。そのためこの日も負けるかもな……と思っていた(二日連続期待値低すぎ待機マン)のに、蓋を開けてみたら勝ちまくっててめちゃくちゃ驚いた。あの笹木チーム相手に!?勝ってる!?しかも内容もいい!?という驚き、ありました。小柳のデンタルがクソ調子よかったんだよな……。ふわっちと小柳で後衛のコハックと甲斐田を狩れてたのがデカかった。あとはまあ笹木チームがデンタル慣れしてないってのもあったな……。

この対抗戦、笹木チーム視点も面白い。PCIMというチームが今大会どのように相手チームから見られていたのかが一番わかりやすい気がしている。ふわっちだけでなく小柳が破壊しに突っ込んでくることが厄介で、笹木が小柳に構っているとふわっちが他3人を破壊して……という流れが多く、二番手である小柳が一番手の意識を引けるだけの動きをしていることが強く、そこにチームとしての独自性があったなと思っている。
笹木が小柳にキルされた時に「ごめん斬られた!」って言ってるのも好き。試合を重ねるごとに小柳への警戒が増えていき、一番警戒すべきふわっちの報告が減ってたのもデカかった。結局小柳にかまけてる間に他3人が真ん中の塗りを広げているんだよな……。

かなかながえまおうに「“がう”ってついたら大体前に猛プッシュって意味だから、覚えといたらいいかも」ってふわ語録翻訳してたの良すぎた。「噛みつく感じかなって思ってた」「あってるあってる」「“びゃうあんどがう”とかはもう、より、より噛みついてほしいみたいな、そういうこと」って会話、可愛すぎる。なんだこの可愛い空間は……。

笹木チームとの対抗戦のエリアにて、「不破アラート」命名

不破「ここは塗りたいという塗り意識ついたんじゃない?皆」叶「“マジで塗るマジで塗る“がデカい、あれもう警報だからなwww」えま「祈りでもあるかもしれん」小柳「不破アラートwww」

これ本当に天才の命名だったと思う。パッションコールと「指示の圧の強さ」というのは近しい位置にあると思っているという話は先述しているが、そもそもふわっちはパッションコールする時かなり面白おかしくコールしてくれていて、圧をかけないようにしてくれてるなあと感じてたんだけど、そこに名前がつくことによって、よりパッションコールしやすい空間が出来上がったな、と思った。それが凄く良かった。

この不破アラート、かなり「リスナーが圧強コールに対して苦しくならないようにするための」命名だったなあ……と個人的に思っていて、それが本当に凄かったな。結局こういうのってどちらかというと当事者より「見ている人」への配慮だな……と感じているため。
名前がつくことで、ふわっちがパッションコールしてるときにリスナーが(圧強い……)と委縮することなく、むしろ「不破アラートきた~~!!」って盛り上がれる要素になっていたの、本当に凄い命名だった。この後も度々かなこやが「不破アラートがいい」って話を擦っていて浸透させてたのもすごくよかったなと思っている。

笹木チームとの対抗戦後、王子チームとの合流の合間でメモリー見たりプラベで座学したりした。えまおうの立ち回りをふわっちが褒めた上でもっとこうするといいかも!って伝えてたの、教え方が上手いなあとなった。ふわっちの「~~できると熱い」っていう言い方いいよね。えまかなにアドバイスした後の小柳の「不破さん俺は?俺は?」は、コーチング大好きすぎるだろ本当に。しかも言い方がかなり犬だった。

ふわっちの「このゲーム一人でマジで勝てないんだよね、本当に勝てなない。上振れの破壊を常にやり続けないといけなくなるから、そんなの無理で。勝ててる時マジでチームで勝ててる、本当に」という言葉、色々感じ入ってしまった。上振れの破壊を続けることの難しさ、そうだよな……となった。

かなかなが「こやの悲鳴を聞くたびにフランカーってそういうところあるよなって思いながら聞いてるよ僕は。仕方ないよねって」って話してたの、リスナーに対して「小柳はフランカー的な役割だからデス多くてもある程度は気にしなくていい」と折り合いつけさせるための言葉としてめちゃくちゃ良かったな……と思っている。
チームとしてそういう役割になってるから気にしなくていいよ的なマインドセットしてくれる言葉だった気がしている。考えすぎか……?いやでもかなかなはそれくらい考えてくれてそうという信頼もあるんだよな……。

笹木チームと対戦していい感じやん!と思ってたからこそ、その後の王子チームとの対抗戦で9勝17敗で負け越したのも驚いた。なぜ……?という疑問、ありました。というのも、王子チームは笹木チームとブキ構成や役割がさほど変わらない上に、フィジもそんな変わらないかなと思ってたので。実際笹木チームと王子チームのフィジに差はあまりなかったと思うんだけど……。差があるとしたらドリンク……まあドリンクはでかいな。
色々原因(翌日言ってたものだとドリンク飲んでないとか)やら噛み合いやらもあったと思うんだけど、最終的にV最延長戦沼り現象(普通に長時間やってるがゆえの疲れ)が大きかったんだろうか……とも思っている。

全体的に王子のブラスターとフデに狩られてたな~というのがあるが、別に笹木ローラーにも狩られてはいたし、伊波のフィジが強かったな~というのは葛葉も同じくらいフィジあるし、チャイちゃんバレルはコハックバレルと同じくらい強いし……って考えると、ドリンク差だったんすかねえ……?って感じだ。

王子チーム視点も見たけど、なんか……メタ対策をしてるというわけでもなく、真っ当に勝ってたんだよな。他チームと同じようにデンタル警戒もしていたし。内容的には接戦で逆転勝ちも多くて、結果ほどの差はなかったのかもしれないな……と、今になって思ったりしている。王子がデンタルにキルされた時「ごめん斬られた!」って言っててよかった。
むしろメタって勝とうとしてたのは前日のエビオチームのもみじ2枚編成とかだったなと思ってる。あれ本当に「勝利」だけしか見ていない編成だった。キモすぎる(褒め言葉)あんなにトーピード飛んできてその上ホップソナー縄跳びもしないといけないの、流石にどっかしらで事故るもん。

あとは葉山とえまおうのドリンク回す量に差があったり、かなかなが色々ブキ変えてたり小柳のブキも変えて試してみたり、負けてるから別のじゃんけんをする→慣れてなくて負ける、っていう流れで負けがかさんでたのかな~。

ヤガラヤグラやってる時にえまおうのディスコがバグっちゃって混乱して、戻ってしょもしょもだったとこ、3人がすかさず「大丈夫だよ~」と声をかけていたの、良すぎでしたね。かなふわこやのあの声色の「大丈夫だよ~」、好きでしょあんなん。

解散後にふわっちが一人で一時間くらいメモリー確認していたのもよかったな。リーダー枠のメモリー確認が大好き。

練習4日目

DAY1が終わった後に枠取ってくれていた。他チームで配信取ってくれてるところなかったのもあり、そりゃ前日だしDAY1やってたし配信ないよな~と思ってたので、思いがけず練習配信を見れて嬉しかった。見せてくれてありがとうだったな。

四日目は星導チームとの対抗戦から始まった。結果は10勝8敗。また強いところとだ……となったが、見違えるほど動きがよくなっていて物凄く驚いた。え!?ってなったよ。そして即座に(不破湊……!!)と、ふわっちへの畏敬の念が湧き上がってきた。あ、これ裏でふわっちが色々教えたりしたんだな、と思ったんですよね。そう考えないと説明つかないほど動きがよくなっていた。

特に小柳の立ち回りが見違えていた。ちゃんとデンタルの「塗りもできる」ところを生かしていたし、裏取りや潜伏をする時間の配分が短めになっていた。これふわっちに教えてもらったとかじゃないと説明つかないよ……と感じたんですよね……。小柳が自力で改善したのであればそれはそれで凄まじいんですが……。
練習3日目までの時点で「小柳の動きかなりキル厨みたいな動きしてるけどチームとしてそれでいいって方針になってるみたいだし、実際刺さって勝ててる試合も多いからいいか、せっかくデンタル使うなら塗りもできるところも生かせたらいいと思うけど」と思ってたので、小柳が塗りの時間増やしてることへの驚きがめちゃくちゃあった。

ふわっちは「ドリンクを飲むということに気づいたんだよね」って話してたけど、どう見てもどう考えてもそれだけじゃないFBを個々人にしてるだろ……!!と思ったし、それをわざわざ配信で言わずに「ドリンク飲むことに気づいた」程度の改善点しか言ってなかったのも凄いなあと思った。リスナーに「その程度のことだったんだ~よかった~」みたいに軽く捉えてもらおうとしてるように私には見えて、それが凄いなと思いました。本当に凄い……。

ヤガラエリアやってる時、ふわっちがえまおうに「もっと多分ね、最速でドリンク吐けるから。研究しようどっかで一緒に」って言ってたの、伝え方がめちゃくちゃ良すぎてさ~……。一緒に考えようって伝えるの、優しさに溢れているでしょ……。

負けてる時に「理論値の編成を探す旅」と言ってたの、別にフィジ負けしてるわけでもコール量が足りてないわけでもルール関与意識が足りてないわけでもなく、ブキ編成でどうにかなりますよのスタンスでいたのとか本当に凄いなと思った。
「いいブキ編成見つかったらなんとかなるんだ、今はまだ見つかってないから負けてるんだ」のマインドでリスナーを負けに向き合わせれるから……。そこまで考えてなかったかもしれないが。

そこからエビオチーム(5勝3敗)→やしきずチーム(5勝2敗)→笹木チーム(7勝9敗)と対抗戦。負けたり勝ったり。当時リアタイしてた時は結構負けてるな~……と思いながら見てたんだけど、数字として見ると別にボコられてたってほどではなかったんだな、となった。

ここにきてかなかながわかばやもみじを持ったりしていた。当時は「前日にブキ変更とか大丈夫か……?」と思っていたが、振り返ってみるとめっちゃ良かったな……と思う。ジャイロオフってとにかくエイム合わせるのが大変なんだけど、わかばは弾が拡散されるタイプのブキだから擦りつければ運ゲーにもっていきやすいし、軽いから動き回りやすいし、単純に塗り力は最強格のブキだから清掃員としての仕事があまりにも果たしやすいってのがあり、ジャイロオフだとしてもアリな選択だったなと思う。

「こや52どうだった?」「元々52使ってたんでいいんすけど、不破さん持ってた方が火力出るから。だったら逆に俺スシとか(の方がいいかも)」の会話がよかった。PCIM、日に日にふわっちの火力が出せる編成にしようという意識が強くなっていってた気がするな……。「不破さんが得意な方絶対やった方がいい」もよかった。本当にそれはそうだから。言ってくれてありがとう。

リアタイ当時、これ明日噛み合ったら勝てそうだけど呆気なく負けそうでもあるなと思っていた。そんなの当たり前じゃないか?というのはマジでそうなんだけど、エビバディは勝てそうだなと思っていたし、赤はしごやあえ割に対しては厳しそうだなと思っていたりしたので、PCIMはちょうど中間だったんですよね。
圧倒的なほどの強さは感じていないけど、全く勝機がないわけでもないっていうチームパワーを感じてた。どっちかというと厳しいよりの認識さえあったかもしれない。これは期待値低くして勝ちを祈らないようにするための防衛線張ってたってのもあるだろうけど。

それと同時に、でもまあ負けてもいいかとも思ってた。なぜかというとふわっちからあまり「勝ちたさ」を感じていなかったから。勝てると楽しいよね、という気持ちがあるのはちゃんと感じていたし、なんなら初日のCパートでも話していたけど、長尾や王子あたりから感じているような「熱気を伴った勝ちたさ」はあまり感じてなくて(こちらに感じさせないように振る舞っているとしたらそれもまた凄いなと思う)、まあ去年優勝できてるしな、ふわっちが楽しんでくれたらそれが一番いいな、と思っていた。

この日のCパートで「前回優勝してますんでね、まあちょっと気は楽というか。背負うものはなく、楽しみながらね。笑顔でワンチャン狙いにいこうかなと思います。気ぃ楽だ。まあ二連覇でしょやっぱ」「プレッシャーないからねあんま。そのおかげで」と話していたが、それらの言葉のおかげ(?)もあって、悪く言えば諦めを伴って、良く言えば肩の力を抜いて本番を迎えることとなった。
たとえ背負ってたとしても「背負ってない」って言ってくれるならそれでいいし、気が楽と言ってくれてたのもそれならいいか……と思える言葉だった。

