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NIJISANJI Extreme Match / VALORANT

ガチ大会、最高~~~~!!!!! ずっとずっと待ってた!!!

※この文章はアースバースラーズ(小柳ロウメイン)の顔合わせから本番までの感想文兼日記です。「私個人の視点だとこう見えていた」という「主観的かつ個人的」な感想まとめであり、記載している所感はすべて「感想」です。正しいかどうかの担保はなく、正誤はありません。

ネガティブな話や現実的な問題の話、本配信が荒れた話なども書いています。そのため人によっては不快にさせてしまう可能性があります。ご了承ください。

告知説明配信まで

9月30日。突然エクスのTwitter(X)で「NIJISANJI Extreme Match / VALORANT」の開催告知枠のツイートが行われた。え!?!?!!?ヴァロの大会!?!?!?いいんですか!?!?!?私は動揺した。何を隠そう、私はヴァロの大会を見たかったのだ。にじGTAで小柳とカゲツのIGLに脳を焼かれ、二人がFPS得意だということを知り、ガチ大会に出てるとこ見たいよ~と思っていたところで、まずはV最出場。そこでえぺは見れた。そしてエンジョイでこそあったが小柳のOWも見れた。次はやっぱりヴァロかスプラだろう……。そう思っていた矢先の出来事だった。

ガチ大会っぽい告知画面に胸が躍った。過去にエクスが「エンジョイ大会には限界があるから、いっそのことガチ大会にしてもいいんじゃないか(意訳)」と話していたこともあり、ガチだったら嬉しすぎる!!と高揚が止まらなかった。

そこから、10月2日の告知配信。期待を裏切らないガチ大会でした。最高。OP映像が神。痺れるほどにかっこいい映像だった……。スクリムあるの最高だし、コーチがつくのも最高だし、チームどこも強いメンバーばかりだし、楽しみでしかなかった。こういうのが見たかったんだ!!と強く思った。

9/30に告知が行われた時点で私は4チームかな~と予想をしていて、それは大会進行する上で4チームが一番やりやすそうかつ、ガチなら20人くらいがちょうどプラチナラインくらいなんじゃないかなと思っていたのが理由だった。その場合、カゲツ、ロレ、奏斗チームがまずあるとして、残り1枠は葛葉かな~と思っていた。小柳の最高ランクがアセ3で葛葉がアセ2とはいえ、葛葉は大会経験豊富だし、葛葉に対してよく言われている「コンペやれば芋いける」という言説についても割と同意してるし、「リーダー」の並びとしても葛葉かな~みたいなことを考えていた。なのでリーダーについては予想通りでしたね。

だから気になってたのは獅子堂と小柳がどこ入るかな~だった。2番手の4人誰になるんだろうみたいなね。やっぱ芋3人は単体でとても強いし、葛葉のとこに小柳獅子堂でアセ3人チームとかでもいけるのかな~とか考えてた。結果としてABLはアセ3人チームって感じだったな。酒寄くんがact1の芋3(yueさんいわく今のダイヤくらい)ということを踏まえても。酒寄くん、チーム発表後にほぼ毎日ランク1個ずつ上がっていってダイヤ2までいってたからアセいけそうだしな……。

酒寄くんといえば、まさか酒寄くんも参加するとは思ってなかった。元芋3だということは知ってたんだけど、企画した時期的に間に合わなかった可能性の方があるかな?と思ってたので。意外だったし、初大会が元芋3の肩書背負ったガチ大会なのマジで緊張えぐいだろうな……と思っていた。エクスの振り返り配信で緊急参戦だったことを知り、余計に緊張すごかっただろうなと思った。

チーム一覧を見て、ああこれはカゲツがリーダーの中で一番強い想定されてる感じだな、と感じた。現役芋3は本当にすごいので、そりゃそうだよなと思ってた。パッと見だとBが大会経験あるメンバー多め&4,5番手に器用なイブなみを擁してるから強そうだな~と思ってたが、V最ヴァロ蜻蛉軍団の躍進やVRR優勝の例などもあるので全然読めなかったな。

カゲツの最強っぷりを見せつけてくれたら嬉しいなと思っていたし、ロレが悲願の優勝を掴むところも見たいし、奏斗のIGLとフィジを両立させた強さを発揮してるとこが見たくもあったし、葛葉チームについては小柳いるから単純に勝ってるとこ見たいのもあって(あと私が本番葛葉をかなり信頼してるのもあり)どこのチームも追いたいよ~~となっていた。結局全チーム追うなんてことができるはずもなく、全部追ったのはABLでした。他3チームは切り抜きやアーカイブで雰囲気確認したりしていた。

「ガチ」と「エンジョイ」

さて、近年のにじ箱内大会を巡る「ガチ」と「エンジョイ」に感じていた難しさについて書いておこうと思う。

※前提としてチームゲー大会(主にスプラ、OW、ヴァロラント)の話をしてます。麻雀やマリカなどはソロだからいくらでもガチれる&ゲーム性的にも運と実力のバランスがエンジョイにもガチにも振りやすいと思っているため。

まず、特にエンジョイとかガチとか言わないで、「大会やります!」でやってた時代の一番最後の大会が3年前の第3回スプラ大会あたりかな~と思っている。第3回スプラ大会は大会発表から本番までの期間が長く、3週間弱くらい練習期間があった。

するとどうなるか。ライバー達が死ぬほど練習したんですよね。毎日のようにプラベコラボが突発で行われ、チーム練もたくさん行われ。すごく盛り上がり、大会終わってから複数ライバーから「マジでずっとスプラやってた!皆負けず嫌いなんだから!」というような感想もあったりした。笹木の「プラベ@7」募集があったのもこの時。

ただ、やっぱり練習期間が長いと負けず嫌いライバー達(それこそ今回のEXヴァロに参加している配信体力無限民など)は一生そのゲームをやるわけで、普段そこまで長時間ゲームをしないライバーは練習期間の長さに疲れてしまったりした人もいた。少数ではあるけども。

「本番までの期間が長いと皆練習に追われてしまう」「その間練習しないチームとの差が開いてしまう」みたいなあれこれがあったのではないかと推測しているんだが、それゆえに翌年のスプラ祭りでは練習期間が4日(実質3日)と短く設定され、トーナメントではなく5ルール3回ずつ計15試合対戦し、たくさん試合を楽しもう!というコンセプトで大会(祭り)が行われた。それでもね~~……難しかったな~……と思う。ライバーの負けず嫌いさが出るのはいいんですよ。セカペンとかえまふるとかね。そういうのを楽しみにして見ている部分があるので。

そっちは別にいいんだけど、練習をそんなにしてなかった、勝ち負け気にせずにただスプラを楽しもうとしてたチームの辛さが出てしまったんだよね。私が心に残ってるのは笹木。スプラ祭り、笹木のコメ欄が荒れに荒れて、アーカイブ非公開になったのが結構心に残っている。翌日にとった配信で笹木がすごく憤っていて、「もう大会出るのやめようかなと思った」とまで言っていたのが、結構苦い記憶として残ってるんですよ。そっちの配信も後に非公開になりました。

あの荒れは大会が悪いわけではなく、完全にリスナーが悪かった。笹木自身は皆とスプラがやれるだけで十分楽しかったのに、スプラということもあって笹木が活躍してるとこ(勝ってるとこ)が見たいリスナーが暴れた結果のコメ欄だったなあ……と思っている。コメントがあまりにも素直すぎた。「笹木が破壊しないと勝てない」みたいなね。それ間接的に(というかもはや直接的に)チームメンバーを下げる言葉じゃん……みたいなものが多くてね……。多分笹木のリスナーは第3回スプラ大会の富名声力が好きで、そういうチームを見たいんだろうなあとは思ったんだけど。

そういうこともあって、エンジョイって難しいよなあ……と感じたのが2年前。前提として、「エンジョイ」はリスナーに対しての釘刺しとしての言葉だと思ってる。ガチじゃないから指示厨したりするなよ、みたいなね。(ガチだからといって指示厨していいはずもないんだけど)勝ち負けじゃないから熱くなりすぎるなよ、的な意味合いの言葉だと思ってるんだけど、まあ……そうは言ってもリスナーという総体が全員その認識を持てるかと言われると難しいよねっていう。人間は本当に愚かだ。

「エンジョイ」と言えど、練習することがエンジョイな人もいて、得意なゲームで活躍したい人もいて、参加するからにはたくさん練習したいライバーや、負けず嫌いなライバーがいて。でもそうやって練習するチームが発生すると、あまり練習していないチームが負けることになってしまいがちだし、そこで「エンジョイなのに……」とぼやくリスナーが発生したりして。上手い事切り分けるってのが難しいよな~と思っていた。「エンジョイなら練習期間なしくらいにしないと(どうせ練習するライバーいるから)無理や」とか言い出す人はいるし(気持ちだけはわかる)

スプラ祭りはチーム数も多かったし、前回の第3回スプラ大会に比べたらかなりエンジョイめになったと思うんだけど、それから半年後、今から約1年半前に行われたワンパン杯(OW)と第2回にじヴァロカスタム(大会)がね~~……楽しかったけど、この手のゲームでエンジョイはもう難しいのかもな……と思った大会だったんだよね。

ワンパン杯、にじヴァロカスタムはエンジョイ&練習期間も短めで(ヴァロの方は告知から1週間くらいありはしたが)、短めなのはリスナーからの「練習しないの?」コメ防止とか、エンジョイだから練習そんなしなくても大丈夫だよ的な意味合いなんだろうなと思ってたのだけど、短いからこそ時間が足りなくて「これ大変すぎるだろ……」となってたリスナーもいた。第2回ヴァロ大会については5マップもあったしな……。エンジョイだからコーチがおらず、コーチがいないからチームが行き詰った時に正解がわからずあやふやになり、コーチ面するリスナーも一定数いて、コメ欄が大変なことになっていたライバーが数名いた記憶がある。あと単純にリーダー枠の負担がすごかった。OWもヴァロもチームメンバー4人に色々教えたりしないといけないわけなので。もちろん2番手の人とかである程度わかってる人もいたりしたんだけど。

バトロワのえぺと違ってOWとヴァロラントは噛み合いこそあれど運勝ちがほぼないゲーム性をしているので、エンジョイを感じにくいというのもあり、難しいんだよな……本当に……と感じていた。どちらの大会もとても好きな大会なんだけど、苦い記憶が少なからずある大会でもあった。バランス警察やエンジョイ論争が本当にね……。

そのおよそ半年後に行われたのが、スプラドリームマッチ。4番手まで全員強いメンバーを集めて戦おうというコンセプト。とてもいいと思った。

全員がゲーム性を理解して勝つために戦える大会だったのが、個人的にはかなり楽しかった。結果こそ女子騎士が厳しい結果にはなったものの、なんていうか……苦しさは少なかったんだよな……。やれることはやったって感じがあったが良かったのかもしれないし、初心者が何もわからないまま、ただただ負けてる時間を過ごさないといけない、みたいにならなかったのも個人的には見やすかった。

にじさんじのゲーム上手いライバー達、軒並み負けず嫌いが揃っているし、やっぱ大会やるならこういう全員強い形式の方がいいんじゃないかな、と思った大会だった。それはそれとしてスプラ祭りでハイパーキャリーしてるリーダー枠は見てて爽快ではあるのだが。

そこから約1年。OWの大会もヴァロの大会もなく、やっぱり前回チーバラで荒れたりしてたし、主催は年々大変そうになってきてるし、にじさんじFPS大会やるのはもう無理なんかな……そもそもにじさんじFPSって求められてないのかな……と思っていた矢先、OW杯が開催され、その余韻に浸っていたらヴァロ大会(ガチ)の開催が告知された。夢か?と思いました。

余談ですが、OW杯、ぷてが優勝したの嬉しかったな……。ワンパン杯の時、マジでぷては頑張っていたから……イブラヒムと共にクソストイックに練習してて、それでも1回も勝てずに終わってしまったから……。ネタバレ警察、本当に頑張ってたんだよ……。

ぐだぐだ書いたけど、リスナーが躍起になるのを抑えるために「エンジョイ」って言わないといけないけど、そもそも躍起になるようなリスナーはそんなこと言われたところで守れるわけもなく、「エンジョイなら練習なしとかにしないとどうせガチになっちゃうんだから」と「エンジョイだからって練習しないわけじゃない」みたいな論争が起きていたなあと思うので、今回「ガチ」と言い切ってくれたのがかなりよかったと思う。チーバラ論争は終わらなかったが、エンジョイ論争がなくなっただけで十分な結果だったなと個人的には思っている。5vs5のゲームですべての人が満足する完璧なチーバラは無理だし、スクリム本番通した結果として、今回のEXヴァロはかなりバランスよかったと思っている。

コーチがいて、スクリムがあって、5番手がプラチナ相当くらいのライバーで、そういうガチ大会が見たかったので、今回のEXヴァロは本当に最高の大会だった。(ぷてがシルバーで伊波がゴールドだったけど、二人ともポテンシャルあるし問題なかったと思っている)

コーチ発表

コーチ誰になるかな~なんてわくわくしてたら、まさかまさかのLazさんだった。VCRマイクラでスロしてたとこに葛葉と小柳が居合わせたのって伏線だったんですか……??Lazさんに教えてもらえるなんてきっと嬉しいだろうな、よかったな~~と、顔合わせ始まる前から喜びがあった。

小柳、ちょうど直近の10時間越えヴァロ×3でリスナーに「Lazさんにコーチング頼んだりしない?(意訳)」と聞かれた時に「Lazさんのコーチング受けるのは俺には早すぎる、この前レディアントにコーチングしてた人だぞ(意訳)」って返してたけど、その時にはもう決まってたのかもな~なんて思いました。そりゃ「コーチに『ふーん、小柳さんってアセでそんな感じなんですね……』って思われたくない」って言いますわ……。

しかも顔合わせ前にLazさんの配信で「メンバー発表されてコーチに誘ってもらってどんなもんか見に行ったら小柳さんが3日連続12時間くらいやってて笑っちゃった」「しかも普通に上手いんだよな」「ロウさんの配信音質がめっちゃ綺麗で空き時間に配信つけてた」って話しててめちゃくちゃ驚いた。顔合わせ前に褒められてる~~ってニチャってた。

顔合わせ

チームD、全体的にどんな感じの絡みになるのか想像がまるでできてなかったんだけど、Lazさんだ!!わあ~~!!ってひとしきり盛り上がったらするっと練習モードに入っていて、ガチ大会だとこんなするっと練習に移行するのか……!!と、ちょっとした驚きがあった。

それでさあ!!練習初日、ここに触れないわけにはいきません。初戦アセント、小柳IGL!?!?!?!私はとても驚きました。その日までのソロヴァロで小柳は自分がやる予定のロールについて「モクかな」って話してたし、酒寄くんは「センチかな」って話してたし、葛葉はデュエ縛りあるからイニシだろうしみたいな感じで、大会経験値的にも葛葉IGLかな~~と思ってたんですよ……。そしたら小柳がIGLし始めてひっくり返りました。しかも4人がするっと受け入れてたのも驚きで、もしかして裏で決めてきたのか……?と思いました。

今回のEXヴァロ、基本的にはLazさん葛葉小柳枠を3窓して見てたんだけど、葛葉枠も驚いてたし小柳枠も驚いてたな……。お試しかな~と思ってたんだけど、特にIGL面は悩むことなく最後まで変わらなかったな。いや、すごくないか……?よく考えてみれば……。えぺよりヴァロの方が指示する人数多いのもあってIGL大変だと思ってるんだけど……。小柳さん、ヴァロのIGLは初めてですよね……?ヴァロだと人数が多いのもあって「報告が混線してしまう」とか「提案が多すぎて結局次のラウンド何するかごちゃる」とかいう課題が発生してるとこ大会練習では見かけるんだけど、そういうのほとんどなかったな……。でも今回葛葉と酒寄くんがいたのは大きいか。アセント守りとか顕著なんだけど、Bを酒寄くんとぷての二人で守ってる時、ぷてに何してほしいか(リコンとか、Aに寄ってほしいとか)は酒寄くんが言ってたし、葛葉も色々ヒバと連携とってたもんな。

小柳IGLが判明した瞬間の驚きと喜びが混ざり合ったコメ欄見るの楽しかったです。

初戦のアセント、相手がEXヴァロの対戦相手ランクと比較するとやや弱めではあるという前提があるものの、報告や連携がよくて、ああ~~ガチ大会最高だ~~となってました。まだ初日の状態でこの密度なんだ、っていうね。顔合わせの時点で満足度が高すぎた。同時進行でBとCも顔合わせしてたけど、きっとそこ2つのチームも同じような感じなんだろうな~なんて思ってたりもした。

ロータスの座学中、Lazさんが葛葉や酒寄くんに定点教えてる時、ぷてが一人黙々とフェイドの定点練習してたの、ぷて……!!てなっちゃった。ぷて、喋りはぽやぽやしてるんだけど努力家だしFPS上手いし可愛いしで信頼がありすぎた。

Lazさんがミュートで「(ロウさんのアイデアの)テコ入れはしない方がいいな」、「ロウさんのアイデアを増やす策を作ってあげた方がいいな」って話してたのとか嬉しすぎました。ラウンド間に小柳が「次これしよう」って提案するとLazさんが「いいね」って反応してたのとかもよかった……。

練習2日目

2日目は打って変わってボコられ日。1勝もできなかった。相手がアセ4人+ダイヤとかのリスナー軍。強いは強かったんだけど、ちゃんと連携で戦ってきてくれるリスナーさん達だった。ボコられてるとき、(このリスナーさん達も強いけど、本番は相手に芋が一人いるんだよな……)と思ったりもしていた。この相手以上に強い対戦相手が本番にいるの、怖かった~。

初日は3勝1敗で勝ちのイメージ掴んでそうだったし、2日目はボコられて改善点たくさん出せればいいか~と思いながら見ていた。4時間くらいボコられててもチームVCの雰囲気が変わらないことにLazさん枠のリスナーが驚いていたのが印象的だった。この人達、負けてもへこたれないんですよ……とプロデューサー面してた。

小柳が離席してるときにLazさんとヒバに小柳のIGLが褒められてたのも最高だった。嬉しすぎた~~。

練習2日目は全チームが練習していて、各チームどんなもんなんだろ……と思ってチラチラ巡回していた。巡回だから各チームがどれくらいのランク帯のリスナーと戦っているのかはわからなかったんだけど、どのチームも割と負け越し寄りに見えていた。しかしABLが一番ボコられているような気もしており、明日からのスクリム大丈夫かな……と不安を感じたりもしていた。本当にね~~……弱いオタクすぎる……。勝ってほしい、絶対に勝てる、ってただただ推しの勝利を信じる強いオタクになりたいよ。それか負けるだろうな一点読みのオタク。負けるかもしれないなって心の準備をしないと視聴できないくせに、勝ってほしいと祈ってしまう、どっちつかずの二律背反な弱いオタクだ、俺は……。

なんかどのチームも強そうに見えていて、スクリム怖いよ~~~;;;となっていた。ABLも十分強いとは思ってたんだけど、自己防衛本能が働いて(勝てないかもしれないな……)って心の準備を行ってしまっていた。

スクリム1日目 VS Cチーム(奏斗)

ヘイブン勝ち、アセントとロータスは負け。結構いい勝負でよかったのではないかなと思いました。

この日のアセント、葛葉が死ぬほど緊張してていつもの調子が出せてなかったのが意外な姿だった。でも4人の活躍で11-13で終わって、負けこそしたもののいい勝負にもっていけてた。この類の大会練習で葛葉の調子が悪くてぺしょってるの珍しいなと思ったし、大体そういうときってチームごとガタガタになっちゃう印象があったんだけど、そうならずに4人が葛葉を支えてたことにちょっと感動してしまっていた。にじさんじはここまできたのか……という感動だった。

葛葉、ゲーム上手いがゆえにどの大会も期待されるし葛葉が背負うチームになることも多くて、背負いきって勝ち切る姿はとてもかっこよくはあるんだけど、背負っている物の量が重そうすぎて、痛々しく見える時もたまにあるんですよね。ABLの好きなところのひとつに、葛葉が全然背負ってなさそうなことと、すごく楽しそうなことがあった。他3チームはリーダーが芋で、葛葉だけアセということもあって背負ってないわけないんだけど、その荷物を小柳や酒寄くんが一緒に背負ってくれてる感じがあった。前回のにじヴァロ大会の記憶が根強く残ってしまっていたり、蜻蛉軍団も楽しそうではあったんだけど明確に背負う立場だったりしたのもあり、葛葉がこんな伸び伸びやってるの嬉しすぎるな……と思っていた。背負いが少なそうなことが本当に嬉しかった。(本番1日目終わった後は背負ってる感じがありましたが)

葛葉に限らず、EXヴァロはこれまで背負っていた人達の肩が軽そうだったのが見ていて本当に幸せだった。それもまたガチ大会のメリットだなあと思いました。強い人達しかいないから、相対的にこれまで背負ってきた人達の荷物を分けられるってのがよかった。だからといって荷物がなくなるわけではなく、新たな荷物を背負う人も、たしかにいたんだけども。

スクリム2日目 VS Aチーム(カゲツ)

アセントをハーバーレイナでボコられにボコられた回。ヘイブンとロータスは勝利

アセントでボコられてる時の小柳さん、マジで尊敬しかなかったな……。ずっと声出してるし、声のトーンが落ちないし(あれ以上落ちることないんだよな、低音すぎて)チームメンバーそれぞれに今何がやりにくいかを聞いて修正しようとしているし、それらのすべてに感動していた。すごすぎるだろ……。

ヴァロラントの大会練習、負けてる時の時間が長いのがマジで苦しいと思っていて、とうとうこの時間がきたか……となっていたんだけど、小柳さんの気落ちしない姿勢を見て感動していた。本当に凄すぎる……。こういう姿って大会の時くらいでしか知れないし見れないから、だから大会が好きなんだよな……と思った。

試合後、小柳が「IGLよくなかった」と話し始めたときに葛葉がすぐに「いや、」と否定して、自分はこういう考えもあったから認識がズレたんだと思う。でもそのIGLはめちゃくちゃ良かった、と言ってくれて、話を聞いてた3人も「IGLめっちゃ良いよ!」「コールありがとう!」と声をかけてくれてたの、あまりにも良くて……良かったです……言葉がないです……。
その時の葛葉枠のコメント欄もかなり好意的で「こやろうIGLありがとう」「IGLめっちゃ良い」「負けてる時のIGLしんどいと思うけど声変わらないのすごい」みたいな感じで、ああこれいつもは葛葉しか声出なくなっちゃうのをリスナーは見てきたからこそ感謝もすごいんだな……と思ったりしました。

「負けてる時のコメ欄」、小柳枠はV最経たことによりある程度信用していたのでまあ大丈夫だろうなと思ってたんだけど、葛葉枠は大丈夫か……?という心配(杞憂)があった。葛葉枠は良くも悪くもクソ素直という印象があったので、どうなるかな~という怖さがあった。だというのに、蓋を開けてみたら全然荒れてなくて驚いた、マジで。これ本当に葛葉のコメ欄か……??ってなった。いつもだったら葛葉のプレイに難癖つける奴、それに対して反論する奴、チムメンや相手のことを下げようとする奴、それらすべてを自治しようとする奴などでごったがえしになっているイメージ(失礼すぎる)だったんですが……。あまりにも偉いコメ欄すぎて驚き呆けていました。OW杯の練習でちょうど負けが混んでる時にチラ見したらまあまあ素直コメあった気がしたんだけどな……??コーチの有無って大きいのかな……などと思ったりしました。いつの間にか変わっていたのかもしれないな……。いやどうなんだろうな……??

スクリム3日目 VS Bチーム(ロレ)

さて、前日のスクリムでCチームに全勝していたBチームとのスクリム。流石に今日は負けるかな~と思っていた。ヘイブンから始まって2-10折り返しで、得意なヘイブンでこのラウンド差つけられてたらロータスもアセントも厳しいかな……なんて思っていました。すいませんでした。

2-10折り返しで攻守交替したとき、突然ぷてが擬音で歌い始めて、それに葛葉が乗っかって。それでVCが和んだんだよ。前日アセントでボコられてた時はそういうのなかったから、流石にぷての大会経験豊富なところを感じてしまいましたね。昨日のこと気にしてくれてるのかな、みたいなね。考えすぎかもしれないけどね。そこからマジで「流れ」が変わった。2-10からの大逆転劇、すごすぎた。チーム全員が波に乗りまくっていた。Lazさんとかずっと笑ってたもん。よすぎたな~~。

そこからロータスもアセントもめちゃくちゃいい試合で最高に楽しかった。チーム全員がハイパフォーマンス発揮してた。ヴァロラント、負けてる時間が苦しいゲームではあるんだけど、逆転した時の盛り上がりが半端ないゲームでもあるんだよな、と強く感じました。

今日はボコられるかな~とか思っていてすみませんでした、あなた達は本当に強いです、と反省しました。弱いオタクでごめん;;;

この3日間のスクリムを経て、小柳のIGLが芋3人相手に通用してる……!!ということが感じられ、それがとても嬉しかったです。もちろん葛葉と二人での2IGLがハマってるという部分も大きいかったとは思うのですが。カゲツにはエクスがいて、奏斗には明那がいて、ロレにはにゃらししがいたのでその辺はトントンということで。IGL面で明確に負けてるって感じではないことに驚いていた。裏でLazさんが別途教えてたのかもしれないけど、IGL面のコーチングがあまりなかったのも驚きだったんだよな。

スクリム最終日 VS 全チーム(1試合ずつ)

この日、アセントはAチームにボコられ、ヘイブンは前日ほど上手くいかずBチームにボコられました。それでも小柳はいつも通りだった。

どんな時でも絶対に一定以上のテンションを保って声出し続けてる小柳を見て、V最スクリム3日目の延長戦で「それ(負けた時テンション下げる)だけはやめてほしいな」ってアステルくんに要求してたのを思い出した。基本的に相手の言うことを否定しなかった小柳がした要求がそれだったのが印象に残っている。あの気落ちしない姿勢は本人のメンタルの強さも当然あるんだろうけれど、心がけていることでもあるのかなと思ったりした。ティルトが一番苦手というか、「したくないこと」で「味方にもしてほしくないこと」なのかもな、なんてね。あくまでそう思ったというだけなんで、実際どうなのかはわからないのですが。

アセントで再びAチームにボコられてたの、チームのフィジがあたたまってなかったとか報告少なめだったとかの結果だと思うんだけど、前夜祭の記憶が色濃いリスナーが不安そうにしてたらしいというのを箱情報で知りました。オタク、前夜祭がトラウマになっている……でも神回でもあるんだよな、前夜祭は……。

本番を残すのみとなったこの日の時点で、ABLについては「皆のフィジが噛み合えば勝てそうだな」って思ってました。そりゃそうすぎる。でも本当にそう思ってたんだよ……。アドリブが上手いとLazさんから褒められてたのもあるんだけど、上手い事アドリブ決まって波に乗ったら止まらないし、爆発力一番あるかもなって思ってた。他チームが70~130点の幅だったとしたら50~150点くらいの幅がありそうな感じに見えてた。特に根拠はないんだけど。めちゃくちゃ動きがいいときと悪い時の差が激しくて……笑

本番DAY1

対Cチーム、得意なヘイブンで5本連続で取られて「あ、今日ダメかも……」と思っていました。そのままヘイブンは13-6で敗北。スクリムと本番は違うすぎた;;;一回流れ取り戻しかけたんだけど、バッキーナで流れが戻ってしまった;;;;

ただそこからのアセント守り11本はえぐかったですね……。小柳さんのスーパープレイが本配信で抜かれてたのも、とてもよかったです。Bサイトの壁抜きも、ヘブン下に隠れてからのClutchも最高でした。「ヴァロラントの上手さで右に出るものはいない」ってLazさんに言われてたの、本当に嬉しすぎた。

Bチーム戦はきつかった~~~;;;やっぱ強いな;;;という感じだった。スクリムの時のABL、150点出てたんだな……とも思いました。

この日の時点で明日のAチーム戦は2勝しないと決勝へはいけないことに。絶対Aチームアセントピックしてくるのに勝てるのか!?!?となっていました。もう三位決定戦いくことを覚悟して夜を明かしていた。マジで弱いオタクすぎる……;;;

本番DAY2

ロータスで1ラウンド取るたびに「デーデー♬」って歌ってたの見て、あ、今日いけるかもって思ったんだよな……なぜか……。このチーム、「流れ」すぎるよ……。

そこからアセントも勝ち切ったのすごかった……まさかあれだけボコされてたアセント本番勝てるとは……という驚きがありました。そして裏ではCがBに2勝。これもまたすごい。