大会本番

リーグ戦が始まる前に一時間半ほど各マップルールについてフルイドなのかデンタルなのかの最終調整を実施。ふわっちが52使う際にジャンプ撃ちしないと弾が当たることに気づく(最大の気づき)シマネはジャンプ撃ちしても弾が真っ直ぐ飛ぶけど、52は結構ブレるのでジャンプ撃ちしない方が当たるというやつ。

初戦マルサメにバイガイアサリとマンタヤグラで2敗して、あ、これもうダメかも~と思っていた。諦めが早すぎるだろ。自分の心を守るために期待値を下げていたところもあると思うんだけど、普通にダメかも~とも思ってた。バイガイアサリ、延長戦で逆転負けしたのが私の精神を抉っていたんですよね……。

しかし、ここからPCIMの逆転劇が始まった。まずはナイス大家族とのコンブホコ二連戦。1戦目は残り1:30の状況でかなかなの奇跡のイカロールで1リードし、そこからホコ保持して勝利。

そして2戦目は残り40秒の時点でふわっち以外の3人がデス。もうダメかも……と思ったが、ここからのふわっちがとにかく凄かった……。
「まだいける、絶対いけるよ、絶対いけるから」
残り20秒での甲斐田→笹木→コハックの3連キル、からのKO。本当に凄かった。ふわっちがキルすることを信じてコハックがキルされるまで下手にホコを進めなかったかなかなも凄いし、ちゃんと道を塗っていたえまおうも凄いし、ホコ周りにボム投げて牽制&一人はぐれていた葛葉をしっかりキルして勝利を確実なものとした小柳も凄かった。

残り1分の状況でリードされている&味方3人死んでる状態でカンモン近くに置かれたホコを取らせないようにシールドを巧みに使って一人で死なずに立ち回っていた不破湊は一体何?強すぎるし、冷静すぎて恐ろしささえあるんですが……。救わないと精神で無理に突っ込んでいかなかったのも凄すぎて……。ナイス大家族にホコを取らせないように、取られてもすぐキルできる距離にいつつ、かつ自分が死なないように立ち回ってたのが本当に上手すぎた。

次の騎士花イ星とのマンタホコで序盤リードされたところも負けの覚悟してた。もう負けの覚悟しかしてないのかコイツはって感じだ。この後もずっと序盤リードされる展開の時は負けの覚悟してました。逆転KOお見事でした。ヤガラエリアは安定して勝てたな~と感じた。小柳フルイドが本配信に抜かれてたのもよかったな。射程勝ちしてたし塗り力的にも勝ってたなと思う。

そして予選最終戦、ここまで3連勝しているエビバディとの試合。試合前、全然勝てる気してなかった。エビバディやっぱりノリノリだな……と思ってたので。しかも1戦目キンメアサリ、残り1分の時点で100-44だったんですよ……?流石に負けを覚悟してたんですよ……。だというのに残り1分から2回もゴールいれて逆転したの本当に凄すぎた。

2戦目のコンブヤグラはふわっちがエビオのホッブラを狩りまくってたな……!強かった……!あとこの試合は小柳も強かった。12/5は二番手として偉すぎる。

初戦2敗から始まった予選リーグ、そこから奇跡の連勝を続けて決勝リーグ進出したの、本当に凄かった。こんなことってあるんだ……と呆然としていた。この時点で負けを覚悟していたところから逆転勝利した試合が4試合もあったんだよ……。

 

そして準決勝。あえて割るからこそとの対戦。1戦目のバイガイアサリ、敗北……!もうここで「覚悟」だったよ。あえ割がこの日乗りに乗っていることも知ってたので。ここにくるまでふわっちが何度か「もうこの動きできん!w」とか「このチームが財産だよ」とか言ってた上にインタビューでかなかなの「勝つさ」とえまおうのボジョレーヌーボーもあって、フラグの量が凄くてさあ……。この試合、獅子堂がハイドラで15/3とかいう数字出してるのえぐすぎたな……。ハイドラの理想的なK/D出てた。

ここで負けた後に「俺ら負けてからが強いから!」って言える小柳、お前本当に強いな……となった。こういう時に空元気だろうとなんだろうとポジれるところ、かなりいいな~と思っている。しかも第一印象クールでチルっぽい声の人がそういう精神的な励ましを堂々と言うってのがいいよね、と今になっても思いますね。加えてこの1戦目小柳の刀ガッタガタだったのにそれを言えるのがメンタル強いなと思ったってのもあった。

2戦目のヤガラホコは僅差での勝利。ふわっちが本当にずっとホコ見てて冷静で強かった……。このヤガラホコ、ふわっちが世界救いすぎている。ホコを見すぎている。K/Dも19/7で強すぎるんだけど、とにかくホコ意識強すぎた。

第三回スプラ大会の時、世界取りに来ました(エビオチーム)とあぐらWIN(不破チーム)の対抗戦中のホコで、エビオが「不破湊以外落としても意味ないと思ってもいいレベル」(他3人を倒せたとしても、ふわっちだけで1v4返せる力があってオブジェクト進められなくて意味が無いの意、ドストレートすぎて当時コメ欄にピリつきが生まれた)って言ってたんだけど、その言葉を思い出してしまうほどに、ふわっちが生きてることの凄みを感じた試合だった。

そして3戦目キンメアサリ。これな~!これも本当にふわっちが切り開いた勝利だったな……。残り1分の時点でふわっちが高台入り込んでハイドラの気を引いてゴール下にシールド置いてえまこやの二人を飛ばせて2個デカアサリ入れたの、連携が凄すぎた。信じて即飛びしたえまこや天才。追加のチビアサリを入れたかなかなも天才。

そして見事決勝進出。夢かと思った。こんなに勝つと思ってなかった。前日の時点でも思ってなかったし、マルサメに負けた時点でも負ける想定で見ていたし。本当に夢かと思った。手が届くところに優勝が見えてきてしまったことにより、手が震えはじめていた。

そして決勝戦。対戦相手は練習期間中一番苦戦したLet’s貝王。マルサメじゃないだけマシか……?とか、いやでも対抗戦の時負け越してるしなあ……とか思ってた。

1戦目のマンタヤグラ、第二関門通過されてそのまま押し込まれてKO負け。この時点で準優勝覚悟。お前毎回覚悟しすぎだろって感じなんだよな。でも貝王やっぱ強いなって思ったんだよな……。王子18/4ですよ、センサーのアシスト込みとはいええぐすぎるだろ。

そして2戦目のマンタホコは序盤にリードしてそのまま勝利。不破湊15/4強すぎる。なんでシューターでそのK/Dが出る……?本当にデス少なくて凄い。序盤右ルートから24まで進めた後、かなかなのホコショ3キルで11まで進めれたのもデカかった。デカすぎたな……。

3戦目ヤガラアサリはアサリって時点で負けるかな……と思ってたんだけど、思ってたより接戦だった。小柳のゴール下潜伏30秒くらいあったの、捨て身の作戦すぎるだろ。この潜伏、ふわっちの戦闘力でなんとかなりすぎてて凄まじかったな。

そして4戦目、バイガイヤグラ。ここな~~!!ここも不破湊強かったな~~!!20/7、本当に頭のおかしい数字だ。K/Dほぼ3なのヤバすぎる。この試合、小柳が覚醒していたのもよかったな。小柳が結構チャイちゃんバレルと王子ブラスターを狩れていたの、よかったね~~。ブラスター相手によくやってたんだよな……。
同時視聴していたイブライヒムが「この(ブラスターとデンタルの)組み合わせ結構スキルマッチアップなんだな」って言ってて、まあそういう側面もあるか……となった。

勝戦が2vs2で最終戦までもつれこんだの、熱すぎた。そして最終戦、キンメエリア。去年KOGGとおくすりが最後に戦ったマップでの対決。ここで登場する小柳フルイド。刺さってたね……!この大会をPCIM目線で見ていて、初めて試合開始時に「あ、これ勝った……!?」と思った試合だった。かなかなわかばの力もあり、王子チームに比べて塗り力が明確に勝っていて、なおかつスピナーへの射程負け問題も解決している構成だったので。

最後の不破アラート、本当に熱かった……。そして勝利した時の「俺達が優勝じゃあ!やったあ嬉しい!勝てたら嬉しいこのゲーム!!」「最後はパッションコールじゃい!!」熱すぎるな……。

PCIM、あまりにも逆転勝利をする試合が多く、それが本当に凄かったな……と思う。予選も準決勝も決勝も負け始まりだったし、序盤リードされる展開の試合も多かったし。諦めない心って大事なんだな……と思った。
練習期間中、残り30秒くらいでかなりリード取られてて(これ無理だな~……)って試合の時にふわっちが「まだ諦めないよ~」ってよく言ってて、それを凄いなあと思って見ていたんだけど、その「諦めない」意識が共有されていたのが本当に凄かったな……と思う。残り1分切ってからの逆転がありすぎて凄かった。

勝利試合、キル数的には負けてる試合も多くて、その状況で試合に勝ててたのはチームのルール関与意識が高かったことと、相手の一瞬の隙を突ける試合が多かったからだな……と思う。
アベレージチームがエリアヤグラ強くて一人抜けてるチームはホコアサリの方が強い理論でいくとPCIMは後者なため、チーム的にホコアサリ多めだったのもよかったなと思っている。本人達はエリアきてよ~と言ってはいたが。実際あまりにもふわっちのマルチキルきっかけで勝った試合が多かったしな。有効キル取るのが上手すぎるんじゃ……。

あと各ライバーの振り返り配信とかでPCIMはそりゃ強いって言われているのを見ることが多く、追ってた身からすると(そんな爆強チームって感じでもなかったよな……)と思ったりもするんだけど、そう言われるのも思考の道筋は割とわかるんだよな……とも思う。
小柳が元Xだとか、かなかながFPS勢だとか、単純にリーダー枠が最強不破湊だとかを考えると、そりゃ強いと思う人がいるのもさもありなんと感じた。あとあれだな、前提としてにじ箱リスが「FPS勢」への期待値が高いってのもあるなと思う。実際私も喋れる人に対して期待値高くしているし。

しかも小柳とかなかなってIGLもできる人だから、サブIGLが二人いるってのが強かったと言われていたのも(まあ確かにな……)と思ったりもした。小柳がデンタル使ってる時はかなかながヴァリアブルの編成が多く、かなかながサブIGL寄りになっていて、小柳がフルイド使ってる時はかなかなわかばorもみじで小柳がサブIGL寄りになってたのよかったなと思う。それでいて船頭多くならなかったのも良かったというか地味に凄いなと思ったポイントだった。

練習期間中、「理論値の編成を探す旅」とよく言っていたが、決勝5戦目のキンメエリアはまさに、紆余曲折を経た結果の理論値編成だった。それがとても良かったなと思う。長くて短い旅の終着点があの5分間にあった。

各メンバー振り返り

えま★おうがすと

えまおう、長尾の振り返りでS-枠だとちょっとOPだったかもと語られていたが、いや、そう……そうだよな……?となった。本当に。黒ZAPで普通に2桁キルしてた時も多々あったし。ホコ持ちも上手いし、ちゃんとアサリ集めてるし、ヤグラ乗ってくれるし。52使ってた時のキル意識の高さがいい方向に働いている試合が多くてよかったな。
ドリンク置く場所も味方の位置を考えてふわこやが前に出てる時はマップの前寄りに置いたり、打開する時とかはがっつり後ろに置いたりしてくれてたの上手かった。健気に頑張っていてとても可愛かった。

あと、これはえまおうを舐めている感想にとられかねないんだけど、FPS勢3人によくついていったな、と思う。4番手というポジション、今大会だと一番成長幅がある枠だし(85点を90点にするより60点を70点にする方が大事だし短期間で達成しやすいので)、どうしても相手のリーダー格に狩られまくってしまうポジションだし大変だな……と思ってたので、本当によくついていってくれてたな……っていう。

それこそコール面は特によくついてきてくれたな……。コールの圧の強さ論争の話でいくとかなこやふわってFPSやってる時割とチルよりな報告の人達だと思っているが、それでもこう……3人揃うことによるプレッシャーみたいなのあるよなあ(誰が悪いわけでもない)と思っていたので、怖気づいたりせず積極的に報告してくれたのめっちゃ良かったなあと思っている。

あととにかく可愛い。声も可愛いんだけど、発言が可愛くなかったか?可愛かったよ。えまおうって見た目ロリなんだけど別に言動はロリっぽすぎるわけでもなく、良い感じに「少女」みが強くて良かったな……。「みんなの力になれてよかった」とかヒロインすぎる……健気すぎる……と思いました。