ラウンドの得失点差で2位が決まったのも熱かった。このままの流れならBチームにワンチャン勝てるんとちゃうかなと思ってたんだけど、B強かったな~~;;;

ロレが悲願の優勝を掴めて本当によかったな、と思いました。ジンクスとか呪いとか本番弱いとか、自分でネタとして言う分にはいいけど、それがリスナーに伝播して本当に「呪い」のようにロレにまとわりついていたような感じにさえ見えてた(特に去年のV最ヴァロと今年のCRカップ)から、本当によかった。あのね~~スクリム3日目にそれまで好調だったロレチームの連勝を止めたのが葛葉チームという流れ、V最の時とまんま一緒だったから……。なので決勝戦はマジでABLワンチャンあるかもなと思ってて、ABL勝ったら嬉しいけど、怖すぎるとも思ってた。ABLに勝ってほしいけど、勝ったらまたロレが呪い呪い言われる;;気の毒すぎる;;;ってなってた。心がとても複雑でした。

なのでABLが準優勝という結果は悔しくもありますが、ロレが優勝したことには大きな意味があると思っており、とてもよかったなという気持ちです。それだけじゃなくて、にゃらイブがヴァロでいい思い出ができたのもよかった。二人ともヴァロの大会毎度毎度キツいことが多かったから……。

大会の本配信は、まあ……大会のコメ欄って感じだったな……。こういう荒れてるコメ欄に思う事はマジで多くて、例えばB対DでBが勝ってて、Bだけ強すぎみたいなこと言われてる時、その文句を言ってるのが葛葉リスナーって言われたりしてるの、マジで溜息が出てしまうんですよね。誰も反論できない悪魔の証明、本当に嫌すぎる。それで印象操作される人がいるのも嫌だし。大してアンチコメないにも関わらず、反応してしまう人の方が多くて「荒れてる雰囲気」が膨らむ現象も愚かだなあと思うし。ヴァロとOWはこうなっちゃうか……みたいな諦念があった。

個別感想∶MeshTek

おそらくスクリム期間中一番苦しんでたのがこのチームなんじゃないかなと思っている。構成とか、ネオン環境への適応とか。カゲツの火力を生かしたいけどIGLもしてもらいたいからどうするかとかで。「放課後練終わった!」って8時とか9時とかにほんひまやソフィがツイートしてたのビビりましたね。

スクリム最終日とかCとDに勝ててたし、本番1日目もCに二連勝してたし、本当によく仕上げたな……と思いました。すごい。かなエビのキモプレイ、キモすぎた。

チラ見してた程度なんですが、ソフィがどんどんチームに馴染んでいって試合中は敬語を外して報告するようになってたの、とてもよかったと思う。報告は短ければ短いほどいいから。

エクスとカゲツがIGL分業してたのもよかった。というかカゲツに火力出してもらおうとしてるエクスのIGLという構図が良すぎてV最えぺ幻視しちゃったよ。ポイント的にもプラチナ4P枠探せば組めるから……。でもカゲツエクスは渋ハルストップかかる可能性もあるかもしれないな、想像するだけで強すぎる気がするな、みたいなところまで妄想してしまいました。

これはメタ的というか大会運営視点的な話になるんだけど、可能な限りチーバラ論争を減らすにはスクリム期間で負けている側のチームがめちゃくちゃ頑張る必要があると思っていて、MTKはそういう意味でもプレッシャーあったんじゃないかなと個人的には思っている。MTK、オフメタ構成を練習して毎日怒涛の成長を見せていたと思うし、「この大会を絶対成功させるぞ」という気迫さえ感じていた。スクリム最終日に2勝1敗だったの、本当にすごいんだよな……。

叢雲カゲツ

カゲツ……最強の男……。本配信でも、チーム内でも、いろんな人の振り返り配信でも最強と言われていた人。GTAでカゲツのパシIGLに脳を焼かれてからというもの配信を見るようになり、主にレディチャレ配信をよく見ていたところからの、今回のEXヴァロだったわけなんですが。レディチャレであまりにもCやらトキシックやらに遭遇しては闇ヴァロに向き合わされる姿を見ていたので、フルパってだけで楽しいだろうし、光ヴァロよかったなくらいに思ってたんですよね。にじヴァロカスタムの翌日のレディチャレ配信でも、デドロコラボの後も「フルパだと勝っても負けても楽しい」って話してたのもあって。

カゲツはえぺもヴァロもとんでもなく強くて、V最ではすごくプレッシャーのかかる立場で、スクリム期間中2桁順位が続いて苦しんでいて。そのプレッシャーをはねのけて本番3位になったということもあり、あまり心配はしてなかったんですよ。仕上げてくる力みたいなものを根拠なく感じていたし、本番に強いんだろうなとも思ってた。マリカ杯も決勝いってたし。

だから、私の想像以上にカゲツが背負っていたことがわかった時は衝撃でした。胸が締め付けられるような思いだった。負けても「悔しいけど楽しかった」みたいなことを言うかなと思ってたので。あれほどの悔しさを抱えていて、勝たせてあげたかったと話すほどだとは想像していなくて。本当に……すごく……。語るほど野暮になりそうなのと、振り返り配信見る限り、話してもいいんだろうけど個人的にはあまり触れすぎるのもなと思ったので、この辺にしておきます。

これから先、FPS大会に参加するごとにカゲツに向けられる期待は増えていくだろうし、その分プレッシャーも増えるだろうと思う。でも、それらを抱えて戦うカゲツが見たいし、いつか優勝する姿を見たいな、と思いました。

個別感想:Qルトガ

強かったな!!コーチ含め人相性もよかったと思う。にゃらロレが同じチームで優勝できたこと、パイドリのこと思い出すとぐっときてしまうね……。

私はイブラヒムが好きなのですが、去年のイブラヒムのヴァロ、結構大変だったんですよね。にじヴァロこそ肉nationで優勝したんですが、CRカップではスクリムから負け続きで本番8連敗して、V最ヴァロもま~~~苦しくて。スクリム期間ほぼ負けていて、本番の7位決定戦でようやく勝てたみたいな感じで。なのでヴァロでいい結果が残ったのがよかったなと思いました。

なにより優勝決まった後の盛り上がるVCの中で、ロレから思わずこぼれ出た、消え入るような「ああマジかよ……」にロレのこれまでが詰まりすぎていた。もうそれだけで十分だった。「すべての敗北に意味はあった」と言えるローレン・イロアスの強さよ。ロクフリのボンバーマンで勝つ姿じゃ満足できないんだよな、リスナーも本人も。本人が一番得意としているゲームでの優勝を、リスナーは待ちわびていた。3年以上、ずっと、ずっと。大会で負けてしまうたびに「ごめん」とリスナーに謝っていたロレが、今回のEXヴァロでようやくVC解散後リスナーと笑顔で話せていて、本当によかったなと思いました。

あとは伊波。伊波、7月に小柳達とえぺコラボしてる時に(格ゲーとか上手いのは知ってるけどFPSも上手いなこれは、てか報告が上手いわ……)と思ってたんだけど、V最えぺ→OW杯→ヴァロでその才覚を発揮しまくってましたね。V最の時点で「ああやっぱ報告上手いわ……」と思ってたんだけど、V最って「箱外」の催しでもあるし、チーム内くらいでしかその認識が浸透しないってのもあって、OW杯とEXヴァロがいいタイミングで開催されてよかったなと思いました。

伊波、麻雀スト6音ゲーがにじ内トップクラスで上手くて、FPSも普通に上手いのすごいんだよな……。イブラヒムみたいな万能器用タイプぽいよなと薄らぼんやり思ってたんですが、今回のEXヴァロで「確信」になりましたね。それでいてトップクラスに上手いゲームも複数あるの、すごすぎるよ~~。

個別感想:おにいちゃんといっしょ!

Bに2勝したの、すごすぎる。本当にすごい。インタビューでのふわっちの「チームバランスあーだこーだ」にすべてが詰まっていた。こういうとこでさらっと笑いを持たせながら刺せるの、本当にふわっちはすごい。

あと今年のハルヴァロから思っているんですが、明那、いつの間にそんなFPS上手くなったの……??シンクロの時もクリプト使いこなしてたし、ヴァロは頭でかすぎソヴァしてるし。明那、もともとゲーム上手い人だとは思ってるんだけど、FPSは「普通よりちょい上手い」くらいだと思ってたんですよね。明那のFPSの記憶、V最S4のメシャが最後だったのもあって。今年に入って明那がFPSバチバチに上手くなっててめちゃくちゃ驚いたし、かっこよすぎました。

試合とは関係ないんだけど、明那、V最の時も今回のEXヴァロでもカゲツのことを気にかけている発言がいくつかあって、私は明那のその優しさに胸を打たれていました。明那の優しさ、あまりにも柔らかくあたたかい。

そして、このチームで話したいのは奏斗です。

奏斗、V最ヴァロ優勝してるのに強いことが認知として広まってる雰囲気をイマイチ感じてなくて(私が感じてなかっただけか?)、もっと広まってくれ!!と思ってたので、今回のEXヴァロでIGLがクソ上手いことががっつり認知されたように感じられ、とても嬉しいです。振り返り配信で人気トピックだったドリームチーム妄想でもIGLは奏斗ってのが共通認識なってるように見受けられ、それも嬉しかったですね。

練習期間中、「奏斗は背負ってる感がないのがすごい」みたいなツイートがおすすめに流れてきて、ああわかるなあと思いました。奏斗って背負ったり気負ったりしてる感じが全然ないんだよな。それがすごいと思う。飄々としてるってのともまた違うんだよな……。すごく「リーダー」だし、チームを導く責任感もある人なんだけど、なんか「背負ってる」感じはないんだよ、不思議なことに。なんでなのかはわからない。ただNfDの時からそんな感じなんだよなあと思っている。すごい。

個別感想:アースバースラーズ

チーム発表されたとき、一番「どんな雰囲気になるかが想像しにくいチーム」だな~と思ってたんだけど、初日からすごい面白くて楽しくて強いチームだった。やっぱり葛葉は流石すぎる。私が葛葉に対して凄いなと思ってることのひとつに「ガチ大会にそれまでストリーマー大会ではコーチをしたことないクソ強い人を連れてきて、そのコーチを含めて面白い配信を作れること」があるんですけど。(V最のがきコルやYukaFさん、Taidaさんなど)今回もその凄さが発揮されてたな~と思いました。5人じゃなくてLazさん含めた6人で面白い配信にしてくれてたのが本当にすごかった。

Lazさんのコーチングもめちゃくちゃよかった……。プロ引退後初のストリーマー大会でのコーチングで、雑談聞く感じ「こんなガチとは思ってなかった」とのことだったんだけど。Lazさんを驚かせるほどの熱量をもった人達によるヴァロラントを見せれてよかったみたいな気持ちがありました。

Lazさん、ラウンド間でコーチが話しすぎるとロボットになって自分で考えて動けなくなっちゃうから、という方針でラウンド間の助言は少なめで「5人で考えさせる」ことを重視してたように思うんだけど、これがABLに上手い事ハマってたなあと思った。ずっと会話が止まらないチームですごくよかったな。思考を育むというコーチングは、この大会が終わってもずっと糧になるものだと思うし。Lazさんがずっとにこにこ顔で見守ってくれてたの、めちゃくちゃ安心感があってよかった。

あとチームでVSやパシフィックプッシュをミスったり伝説のロックダウン8人拘束などのトロが発生した時にLazさんが爆笑してたのもよかった。笑ってくれるコーチでよかった;;;となりました……笑

ABL、「おもろいことしよう!」すぎるチームだったな……アドリブが上手いのよ……。全員が葛葉のアドリブについていけるメンバーだったな~と思います。人によっては「えっいくの!?」ってなってフリーズしちゃう人もいると思うんだけど(こればかりは人相性すぎる)ABLは奇跡的に全員アドリブが上手かった。

酒寄くん

チーム発表時、新人がデビュー二ヵ月でこの規模のガチ大会に出るの!?とめちゃくちゃ驚いた。告知時点では(酒寄くん元芋3って話だけどタイミング的に難しいだろうなあ)と思ってたのもあり。辞退者が出てしまったことでの緊急参戦だったとエクスが振り返り配信で話していて、余計にすごいな……と感じました。(これ書くの2回目)

チーム発表時、ABLには芋がいないのもあって、酒寄くんがどれくらいの力量なのかで結構チームの強さが変わってくるな……と思っていて、そんな折ににじヴァロカスタムに参加していたわけだけど。そこで(本人的には)思ってたほど動けなかったようで、カスタム終わった後に「リスナー俺悔しいよ」って呟いてたのが印象的だった。そこから毎日のようにヴァロやって1個ずつランク上げて、ダイヤ2まで持っていったの凄すぎるんだよな……。元芋3という肩書のプレッシャー、デビュー二ヵ月で初大会、しかもガチ。緊張しない方がおかしい要素ばかりだったと思うんだけど、本番の活躍がすごすぎた。

ソロコンペの動きが中々抜けなくて体を出しすぎてしまうとか、報告が少なくなってしまうなどの課題があったんだけど、日に日にコール増えててすごかったな。なによりチームが負けそうなときの「まだあります」みたいな、何の意味もないけど絶対に必要な声かけができるようになってたことにぐっときてしまった。諦めない声、本当に大事だから……それをデビュー二ヵ月の新人がやってるのかと思うと胸が熱くなりましたね……。

Act1の芋3というのは今でいうダイヤ相当だとyueさんが言ってましたが、アセはいけそうなフィジと立ち回りしてるな~と思っているので、今後も楽しみです。

あと余談なんですが、ABLの練習中から本番にかけて、酒寄くんのこと22歳には見えてなかった。15歳くらいに見えてた。特に本番2日目のMTKとのアセント。

ひば

花鳥牛月やワンペンマンやスカクレの時もそうだったけど、本当に明るいんだよな……ヒバは……。まず声質が明るいもん。チームを盛り上げるのが本当に上手い。すごいなあと思う。本番2日目のアセントとか覚醒してたな……めちゃくちゃ強かった……。座学中にわちゃわちゃしてたのとかもよかったです。