かなかなのゲームIQの高さ、流石だったな……。後衛に回ることで報告の上手さも出てたし、ルール関与するときにえまおうにも指示出してくれてたの凄い良かったな。かなかなってチームが勝ってようが負けてようが自分がその立ち回りに納得してるかを大事にしてるなあと思ってて、それがあったから今回最終的にわかばともみじに出会えたんだなあと思った。
ふわっちがあれこれ細かいことあんまり言わない緩い感じだったからこそ、かなかなが色々提案したり、今のこれが良かったねって伝えたり、何が悪かったのかなって聞いてたりするのがよかったなあと思う。

あとは本番インタバール中のつえーの名前やメンバーについての雑談もよかった。かなかなってさりげなく「後輩を今いる視聴者に知ってもらおう」っていう会話をしてくれてるよな……と感じました。

編成の最適解出せたねって話をしているときに言っていた「ふわっちが見つけてくれたんだよいっぱい」、いい言葉すぎるな。練習期間中、リーダーのおかげだよ~という話を適宜出してくれてたのよかった……。かなかなってこういう、「チームメンバーのリスナー」に向けての気配りっていうのかな……そういうところも上手いなって思った。

絶対にジャイロあった方がいいという前提こそあれど、「ジャイロオフだからキルはあまり狙えない」という縛りゆえに、逆にルール関与や塗り・報告面の要になってくれたなあと思っていて、それが結果的にめちゃくちゃ良かった。

不破湊

ふわっち、いや、不破湊……流石だったな……もう何もかもが強くて恐ろしかったよ俺は……。スプラの強さもそうなんだけど、配信者としての凄さもひしひしと感じていて、不破湊、凄すぎる……となった5日間だった。

不破湊のスプラ、切り抜きやらアーカイブやらではよく見ていたものの、まじまじとリアタイで見るのは初めてだったんですが、すべての動きに意味が見えて本当に凄かった。キャラコンもえぐすぎる。なんで生きてる?って状況が本当に多くて凄まじかった。キル力は言わずもがなだし。

シールドの使い方が上手すぎて「そう使えるんだ!?」となる場面も本当に多かった。対抗戦でやしきずシェッパに対してシールド置いてその下に潜ってキャラコンでジェッパ避けてたのとか、マンタホコの時に左ルートのジャンプするところにシールド置いて飛べないようにしてたのとか、あえ割とのキンメアサリでゴール下にシールド置いて飛んでくる2人に安全にゴール決めさせてたのとか、挙げ始めるとキリないくらいにシールドの使い方が上手かった。

私はにじスプラというか大会系で「こうこうこうなってるから負けてる」とはっきり言う人をメインで見がち(例:ごみず)だったんだけど、ふわっちってその対極みたいな人だなと思った。そしてそれが凄いなと思った。
負けてる理由の説明ってリスナーに対しては一長一短だな~と思っていて、負けてる理由がたとえばボム死多いみたいなことだと、リスナーがそれを各枠で言い始める可能性もあるんですよね。「さっきからボムで死に過ぎ」みたいなコメントがね。配信でリーダーから言われることによって気づけるようになっちゃうやつ。
そこが難しいなと思っているので、ドリンク飲んでないことに気づいたんだよね~とか、編成の理論値を探す旅をしているとか言ってるだけで、細かい動きについてのFBをほとんどしていなかったの凄かったなと思ってる。それでいて日に日に各々の立ち回りが上手くなってたの、裏で教えてるな!?と思わざるを得なかったし。

あと、どうでもいいんですが、ふわっちがよく言ってた「マンタは逆転できるっていうメカニズムがある」というやつ、第3回決勝3戦目のマンタホコじゃん……となっていた。不破湊のスプラ大会でマンタやったのそこだけだから……。そしてその試合、残り10秒で不破湊は逆転負けしているから。マンタ逆転メカニズムの話が出る度、第3回大会決勝を思い出して、様々な感情が発生していました。

解散後Cパートのよかった言葉達。

「背負うものがなく、優勝しなきゃなみたいなマインドがマジでなくて、いけたらいいなくらいの感じで、かつ、勝ちに行く感じのテンション感で、本当に楽しみながら参加させてもらったんですけど、めちゃくちゃリラックスしてやることができました」
「でも前回のドリームマッチの時に1回優勝できたから、今回はよりリラックスしてできたのかなって思いましたね」
この辺よかったというか、「そうだよな」と思いながら聞いていた。ふわっちの「いけたらいいな」テンションを感じていたので私も「まあふわっちがエンジョイマインドっぽいし気楽に見るか……」となれました。

「今回背負ってなかったけどマジで、皆に優勝見せたいなーみたいなのなんも思ってなかったけど、優勝できたら、いいとこ見せれたら嬉しいね、やっぱ」
優しすぎるでしょ……。背負ってなかったから大丈夫だよ~と安心させつつ、「リスナーにいいところを見せたい」と思ってくれているの、あまりにも優しくないか……?

「52信じてよかった!」が聞けて嬉しかった。ふわっちの52の強さをありありと刮目した大会だった。

振り返り配信もよかった。もろもろの振り返りについてわかるな~って思ったりした箇所を以下抜粋。

「優勝、むずくね?」「普通は無理。何かが欠けてたら優勝できてないからね」
「その時持ってる人がアベレージで勝つんだなみたいな感じではあるよね」
優勝が難しいというの本当にわかるし、その“持ってる人”が今回は不破湊だったなあと思う。

「運要素めちゃくちゃあると思うから。大会ってね、求めない方がいいね、優勝を。なんか流れで優勝できたらいいなぐらいなマインドの方が気持ち的に楽だと思います」
「俺今回ね、全敗でもいいやくらいの気持ちで臨んでて、噛み合いだと思ってたから大会は」
この辺もめちゃくちゃそうだなと思った。ふわっち肩の力抜けてそうだし、本番負けても練習期間楽しかったしいいかくらいの気持ちでいられた。大会は優勝を求めない方がいいってのもね、すべての大会で優勝求めてたら心臓張り裂けるしな……。あと記念参加だなみたいな大会もあるし。遊戯王やら麻雀みたいにガチっても運が終わってたら負けるゲームとかもありますし。

「勝てたら嬉しいけど勝てない時は勝てないだろうなとかそういうスタンスでやってて、今回も別に全敗だったら全敗でいいなと思って、進んだら進んだでいいなみたいな。だけど、練習はもちろんちゃんとするし、勝つために考えたりするんだけど。今回やっぱ心的余裕は本当にあったから。そのおかげで、やっぱ冷静に刺すとこ刺せたなって感じがあった」
「前回のドリームマッチで1回優勝できたのが結構自分の中で心の安心感ありましたね。好きなスプラでいいとこまでいくけど勝てないよねみたいな。1回戦負けちゃうよねみたいな、っていうのは結構昔はあったりして。優勝見たい視聴者さんもいるよねっていうマインドがあったから、“勝たねば”っていう、優勝狙わねばみたいなマインドが結構強かったから。決勝に進めば進むほど、あ、これ……勝てるのか?みたいな。手が届きそうになると必死になっちゃうんだよね。でも前回ドリームマッチで優勝して乗り越えたから。なんか今回別に、1回優勝してるから負けてもいいやぐらいな精神でいったら、マインドとしてはかなり余裕できてやれて、パフォーマンス出せたなって感じでしたね」

この辺な~!本当にそうだったんだろうなって思うようなプレイの数々だった、本番。あまりにも冷静というか。ナイス大家族とのコンブホコ二戦目とか、残り1分の状況で他3人死んでて生存し続けて、3人が戻ってきたら強気にワンピックして笹木ローラーケアしてキルして……ということができてたの、めちゃくちゃ落ち着きを感じたし。背負いの突っ込みが全然ない(エビバディ・あえ割とのキンメアサリなど、あるにはあったけどそれが刺さっていた)ことに余裕を感じていた。あとはあえ割とのヤガラホコのラストテント上からのホコ止めとか。あまりにもチルすぎた。

「大会系の立ち回りってやっぱ変わるね本当に。普段やってるXマッチとかって、4人バランスよく戦うじゃないですか。全員が同じラインで。だけど、こういうにじさんじの箱内大会系ってやってる人がリーダー枠で、そこから強さの幅の広さって出たりするじゃないですか。だから、立ち回りやっぱ変わるな、みたいな。にじさんじに向いた立ち回り大事だなって思いましたね、個人的に。なんか、破壊しなきゃいけないってのと死んだらいけないっていうのがあったりして、そこの見極めみたいなのが大事なんかなって思ったっすね」
「チーム全員横並びだったら、自分がデスしても耐えてくれるじゃないですか。でも今回の、自分がリーダー枠だったら、自分がデスしたらポロポロ落ちてくみたいなのもあったりするから。安定はあるかと言われたら、やっぱデスしたら安定しないなって感じがあったから。安定取るなら破壊ムーブより、自分が生き続ける方が安定すんのかなって思ったっすね。そう俺マジでデス少なかったと思うんだけど、やっぱ有効キルを取る場面しっかりとって、死なないとこ絶対wipeoutしない精神が、リーダー枠だったら個人的に大会安定すんのかなってちょっと思ったね。もちろん噛み合って破壊できたら、もうそのままボーン!いけるんだけど、やっぱリスクはあんのかなみたいな感じはあるね。難しいっすね」
これ流石すぎたな。今回ふわっちマジでデス少なすぎて本当に凄まじかったから。メイン戦線張ってそのデスの少なさは凄すぎる。生存ムーブをやろうとしてやれているのが強くて流石すぎた。

「前回ドリームマッチやった時に学んだのが、長射程短射程の射程ってよりかは、スペシャルだなと思って。スペシャルの強い弱いがあるかどうかだなと思って。っていうのもドリームマッチの時に社さんのジェッパの破壊力が大分打開で刺さってて。今回の大会も射程ってよりかはスペシャル大事だなと思って。だからZAP絶対入れたし、エナドリはマジ必須かなみたいな。スペシャルゲーだね正直、スペシャルゲーかもって思った。どのチームにもエナドリあった方がいいよ~と思って見てた」
「でもにじの大会だと長物いてもいいのかな。正直長物に圧なんてかけたい放題なんだよね、誰だって。(長物に圧を)かけるってなるとリーダー枠になっちゃうから、一人ってなると回数が減っちゃうのかな。でも別にね、誰でもかけれるから、長物に。ボム投げるだけでいいし。だから個人的には長物なくてもいいなって感じだったんだよなずっと」
これはふわっちだからこその視点だな……と思った。ボム投げて牽制して圧かければ別にいい、はその通りだと思うんだけど、その行動をすることが難しいからにじスプラだとやっぱ射程あるブキが一人いると強いよなあと思ってしまうんだよな。難しいぜ。スペシャルゲーというのはそうだなと思う。強いスペシャルちゃんと合わせれば射程とかそんな関係ないよねと思う。

「優勝はね、求めない方がいいっすよ。いけたらいいなぐらいがいいっすよ。むずい、圧倒的じゃないと、パワーが。五分五分なチーバラだったらマジ、手にこぼれ落ちたらいいなくらいなマインドでいきましょう、皆さん。だから応援してくれてる皆さんもね、そのくらいの気持ちでいけた方が楽しいですよ、うん。ワンチャンあるといいな~みたいな」

「でも大会出続けると、いつかどっかでね、練習頑張ってたら宝くじ当たるから。やっぱり出続けるっていうのは可能性としては確率はね、上がるので。ありかなと思います。宝くじだと思います個人的に」

「楽しかったスプラ。嬉しい優勝、2回優勝嬉しい~!」

不破湊が二連覇したこと、めちゃくちゃ嬉しい。本当に嬉しい。ここまでいろんなチームのリーダー枠(というか主に残り3人の四天王)の優勝見たいよ……と書いていたが、不破湊の二冠も望んでいた光景のひとつというか、かなり望んでいたものだったので。あの~、無冠あーだこーだがね?だるいからさ?第6回マリカ杯でまだ言われてるの見て「ドリームマッチ優勝してるが……?」となったのでね?今回の二連覇で名実共に不破湊の最強さが確固たるものになったように思っていて、それがとても嬉しかったです。

不破湊、チームの雰囲気作りの上手さ、IGL、キャラコン、戦闘力などを総合して、やっぱりにじスプラ最強の男だな……と思った大会だった。

小柳ロウ

最後に小柳の話。まずは大会初優勝おめでとう。にじGTAから知って見ていたわけだが、怒涛の物語性だったな……と思う。もっと優勝まで時間かかると思ってたんだけどな。先にふわっちが語っていた通り、本当に優勝って難しいと思ってるから。こんなに早く優勝見せてもらえるとは思ってなかった。嬉しかったしよかったですね。