ABLの中ではデビュー順でちょうど真ん中だったのもあり、チームの会話を上手い事繋いでたな~と思う。ワンペンマンの時にTHE後輩してたヒバが中堅の立場になってたの、時の速さを感じました。私はこういう箱内大会(コラボ)で後輩ライバーがスーパープレイしたときに先輩ライバーが褒めまくって後輩を目立たせるみたいなムーブをして、「後輩をリスナーに知ってもらおう」としてるのいいなあと思ってて、かつてそれをしてもらっていた側のヒバが、とうとうそれをする側になったんだな……みたいな感慨がありました。「こやこやしてきた!」「そ~~~~~ま~~~~!!」みたいなやつ。

でもさあ!!最後VC抜けて一人になってから「頼りないデュエだったけど」とか言うな;;;;;「そんなことない」って届かないだろうが;;;;;

ぷて

俺はぷてのFPS力にかなり信頼を置いているので、「参加者の中で一番ヴァロやってないけど」みたいな言葉も(まあでもぷてだから大丈夫だろうなあ……)なんて思っていました。実際エイムめちゃくちゃ強かったしスキル回しも上手かったし、クラッチクイーンだったな。あとね~~俺がぷての声めっちゃ好きなんだよね……可愛すぎます。可愛くて強いの、最強すぎましたね。「ロウさん」呼びもめちゃくちゃよかった。

ぷてはいい具合に背負いすぎない女だと思ってるんだけど(その対極にいるのがにゃらだと思っている)最後のインタビューで言葉を詰まらせていた姿を見て、ぷてがそれだけの感情を持つ大会だったのか……と胸が詰まるような思いになりました。嬉しかったと言うと誤読されそうで嫌なんだけど、でも嬉しかったですね。それだけの熱量をもって練習してくれていたということだと思うので。

本番後に「声かけてもらって5番手で、うちがダイヤプラくらい行かないとまずくね?と思って、夜配信して朝7時に起きて射撃練習場篭ってとかで7~8時間練習してた」って話してたの、ぷてのそういうところが大好き……ってなっちゃった。疲れが取れたらOWでTOP500チャレンジをするそうなので、そちらも応援したい所存です。OWから逃げなかった女、本当に強い。

葛葉

これ書くの2回目だけど、今回の葛葉、本番1日目こそ不調で背負ってる様子を感じたりもしたけど、練習期間とか全然背負ってる感じがなかったのがものすごく嬉しかった。葛葉って背負える人だし背負いきれる強さがある人なんだけど、背負いまくっててこっちが勝手に辛くなってしまう時もあったりするので。

メインIGLを小柳にやってもらって葛葉がショットコールするという役割分担が、あまりにも互いにとってやりやすそうでよかった。ヴァロだと葛葉ってメインIGLやるよりショットコールする方が性に合ってそうだなと個人的に思ってるのもあり、互いに負担が減る形でプレイできてるのめちゃくちゃいいなと思ってました。

葛葉、チームの雰囲気作りが鬼のように上手い。本当に流石だな……と思った。なんであんなに士気を上げるのが上手いんだろうか……。しかもずっと面白いんだよ、本当に。葛葉って誰と絡んでも絶対に面白いのがすごい。久しぶりにがっつり葛葉を見たのもあって、毎日「流石の面白さだな……」って思っていた。

小柳

ここを書くためにこの感想文書き始めたみたいなところがあります。小柳ロウのヴァロラントについて、書いておきたいことがありすぎた。

私が小柳のヴァロをちゃんと見たのは今年の7月だったと思う。フルパでどんな感じの立ち回りをしてるのかを知りたくて、なるべくガチよりのやつが見たくてV最の練習相手してる回とRAGEの練習相手してる回などを見た。報告上手いしよさそうだな~なんて思ったのが第一印象だった気がする。

それで8月頭に10時間越えヴァロ配信を2回ほどやってて、それを見てたらソーヴァサイファオーメンとか色々なエージェント使ってて、あ、意外と色々使えるんだ?ってなった。非公式wikiにはジェット専て書いてあったから意外だった。(今非公式wiki確認したらフレックスプレイヤーに修正されていて嬉しかった)そんなようなことをTwitterで呟いたら、「フルパするなら色々使えた方がいいからという理由でいろんなキャラを練習するようになった」ということを箱で教えてもらって、あーなるほど、となったんですよね。たしかに今後大会とかを見据えるならいろんなキャラ使えた方がいいし、それで練習し始めたのすごいな~と思ったりしていた。

ちょうどその頃ハルヴァロがあり、葛葉率いる「あでさんじ」が参加していて、葛葉が「俺が考えるにじ最強フルパ」を話していた一幕があった。メンバーはローレン、カゲツ、奏斗、獅子堂、小柳。ここに自分を入れないあたりが葛葉だよなあと思ってたんだけど、その部分の切り抜きで案の定コメ欄が俺達の考えた最強フルパの話で盛り上がっていた。(※誹謗中傷しないのであればその盛り上がりは悪いものではないと思っているが、普通にそれは誹謗中傷だろみたいなコメントもあった)そのコメント欄に「小柳はデュエ専だけどデュエはカゲツでもローレンでもやれる」(意訳)(デュエしかできないから優先度低い的な意味合い)みたいなコメントがあった。普段見てない人がその認識なのはそうだろうなと思うし、私自身デュエ専の認識だったし仕方ない部分だよな~と思っていた。この時点ではヴァロの大会どころかFPS大会さえ出たことなかったし。(えぺ祭りや渋ハルカスタムなど除く)そんなもんだよな~と思いつつ、大会とか出て印象変えられるといいな、なんて思っていました。

この時はまだV最も始まってなかったから小柳が大会でどれくらい強いのか測りかねていたのもあって、どうなるんだろうなあと思っていた部分が大きかった。ランクでの強さとフルパ(というか大会)での強さって違うよな~と思ってる部分があるので。

そして、こちら(俺)の想定を大きく上回る活躍を見せてくれたV最を経ての9月。この時、小柳の配信とは関係なく、ひとつの箱が私の元に届いた。あまり明るい話題ではないのでここに書くのを少し悩んだんだけど、これは私の日記だし、書いておきたいなと思ったので書く。箱の内容は「FPSにそこまで明るくないから小柳のヴァロがどれくらい上手いのかちゃんとわかっていない。キャリーアセだからプラダイ適正だとか言われていて、自分だとどの程度の実力なのかわからない。小雪さんから見て小柳のヴァロはどれくらいの実力なのか教えてほしい(要約)」というようなものだった。

そんなこと言われてんだ!?www(初耳)てなったし、そんなのきっとちゃんと見てない人が言ってるだけだから気にするなよ案件だな~って感じでもあったし、そもそも私はイモータルとかでもないエアプだから評価するのもおこがましいほどなんだけど、結構切実そうな文章だったので、可能な限りでの回答をした。

一言でまとめると「アセンダント相当の実力あると思いますよ、そもそも今アセンダントですし」みたいなことを書いた。というかこういうのって自分が信じるものを信じるだけだと思うんだよな……。これはEXヴァロ終わってから振り返るとそんなに的外れな回答になってなかったなと思える。よかった~~。

https://odaibako.net/odais/6f36debe299748779e1ace7577f32953

https://odaibako.net/odais/b97874e7f9ec49e9a7460658574a7e03

9月には奏斗とのデュオだったりにじヴァロカスタム参加だったりフルパコラボだったりがあって、それらを見ては(やっぱアセはあるよなあ……)と思ったりしていた。そしてEXヴァロの告知。そこからの芋チャレ。ソロでアセ帯戦えてるし、キャリーアセはどう考えてもやっかみすぎるだろ……なんて思いながら見ていました。過去アーカイブ見る限り、プラダイにいた時間が長いからとかのもろもろで言われてたのかもな~みたいなのがなんとなく見えたんだけど、それならそれで上手くなったってことでいいじゃんと思いましたね。まあ箱からの又聞きだし、これ以上考えたところで不毛だなと思ったのでこの辺で。惜しくも芋は到達ならずだったんですが、それは今後の楽しみにさせて頂こうと思います。

顔合わせからの練習配信からの本番は、なんかもう最高だった、ずっと。なにもかもが気持ちよすぎた。小柳強いだろ!!って歯茎剥き出しにしてたオタクが俺だ。

IGLできる頭のデカさとか、負けてる時の気落ちしない姿勢とか、普通にフィジ強いところとか、長時間一緒に練習するからこそわかる「意外とノリがいい」みたいなキャラクターの部分までもの認知が広まったの、マジで最高すぎた。私もGTAの時に「その見た目でその声で意外とちょけもできるんだ!?」「先輩とプロレスもできるんだ!?」って驚いて好感持ったので、そうなっている初見リスナーを観測する気持ちよさは格別すぎました。わかる~~ってなってた。

そしてさらに畳みかけるように最高だったのはLazさん枠。Lazさんにも、Lazさん枠のリスナーにも毎日のように小柳のIGLやフィジや立ち回りがベタ褒めされてたの、マジで最高の気分でした。「ロウさんVALORANTが上手い!」は最高の褒め言葉でしょう。それをあのLazさんに言われていたの、夢か?ってなった。

コメ欄で「ロウさんランク何?」→「最高アセ3」→「芋じゃないんだ、上手いから芋だと思ってた」のやりとり見たときはマジで嬉しすぎた。どれほど私が(小柳芋いけるよなあ……)と思っても、そこにはどうしてもオタクの欲目が入ってしまっていて、どうあがいても客観になりきれないんだよな……という問題があるので。完全なる第三者、しかも普段プロを見ているリスナーからのそれらのコメントはマジで嬉し過ぎましたね。

EXヴァロ、小柳マジで芋いけるって確信を持てるようになったのが本当に嬉しい。フレックスピックで芋いきたいんだろうなという感じるので、座して応援したいなと思います。もちろん芋もタッチとキープの違いだったり、1と2の差や2と3の差はあるんだけど(芋はかなり1、2、3の差がある)まずは踏むことだと思うので。応援させてもらいたいですね。

というか小柳さん、フルパ適正高すぎるんだよな……。今回でさらに感じたわ……。

本番、準優勝という悔しさが残る結果とはなったものの、小柳がCパートで「前向きな悔しさ」と話していたこともあって、私もかなり前向きな気持ちで大会を見終えることができました。これからも努力する姿を見せてもらえたら嬉しいなと思います。

そういえば、小柳がCパートで遅延切って戻ってきたの結構驚きがあった。あっそうなんだ?3分前のコメントと話してもおもんないとか思うんだ?っていう驚きがあった。失礼すぎるか……?いやでもなんか……意外だったんだよな……笑

あと、私は「義務だとしても言った方がいいことを言える」とこが小柳のいいとこだな~と思っていて、ヴァロだとラウンド取られたときにほぼ必ず「ナイストライ」or「NT」って言ってるのがいいなと思っています。なんてことない言葉なんだけど、言わないよりは言った方がいいことをちゃんと言うの、凄いなと思う。

GTA8日目、あれだけ大変だったのにも関わらずCパートで「楽しかった」と言っていたのもマジですごいな……と思ったんだよな。たとえ変なリスナーを騒がせないようにするための「楽しかった」だとしても、それを言えるのは凄いなと思った。

IGLについて

小柳さん、IGLが上手すぎる。えぺも上手かったけどヴァロもこんな上手いんだ……てなった。何度も言うけど今回は葛葉がいた部分は大きいってのはあると思うんだけど、それにしても凄かった。本当に初ヴァロ大会か……?と思ってました。芋チャレ配信中に「ソロ戦士だから」とフルパ自信なさげなことを言ってましたけども、ソロ戦士要素見えたこと逆にあったか?って感じだった。

IGL力って、知識面は各ゲームのゲーム性を理解したりしないといけない、ってのが前提にあるわけだけど、「方針決めの思考の回し方」「わかりやすく伝える力」みたいな部分は流用できると思っているし、青エゴ顔合わせ初日のことを思い出すと明確にIGL上手くなってるよな……と感じました。あまりにも青エゴのことが好きすぎて、今後小柳が大会でIGLしてるのを見る度に「こやをIGLとして育てたい」と言ってくれていたアステルくんを思い出してしまうんだろうな、と思っている。青エゴの亡霊すぎる。小柳のIGLの始まりが青い色すぎる……。

小柳のIGL、声低いのになぜか通るんだよな……。なぜか通ってるんだよ……大規模鯖では笑えるほど声通ってないのに……笑 あとこういう大会だとIGLする人に対して「言い方がキツい」みたいなカスのやっかみが発生してるのを見ることもあるんだけど(私はそういう圧強めなIGLも大好き、マジで好き)、小柳はその声の低さでなんで圧を感じないんだろうな……??という謎がある。語気が強くないのと喋りがゆっくりめだからかな?と現状は思っている。

にじFPS勢の男性ライバー(V最とか出てるレベル、ちょうど今回の出場者達って酒寄くん以外8月のV最出てたな……)って大体皆IGLできると思ってて、葛葉リスナーなんてイブIGL(えぺ)やらエクスIGL(スプラ)やら、にじでもトップクラス(と個人的に思ってる人達)のIGLを見てきてる人達で、果たしてそのリスナーに小柳IGLはどう評価されるのかな、みたいなことも気になりながら葛葉枠を見ていたんだけど。思っていた以上に評価されてて、流石に気分良すぎたな。もっと「葛葉IGLの方がいいんじゃ」みたいなコメあるかなと思ってたんだけど、想像以上に小柳のIGL力が高かったし、葛葉との相性がよかった。

葛葉リスナーってQEDの時にイブラヒムのことをビッグブレインって言ってたんですよ……??その称号を今回小柳も与えられていたの、嬉しかったですね……。私がQEDのこともイブラヒムのことも好きなのと相まって、余計に気持ちのいい光景だった。箱内外問わず、小柳のIGLの上手さが広まっていったらいいなと思いました。

小柳のIGL、えぺヴァロ問わず、「これ漁夫りたい!」とか「これAいこう」とか言われたときに「じゃあそうしよう」って答えてる印象が強い。ショットコーラーからの提案に対しての柔軟性が高いのが特徴的だな~と思ってる。それらの判断の良し悪しはその時々だとは思うんだけど。自分が考えたプランにあまり固執してないように見えるし、提案されたものを実現させるためにどうするかの指示が速い。そこがいいな~と思っている。V最からEXヴァロを経て小柳のIGLがより好きになったので、今後もいろんな大会で見れたらいいなと思っている。たまには火力枠やサポート枠やってる大会があってもいいと思っています。

今後見たいもの

この大会で見たい光景が増えすぎてしまった。あまりにも増えすぎてしまったのでここで発散しておく。

CRカップヴァロで3、4番手くらいで出場する小柳が見たい……。Vanillaさんとかありさかさんとかと同じチームだったらなお嬉しさがある……。最近CRカップはスト6に力を入れてる雰囲気があるので機会少なめだとは思ってるのですが、見たいな~~とは思ってます。

カゲツとエクスのV最えぺとかも見たすぎる。(2回目)ポイント的には組める。渋ハルストップがかかる可能性は少しだけある。想像しただけで強そうすぎるからな……。でもV最振り返りでエクスがハユンとかの火力枠に思う存分火力やってもらうチームで戦ってみたいって話してたから……どうかなって……思ってて……。

あとは箱でも何個かきてたけど、葛葉と小柳ね~~~……次の次くらいのV最があれば見れたらいいなと思ってしまいましたね……。(次のV最あるとしたら満を持してのくずロレ予想をしているため)この二人、FPSやる上で相性が良すぎた。マクロ担当のメインIGLとキルの嗅覚に優れたショットコーラー、最高だったので……。ポイント的にも余裕で組めますし……。

カゲロウも……やっぱ見たくはあるか……!!何がどうなったらこの二人が同じチームになるんだろうな……みたいな諦めが既にあるんですけどね、互いに強いので……。ワンデイのえぺ大会とかじゃないと無理な気がするし、その場合は違うメンツに声かけそう感もすごい。柳雲波えぺ、見たくはあるんですけどね……。カゲツに火力振り回させるIGLする小柳が見てみたいし、その逆もまた見てみたいなと思っています。

あとはカゲツが箱外の芋3レディライバー(こかげんぬとかシノくんとかエイトくんとか)とヴァロしてるところも見てみたくなってしまった。フルパは内部レートの兼ね合いでしない方針って話してたので、どこかでカスタムなどないかなあと思うばかりです。

当分ないだろうけどV最ヴァロがあったら楽しみだなとも思いました。ヴァロはハルヴァロ路線でいくのかもしれないな~と思ってるのですが、それはそれで楽しみではあります。

総括感想

ガチと銘打つことによりエンジョイ論争がなくなったのが本当に良かった大会でした。全員強いことによって負担が分散されていたのもよかった。ガチゆえに遠慮せずチーム内でがっつり話し合うこともできて、それもまたエンジョイではやりにくいことだろうなと感じてたので、ガチ大会最高だなと思いました。エンジョイだったら絶対エンジョイ警察発生してたと思うし。

あとは新人(酒寄くんと波雲柳)がそれぞれ活躍できてよかったな、と思っている。こういう箱内大会、新人が活躍して箱内への認知が広がるのが一番いいと思ってるので。各々が本番で活躍して、練習期間を通してどういうキャラクターなのか、どれくらい強いのかが広まったのがすごくよかったなと思う。

ちなみに俺は大会後の箱内最強フルパ切り抜きのコメ欄見てニチャり散らかした。もう箱内で小柳の認識がジェット専じゃなくなってることにニチャってた。箱内リスナーからの認知なんてオタクが勝手に気にして一喜一憂してるだけかもしれないけど、嬉しいものは嬉しいので。ついでに言うとハルヴァロの時の切り抜きは小柳いる?みたいな感じだったけど(悪く捉えすぎか?でもそんな感じに見えたんだよな……)EXヴァロを経て「アセ3人のうちどの2人にするかは好みだよね」みたいな意見が主流になってるように感じられたのも嬉しかったですね。実際そうだと思いますし。

また、カゲツと小柳について、せっかくFPS得意なのにデビュー時期がV最えぺ直後&にじヴァロカスタム直前だったからどちらも参加できなくて、V最ヴァロも参加できなくて(流石に間に合わなかったんだろうなというか、40人の中に食い込むには歴が足りなかったなと思っている)大規模FPS大会に参加するまで1年以上かかってしまったの惜しいな~と思っていたんだけど、EXヴァロ終わってみて振り返ると、にじGTAを経てにじさんじに馴染んできたこのタイミングで逆によかったかもしれないな、と思った。馴染んできたがゆえに、本人の魅力が感じられるやりとりをたくさん見れた気がするので。

私は第3回スプラ大会で準決勝で敗れた富名声力がボロボロに悔し泣きしていたのや、決勝で敗れたあぐらWINのひすぴが泣いていたのがすごく好きなんですよ。泣いてるとこ見るのが好きみたいに思われても仕方ないなとは思うんだけど、それだけ真剣に勝利を目指して練習していた人達がいる大会だったということが好きで……。負けたときに悔しさでボロボロ泣く人がたくさんいるような熱いガチ大会をまた見たいなと思っていたので、あれから3年を経て、再びエクス主催の大会で、そういう涙を見れたことをとても感慨深く思っている。

そしてこういったガチ大会ができるようになったのは奏斗獅子堂カゲツ小柳酒寄……と任意のゲーム(今回はヴァロ)が上手いライバーが増えたからだとも思っていて、そこも感謝している。強い人が増えたことでこんなにレベルの高い大会を見れるようになった。それがとても嬉しい。

もうにじさんじの大会はエンジョイじゃないと難しいのだろうかと諦めかけていた中で、ガチ大会が開催されたことが本当に嬉しかった。Extreme Matchは他のゲームでも行われそうな雰囲気なので、それも楽しみで仕方ない。開催してくれたエクス、本当にありがとう。とても楽しい一週間だった。ずっと見たいと切望していた光景が溢れている時間だった。

勝った時、負けた時。高揚や悔しさから思わず感情が溢れ出るほどに、ひとつのゲームに本気で打ち込める人は美しい。そう感じた一週間でした。

青の季節【後編】

Vtuber最協決定戦S6 青の唯我論者 14日間の軌跡

これは青の唯我論者が歩んできた、楽しく、熱く、時に苦しく、最高な――そんな、青い夏の記録。

 

前編の続き。

kswmaimw.hatenablog.com

※この文章は青の唯我論者の練習配信から本番までの感想文兼日記ですが、基本的に小柳ロウを中心とした感想です。また、「私個人の視点だとこう見えていた」という「主観的かつ個人的」な感想まとめのため、ネガティブな話や現実的な問題の話なども書いています。そのため人によっては不快にさせてしまう可能性があります。ご了承ください。また、感想に正誤はありません。

※青の唯我論者の略称を「青エゴ」と記載してます。元ネタの二次創作即売会名の略称と被ってたのでTwitter(X)では8GOと記載してますが、ここでは読みやすさ重視で「青エゴ」と表記しています。

※長すぎて読み込めない方がいたそうなので前後に分けました。

8/18[スクリム祝日] スクリム1日目 総合7位

練習8日目 スクリム1日目 総合順位:7位

1位(14キル)→12位(1キル)→16位(2キル)→13位(6キル)→11位(3キル)

www.youtube.com

1度チャンピオンとると残り2桁順位でも総合7位になるのか……と少し驚いた。

この日マジで緊張してた。合同カスタムでチャンピオンこそとってはいるものの、実際のスクリム始まってみないとどうなるかわからないしな……と思っていて。どうかスクリム期間中に1回でもいいからチャンピオン取れたらいいな……みたいな消極的な気持ちだった。でも期間中に全チームがチャンピオン取れるわけではないから消極的とまではいかないと思うんだよな……。そんな予防線を張ってたところに、まさか初戦チャンピオン見せてもらえるとは思わなかったです。

1戦目、セノーテ安置、14キルチャンピオン。今見返すと中々な限界状況から立て直して繋いで立て直して……を繰り返して屋根上取って2人でチャンピオンとったのすごかったな。でも最後の最後、小柳がエバックから降りるの遅くて撃つ前に安置ダメで死んでたの笑いました。チャンピオンとれたからワース。

そしてその後の2、4、5戦目、パカちゃん、はなばな(ウォールへの移動で追い越される時)、パカちゃんにやられて初動で誰かしらが落ち、リスポーンからの立て直しが必要になる試合だったの、マジで焦った。このチーム、0or100すぎるのか……?と思っていた。

あと(これまでの合同カスタム含めて)なんでこんな初動落ちがある……?と思ってたんだけど、ノスパが物資固まってなくて3人それぞれ距離を離して漁ってるからなのか……と、MAP配信見てようやくわかった。上から見ると3人の漁る場所がかなり広くとられてて、だからワンピック取られたときカバー遅れちゃうのか、という納得があった。

延長戦の6戦目、この日の2~5戦目の動揺などもあり、ムーブにブレが生じてたとこをコーチから「チルしてほしい、そいつら(パカちゃんチーム)に狂わされすぎ」と指摘され、普段通りのムーブに戻ったら2位になった。ラスト3部隊の時、ハユンにアステルくんが落とされて、更にEMPくらった上で2vs3返したのすごすぎるな。

アステルくんと小柳でそれぞれ2000ダメ出してて、渋ハル神視点のコメ欄が驚いてるの見て気持ちよくなってた。初日からこんな青エゴが注目されちゃっていいんだ……となりました。神視点、マジで無限に気持ちよくなれた。「IGLから解放された呪物つええや」コメ、気持よすぎる。

この6戦目、エクスとふわと葛葉も視点が青エゴだったから反応してくれてたんだよな。嬉し~ってなった。

この日既に他の枠で「このチーム(青エゴ)強い」みたいなコメントが散見されて、青エゴ本人達の温度感と……違う……!!てなってた。この日1戦目と6戦目以外はほぼ2桁順位だったから。V最リスナーからの印象って「1位取ってるかどうか」なとこ大きいのかなと思ったりした。あとはこの日までの合同カスタムの3日間で毎日1回はチャンピオン取ってたってのもあるのかもな~。

そしてこの日も2時間座学。最高だね。最高~~!!座学タイム大好き~~!青エゴの座学タイム、大好きすぎた。どのゲームもわかるようになればなるほど座学を見るのが楽しくなる。翌日以降に教わったこと生かしてる瞬間見るのも含めて大好き。

8/19[二日目キックオフ] スクリム2日目 総合4位

練習9日目 スクリム2日目 総合順位:4位 チャンピオンなし

5位(10キル)→15位(6キル)→3位(5キル)→17位(1キル)→2位(2キル)

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1戦目パイロン安置。この試合のこるち(自枠)、情緒がすごかった。

「なんでかいけてるよ!?なんかいけてる!!なんでかわからんけどいけてるよ!!!」「なんでいけたかわかんないけどフィジカルが強いからいけた!!フィジカルだけはどうにもならないから」って言ってた。マジで1戦目の試合、「なんかフィジで勝ってた」試合だったな。安置ダメで1回小柳死んだし……笑 チョアヘ→フナセプ→おさんぽ、の順で破壊してた。どのファイトもフィジごり押しすぎて笑った。勝っちゃうんだよね。俺3回「あ、これ死んだかもな……死んでない!?」ってなったもん。

2戦目あたりでこれまたコーチの自枠で「(俺が他チームのコーチだとして)このチームにぼこされたら萎えるもん」って言ってて、そうなのか~となったりした。まあそうだよな、破壊ってどうにもできなさあるもんな……。3戦目はドーナツ安置守りが上手くいってた。4戦目は序盤で妖花水月(にゃらしーツクモくん)にぶち当たって壊滅。5戦目、1回アスこや死んでからのエイトくんハイド→リスポーン立て直しで2位。

6戦目(延長戦)は味方を逃がすための通電ジップ(妖花水月とのファイト)してたのよかった。神視点でも抜かれてました。ファイト多いから神視点によく抜かれていて嬉しかった。7戦目、車で安置ずかずか入っていくの、神視点(3:20:00あたり)でエゴイストすぎると言われていた。わかる。ビーコンで敵の位置読んでたとはいえ、なんで入れた?すぎた。

11戦やった後、「コンセプトがブレてない?」という話し合い。ファイト仕掛ける側なのに、あんまり仕掛けてないよねっていう。実際沼ってるように見えてたし、チルできてよかったと思う。試合重ねたいならコーチにVC入ってもらおう、知識つけたいなら座学しよう、って提案よかったと思うんだよな。

スクリム期間中の話し合い、何度も言ってるけど俺はこういう話し合い聞くのが大好きなので、話し合い自体は楽しんで見てた。ただ、(すごい負けてるみたいな空気で話し合いしてるけど、総合成績はいいんだよな……)とは思ってた、すまんけど思ってたよ。前夜祭の日まで毎日思ってた。まあ延長戦でグダること多くて、その反省してたっていう流れがあるってのはわかるんだけど。でもそういうとこも好きだったんだよな。勝った試合に喜ぶよりも、負けた試合の反省をやりまくるストイックさがある青エゴが本当に好きだ。

そしてこの日の最終戦が、ミームにまでなった腰撃ちクレーバー回。ひなーの、すまん!w 腰撃ちクレーバー当てたのはともかく、ファイトの流れが綺麗だったな~。あと、腰撃ちクレーバーの前に青エゴとフナセプがファイトしてたんだけど、エイトくんがフナセプを3タテしたのえぐすぎた。もちろんアステルくんと小柳がベイト気味に削ってた部分もあるんだけど。視聴者かな?と思ってたからフナセプだったことにまず驚いた。そこから葛葉枠の反応めちゃくちゃよかったな。青エゴの通電ジップEMP爆速ファイト見て「すご!」って言ってる他チームを見るの、いっちゃん気持ちいいですからね。

エイトくんCパート

「スクリム戦績は1桁順位だけど、全然……俺自身のパフォーマンスは納得いってないんだよね、正直。もっと落ち着いてポジション取りとか索敵とか情報取りできれば、もっと撃ち合いに集中できるし、有利に試合運びできるんだけどさっていう感じ。全然納得いってない」

「目立ちたい、活躍したいじゃなくて……なんていうんだろうな、2人が馬鹿火力だしてるけど、みたいな。馬鹿火力を出すために俺が動けてない気がして、納得いってない。一番助かるムーブをしたいんだよな、安心して突っ込める状態にしたい」