さて、一旦デンタルピックから振り返る。チーム抽選会前、つえープラベでデンタル使ってるの見たとき、「うわマジ!?」と驚いた。珍しいブキ使おうとしてんなっていう驚きだった。8割抜刀含みのネタピックなんだろうなと思ったし、後日実際そう(ネタ採用)だと話されていたが、普通にデンタルは当時環境ブキの一角だったのでめっちゃいいじゃんと思った。

ワイパー種だとジムワイパーも強いんだけど、ジムワイパーだとスペシャルがショクワンだからフルパだと使い勝手がやや悪いなと思っており、その点デンタルはスペシャルがバリアでどのルールでも使い道があるスペシャルだし、サブもキューバンで使い道がありまくるサブなので、ブキ性能的にデンタルめっちゃいいじゃんと思ったんですよね。

しかしデンタル(というかワイパー種)って「使いこなせたら強い」ブキだなとも思っているので、小柳がどこまで仕上げるかによりそうだなとも思っていた。

そして始まった練習初日。見てて一番気になったのは複数ブキを持てることでもなく、戦闘力の高さでもなく、(思ってたよりデス多いな……)ということだった。スペシャルやボムの対応が間に合わず死んでる場面や、相手を深追いしすぎて死んでる場面、あと沼ジャンが多いなと思ってた。お前最速で前線に戻りたすぎだろ……まあそういう性格してるか……みたいなね。まあこれはふわっちと二窓してたから余計にそう感じたという部分がありますね。不破湊と比較したらほとんどのライバーのデスが多く感じるだろというのはマジでそうなので。

あとは裏取りめっちゃするなあとも思ってた。リーパーみたいな動きしてるなあ……リーパーは多少無理な詰め方してもレイスとTPあるからある程度生きれるけど、スプラだと即死しますよ……とか思ったりね。

これは反省なんだけど、あまりにも小柳に対する期待値が高かったんだよな……。えぺOWバロであまりにもこちらの期待値を上回る活躍をしていたのと、スプラ2でXということもあり、物凄く期待値が高まってしまっていた。だから「こんな感じか……」となってしまっていたんですよね……。S+下位帯くらいの実力を想定してたのがよくなかった。S帯として考えればボム死しがちとか沼ジャン多いとか、塗られてないとこに突っ込んでくのとかまあわかるかって感じだったんだけど。
そしてS枠の中では破格だったというのもわかる。せっかくS枠の中で破格の強さだったというのに、自分が勝手に期待値を上げすぎてしまっていたがゆえに「うーん……?」となっていたの、反省だな~……と思う。ただこの「期待しない」ってやりすぎるとそのライバーの力を諦めてることに近づいちゃうんだよな……というのもあり、難しいぜ……。

10月頭にソロでバロコンペしている配信で「俺ソロ戦士だしな……」と言ってたことをこの日まで「まあ目標が高いがゆえなんだろうな」と思ってたんだけど、ほぼ初めてフルパの小柳に対して(うわソロ戦士の動きしてる……)と思った日だった。

ただもちろん「やっぱ上手いな」と感じる箇所も多々あり、ホコ持ちが上手いとか、バリア張るタイミングがいいとか、ふわっちのIGLをカバーするコールができてるとか、ボム投げでの長射程・高所への牽制意識が高いとか上手いな~と思っていた。

そして何よりああこいつ流石だ……と思ったのは、解散後にソロで自主練していたところだった。言うまでもない事だけど、当然裏でソロ練しているライバーだってたくさんいたと思う。それこそ椎名さんとかね。ただ、視聴者としては見えているものしかはっきりとは分からないので、見える形での練習をしてくれてるだけで凄いな……となってしまった。

しかもその内容もいい。ソロでリプレイ確認するの流石すぎる。リプレイで自分が対面負けた時にいちいち「よわ」って言ってるのいいんだよな……。すべての戦いに勝ちたいと思っているんだろうなと感じられる発言すぎていい。足りない要素考えてハイドラやらフルイドやらを試していたのもよかったし、その後リスナーいれてデンタルの立ち回り学んだりしてたのもめちゃくちゃ良かった。小柳のソロ反省会タイムが好きだ、現状の自分に満足していないストイックさを感じるため。

練習2日目はパチンコすぎる!と思っていた。かなかなが後衛に、えまおうが黒ZAPになったことでチームの安定感は増していたし、前日の居残り練の成果もあってデンタルの間合い・溜め時間の把握などの練度も増してるな~とは思ってたんだけど、小柳のキル数、チームの勝敗関係なしに3の時もあれば13の時もあったの、本人の調子次第すぎる……!上振れる時はとことん上振れるし、下振れる時は下振れるし、怖すぎる……!と震えていた。

デスの多さに関しては「キルデスなんて気にしてられない」と言ってたし、ドリンク飲むことで多少のデスは無視できるようになったしいいか……と思ってた。あと前日の居残り練で死に過ぎてるなって言ってたし、突進するのよくないって気づいてたしな……っていう。

3日目はそれこそ上振れと下振れが顕著に出てるなって思いながら見ていた。笹木チームとの対抗戦は上振れまくっていたし、王子チームとの対抗戦は下振れ気味だった。あとあれだな、王子のウルチャクの対処が難しそうだった。チャクチ狩りできるのリーダー枠くらいだったからな。あとデンタルでチャクチ狩りは難しすぎる。よくてチャクチの範囲から逃げられればいいかなって感じだった。

あとこの日驚いたのはアサリの時にアサリ持たずに裏抜けしてデカアサリ持ってる人に飛んでもらうってのをやってたところだった。それやるのエビオくらいだと思ってたので。あとコンブホコの時にインクレール通って左側のカンモンにいるホコ止めるの上手すぎたな。

あと、デンタル変えた方が……のコメントに対して言いたいんだけど、デンタルは別に弱いブキじゃないから!普通に環境ブキだから!という主張がありますね。半端にブキ変えたところで本人の立ち回りを修正しないと無理だろ……と思っていたから、別にデンタルのせいではないでしょと思ってたんですよね。
デンタル使いこなせてないし立ち回りでデンタルの良さを生かせてないから、せめてもっと簡単にキルできるブキか塗れるブキの方がいい的なあれだったんだろうか。そこまで込みだったら中々……中々に厳しいこと言いますね!という感じだが。でもなんか……文字面の雰囲気的に「負けてるから奇抜なブキやめない?」みたいなコメントに見えたから言い返したくなっちゃった。

なので4日目の立ち回りの変化はマジで驚いた。塗ってる!?!?ってなった。衝撃の光景すぎました。いや三日目までも塗ってはいたんだけど、割合的にキル狙いに行ってる時間の方が長いな、デンタル塗れるのに勿体ないな~と思ってたので。四日目は大分立ち回りがセーフティというか、塗るべき時間に塗るようになってたのがめっちゃ良かった。

「人数不利なところにいっちゃってるのが良くない、俺の悪いところ」「言ってください俺が踏み込みそうだったら。一人だったら踏み込んでいい。二人以上いたら絶対踏み込むな」「人数不利のとこに突っ込んじゃってるのを0にしたい」「もっと波動(斬撃・横振り)を使いたい」って言ったのとかかなり驚いた。ここめちゃくちゃ(ふわっちまさか……裏でFBしたか……?)ポイントだった。反省点具体的に話してることに驚いたんですよね。

「心なしか俺のデンタルサポート寄りの動きになってるw」って言ってたが、いやむしろそのくらいの塩梅がちょうどいい……!と思っていた。ふわっちが言っていた「存在が圧になる」状態になってたのもあって。勝手に圧を感じてもらって、その間に塗り広げられてたら一番いいしな……と思ったりしてました。

本番、本人談で刀がガタガタだったと言ってて、たしかにPCIM全16試合、勝利11試合の中で明確にデンタルの攻撃力で勝ったなと思う試合ってナイス大家族とのコンブホコとエビバディのコンブヤグラ、決勝4戦目のバイガイヤグラくらいだったなと思ってるんだけど、別に試合の立ち回りが悪かったとはあまり思ってないんですよね。キルがそんなに取れてなかったというだけで、アベレージの動きとしてはよかったと思う。

ナイス大家族とのコンブホコ二戦目に「不破さん飛んでいい俺?って言ってる時には俺飛んでるから悪い癖ほんとに」って言って危ない飛びを通してたり、貝王とのマンタホコ後の「やべえ前出たがりでてる、首輪プリズ」って言ってたり、突っ込み癖が強く出ていた場面もあるにはあったが、それが上手い事噛み合ってた場面もあったわけだし。バイガイヤグラとか特にね。バイガイヤグラは小柳が王子をキルできてたの大きかったからな……。

これは結果論でもあるけど、対抗戦の時に無理凸だろうとなんだろうとバチバチに詰めまくった結果、相手チーム(笹木エビオ王子チームあたり)にデンタル警戒意識をつけることができて、相手チームがデンタル報告を盛んにするようになって、ふわっちへの意識配分が減り、ふわっちが自由に動きやすくなっていたのがマジでよかったなと思う。初日の居残り練で本人が目指していたところであるヘイトタンク的な役割を果たせていた。相手の一番手が二番手の小柳に意識を割かなきゃいけなくなってたのがよかったな~と思います。ランクトレード的にアドがめちゃくちゃあった。

なんやかんや書いているが、私は小柳が自分のフィジカルに自信持ってるとこが好きなんですよね。負けると思ってたら勝てる対面も勝てなくなるから。その自信ゆえのガン詰めがあったからこそ、ちゃんとヘイトタンクとしての役割が果たせていたなと思っていて、それが凄く良かったなと思う。大会後に相手チームの枠見て驚いたんだよな、うわめっちゃデンタル警戒されてる……ってなった。これまでの大会では不破湊がいるチームはとにかくふわっちコールが飛び交っていたので、それも込みですごく驚いた。

あとデンタルへの注目が集まっているが、フルイドの使い方もよかった。センサー投げるのも塗りもよかったし、あと後衛になったことで報告がよりできるようになってたのもよかったし。騎士花イ星とのヤガラエリアとか安定してたなと思う。決勝5戦目の王子が高台乗ってきた時に咄嗟に半チャージ(1確)で相打ちにしたのとか上手かった……。

解散後Cパートの「ガタガタだったなあ俺の刃……いやマジで慢心……慢心してた。もっと自分は戦えるだろうと思ってた、正直。Xも、スプラ2だけどいってるし。もっと戦えると思ってたけど全然だわ、全然浅い」が、個人的には聞けてかなり嬉しい言葉だった。慢心は自虐入ってるな~とは思うが、この5日間のプレイを見てた限り、自分の強さに自信持ってないとできない攻めしてるなあとは思ってたので。でもにじスプラってもっと上手い人達いるからな……と思いながら見てたのもあって、大海を知ってくれた嬉しさに近いものがありました。あと、優勝してなお満足していないところがとにかくよかった。

どのゲームでも優勝は本当に難しい(本当に宝くじだと思っている)から長い目で見させてもらおうと思っていたんですが、こんなに早く優勝を見せてもらえてよかったな、という気持ちもある。これは本当~~に野暮な話なんだけど、一部のリスナーによって「本番中々勝てない;;」みたいな軽い呪いが付与されそうになっていたのが怖すぎたので。

大会らしい大会、青エゴとABLくらいしか出てないのに(これは私が1DAYエペカスタムや、にじ内に明確に強者がごろごろいる&詰め込み練習のみのマリカスマブラをカウントしてないからなんだけど)本番中々勝てない;;って誰の得にもならない呪いを付与しそうになっているリスナーがいたの、怖いな~……と思ってたため。
呪いが本格化する前に優勝できてよかったなというしょーもなさすぎる(本当にしょーもなさすぎる)安堵もありました。言霊とか信じるなよって感じなんだけど、なんかこう……「そういう認識」が作り上げられるのが嫌っていうか苦しいなって思ってたので……。

ふわっちがCパートで小柳について「ゲーム系の大会優勝初めてって言ってて、マジ嬉しいね。俺も……俺もなんか、ね、中々好きなゲーム勝てなくて、無冠の帝王あーだこーだな時もありましたので。やっぱ優勝ね、なんか2位とか3位とか続くと、うん、強いけどなんか惜しい気持ちがね、やっぱ大きくなったりするから。その中で一歩ね、優勝ってとこにタッチできるのってすごい嬉しいことなんだなって思いましたね」って話してたのがめちゃくちゃ嬉しかったんだけど、同時に(ふわっち、どこまで知ってるんだ……?)ともなった。知ってるのか……?たまたまか……?って恐れ慄いていました。無冠の帝王あーだこーだ、結構苦しかったからさあ……。だからこそドリームマッチ優勝の感動は凄まじいものがあったわけですが。