「むずいとはいえ、甘えたくねえんだよな。むずいから仕方ないで終わりたくねえんだよ、絶対モヤモヤするから。もっとできたなあ、で終わりたくねえんだよな」

「俺がたとえ0ダメであろうと、他2人が3000ダメ出せばいいんだよ俺は。マジでそれでいいの、極端な話。試合運びが上手くできれば、もうなんでもいいの」

「1vs1は俺勝つから、マジで。絶対勝つ。勝ちたいじゃなくて勝つ。2人死んだとか、こやがバッテリー巻いてる、テルくん巻いてるってなったらもう勝つからそこは。勝てるかな、じゃない。勝つ。EMPもない、ドローンもないグレもない、そうなったらもうガチで(勝つ)」

「そこまではもう全力サポートでいい。全力情報取り、射線抑え、カバー、もうこれでいい。余裕があったらキルするくらいでいい。本当にこれでいい。でも自我は出すよ、提案とかはもちろん、いい自我は出す」

「俺さあ、全然プラチナじゃない?ポイント。全然まだ詐欺じゃないと思うんだけど、わかんない。わかんないんだよ、本当にわかんないの。ダイヤレベルとは思ってないんだよマジで。これ謙遜とか卑下とかでもなく、マジで。成長した場合は詐欺じゃなくない?成長した場合は詐欺じゃないと思いませんか?」

「こやがね、ちょっと背負ってる感覚あるからな。もっと楽にしたいな(こやを)。で、テルくんを突っ込ませて、ワンダウン取ってもらって、その後俺がいって、ワンパ終わらせて、物資整えて、端っこからいってみたいなのができたらオッケー」

「こやの負担減らしたいよな。俺が知識不足(って言ってたけど)……とかでだんだん背負ってる感覚があったから。全然いいんだけどな。わかんないって言ってくれたら、じゃあここEMPで突っ込もうって言えるし。ストイックだよな、皆」

エイトくん;;;;;;あまりにもストイックだし、あまりにも献身的すぎないか?泣いちゃうでしょこんなの。泣いちゃうよ。しかもさあ、「俺がたとえ0ダメであろうと」ってのを本当に体現してたんだよ、スクリム期間で。いや普通にエイトくんのフィジはすごかったんだけど。毎日のようにアステルくんと小柳がキル数ランクにランクインしてたのはエイトくんのEMPのおかげですからね……。

アステルくんはキル数個人ランク6日間全日ランクイン、小柳も2~5日目の4日間ランクイン。6日目は小柳ではなくエイトくんランクインでしたから。

8/20 カスタム前の渋ハル枠チーデスでひなーのと小柳邂逅

3日目のスクリム前に初邂逅。アステルくんが煽ってた流れがあったところに小柳もVC入ってきてウケました。

youtu.be

わかりやすい切り抜き。きゅーちゃんとひなーのからヘイト向けられてた青エゴ、おもろい。そりゃそう。誰だって青エゴの隣のランドマークは嫌だよ。しかもアメムチとはなばなは青エゴが轢き殺してた回数が多かったしな……。

youtu.be

この切り抜きも好き。ロレーバーに抜かれた小柳が構文擦ってるとこも入ってる。

8/20[ジップでぎゃう] スクリム3日目 総合4位

練習10日目 スクリム3日目 総合順位:4位 3日間通算3位

2位(11キル)→7位(1キル)→12位(2キル)→6位(4キル)→4位(8キル)

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チャンピオンは終盤の視聴者多めカスタム時に1回。アステルくんと小柳が2人でドーナツにいる2パーティ壊滅させてエイトくんが「えぇ?もうわかんないよ、2人のこと」ってなった回。

気持ちよくチャンピオンは取れない時間だったとはいえ、どんどん強くなっていってた。普通にアベレージ高いからな……。時間管理がめちゃくちゃいいとコーチが自枠で褒めていたのでこっちも嬉しくなりました。

1試合目、パイロン安置。ジュラパ入った後水色うさぎ壊滅させてBIG壊滅させたとこのファイト、強すぎて気持ちいい。神視点の「ファイト判断はやすぎる」コメ、気持ちいいよ~~~~。パス少ない環境がゆえに屋根上めっちゃジップで取れるな……と思った。そしてムーブめちゃくちゃよくて驚いた。前日までのFBであった「ファイトを仕掛ける側になる」「エバックを使う」「第三円まで読んでから入る」「一個ずつ後ろから押していく」ができてて、すごい成長速度だ……となった。チャンピオンポジの屋上とれてたし。

2試合目はウォール安置。蘇生通されちゃ駄目だよという学び回(1試合目も似た経緯で2位になったため)これもチャンピオンポジの屋上だった。

3試合目、ウォール北安置。EMPジップファイトを水色うさぎに返される。綺麗に返された……。EMPくらった直後にパイロン置き直してた。パイロンの位置報告しよう、これまではEMPとジップでいくってだけで勝ててしまってたから、もっとファイト仕掛ける前にどうファイトするのか話し合ってから仕掛けよう、という学びがあった。

4試合目のミル安置ね~~、警察トップ3浴びちゃいましたね流石に。流石に浴びた。「撃つよ」→「おけ、3,2,1……ノック」の流れ、好きです。ロレに「チートかと思ったマジで」と言わせしめたエイム(これは3人でフォーカスしたからそうなった)、よかった。そこからのバチ肉と青エゴのミルファイトも好き。そして最終円付近でエクスにモバリススティールされる小柳。前日にモバリスは遮蔽に使えるって学びを得たことがまさかこんな結果になるとは。

こんなに見たいものが見れてしまっていいのかと圧倒されちゃったもんな、逆に。そんなことあるんだ……と思いました。

5試合目、避雷針安置。小柳クレーバー2枚抜き回。この5試合目、洞窟から避雷針に出るとこのDDDとのファイトもめちゃくちゃよかったんだよな~。神視点でも抜かれてて渋ハルに「ここマジファイトほんとに上手いな。他チームとワンランク違うね、フィジも高いけど戦い方が上手いね。スイッチの判断だったり、味方が起こしてる間の立ち回りだったり」って言われててニチャりまくってた。

そしてクレーバー2枚抜きも神視点で抜かれてた(キルログ見た渋ハルに言及されてたが正しいけど、見れば一発でわかる)の最高だった。よりによって(タイミングよく)クレーバー構文の翌日だし。抜いた相手がカフェとくろのわだったのも持ちすぎてる。エイトくんに「クレーバーの精度マジいいな、こや」って言われて「当たるなって奴にしか撃ってないから。無駄には撃ってない」ってさらっと答えてた小柳、強者すぎる。

連日合計キル数ランクにランクインしてたアステルくんと小柳。マジで嬉しかった。

スクリム3日目時点で小柳が一番悔しがってたのがこの日(チャンピオン一歩手前まで毎回いけてるのに、あと一手が届かない状態が続いてた日)なの、マジでいい。マジでめちゃくちゃ悔しがってたな。総合順位7→4→4では到底満足しない負けず嫌いさ、向上心の高さ、めちゃくちゃいいなと思った。こんな悔しがってる小柳ってレアな気がするな~と思っていた。(GTA8日目のオイルリグ敗北は悔しいとかより絶望の方が濃かったと思っているため)

アステルくんも言ってたけど「無茶なファイト勝った」わけじゃなくて、必要なファイトしてチャンピオンポジ取るところまでの流れがスムーズかつ確実になっていってるなというのがよくわかる5戦だった。

6試合目は事故りに事故って破壊作戦した回。たまにはこんな回があってもいい。破壊した相手がMPS(星川でろーんカゲツ)なの、持ちすぎている。

この日あたりから神視点や切り抜き(ヨシダさん)のコメ欄で優勝候補がどこになるかみたいな話題が飛び交うようになり、そこに青エゴが入っていることが多くて驚いていた。初参加で優勝候補になってるのすごすぎるな……ってなってた。初参加の優勝候補は割と毎回いるにはいるんだけど、まさか自分がメインで追ってるチームがそうなるとは……みたいな驚きが強かった。

この日はミル事変だった。ミルを取る時のファイトをどう組み立てるかの作戦会議。それに伴い、「ファイトをどう仕掛けるか」の話し合い。ファイトするときEMPジップでGOってだけになっちゃってるからどうファイトするか(パイロン報告、敵の構成と位置、グレ確認など)を話し合ってからファイト仕掛けようって話など。

ミルの話がメインではあったけど、個人的に大事だなと思ったのは「延長戦に入ると集中力切れがちになってるから、5戦終わったら1回カスタム抜けて5戦分のFBして、そこからもう一度カスタム入り直すやり方にしない?」っていうアステルくんの提案だった。実際スクリム入ってからの3日間、6試合目以降にコミュエラとかちょっとの油断とかでコケてることが多かった印象だったので。

話し合い後、視聴者含めた延長戦でチャンピオン取った回、最終円付近で小柳とアステルくんが(2人とも気づかないまま)2パーティ壊滅させてて、その後チャンピオン取りに行くファイトもほぼ2人で殺しきってたのえぐすぎた。エイトくん視点見に行ったけど本当に後ろからグレ投げてただけで、そりゃ「俺も撃ちたい!」ってなりますわ……と思いました。

そしてエイトくん、本当に本当にありがとう……。日に日にエイトくんがリスナーの癒しになっていたと思うんだわ……。話し合いの時にぴりついてるのって本人達ではなくどちらかというとリスナーなんだよな、と思ってるので、エイトくんはそんなリスナーの緊張をほぐしてくれる存在だったと思っている。エイトくんのふにゃっとした発言でコメ欄の空気が軽くなってたと思う。3番手が空気緩めてくれるチームは強いんですよ……。あと話し合いターンでちゃんと話を聞きながらも必要な時は意見を言える3番手ってマジで強いんだよな……。そういう意味では詐欺だったのかもしれない、エイトくん3番手なのは。フィジカルとかゲーム理解度とか、試合中の動きについての「詐欺」はエイトくん自身の努力で勝ち取ったものだし、最初はプラチナ相応だったよと言いたいんだけど、ムードメーカー的な側面はたしかに詐欺だったかもな。エイトくんのおかげで「(コメ欄含めて)いつもの雰囲気」に戻れた瞬間が何度もあったと思う。

その後ゴリラさんれんくん水無瀬の3人とチーデス。このチーデス、青エゴクッソ強かった。「青エゴってファイト強いんだ……」ってより一層感じた。チーデス本当に大好きすぎる。ランクで負けてる(11,9,4)と(10,8,4)上に、相手はチーデス用ピック&ケアパケ使用のチームに勝ってたのすごかったな……。急造チームと本チームの3vs3ファイト練度差の部分ってでかいんだな、とも思った。負けたのキャラコン意識回だけだったし。あーこれは強いっすわ……となった。水無瀬枠も見てたんだけど、敵視点から見る青エゴ、削ってもちゃんと下がる(スイッチする)から殺しきれないし、気づいたら別射線通されてるし、かと思えば固まって行動してるし、めちゃくちゃ強いな……とより感じた。

エイトくんCパート

「今日もね、話し合いがありましたけど。でも結果的にいい方向っていうかさ、やっぱ話し合いをすると強く意識できるからいいわ。俺らバランスいいから。ちょっとひりついても大丈夫。何も心配しなくていいよ、マジで。最終的に30分後くらいには冗談言ってるから。本当に仲いいからね」

エイトくん;;;;;エイトくん本当にありがとう……オタクへの配慮ありがとう……。

余談:頭お花畑なオタクでありたい話

ネガティブな話です。この余談を書くべきか書かないべきかすごく悩んで、結局書くことにした。これは私の「個人的な感想文」だから。自分が見たものの記憶はすべて触れておきたい気持ちが勝った。「触れない」選択もできたんだけど、この文章を人に読まれたときに、都合のいい部分だけ見てるとか思われるのも癪だなと思ったので、書くことにした。

この日の配信、配信中は大丈夫だったんだけど、アーカイブのコメ欄が少し荒れた。多少ね、多少。私はそれを起きてから知って、「ほんとやめてくれよ……」と頭を抱えた。そもそも配信の流れに何も違和感を抱いてなかったし、荒れるとか全く思ってなかったから。リアタイ時のコメ欄(チャット)の方は平穏だったし。これ書くためにフルで見返したけどいつも通りって感じだったんだよな……。あたたかいコメントばっかですごいな~と思ってた。どこからともなく「8GOWIN」のコメが流れ出したとことか普通に凄すぎるなって割と感動してたからね俺……。

だから結局ノイジーマイノリティなんだよな、と思った。本当に厄介。少ないのにノイズなの、本当にどうしようもない。せっかくチームがどんどん強くなっていってるのに、これで調子崩れたらどうするんだよって思った。普通に気が気じゃなかった。

荒れていた箇所についての話は、うーん……荒れた箇所について、「こういう流れでした」と要約してここに書くこともできなくはないんだけど、あの流れや雰囲気を伝える適切な言葉が見つからなさそうだな、と思ったので書かない。どこかの誰かに「そういうことが起きてたのか」と変にねじ曲がって届いてしまう可能性も、万が一を考えると怖いし。これ以上は特に触れない。私の記憶の記録としては、ここまで書けば思い出せるってとこまで書いたからこれでいい。見なかったことにしたくないからこの件に触れたけど、必要以上に触れるのも嫌だなと思ったので、このくらいにする。これは私の感想文兼日記だから、私の好きにする。

ここからが本題。私はこういうしょーもない荒れを見る時、「頭お花畑のオタクでいることがどれだけ難しいことか」ということをよく考える。推しのよかったところ、推しの好きなところを語るオタクは、しばしば斜に構えた人間から「頭お花畑かよ」と揶揄される。荒れが発生している際は、特に。それが私は嫌いだ。本当に嫌い。頭お花畑であること――「盲目であろうとすること」の何がいけないんだろう、と思う。中には本当に盲目な人もいるでしょう。盲目になりすぎてもよくないというのは前提としてあるから、本当に難しい話ではある。

でも、少なくとも半分くらいは「何が起きているのか理解しているけど、盲目であろうとしてる人」だと思っている。配信が荒れているのに気づいても、黙ってブロックして自治もせず、配信で起こっていることに対して「草」とか「ナイス」ってコメント打てる人を、私は美しいと思う。そうありたいとも思う。

オタク讃歌みたいでキモいという自覚はある。でもいい。だって本当に思ってることだし、そもそも私はオタクが好きだから。それにここは私のブログだし。思った事全部書く。これに関してはオタク同士の馴れ合いキモいと思われても別にいい。

頭お花畑で結構。わかってるんだよ、知ってるの。わかった上でどうでもいいことで騒ぐなやと思って、黙っているの。推しに楽しんで配信してもらいたいと願って、頭お花畑になっている人がいるの、たくさん。ノイジーマイノリティなんかより、そんな時でも推しに明るい言葉を届けようとしている人、届けている人の方が100万倍美しいに決まってる。私はそう思ってる。

さて、この話はこれで終わり。頭お花畑のオタクとして振る舞うことがどれだけすごいことかってことを言いたかった。そうありたいと思う、本当に。

8/21[勝利の方程式] スクリム4日目 総合3位

練習11日目 スクリム4日目 総合順位:3位 4日間通算1位

3位(3キル)→3位(4キル)→4位(6キル)→7位(7キル)→8位(3キル)

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チャンピオン1回(延長戦にて)。アベレージ高いなこの日。スクリム期間中、毎日(外ムーブだし今日こそ事故るかもしれないな……)と覚悟を決めて見てたんだけど、日に日に安定していってたの本当にすごかったな。外ムーブでこれだけ1桁順位とって最終円付近の経験積めてるのマジででかいな~と思ってた。

この日は延長戦でちゃんりよコーチがINして小柳が安置ダメで死んでからわちゃわちゃが発生した日。クリプトノック報告の理由が「嬉しかったんだよ!!!!(迫真)」な小柳発生回。

1戦目、エコーHQ~破滅安置。エバックで飛んで入った後小柳とエイトくんノックされて、まずいか!?ってなったんだけど立て直して3位。岩裏取った時点で小柳の回復リソースが少なくて、後入りだからちゃんとプラウラーから落ちたセル拾いましょうという学びあり。あとこれまでずっと「パイロンを壊す」って意識づけをしていたけど「IMCにパイロンあったらバンガウルト降ってこないから壊さなくてもいい時もある」という学びも得られた回だった。最終円の時に「屋上取った後どこを潰すのか」という点が課題になってた。

コーチ「でも、あの安置は一番遠い安置(ノスパから真反対)で、3位3キルはだいぶいいです」

2戦目ノスパのたこ焼きIMC安置。最後3部隊になった時にIMCの下の坂で待っておけば勝てたという学び。たこ焼きに通電なしでジップ繋げて取りに行くためにIMCにEMP撃つって判断、学びが生かされててすごかった。

3戦目ノスパ安置。強制中入り安置のため、塔の上で耐えタイム。安置収縮の際に指の方のパーティ潰そうってなってたんだけど、そこのファイトの仕掛け方の話し合いが事前に共有しきれてなかった。ジップで詰める際にエイトくんが落ちてしまい、水無瀬と小柳の1vs1までもつれこんだものの敗北。水無瀬のキャラコンが上手かった。

4戦目エコー安置。これも安置収縮の前にどこ潰しに行くかなどの話し合いが不足しててわちゃったのが学びポイント。バンガウルトやら長物やらで削られたことにより、安置収縮前にわたついてしまい、上手い事ファイトプランを組む時間を作れなかったという学び。3試合目の反省も含め、安置収縮30秒前からじゃなく1分前からどうやって安置入っていくかプラン立てようという学びに。

5試合目はセト安置。ジップの置き方がパスに慣れてる人しか上手く降りれない置き方だったため、アステルくんとエイトくんが落ちてしまい、下でファイトになってしまう形に。こういうミス、本番じゃなくてよかった~~~と思ってた。この試合中、「カゲツくんのパーティにワトいるっけ?」「いる、星川さん」とか「ツクモくんのとこは?」「いない、カタリストバンガクリプト、小清水さんがクリプト」って話してて、あ~構成とピックまで覚えてきてるんだ流石だな……と思った。あとアステルくんも小柳も割とスキン覚えててすごいなと思ってた。スキン覚えてる人、頭のデカさとストイックさが感じられていいんですよね……。

5戦終了後、FBのためカスタム抜けて振り返り1時間。まずはジップの降り方確認から。エイトくん「今日3位47ポイントだって俺ら」アステルくん「3位ねえ……3位かあ……」小柳「クッソ……」という会話、あまりにもストイックすぎて好きだ。誰もそこまで喜んでないのマジで好きすぎた。だからこそ1日に1回くらいあった「でも僕らアベ高いよ!」という褒めタイムも好きだった。たまには自画自賛してくれ、充分すごい結果出してるから……!という思いもあったので。

「ジップを側面に差したら、ジャンプって言える?」「その余裕はない!ごめん流石に。無理無理。そんな余裕ない、それはもう各自頑張ってくれ」

小柳の全力拒否、意外だったな。でもそれができる相手ってのがいいなあと感じていた。私はまだ小柳に対してにじGTA(特に8日目)の印象がめちゃくちゃ強くて、できなそうでも一旦全部自分でやろうとするタイプなのかなと思っていたので。ちゃんとできないって判断したことをできないって言うんだな、という驚きが多少あった。そしてそれを「確認しただけだから大丈夫だよ、こっちがジャンプする癖つければいいしね」と受け止めてくれる2人も好き。でも結局戻ってきたちゃんりよコーチに「上に差してあげましょう」って言われて「はい、わかりました!」って拗ねてた小柳は草だった。

コーチの「安定感はある、なぜか。外で。安定しないと言われているからV最で行われない外ムーブで」って言葉、嬉しかった。そしてたしかに「なぜか」ななんだよな……笑、とも思ってた。今回ストポだったこととEMP環境だったのもあって内で結構やりあってくれてた印象あったな。

延長戦でのチャンピオン、最高に気持ちいい~~。神視点でも見事に抜かれていた。この試合バチ肉、シンクロ、フナセプにも見られてたので他枠反応楽しすぎた。

アベ高いけど上手く安置に入れすぎて本来とりたいキルポがとれてないねって話をしてた割に2人ランクインしてるのすごいな~と思っていた。平均ダメの方に小柳いないのも、火力役と分業しつつ、ファイト判断したときにちゃんとキルして狩ってるっていうのが結果に表れていてすごい。

連日キル数ダメ数の個人ランクに入ってるアステルくん見て嬉しくなってたし、アステルくんが火力に振り切れるだけのIGLしてるのは小柳なんですよ~!!と勝手に誇らしい気持ちになっていた。

ただ別に小柳一人でIGLしてるわけでもなくて、アステルくんのチルエゴコールが本当にいいんだよなって話でもあった。時間管理とか、どう入るか決めよ?とか、どうファイトする?(何のウルトでいくのか確認)とか細かい確認いれてくれてるおかげで、小柳の思考が整理されてるように見えており、とてもいいバランスだな~と思っていた。というかそもそもアステルくんもIGLできる人だから、「ここでこれ言ってくれると助かるよな」っていうのが分かってる上でのサブIGLだったの贅沢だったな……。

ちゃんりよコーチINの作戦破壊試合、単純に声張ってる3人が面白かったんだけど、2位まで順位上がってたのも草なんだよな。好きなんだよな~~延長戦あるあるのひとつ、ヤケクソ破壊ムーブになったらなぜか順位上がるやつ。しかもこの時の安置とまんま同じ安置が翌日3試合目にやってきて、そこで綺麗すぎるチャンピオンとって「進研ゼミでやったやつだ!」になったのもいい。おもろくて肩の力抜ける試合だったのに、ちゃんと学びにもなっててよかった。

「エイトはよくやってるよ」「……いや、だめ、今の嬉しかったけど、うるせぇ」

ここ本当にエイトくん枠の表情変化がよすぎる。にこ~ってめちゃくちゃ嬉しそうな表情してから抗おうとしてたエイトくん、よすぎた。エイトくんは本当によく頑張ってたよ……。

この日カスタム終了後にえぺ娘の話をしており、ちゃんりよコーチから「グラップルは(V最)出てる中で一番上手いですよね?」と言われてたの、嬉しかったな。

8/22 マップ配信してるAlphaAzurと今回の注目チームについて語る

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渋ハルとあるあずが各チームについて語ってた配信。青エゴのとこだけ抜粋。

渋ハル「ここはもう触れておかないと、マストでしょこんなん」あるあず「マストだね」

※ここから先どっちがどれを喋ってるかは雰囲気で読んでください。

「このチーム、MAP視点……たしかに、無駄なファイトみたいなのはちょっと目立つけど」「いっぱいある」「無理なファイトはそんなしてないのかもしれない。勝てるなこれみたいな状態でいってるのと、パスファインダーを使ってる……小柳ロウさんかな」「こやロウさんだね」「MAP自体を見てても、ここチャンピオンポジだし、今このタイミング戦ってるから行きゃもう勝てるんじゃねみたいなざっくりした情報だけでも、全部仕掛けてるんだよな、そういったところに」「仕掛けてるね」「チャンピオンポジションへの嗅覚と、チャンピオンポジションをゴリ押しにいくパワーがこのチームにはある」

「強いよな、ファイトマジで上手いんだよね」「昨日の……ノースパッドの東の方(4日目第2試合)で、ウォールの下にたこ焼き2個くらいあるじゃん。あれ、MAP視点でこいつらいつまで戦ってんだって言ってたんだけど、1分くらいずっと撃ち合ってて。うわこれずっとファイトしてたチーム(フナセプ、そこまでに2PTくらい倒していて物資もアーマーも強い予想のあるあず)と、急にきたチーム(青エゴ)どっちが勝つんだつって、こっち(青エゴ)が勝ったから、「あいやー」と思ってwwwああいうところ遠慮なくパスのジップを繋いでいける判断の速さと、ゴリ押す力が、もうとてつもなく強い」

(ここのフナセプと青エゴ、1分くらいずっと戦ってたというよりは、たこ焼きの上を青エゴがとり、フナセプは中にいて互いに睨み合ってる時間が少しあった。マップ配信時にあるあずが「フナセプもう赤になってんじゃないかな」と言っていたが実際は紫3人で、対する青エゴは紫2青1でのファイトになったので、あるあずが想定してたほどのアーマー差はなかった。)

「ファイトの連携マジでいいんだよな。自分達のファイトの押しつけ方を完全に理解してる。この3人のチームの強みってさ、ムーブじゃないし、ポジション取りでもなくて、やっぱ3対3のファイトじゃん。それをちゃんと本人達が理解して、無理矢理仕掛けてもいいから、ここは絶対勝ち切るっていう意思統一と、その瞬間のファイトの連携の2つがめちゃくちゃ整ってるんだよなあ」

「MAP視点はファイトを見れないから、その情報はかなり新鮮。いやどうやって勝ってんだろうなって(思ってた)」「ファイトの内容マジでいい、ここ」「多分なんかもう凄い感じなんだな。マッドマギーが構成として入ってるから、マッドマギーのウルトくらうと画面ぐわんぐわんになってぼやけて、スタンもすごい長いし、EMPいれてジップでこやロウさんが詰めてドリルとかで芋ってるところ炙り出してボールでみたいな、本当に完璧にやってんだろうなあって思いはしてる」

「多いのはなんだろうな、1個は……普通って言うのかな、リブート始動のジップ繋いでファイトが1個。2個目が、苦しそうなチームとか見かけたら通電ジップ始動でEMP使わずに突っ込んでく形。ドリルと通電ジップだね。3つ目がドリル始動で苦しそうなチーム潰す……潰すってか炙り出して、ワンピック取って、またそっから通電ジップとか、大体この3パターンが多いかな。で、インファになったらボールも追加で使ってこうみたいな」

「実際その、際でやっぱムーブしてることもあって通電(紫アーマー)になってんのかな。どんなタイミングでも基本は」「ほぼほぼ常に通電なイメージはある」「パカエルチームとかとずっと戦ってんだけど、いろんなところで。強さというか、しっかり条件を整えれてるのかなって。ファイトに勝つための自分達の物資量とか、アーマーの状態とかが揃ってんだろうな、とは思う」

「パスを移動じゃなくて攻撃的に使うっていうのが、結構このチームの特徴というか」「そうね。パスファインダーは本当に攻撃的なキャラよ。その人だけでコントロールしきっちゃうくらいの力があるパスファインダーがいるところとか、もちろんその、集団戦におけるパスファインダーが上手いとか」「色々あるね」「やっぱパスを入れてるのであれば、エリアをしっかりコントロールしたいし、そういった判断の速さもほしいなって思っちゃう、個人的には。完全に移動だけのパスファインダーだとやっぱ、(パスの)価値を出しきれてない……かなって思ったりしちゃうから」「昔はね、移動だけだったけど。今通電ジップあるせいでマジでファイト強いもんね」「うん、強い。だから削ったらパスのグラップルで詰めるとか、展開しといてちょっとヘイトもらったら(2人に)合流するとか、そういう動きが……なんか、わかるかな、カスタムの時とランクの時とで(ファイトに)行く時の怖さが違くて」「違うね」「そこで、その圧が出せるかってのがすごい大事だから」「このチームはかなり……他のチームからしてもやっぱ圧はあると思う。絡まれたくないって気持ちはめちゃめちゃ多いと思うね。ここに絡まれたくねえみたいな。うわドリル飛んできた、絶対アステルくんのとこだ、ファイトしたくねえみたいな、絶対ある」「ありそうありそうwww」

「ここは毎回7キルとか8キルとか大体してるから」「そう、もうキルでポイント稼ぐって割り切ってるチームね。チャンピオン取れなくてもキルポが足りてりゃ上位入れるし、どっかで1回チャンピオンとれたら、もちろんそれですべて完璧だよねっていう」

「まああと、それが本番でできるかだよね」「そう、V最の歴史で言うと、やっぱり外ムーブのチームっていうのは今まで軒並みうまくいってきてないんだよね」「そう、そこもちょっと気になるところですね俺は」「僕もそれは気になる。今回こそはみたいな。たくさん見てきてるからね、今回こそいくんじゃねみたいな」

一番最後の会話、ちょっと悔しすぎるけど入れた。入れないと見なかったことになってしまう、それは嫌だ……と思い、歯を食いしばりながら入れた。

ここの青エゴの話をしてるときのコメ欄、無限に気持ちよくてすべてスクショ取ろうかと思った。「マジで強いから推しチームと当たってほしくないチームNo.1だな」コメ、嬉しすぎ。最高の褒め言葉すぎる。攻撃的にパス使えてるって評価も嬉しすぎる。本当にファイト最強のチームだったな。

8/22[かいぶつ] スクリム5日目 総合4位

練習12日目 スクリム5日目 総合順位:4位 5日間通算1位

12位(1キル)→10位(6キル)→1位(18キル)→3位(1キル)→17位(2キル)