「がっつり離れた後輩の小柳が喋れてるのいいチーム」というようなコメントを見て、ああそういやそうだな……と思った。大会系、小柳が喋らないイメージがなかった。でもわかるな~とも思った。私もミリしら時の印象だとそういう感想持ったかもな~と思うし。

優勝してほしい大会の話

私はエビオがにじEXヴァロの振り返り配信で「まあでもちょっと、一個言いたいのは……もう俺、大会やっぱ勝ちてえ……。普通に。悔しいのは結構もう、だいぶ経験した。勝ちてえわ、大会」と話していたのがとても印象に残っている。この時、EXバロの直前でOW杯があり、エビオはそこで優勝しているのにこの言葉が出てきたことに、めちゃくちゃ「わかるな……」と思ったからだ。エビオはOW杯の優勝をあまり「勝ち」に換算していないのだな、と感じて、それがすごく自分の感覚に近いなと思った。

大会の中には「この大会優勝したけどあんまり優勝したって感じがないな……」と感じる大会が私にはあって、たとえばモンキーボール大会とか、あとは麻雀の花鳥風月戦とかがそれにあたる。これはお祭りだなってルールとか、流石にエンジョイだなみたいな大会に対してはあまり優勝を感じていない。更に言えばスト6の全敗優勝(当人が全敗しても他メンバーが勝ったゆえに優勝した大会)とかもあまり優勝したって感じないんですよね……。

この話を前提に何が言いたかったかというと、私はライバー各々に対して明確に「この人にはこういう系統の大会で優勝してほしい」という大会があると思っているという話です。

私は小柳が大会で優勝する姿を見たいとは思いながらも、その優勝がマイフラハードコア対決では多分感動はしなかったと思うし、1DAYのえぺカスタムでもさほど感動はしなかっただろうと思う。優勝おめでとう~くらいだったろうなと。

私は、練習配信をがっつりするタイプの大会で、小柳がいたからこそ得られたと言えるような優勝が見たかった。ついでに言えば小柳が得意としているFPS(TPS)のゲームで。強欲すぎる。でもそういう形の優勝が見たかったんだ。そして今回のイカ祭りは「そういう大会」だった。そもそもそういう大会って年に数回あったらいい方で、ただでさえチャンスが少なく、しかも大体レベルが高くなりがちで、そんな中での優勝ってマジで難しいよなと思っていた。だからこそ今回のイカ祭りの優勝は私にとってとても嬉しいものだった。

「何気こういう大会系優勝するの初めてなんですよね。ガチで嬉しいっす。こんな味するんですね優勝って」
「ガチ嬉しい!やっと勝てた、大会系。マジ毎回2位とか、4位とか」

この言葉を聞けてよかったなという思いが一番ある。よかったな……すぎる。最高の誕生日プレゼントだったなと思う、本当に。青エゴとABLは私にとって見れてよかったなと思えるチームだったので、それらの大会を経ての優勝は感動があった。

POPでCHEAPなI MISS YOU、本当に優勝おめでとう。熱い戦いをありがとう。

全体感想

イカ祭り、初中級者帯と中上級者帯で分けたことが本当によかったと思う。本当~~~~~によかったと思う。長尾が振り返り配信で話してた、「ごっちゃだとカジュアルとガチが混ざってしまい、どちらかに合わせる必要がでてくる」問題、それは本当にそうなんだよな……と思っていたので。そしてX帯の人達はチームバランスのために初心者3人と組まないといけなくなって、本当に初歩から教えないといけない、ってのもそうなんだよな……だったので。

やっぱ、切なさがあるんだよな。誰が悪いわけでもないんだけど。X帯のライバーのスプラ大会を見る上で、ああ今回はカジュアルになるな……って諦念が生まれるの、どうしても……ちょっと切ないので。分けたのは本当によかったと思っている。

今回の初中級者帯と中上級者帯で分けるという施策は、私にとってはとても嬉しい施策で、より見ごたえがある大会になりとても楽しかった。中上級者帯のライバー達がよりガチりやすくなったのはもとより、初中級者帯のチームもそれぞれ自主性というか……初中級者しかいないからこそ活躍したライバーがいたのがよかったなと思った。

チームバランスについて

さて、中上級者の話をする。Sの幅が広く、そんな中ルーレットで決めた割には、結果的にチームバランスもよかったんじゃないかなと思う。赤はしごやたえとつなど、苦しんでいたチームがいるのもわかってますが、対戦ゲームな以上どうしたって負けるチームは発生するのでね。3決が3本目までいったことや、決勝が5本目までいったことなどを見ても、大会としてのチームバランスはよかったと思う。もっと馬鹿強いチームができる可能性も、あっこれまずいなと感じるほど弱いチームができる可能性もありましたし。

あとあれだな、これは俺が夏頃から西に対して期待を抱いているから(そしてその期待に西が答え続けてくれているから)というのはあるんだけど、本当に西の存在ってデカいなと思った。チームバランスがいいなと感じれたのは、各チームに強い人がいたからだとも思っていて、それはやっぱりゲーム体力のある、ゲームが上手い新人達が入ってくれたからだよな……と思った。
それによってリーダー枠の人達の負荷も減った気がする。西、マジで……マジでありがとう……。大会のたびに西に感謝してないか?はい……なぜならゲームが上手いし努力の仕方も上手いしメンタルも強いので……。

ランクについて

特にX帯がいるチーム、スクリム中盤くらいで「X帯に破壊してもらう状況を他3人で作る」感じになってきたなあ……と思ったりもしていて、なんていうか……X帯、本当に強いんだよな、と思っていた。やしきずはX帯でいいとかイブラヒムはX帯でいいとか各振り返り配信のコメントで言われてたけど、私は今回のXとS+の振り分けはちょうどよかったなと思っている。
こういう大会の振り返りでよくある「誰々はランク上がってもいい」「次はリーダー枠でもいい」というコメント、好意的なものだとはわかっていても、そう簡単に言いましても……もろもろ考えたりした方がいいんじゃないですか……?と思ったりもする。まあこれは私がマジレス厨かつ杞憂厨かつ冷笑人間なところが悪いんだけど。尋常じゃないほどの「背負い」が発生するところが見たいのであればわかるんだけど……ってなっちゃうんだよな。地力についても、ついでに言えばメンタル面についても。上にいけばいくほど簡単に上げられないと思うんよな……。85レベを90レベにするのはとても大変だと思うから。リップサービスにマジレスしてるつまらない人間なんだよな私って……。

長尾が言ってたように、SとS+の間の枠があったらいい、というのはわかる。というか振り返り配信の長尾の各ライバーの枠への所感はあらかた同意だったな。たまに「お前それリスナーに乗っかってノリで昇格って言ってるだろ……」って思うものもあったが。まあ完全に同じ所感になるわけもないしな。
フレンは東堂花畑小柳風楽ラインかな~あたりとかはかなり分かるなと思いました。先斗をS+上位帯にするのはブキ的に二列目を張るプレイだから大変そう、って言ってたのとかめちゃくちゃ分かるなと思ったし。

忖度について

決勝5戦目(と4戦目)のルール忖度の話もしておく。PCIM優勝おめでとうの話をする上で、その件を無視して喜ぶのは流石にできないな……と思ってしまったので。まあ~……不満に思う人がいるのはわかるな、と思った。だからといって誹謗中傷するのはよくないんだけど、不満が生まれるのもしゃーないな、とも思う絶妙な塩梅の出来事だった。
やるならもっとわからないようにしてほしかったというのもわかる。「すみません、あまりにもルールに偏りが出たので主催判断でエリアにします」と言い切ってくれた方が良かったというのもわかる。ランダムゆえにルールが偏ってしまうことを突き通すのであれば最後までやり抜いて欲しかったというのも、ルールが偏る可能性を鑑みて一度選ばれたものは抜いていくみたいなやり方にしてほしかったというのもわかる。どの主張もわかりはするんだよな~……というのが難しいところだ。

ただ、あまりにもホコアサリの回数が多くて、それまでの段階でチャットが不満たらたらだったというのも忘れてはいけない要素だなと思っていて、あれだけ「エリアは?」と言われてたら忖度したくもなるわ、というのもわかるんだよな……。だってかなり不満たらたらだったもん。あれで最終戦ホコアサリだったらそれはそれで荒れた気もするし。

忖度せざるを得ないような状況になってしまったのもわかるが、あそこまで視聴者にわかりやすい形で忖度されると萎えるというのもわかるからこそ、難しい問題だったな……と感じている。

第3回の時はトーナメントだったから試合(ないし配信)が30分で終わってしまうチームもいて、呆気なさ過ぎて物足りないよ~という声があり、スプラ祭りでは(これは予想だけどおそらく)その反省から全チーム15試合できるようにしていたりしたので、次回以降の改善点として考慮してくれたらいいな、と思う。最初から完璧な大会なんてないと、かの渋ハルも言ってました。

ただそうだな、PCIMを見ていた側からすると、エリア勝てるのか……?って感じで見てたから別になんのルールでもよかったっちゃよかったんだよな。そもそもどのルールだろうと「勝てるのか……?」と思ってたのは変わらないと思う。エリアもマップがキンメじゃなかったらわからないところもあったし。
応援してるチームが勝てたからそんなこと言えるんだろって言われたら何も言い返せないが。怒りも萎えも特になかったんだよな……。次回改善してくれたらいいね、と思っています。

リアタイ当時は手が震えすぎて本配信全然見れてなかったのでこの忖度に全く気付いておらず、騒動を知ったのは1日後でした。あれだけ肩の力抜いてたのに最後必死乙すぎて気づかなかったんだよ。

にじスプラは魔境

私はにじスプラを語る時に第2回スプラの結果をあまり換算していないんだけど(いくらなんでもチーバラぼろぼろだったのと練習期間が短すぎたこと、ルールがナワバリのみだったりしたので、かなりエンジョイ大会だったと思っているため)第2回を抜くとエクスとふわっちしか優勝してないことになるの、凄いんだよな……。

スプラ祭りのMVPエキシビションエキシビションという名目だったから、本人達が優勝だと喜ぶのはともかく、リスナーが優勝って言うのはどうなんだみたいな小競り合いが当時あったんだけど、今年はもう3回優勝してるって語られてても全然揚げ足取りを見かけなかったな。これもまた時の流れか……と思いました。

終わりに

イカ祭りめっちゃ面白かったな~~感想書きてえ~~と思っていたんだけど、自分の感想があまりにも素直すぎてこれをインターネットにあげるとめんどくさいこと言われそうでダルいな……と思って書いてなかった。スパマニュ厳しいとかIGLできないとかデス多いなとか普通にマイナスなこと書いてるのでね……上手いとこだけ書いておけばいいところをね……。なので一月末くらいまで感想書くつもりがなかったんだけど、自分の脳内にずっと文章が溢れかえっていたので吐き出すことにした。

大会系、というかゲーム系について、この人これが上手いけどこの点についてはこの人が上手いな……とか考えるのが好きなんだけど、そういうこと少しでも喋ると「誰かを下げて誰かを上げるな」委員会が押し寄せてくる印象で、あまりにも息苦しいんだよな。それが正しいのはわかるんだけど、厳しすぎない……?と思ってしまう。なにもかも画一的に悪いと糾弾することに対して、物凄く抵抗がある。

そんな仮想敵と戦いを繰り広げた結果、結局「でも忖度するの嫌すぎる!誰のために嘘書く必要がある!?どうせそんな大人数が読むわけでもないのになんでシャドーボクシングしてる!?」という意思が勝ったので、全部素直に書くことにした。結局自分が後に読み返すときのために書いてるわけだし。すべて素直に書けて大分満足してるので、書いてよかったなと思っている。

にじスプラ、毎年面白い。参加者の皆さん、楽しい大会を見せてくれて、楽しい大会にするために努力してくれて、本当にありがとうございました。あなた方の作る大会が大好きです。

久しぶりに8日目見た

久しぶりににじGTA8日目を見た。これはそれだけの日記です。それだけの日記のはずだったんだけど、だらだらと長くなってしまった。

小柳のVCRGTA2アーカイブを完走し、せっかくだし8日目久々に見ようかな~と思ったのがきっかけ。8日目、7月頃は他視点含めてめちゃくちゃ見返してたんだけど、8月に感想文書き上げてからは青エゴだったり他の過去アーカイブだったりを見ていたため、体感的には久しぶりに見るか~の気持ちだった。

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そうしたら驚いたことに、アーカイブをクリックしようとすると手が震えるんですよ。驚きました。「これから死地に赴く人を見送る人の気持ち」みたいになってた。あの日の結果知ってるのに?はいそうです。死地に赴くは完全に過剰表現なんですが、「火中の栗を拾いに行く人を見る時の気持ち」にはなってた。少なくとも。
この四か月で小柳のことをあの時よりかは少し知ったからゆえの震えだったんだろうな。当時は「新人でこの役割背負わないといけなくなったのマジえぐすぎるな……」くらいの気持ちで見てたので。ロレエビが闇堕ちしたこと自体についてはかなり深刻に捉えていたんだけど。

 

8日目の感想語る前に、7日目の26億事件について語る。感想文で既にある程度語ってるのでその辺は割愛しつつ。26億事件、誰も悪くないと思ってるのは大前提としてあるんだけど、関わったライバー達に少しずつ悪いとこがあったとも思っている。それらが重なりに重なって発生してしまった事件でもあったな、と。

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26億事件、大きく分けて3つのヘイト先があったと思う、私の認識だと。
「そもそも食い逃げをするな、ヤバそうになったら土下座でもなんでもしておけばよかったのに、というロレエビの行動へのヘイト」
「あれだけ育ててもらったのに嬉々として追放しようとしたことに対する警察へのヘイト」
「26億とかいうゲームバランス崩れるに決まってる金額をぼったくり、かなり無理矢理注文させ、ずっとマジの請求をするかのような雰囲気を崩すことなくゴリ押してきたホスキャバへのヘイト」
どれもちょっとずつ悪くはあった。それらが積み重なってあの大事件が巻き起こることとなったんだよな、とも思う。

そういえばホスキャバについて感想文で語ってなかったので少し書くと、尊様のよくないとこ出ちゃったな……!みたいな気持ちだった。良い悪いは個々人の感覚によるわけなんだけど、私の視点/感覚からだと「よくないとこ」って言葉が近かった。
あの辺、尊様があもあすで疑われた時に負けじと言い返していた姿を思い出していた。レスバで負けたくないという思いが強く出る時があるんだな、みたいな印象を持っていて、それ自体は悪い事ではないんだけど、それがよくない感じに作用してるなあ……と思っていた。

あの時ホスキャバ&半グレってすべての決定権が尊様にあるからこそ他ライバーは賑やかししかできないわけで、その賑やかしが余計に最悪の方向に舵を切ることになってしまったよな……とも思っている。これだけ多くの人を巻き込んでしまったからにはちゃんとオチをつけないといけない、となってしまったし、ロレエビを責め立てる人が増えたことによるヘイト増加もあったと思うし。

話を戻す。私、もしも7日目を小柳メインで見てたら小柳に対して「小柳は悪くないよ」とは言えなかっただろうな……と思っているんだよな。悪くないよコメ自体への批判とかそういう話ではないです。実際大罪を犯したというわけでもないし、悪くない部分もたくさんありますし。私は言えなかっただろうなと思ったという、それだけの話です。
多分「やっちゃったな……」みたいな気持ちになってたんじゃないかな、と思う。悪くない部分があったとしても、ヘイトを抱いている人はそんなの関係なしに糾弾してくるだろうし、と思ってるからこその「やっちゃったな……」みたいなね。

新署長宣言はともかくとして、どっちかというとそこから本署に護送する車内での時間や、2度目の逃亡→追跡でごちゃった時にどうにかできなかったかな……みたいなことを苦く捉えたんじゃないかなと思う。まあ2度目の逃亡の時は26億(24億)という額が提示されてしまってた状態なのでかなり難しめなんだけど。

ただ、その「悪かったとこ」に対して、小柳が自ら背負ったものの大きさがでかすぎたなとも思ってるので、それらが合わさってめちゃくちゃ苦しい気持ちになってただろうな~みたいなことを考えた。当時、とばっちりくらいまくってるな……とも思ってたから。最初信じようとしてたのも込みで。

荒れとか燃えとかについて、「そんなことで荒れるなや」と思えてる時はどうでもいいんだけど、「それは仕方ないわ……」になる時が一番しんどかったりするんだよな、個人的には。中々ないんだけどね、「それは仕方ないわ……」になる時。
しかしながら、7日目の事件は「仕方ないわ……」の成分が多かった。これは小柳に対してというより、関わったライバーで配信が荒れてしまった人達について全体的にそう思ってる。

ライバーのことが好きだからこそ、そのライバーの尊厳が損なわれそうになった時に攻撃的になってしまう人も一定数いるわけなので。良くはないんだけど、そういう思考になってしまう人がいる、というのは理解できるんだよ。

26億事件、当時見ててかなりしんどかったんだよな……食い逃げの前のホスキャバで勝手にタワー入れられてたとこからもう既に結構辛かった。笹木視点で嵌めようとしてるのがわかった上で、複窓でロレ視点も見ていたというのもあって。
こういうのでしんどくなってしまうの、「エンタメだからムキになるな」「全部エンタメだぞ」で薙ぎ倒されてしまうわけなんだけど、まあ……その辺はごめんって感じだ。全部エンタメだと思って笑えなくてごめん。石を投げて頂いて構いません。あの時は「これヤバくないか……」という焦燥感で見続けてしまっていました、すみませんでした。ロレエビ闇堕ちに対して「ああ……」ってなってた。普通にギャングと警察のバランスが終わる……でもそもそも26億という額の時点でバランスは終わっている……という絶望感に包まれていた。

結局何が言いたいかというと、これ当時小柳視点メインで追ってたらマジで辛い1日を過ごすことになってたんじゃないかなと思ってる、ということだ。多分心臓バックバクになってた気がする。いや、当時もなってはいたけど、中身が違う。
当時は「これどうなっちゃうんだろう……」という、にじGTA企画全体への危惧をしていた。これ上手い事収拾つけないとせっかくの超大型企画が大炎上で終わりかねないだろ、みたいな不安と緊張と恐怖があった。あとロレエビがあの日までの間に「俺だけは最終日まで警察でいる」と発言していたのに、そうならない可能性が出てきたことに悲しくなっていた。ありがとうパンもらうもんだと思ってたので。

で、今タイムスリップしたら多分、小柳個人に対しての緊張と不安の割合が増えるんだろうな、と思ってる。今日の配信めちゃくちゃ荒れるんだろうなとか、これ小柳一人でなんとかできるのか……?みたいな怖さが増えそうだなっていう。
当時追ってたオタクはどういう気持ちで8日目見てたのか、みたいな内容の箱を7月あたりに何個かもらったんだけど、「小柳なら大丈夫だろうと思ってたけど荒れは怖かった」みたいな感想が多くてそれにも驚いた。私だったら多分そこまで信じれてなかっただろうな……と思うので。今タイムスリップしても多分そこまでは信じれない気がするんだよな……。

 

8日目の話をしようとすると7日目にも触れたくなってしまうし、7日目に触れると6日目にも触れたくなってしまう。なので少し6日目にも触れます。

私は7日目を見ると「ああ……」という絶望と悔恨に近しい気持ちになるんだけど、これは小柳6日目に起因する部分も少なからずある。アオハルヘリ練してたのになあとか、一緒にギャングのフリしていたずらしようぜって企んでたのになあ、みたいなことを思ってしまうのだ。

しかも6日目は鯖閉じ後の雑談も沁みてしまう。
「細かい技術でまだ差があるなやっぱり、署長副署長に比べて」「(配信タイトルについて)疑われたわ、闇堕ちか?って。する予定ねえっす、闇堕ち」「警察の業務にマンネリを感じたら闇堕ちするかもしんないけど。マジでやってらんねえ、余裕だわ~(ってなるのは)ないからな。そんな状態ないからな普通に」

「これ誰かヘリの修理やってますか?」「やってるし配信中だよ」ここも本当に好きなんだよな……。

これはすべてが大団円で終わったからこそ言えることだとは思うんだけど、あまりにも物語として完成度が高すぎる。6日目からの7日目(26億事件)、あんなに小柳は署長副署長のために頑張ろうとしてたし二人のことを尊敬していたのに……ってなるんだよ。前日に闇堕ちの話題に触れてギャグのように扱ってるのも伏線ポイントすぎるんだよな……。物語としての「深み」がありすぎる。

 

話が右往左往するが、7日目小柳の「こいつすごすぎるだろ……」(当時小柳ほぼ初見の感想)ポイントも語っておくか?いやでもそれは感想文で既に語ってはいるんだよな……。とりあえず凄すぎる言葉達だけは書いとくか。

「覚悟決めなきゃいけないのかもな。ローレンさんとエクスさんがこのまま警察を追放されるってなった時、皆が頼れるのは俺しかいないのかもしれない」
「今頼れるのは俺しかいない、皆が。犯罪が耐えないこのにじサントスで、柱がいなくなった以上、やるしかないでしょ」
「一番不安なのは多分、俺以外のGTA初めて遊ぶ人達だと思うから。俺が辞めるのは違う、俺がそうなる(闇堕ちする)のは違う」
「大丈夫よ。安心して、大丈夫大丈夫。そんな心配しなくても大丈夫よ、ごめんね」
「多分リスナーもね、不安に思ってる人もいると思うんだけど、中には。第一回目のにじさんじGTAだし、ちゃんと終われるようにじゃないけど、マジで楽しみながら作っていくので、見守って頂ければと思います」

この辺は感想文で語りましたが……本当にすごいな……今改めて振り返っても……。覚悟の決め方からリスナーのケアまで、本当にすごい。警察に向けられるヘイトをすべて背負おうとしたのが本当にすごいなと感じてしまう。デビュー1年そこらの新人が、という点も含めて。

あとはまあ……これは台詞としてクソ好きというだけなんだけど、「マジで……クッソ……なんでだよ……」がかなり好きです。絶望と焦燥と後悔と悔恨をありありと感じる台詞すぎた。ただそれだけの感想。
7日目から8日目始まるまでの振り返りはこんなところかな。

 

さて、8日目だ。なんか見返してみると鯖入る前でさえ泣ける。コメ欄の「祈り」込みで泣ける。先にコメ欄について語るか。
「Aのコメ欄治安いいから」みたいな内輪ノリが本当に嫌いで、それを棚に上げて自分がダブスタすることに罪悪感があるんだけど、流石に偉かったからな……。そもそも俺は「内」にいるとは思ってないんだけど、そう思わない人もいるだろうし、念のため。嫌悪する気持ちより流石に良かったと言いたい気持ちが勝ってしまった。

8日目、善良な人達の祈りを感じるコメントにぐっときてしまう。この日始まるまで小柳の枠くそほど荒れるんだろうなと思ってたので……。全く荒れてなかったかと言われると荒れてる時もあったが、想定以下ではあったんだよな。当時めちゃくちゃ驚いていた記憶がある。皆すごい「小柳がんばれ」って言ってるな……すごいな……やっぱり2人に戻ってきてもらいたいと祈っている人が多いんだな……と感じていた。

というか見返してみると荒れというより「○○どうするの?」みたいな……なんだ?質問を装った指示、みたいなのが多かったな。二人に戻ってきてほしいがゆえに焦ってるんだろうな……と思いながら見てた。別に指示を擁護したいわけでもないが。まあそもそも指示厨というものに対してそこまで嫌悪がないので……。

あと、見返してる時「マジで草生やしてるコメント偉すぎるだろ」って気持ちになった。あの状況で、配信で起こっていることに対してちゃんと反応してちゃんと「草」(それに類するwwwがついた文章も含め)ってコメントできるの、本当にすごいなと思う。どうなんだろう、私の考えすぎなのかな。
特に状況を深刻に捉えず、単純に笑ってた人もたくさんいるだろうけど、それはそれで何も間違ってないのでいいとして。「今の状況をわかってるけど、配信の雰囲気を落とさないために芝つけてコメントしてた人」もいたんじゃないかな……と思っちゃうんだよな。

この辺ドーナツ事変見たからそう思ってるところがある。ドーナツ事変の時、あまりにもコメ欄に「偉さ」を感じていたので。流石にあれは「あ、ピリつきそうかも……」と察知している人達が、察知した上で「今ピリついてないですよ、これはいい時間だし大事な時間ですよ」を示すためにコメントしてたな……と感じている。
この辺は私が深読みしすぎてるだけの勘違いかもしれないんだけど。まあ、私の目にはそう見えていたというだけの話なので。実際ああいう話し合いはマジで大事だし、強くなる上で不可欠だし。それはそれとしてああいう話し合いを見るのが慣れてない人もいたと思うので……。いいコメ欄だったんだよ、ドーナツ事変……。スクリム3日目のミルファイトまわりで話し合いになった時に、どこからともなく『8GOWIN』のコメントが流れまくってたのも結構感動していたんだよな……。

8日目にタイムスリップしたとして、多分草生やす類のコメント絶対にできなかったと思うんだよな、私。今の状態であの日にタイムスリップしたら恐怖と緊張で震えながら見てるだけになってたと思う。まあ当時もそんな感じではあったけど。そもそも普段「うおおおおお」くらいしかコメントしないROM専だからというのもありますね……。

 

8日目、ログイン時に警察全員のFAがないの凝ってるよな……マジで……。鯖入って無線の挨拶がさあ……。皆が「いつも通り」をやろうとしてるけど、どことなく空元気さを感じてしまうの、本当に切ないんだよな……。
会議室で情報整理しよう!と無線で伝えてから、会議室にいる西園に小柳が「緊張しなくても大丈夫よ」って言ってるのもすごすぎる。ちゃんと西園の声が固い事に気づいている……ご明察、西園は鯖入る前から泣いていたため……。西園の背負いもえぐかったな……。
「咲さんおはよう」も好き。これは私が笹木と小柳のコンビをとても好きになってしまったからというだけの理由で記載しています。

りりむへのケーキは感想文で語ったのでいいでしょう。この時のりりむ枠、マジでしんどすぎて泣いてたな~俺……。りりむがしんどそうなのがしんどくて……。

「フリーカなんて全部無視でいい!」「こんなのうちらに大事な仕事じゃない」この辺の割り切りも好きだ。というか本当にこの日の笹木が俺の好きな笹木凝縮詰め合わせセットすぎて、小柳枠の感想書こうとしてるのに笹木が出てくるとこ全部触れてしまいそうだ……。

ここで笹木の説明聞いて素直に驚いているコメント見ると(視聴者ってどこまで把握した上でこれ見てるんだ……?)みたいなこと気になっちゃうんだよな。切り抜きやらツイートやらで何が起きたか状況把握した上で「知らない体」でコメントしてるのか、マジで情報入れずに見てるのかが気になってしまう。
俺がこういうの事前に何が起きてたのかアーカイブ見て把握するタイプで、リアタイ時はめちゃくちゃ複窓して各枠で何が起きてるのか同時に見て「あああ……」みたいなことやるタイプなのもあり。当時笹木枠でもりりむ枠でも思ってた。特にりりむ枠。

序盤のコウと遊園地で会話する辺りまでのりりむ枠、マジでしんどかったんだよな……りりむが何一つ悪くないのに二人がいなくなってしまって悲しんでいるという状況ゆえに、コメ欄で7日目警察の動きについてめちゃくちゃマジレスされてたので。やっぱり批判が「そりゃそう思うよな……」の時ほどしんどくなるんだよな……と感じた。
「結局俺達は、死ぬほど世話になったのにあの二人を信じきれなくて居場所をなくしちゃったから」
「りりむは、そんな署長を許したい」
りりむ;;;;この辺、りりむと警察メンバーの思考というか意思が噛み合ってない感じもまた辛いというか、りりむのコメ欄が激化してた要因のひとつでもあるんだよな……。警察メンバーは「まず26億をどうにかしないと二人を取り戻すとこまでいけない」って感じで段階的なんだけど、りりむはそんな金額割とどうでもよい(どうでもよくないけど、実際どうでもよくもある)という認識で、いの一番にロレエビのことを考えているので。

「俺が対応上手くできてればこんなことにはならなかったと思うんだけど……」これを新人が言ってる状況、えぐいんだよな……。「そんなことない!」に対して「皆がそう言ってくれるのもわかってるんだけど、もっと上手く対応はできたと思う」って返してるのすごすぎる。

会議終わった後に小柳と笹木で話してるところも好きだ。「ちょっとしたいたずらのはずだったんだよ」がすべてすぎる。ここの二人、自らの罪の意識が重めなとこもよかったんだよな……。そんなに自分を責めるなよと言いたいところではあるんだけど、まあ責めるよなあ……ってことをしてたな、とも思うので。そして神田は一人黙って闇堕ちまで考えこんでたという。神田ほんっとに、ほんとにさあ~~~!!!(謎ギレ)

「内情を知る人がいてほんとに助かった」
笹木と離れてからこれ言うの偉いんだよな……。あ、笹木にヘイト向かないようにコメ欄制御しようとしてくれてるな、と感じたので。深読みしすぎか?深読みだったらそれはそれで別にいいです。偉い言葉なことに変わりはないので。まあ別にそこまでヘイト向かなそうではあったけど。

「昨日の時点でな……ローレンさん俺に耳傾けてくれてたのにな。信じきれなかった、俺は」
「変わってたのかもしれない、あそこで。俺が二人の話聞いて逃亡してたら」
「やり直そう、今日、ちゃんと。取り戻そう、警察の日常を」

そこからのボブキャ、つれえ~~~~。「あの二人の背中でけえ……でかすぎる……」名台詞。警察全滅っぽいなの時のコメ欄、悲壮感がありありと滲み出ていて辛いよ~~~;;;だからこそ奏斗捕まえた報告を神田から聞いた時の喜びと感謝もすごい。
ぺしょぺしょのパタ笹、マジでぺしょぺしょなんだよ~~;;;ここ苦しいぜ……。「おい悔しいが!?」も悔しすぎますね……。

本署戻った時の西園からの白黒パーカーの三人組報告、物語性がすごい。石神に現状説明するときのくだりは感想文で書いた。「取返しつかなくなっちゃった」「おい取返しいくぞ!」

そこからキャバに事情聴取しにいくくだり、皆で行ったらぐだるかもってのがあり、小柳が笹木にどうするか相談しているのもよすぎる。この時点でかなり代理署長と代理副署長だったんだよ……。笹木が小柳のこと「ロウくん」て呼んでるのも、本当に本当にいい。この話、この四か月で10回くらいしている気がする。真面目な時はふざけられなくなる笹木咲、愛……。土下座のエモート確認とかのくだりもとても好き。

ホスキャバとの交渉まわり、ドーナツ事変の100倍はぴりついてた、個人的に。ドーナツ事変はマジで最高の時間でしかなかったので……。あの時間、私にとっては「小柳の初V最がこのメンバーで本当によかったな……」の時間でしかなかったからな……。突然ドーナツ事変語ってしまった。ドーナツ事変が本当に好きなんだわ……。というか自己肯定感の回答聞いたことにより、一層「ああ青エゴって最高だったんだあ……」ってなったんだよ。全員クソストイックだったから……。

話を戻す。交渉はねえ、きっとヘイト向けてるリスナーもいるよな~~;;みたいな思考で見てたからかなりひやひやしたんだよね。どういう着地点でいくんだ……?っていうのもあって。これは小柳と笹木の役割分担が見事にハマったな~と思いました。笹木が本当に偉い……。俺は笹木が好きや……。あの場でエンタメに温度感を戻しにいく手腕、惚れ惚れしちゃったな。笑いって緊張と緩和なんだ……。
まあこの辺は感想文でも書いたか。小柳がデビュー1年で大先輩の尊様相手にメインで交渉を行った事、当時本当に圧倒されていた。にじさんじ、ライバー間では別に気にしてる人そんないないと思ってるんだけど、オタク達が上下関係にうるさい印象があるので、余計に。

そこからのマナ様の「頑張ったね」については100万回語られているでしょう。こういうデカいコラボでの同期ならではの絡みっていいよね、と思いました。ロレパタしかり、笹りりしかり。

ホスキャバとの交渉まわり、キレてるコメントはまあいいとして。「www」でカムフラしてるだけで画面の向こうで怒ってるだろこれ……みたいなコメが散見されるのも味わい深い。ホスキャバ側の言い分について「それは無理だろw」みたいなやつね。まあでもカムフラしてるだけ偉いとも言える、か……?いや別に偉くはないな。

そしてちゃんと笑ってそうなコメントは純粋に偉い。本当に凄いなと思う。エンタメをエンタメとして見れてすごい……。あの日素で笑ったタイミング、私はあまりなかったので……あの日はかなりずっと泣いてた。泣きながら行く末を見守っていた。

で、次は石神との天空闘技場への移動か。台詞力の高さ的に状況説明時の会話の方がピックアップされがちな気がするんだけど、個人的には石神との会話だとこっちの方が好きなんだよな……。
「お前めっちゃ大変だっただろ!?」に対して「いや俺に落ち度がある」って返してた小柳がマジで好きだ。あ、これ石神ちゃんと状況把握した上で道化やってくれてるな……ってなるので好きなんだよな。
この後やってくる教授の車インパウンドするときの会話もそうなんだけど、「俺が悪い」という認識の小柳に対して「いやいや」って言ってくれてるのがマジでいいんだよな……。7日目不在だったからこそ言える「勘違いとかでしょ?」は強かった。そりゃ視聴者も「そうなんだよ~~;;;」ってなりますわ。実際7~8割くらい「流れ」だったからな……。
だというのにずっと「俺が悪い」という自省の姿勢を崩さない小柳もまた凄いというか……。いやそりゃこの場で「俺は悪くない」みたいな言葉を言えるはずがないとも思うんだけどね。だけど視聴者的には「別に小柳一人が悪かったわけじゃないし、強いて言うならあまりにも流れが悪かったがゆえの事故だよ」くらいに捉えてる人が多かったと思う、多分。だからこそ、自分が悪いという姿勢を崩さない小柳を見て苦しくなってしまった。
小柳ひとりが悪かったわけじゃないのに、新人なのに、どうしてこんなに何もかもを背負ってくれてるんだ……と当時感じていた。本当に圧倒されていた。あの日の小柳が背負っているものが、あまりにも大きすぎて。荷物の重さに一度も不満を漏らさず背負い切ろうとしていることに、本当に驚かされていた。新人でこんなに背負える人いたんだ……という驚きだった。

天空闘技場のくだり、まともにコメ欄見たの初めてかもしれん……鳩ワロタ。こういう時のコメ欄って結果的に鳩は少なくて、鳩にキレてるコメントの方が目に付くようになるんだわ。それらを無視して目の前で起きてることにコメントしている人達は本当に偉い……偉すぎる……。

闘技場、当時見てる時は(闘技場なんてやってる暇あるのか……?早く闘技場終わってくれ;;;ぐだらないでくれ;;;)と焦りながらも、まあロレエビもここにいるしええか……とチルしてもいた。そのため、あまり記憶がない。裏でコウが警察署にいたずらしてることに気づいて「コウお前ほんと余計なことすな!!!!!」ってキレてた記憶はある。
りりむから話を聞いた上で、ひすぴが泣いてるのを聞いた上でその突拍子もないいたずらができるの、普通に引いたからな。コウの悪いとこでてる……ってGTA期間何回思ったかわからん。空気読みに向いてなさすぎる。でも好き放題するのをエンタメとして楽しんでいる人もたくさんいたわけで……。俺はそういうコウをエンタメとして見れなかったので、序盤はイブラヒム枠を見ていたわけなんだが……。

闘技場の約1時間、コメ欄偉すぎるだろ……という気持ちになってしまう。まだロレエビに謝罪までいけてないのに「闘技場楽しもう」って小柳が言った通りにちゃんと楽しんでるの、偉すぎるだろ……。いやこれあれか?俺が複窓でロレエビが着々と大型の準備してるのを知ってたから焦ってたってだけなのか?いやでも闘技場終わった途端に「さて……」みたいなコメント結構あったから皆待ってたよな……?と思うんだが……。この日記、当時のリスナー心境考察日記になりつつあるな……。

ロレの正体バレ、当時「えっこのタイミングで!?ロレはロレで迂闊すぎないか!?」と思ったが、なんやかんやよかったのかもな……。ここで連絡先交換できなかったらそもそも連絡取れずに終わってた可能性もあるしな……というのもあり。笹木とパタちが連絡先交換のためにロレに話しかけてるときの声のシリアスさもまたすごいのよ……。そこからのりりむの「大好きだから!」に繋がるのもあり……。

闘技場の帰り道で小柳の車にたまたまりりむが乗るのも物語性高い……。「戻ってきてほしいけど……そこまで伝えれなかったな……」はりりむの優しさが溢れているんだよな……。

ふわっちとのチェイス、ふわっちがさらっと警察側のこと気にかけてるのマジで上手い……上手い……となってしまう。ふわっちの演者としての絶妙な軽さが凄いって話なんだよね……。このチェイス中に「警察大変なんじゃないのか!」って言ってきたふわっちに対して「今はわりかし肩の荷が下りてます、ただどうなるかわかんない!」って小柳が言ってたの、まあこの時点ではな……みたいな気持ちになりますね。
この後、新署長小柳ロウの前には、さらなる試練が立ちはだかるのであった――。ってナレーション入れてしまいたくなる、今見ると。

ふわっちロストしたときの無線報告でのパタちの声色が暗いことに気づいて気にかけてる小柳、なんかもう苦しいよ俺。絶対小柳が一番苦しいはずなのに、そんな状態で「初心者の人達」を気にかけてたのが本当に……本当に凄いと思うよ……。

ロレと電話して本署に来てもらう事になった連絡の無線聞いて笹木の尽力に感謝しているコメ欄、流石に気持ちよすぎるな。笹木……本当に最高だ……。

ロレエビが本署来た時の「いいんですか?俺ら、この立派な建物に踏み入っても」苦しい;;;あまりにも苦しすぎる。

「ロウくん、大丈夫かな……」って笹木が話しかけてくるの、よすぎる。笹木が小柳を頼っている姿、とてもよい。ここで小声でどういう流れで謝るのか相談してるの、本当にいい。

ここでロレエビへの謝罪。ここはなんていうか……互いに謝れてよかったな……って感じだ。ギャンが見たいリスナーなどのことも考えての大型対決という着地点。しかし警察にとってはかなりキツい勝負でもあった。本当にオイルリグがね~~……警察が捕まえるの割と無理ゲーだからね……。

駐車場出てからロレと小柳が二人で話してるところも好きです。すべてへの気遣いがあった、互いに。

「取り戻すぞ、俺らの光を」

再起動してる間のひとり言も、GTA2での記憶も踏まえてどの大型でくるのか予想してるんだろうなと感じる。「ユニオンだったらキツいな」って言ってるの、伏線だなあ……。

その後、この日2回目のボブキャ。ミランがヘリに乗ってくるやつ。これ笑えるリスナー本当に凄いな……と思う。私だったら直視できてない、多分。本当にそれどころじゃなさすぎたので。この辺は当時ロレ枠の方を見ていた。どの大型やるつもりでいるんだろうというのが気になってたので。ちまブラ合流ターンでもあったし。

ボブキャに閉じ込められた時誰か来れない?って無線で聞いたらソフィアがちゃんと来てくれてたの、ソフィア……仕事ができる……ってなる。ソフィア、本当に要所要所で活躍している……。

本署戻った時、マジラボから寿司買って、警察の皆に宣伝してね(意訳)って言われてちゃんとその後無線で宣伝してるの、ちゃんとしすぎてて驚く。この状況でそんな些細な対応まで丁寧にこなすんか……という驚き。

そしてネスくんイン。この時のコメ欄の喜び方えぐい。ちゃんと電話で状況確認までしてるネスくん、あまりにも偉すぎる。「ありがとうございますロウさん」に対して「いやいや俺なんもしてないから」って返してる小柳は、何?いや多分条件反射的な謙遜だとは思うんですが……。なんもしてないは嘘だろ!!ってなるだろ……。

そこからの教授のインバウンド依頼。これもまたよかったな……。車の場所に向かってる時にソフィからの無線での質問に答えてるのもえぐい。なにもかもを一人でやっている……えぐすぎる……。状況をちゃんと把握している教授との会話、本当にいいんだよな……ロレの同期でもあるがゆえに、ロレの性格への理解もあるのがよくて……。

「羽目を外そうとちょっとなって、やっぱその場のノリでね、結構盛り上がっちゃうタイプだと思いますから」
「ロウくんはロウくんなりに頑張ったじゃないですか」
「聞きましたよ、署長のこと。本当はあれだったんでしょ、ちゃんと信じたんでしょ?」
「ノリは大事ですから」

双方への理解があるからこそのあたたかみのある励ましと受容の言葉が本当にいい。優しさに溢れている。
その後すぐにロレからオイルリグの予告電話がくるのも物語性がありすぎる。怒涛すぎる。

ここから小柳のソロ作戦立案タイムなわけだが……「ハユンいるかな」が嬉しいな……。このソロ作戦考えタイムのコメ欄、きっと祈りがこもりまくっていたのだろうと感じられる『がんばれ』が多くて泣けるんだよな……。あの時画面の向こうで同じように祈っていた人がいるんだろうなと思える痕跡なので……。

オイルリグの配置を無線で伝えてる時にコウが書いたカス記事が上がるわけなんだけど、あまりの空気の読めなさにマジでひやひやしたぜ。小柳が記事読む暇さえなかったので助かりました……。本当にコウがすみません、俺が代わりに腹を切ることで詫びさせてください(ママヅラ!?)って感じだ。
こういうの、軍団特有の「コウに強く当たれる俺達!」感が出てしまって本当に恥ずかしいんだけど、まあそれらを差し置いてもあのタイミングで事実無根の捏造記事ぶちあげるのはカスだったと思うからな……。

この辺、みんな集めて説明したらとか、下見で予習した方がいいんじゃとか、船なしはキツいとか、色々なコメントがあったんだな。そしてそういう指示コメより指示コメやめろ自治厨も出てくるの、GTAですね。こういうとこ日本人の真面目なとこ出てるなあ(褒めてないです)と思ってしまうんだけど、日本人でくくるの主語デカいんだろうか。

ハユンとの作戦会議も大好き。そこからのりりむの「力になるから、絶対」も好き。果たしてりりむは力になれんのか……??ということはさておき。台詞がいいのでね。それになんやかや最後は力そのものになりましたからね。
パタちの「ロウくんありがとね全部考えてくれて」、泣ける。

この日記、8日目見返したらこういうことを思いました日記のつもりで書き始めたんだけど、結果的に好きポイント箇条書きになってるな……。

オイルリグなあ……オイルリグ……。これ感想文でも書いた気がするけどDROPS側でなんかトロ握らないと無理だよなと思ってたので、この切実な応援に満ちたコメ欄、辛くなってしまう。逃げ切りだ……ってのを察し始めたとこからのコメ欄込みで苦しいぜ。
「署に戻るは間違いない?」「うん、一旦署に戻っていいよ」からのマナ様の「了解、ありがとう」、よすぎる。

ここからハユン達をピックしにいってアーティファクト始まった流れ、すごいな……。忙しすぎる……。仮に指示役がもう1人(たとえばこの日不在の獅子堂とか)いたとしても、すべての指示を完璧にしたとしても、結局その指示を聞いた初心者勢が動けるかは別の話だと思うので辛い戦いでしたね……。多分動けないと思うんだよな、「橋上取り返そう」って言われても、(橋上?)ってなるだろうし、「取り返す」も簡単にできるわけじゃないし。難しかったと思う。

アーティファクト対応、GTA2見たことにより「VCRGTA2ではあんな警察強くてアーティの攻略手こずったのにな……」みたいな気持ちにもなりますね。これ日本語的ににじポリスが弱いみたいな書き方になってますが……そういうことではなく……。というかVCRはストグラ勢もいてギャングも相応の強さだったので……。
揚げ足取られるの嫌すぎて説明長くなるくらいなら書かなきゃいいんだろうけど、せっかくだからGTA2を見た感想踏まえて書きたいからさあ……。

というかアーティファクト終わった時点で鯖閉じまで残り1時間半しかないの、絶望すぎるな。DROPS、よくここから軍事物資やってユニオン準備したな……。牢屋対応など、ハユンとネスくん本当にありがとう。大感謝。

アーティファクト終わった後、記者からの電話へかけ直し。ここのひすぴ電話→エクスへの電話→軍事物資、マジで結末直前の最大絶望落下点だ。すべてが大団円で終わったからこそ言えることだけど、この辺であまりにも小柳への負荷がかかりすぎてたからこそ、視聴者が小柳に同情したし、弱音や愚痴めいたことを一切吐かない姿勢に胸を打たれたんだろうなあ、とも思う。

「初めてのところで4人はすごいよ普通に。みんなマジで成長してる」これこの状況で言えるの偉すぎる。コメ欄が絶望してるタイミングだったので、コメ欄の流れ変えようとしてんの偉いな……と思った。

で、軍事物資ロスト。その後ヘリの回収のために飛行場に行く、戻ってくる、ミランからの電話対応する、笹木からのリベンジいきましょう無線くる。怒涛。この時点で残り1時間。やばすぎるね……。

「大丈夫っすか咲さん」「なにがよ?」「疲れてない?大丈夫?」「大丈夫!がんばろう」

この先は割と感想文で書いたかな……多分……。ちょっと日記書くの疲れてきてしまいましたね。書き始めたときの勢いが衰えてきた。

どの大型くるかな?って皆で作戦会議してるとき、「ユニオンだったら嫌だな……」とか、まあユニオン関連のコメントがあり、それに対して「鳩やめろ」って飛んでたけど。こういうのって鳩やめろの方が鳩になってるよな……と思う。この状況でユニオンへの言及が全くないコメ欄、それはそれで全員2窓してるだろ、と思ってしまうだろうから……。まあ実際半分くらいは気づいてない風の鳩だったんだろうとも思うんだけどね。

ストーリーゲー配信の「AがBかもな」みたいな今後の展開を予想してるだけのコメントに対しての「ネタバレやめろ」コメによって「あ、それで合ってるんだ……」になる現象に近いなあと思ってる。単純に展開予想しただけなのに……っていうね。そういうコメントまで規制し始めたらいよいよ配信おもんなくなるんだよな。

それでロレから笹木に電話がかかってきて、「皆これユニオンだわ」って無線が入った時のコメ欄の絶望、改めてえぐいな~~。「終わった……」コメ、あまりにも悲壮感に溢れすぎてる。そうなんだよな、ユニオンはきついのよこの警察メンツだと……ってなる。いやDROPS側も一番負けの可能性が高い大型ではあったんだけど。本当にぎりぎりの戦いだったな……。

そこから四つ又組の下見。飛行場起こってるの気づいてるのおそらく小柳とハユンだけなのが本当に大変さが出てるんだよな……。

「ソフィアさん大丈夫?緊張してない?」「何もわかってないよ……?」
こんなこと言っとりますがソフィは1キルしてるので偉すぎます。

「成長するねえ皆。どんどん強くなるぞ」
コメ欄が「警察のバランスが……」みたいになってたこのタイミングでこれ言えるの偉すぎる。こういう義務をちゃんと言えるのほんと凄いなと思う。成長しているのは事実ではあったし。

石神、食料買ってきてくれてありがとうな。ここから先は感想文で大体書いたので特に書くことがない。どうしよう、本当に書くことがない。フリーカ通知→オイルリグ通知→ユニオン通知。

大穴上から射線通してる時の「俺が死んじゃいけない」切実すぎる。えぺよりばろよりOWより死が重いゲーム、それがGTA5……。

ユニオンの大穴からヘリ入れたの、GTA2で下見してるときに「大穴からのヘリ脱出は無理だな」って話してたのも踏まえるとマジでやってること凄すぎたな……。俺が切り抜き師だったら絶対GTA2の回想入れてるな……と思ったもん。なんで豆ヘリでもないヘリで入れるんだ、上手すぎるだろ。

四つ又から移動してきたロレの獅子奮迅の猛追、恐ろしすぎますね。小柳ダウンした時の絶望えぐかったな当時……。でもここで笹木りりむ神田西園っていう先輩陣(西園が警察内だと先輩側なのマジでビビる)が踏ん張ったの、よかったな……。

消え入るような「がんばれ」、そしてそこからのりりむの勝利、本当によかった。警察側がりりむ一人まで削れてたことさえもドラマだったな。ぎりぎりの戦いの上で掴んだ奇跡に感謝。

 

このくらいかな。8日目久しぶりに見たら手が震えたぜみたいなこと書くだけのつもりだったのに、存外たくさん書いてしまった。小柳単体の感想文も書けたらいいな~やる気が出れば、とか思ってたので書けてよかったです。

8日目を経験できたの、貴重な体験だったな……奇跡に溢れたあの時間が、本当にかけがえのない宝物になった。余談ですが、「今後どんな大会があっても8日目以上に緊張することないだろうから見るの楽でいいな」とか7月の時点では思ってたんだけど、全然V最もEXバロも「祈り」すぎてしまってたし、スクリム毎日クソ緊張してたので俺は弱い。なんか緊張の種類が違い過ぎました。

Vって虚構の存在だし、にじサントスも虚構の街ではあるんだけど、あの時あの場所にはたしかに人の生活があったし、たくさんの強い思いがあった。それがすごくよかった。署長と副署長に戻ってきてもらいたいと強く願って奔走した警察署員達の時間は本当に“あった”と思えた。その思い出を大切にしていきたいな……と思っています。
美しい物語をありがとう。たくさん頑張ってくれてありがとう。にじサントスに光を取り戻してくれてありがとう、ヒーロー。