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スクリム1日目ぶりのチャンピオン。しかも18キル。3試合ほど事故り気味だったのに総合4位なるのか……と少し驚いた。

延長戦のパイロン安置でも16キルチャンピオン。すごい。青エゴ、チャンピオンとるとき10キル超えてるの普通みたいな感じだったのえぐかったな、今思い返すと。

ロレのクレーバーに抜かれる小柳もこの回。「胴だよ胴!」

小柳、昨日(4日目)の練習後に1時間半くらいマップ回ってたとかALGS見て安置の知識入れてきたとか話してて驚いた。アステルくんと散歩したとも話してて、そんな時間がどこに……???すぎた。勉強熱心すぎるだろ………すごすぎる……。

1戦目はエバックで飛んだ後の降りる先のコミュエラ発生。本番じゃなくてよかった案件すぎた。

2戦目はドーナツ安置。安置収縮の時の移動で裏を切りきれなかったという反省点あり。あれ難しすぎた。岩裏いるから切ろう→いなくなってる→じゃあ逆回りで端潰していこう→さらに裏のチームがいた(目視で確認できる限界があった)という流れのため。塹壕いじめるのは2回成功しててよかった。CR寿司とガキハゲが犠牲になった。

3戦目、発射台北安置チャンピオン。前日コーチとわちゃった回の安置。あまりにも綺麗で「なんか勝った」ではなく「考えて勝った」チャンピオンすぎて最高だった。DDDとバチ肉倒した後、パカちゃんがいる家じゃない方を逆回りでぐるっと裏を切りきって屋根上ジップで取る流れ、完璧すぎる。3人で6000ダメ超えてたのもえぐすぎる。

4戦目は裏切り安置。第三円を読めるアドを生かし3位。でも1位取れた試合だったので5戦目後にFB。

5戦目もドーナツ安置。初動ではなばなにドーナツ取られたのでEMPでファイトして追い出そうとするも、ドローン壊されてしまいリセット。少しぐだったもののドーナツ取り返して塹壕いじめてたんだけど、そこにいたのがロレだったため、ワンピック取られてそこから漁夫もきてぐちゃってしまった。この安置の時、大体いつも「そこ(青エゴ)に好き勝手させちゃいけない」ってイブラヒムが言ってたんだよな。またバチ肉と青エゴがバトってる……ってなってた。

ゴリゴリ中ムーブのバチ肉と外の青エゴがかち合う場面、謎に多かった気がするんだよな……。ふわいぶろれ、いつもマドマギにピキついてた気がするもん。多分これは私が青エゴメインで見てて、その次に見てたのがバチ肉だったからこそのバイアスなんだろうけど。実際バチ肉とやりあってたのってどっちかといえばフナセプシンクロCR寿司あたりの、「ランドマーク近くて互いに中ムーブだから初動の移動でかち合うチーム」だった気もするし。

外のキルムーブしてるからってのもあるけど、5日間の通算キル数ランクに小柳が入ってたのマジで嬉しい。ま~~~じで嬉しかった。

5戦目後、一旦カスタム抜けてFBタイム1時間。

敵に壊されないドローンの回し方をアステルくんと小柳でエイトくんにレクチャーしたり、4戦目の残り3部隊の時にどう動けばよかったかを状況再現して話し合ったり。

延長戦のパイロン安置の回、完璧すぎて爽快感に溢れていた。すみー、のあちゃん、ひなーの視点まで見に行っちゃった。相手からもめちゃくちゃ褒められてて気持ちよすぎた。パイロンにEMPジップで詰めてた時、ちゃんりよさんはマジで自枠で手を叩いて笑ってました。気持ちいいくらいに笑いながら「いい!いいエゴ出てる!!」って言ってた。

この日チャンピオンとった2試合、小柳のIGLがキマりすぎてて何度も見返してしまう。ファイトを押し付ける、端から押し上げる、裏を切りきる、取りたいポジションにファイトをしかけて取る、っていうコンセプト通りの戦い方で「なんかフィジで勝てた」わけではなく「ちゃんと考えて勝てた」ちゃんぽんだったのが最高すぎる。

余談:ローレンは負けず嫌い

ドーナツ守りの時、塹壕にちょっかいかける話の一幕。

アステルくん「でも結構いろんなパーティに塹壕怖いは思わせられてると思うわ」コーチ「そうすっね」エイトくん「たしかに、リスキーみたいな」小柳「ぐちゃぐちゃにされるからね。なんか入りたくなさそうだもん、普通に」

アステル「でもロレンには無理だと思うわ、どんだけやっても」小柳「えええ……ロレさんには無理って言った?笑 今」アステル「うん、無理だと思う笑 どんなに倒したとしても、ぜってえ勝つの精神あるよ。無理だと思う」コーチ「まあたしかに。あの~……、彼の負けず嫌いは身に沁みてわかってる」小柳「負けず嫌いがここに響く……www」

コーチ「ただ、入ってきたら100%わかる。推進力やばいから、多分マギーQくらってでも1回前で」アステル「うん」エイトくん「ダメージ出す?」

この一連の会話、好きすぎた。そもそもV最でこういう「他チームの厄介なところを話すシーン」が好きというのがあり。加えて、去年TSNのコーチをしてたからこそロレの性格に理解があるちゃんりよさん、対面したからこそロレの不屈の精神を体感しているアステルくん、「負けず嫌い」という評を(まあたしかにな……)みたいな雰囲気で苦笑しながら否定せずに聞いてる小柳の図が好きすぎた。

アステルくんCパート

Cパート「いやーマジでね、もう成長しきりました我が子達は。もうママ嬉しいです」「マジで今回優勝目指せるパーティだと思うし、優勝以外見てないチームだと思うんで、結果残したいと思います」

3:48:00くらいに3人にはミュートで「僕の当初の目標の、僕がほぼIGLをやらない、IGLできる人を育てる。エイトくんに楽しんでもらえるように、エイトくんを育てる。これね。目標は既に達成されてると言っても過言ではないと思うんですよ。あとは本番優勝するだけ。あとは僕の目標。優勝。優勝だけ。優勝しないとおかしいぐらい成長してると思うな。なんか僕は正直……あんま変わってないけど当初から。僕のプレーヤースキルは。マジで2人が永遠に成長してるから、ここまで来れたなって」と話していた。

そうだよな、っていう納得と、嬉しいな、という喜びがあった。チーム発表前のといといパカちゃんとのえぺコラボで自分のチームのこと話してた時(切り抜きもある)から「IGLやったことないって言ってた。やったことないから、いいかなって。面白そうだなと思って」「参加したことない人って名目で声かけた」って話をしてたし、視聴者カスタムの時からずっと小柳のIGL力を育てようとしてるなあと思っていたので。FB時の「そこの判断をしてほしい」みたいな要求とかね。

もしかしたら「それ試合中に言ってくれればいいのに」と思ったリスナーもいたかもしれないけど、それじゃ小柳にIGL任せてる意味がなくなるし、小柳がIGLしてアステルくんが火力専念できるようになるのがこのチームの理想形だしな……と私は思ってた。そもそも2IGLみたいになると決めきれなくてぐだるみたいな負け方することもあるし。必要なことは言ってくれてたし。アステルくん、提案はするけど最終決定には従うっていうスタンスだよな~と思いながら見ていた。視聴者カスタムで小柳の無謀すぎるデスドライブに従って動いてくれてた頃から。

エイトくんCパート

「V最終わった後のこと考えらんない、一生やんない?これ。毎月やろう。めっちゃ楽しい、めちゃくちゃおもろいわ。大会とか出るの初めてだからさ、だし、APEXも全然やったことなくてみたいな。なんて言うんだろうな、成長曲線的なのがさ、ぐーんって(伸びて)」

「ずっとやりたいな。一生カスタムしてたっていい。一生フィードバックもらいたい、マジで。大会ってこんなおもろいんだって。めちゃくちゃおもろいわ」

「だって俺あれだよ?もうV最のために今生きてるからね、ガチで。飯ちゃんと食って、寝て、筋トレして、(体調)整えてみたいな。V最のために動いてる。配信外はエイム練習したりとか、動画見たりとか、プロのスクリム見たりとかして」

「総合1位でしょまだ。多分俺が安定すればチームが安定する。最後のピースは俺、間違いなく。こやのIGLも超安定してきて、アスくんもショットコールマジ上手くなってて、元々上手いんだけど、めちゃくちゃ冴えてて。最後、俺が明日のスクリムで完全体になれば、明後日の本番かませる、マジで。マジでかませる。これはいきがりじゃない。俺、世八だから。俺が化学反応を起こせばいい、最後に。俺の判断能力が仕上がればマジで勝てる。全然夢じゃない」

アステルくんの「エイトくんに楽しんでもらえるように」という話を聞いた後だったので、エイトくんがずっとにこにこしながら「楽しい!」って話してるCパートを見て、嬉しくてめしょめしょになってしまった。エイトくんが楽しんで大会参加できてるなというのを感じれて嬉しすぎた。それはエイトくん自身の努力の結果でもあり、アステルくん、小柳、ちゃんりよコーチがいたからこそでもあるんだよ……。

前夜祭と本番を残すのみとなった時にようやくこのツイートしてた。この日の2チャンピオンで最後の予防線が全部切られてしまった感じがあったな。あまりにも完成されていた。マジで。マジで優勝してくれ……となった気がする。青エゴが全員マジで「優勝」しか見てないチームすぎて、優勝以外考えられなくなっていた。

8/23[V最前夜祭] スクリム最終日 総合1位

練習13日目 前夜祭 スクリム最終日 総合順位:1位 6日間総合順位:1位

12位(4キル)→1位(13キル)→6位(6キル)→11位(4キル)→1位(17キル)

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すごい前夜祭だった。すごい日だったよ……。この辺から全然ツイートできなくなってた。緊張しすぎて。5戦目終わるまでろくにツイートしてなかったと思う。というか前夜祭でこんな緊張することになるとは思ってなかったまであった。

1戦目、ミル安置

なんでミルなのにカスケまでいって右回りで下から入ろうとしてるんだろう……とは思った。いつもならノスパチェクポダウビあたりで読んで左上から押していってなかったっけ……?という。でも昨日終わった後作戦会議とかしてたのかもしれないな、と思って特に気にしてなかったんだけど、部隊壊滅した後のコーチからの「いつもと違う動きしてたらそりゃこうなります」というFBで「あ、やっぱ違ったんだ」となった。

普段緊張や焦りが言動に乗る人ばかりを見ているため、昨日までと声色変わらない(ように私には聞こえていた)(見返しても全然わからない)のにやってる動き全然違う(ムーブはマジで違う)の、違和感がすごかった。だ、大丈夫なのか……?わからない……!!ってなってた。

2戦目、セノーテ洞窟。13キルチャンピオン

チャンピオン取れたもののお説教。マジで喜びも束の間、「このチャンピオンは喜んではいけない、確実によくない」と爆速お説教始まってた。神視点の「青エゴ安定してるな」を見て「この人達チャンピオンとってお説教されてます;;;」ってなったもん。たしかにセノーテ入るまでの流れ、またカスケいってる……そこで安置確認するんだ……?とはなったしな……。ここの安置初日チャンピオンとったのとまんま同じ安置で、あるあずのMAP配信では「再現度100%」と言われていたんだけど、「そのチャンピオンポジを取りに行くまでの過程」がいつもと違っていた。

橋取ろうとしたときに後ろにアメムチがいて「どっちやるの?」ってなってたり、橋のDDD倒した後に右からいくのか左の坂上取るのかでごちゃってたりしたな……見返すと……。その辺りで「いつもとなんかプランが違くないか?」ってアステルくんが言って軌道修正&方針確認してくれてた。

3試合目始まる前のアステルくんの言葉、最高。

「大事な話するわ、大事な話しとく。俺達は、こやを絶対的に信頼してる。だから、こやが決めたんだったら絶対に従うの。で、1択2択あった時に、今どっちの進行してるかわかんないってなると、僕らも迷うの。だから、間違っててもいいから、こっちって決めきってくれた方が、俺達はやれる」

俺と僕の一人称部分に誤りはありません。誤りがないからこそ、熱い言葉だったな……。

3戦目、ジュラパ安置

ジュラパのいい位置まで入りきれたが、坂下のいかなくていいとこまで敵を深追いし、強ポジから離れてしまって戻ろうとした際に部隊壊滅。本日3度目の厳しいFB。「1個ずつやればいいのに、3個2個一気にやろうとしちゃってるからバタバタしてる。今日は全部バタバタしてる」「ヤバいエゴは全部出しきっていこう。綺麗に、エゴを通せるように」

4戦目、発射台東

発射台なのに右上からじゃなくて左下から回ろうとしてたのも今見返すといつもと違ったな……。この時神視点のMAPガン見してた気がする。どうか変なとこでかち合わないでくれみたいな気持ちで。

車でばったりかちあった妖花水月に確キル入れなかったこと、どう考えてもこちらが苦しくなる場所にいる敵にファイトを仕掛けようとしていたこと、dttoちゃんに3タテされたところのファイト内容についてなど、「本当に絶対無理なことをしている」「今日はずっといつもと逆回りしてる」とFBがあった。

このFBしてくれるの、本当に感謝だったな……。配信のことや3人のリスナーからどう思われるのかなど色々と懸念はあったと思うんだけど、その上で「明日が本番」かつ、「3人が優勝を目指している」ことを優先してくれて厳しい事言ってくれてるんだなと思ったので。配信で厳しい現実のことを言える人が好きなんだよな……とこの2週間で再認識した。配信で第三者からどう思われるかよりも、本人達の「勝ちたい」という意欲を先に考えてくれる人、好きだなあと思う。

この時点でようやく(今日やばいか!?!?!)ってなってた。なんだかんだ3戦目終わるくらいまでは「まあFBで色々言ってもらってるし、修正できるでしょ、前日でよかった」くらいに思ってたので。この嫌な感覚のまま本番迎えるの怖すぎる……どうかいつも通りに戻ってくれ……と祈っていた。

また、4試合目終わったあたりから、あまりにも「祈り」によるコメントが流れていて泣けた。「頑張れ」「小柳ならできる」「大丈夫」がたくさん流れているコメ欄、美しすぎた。きっとFPSに詳しくない人もコーチやチームメンバーの雰囲気から今日ヤバイってのがなんとなく伝わってたんじゃないかなと思うんだけど、仮にわかったからといって見てるだけのオタクに何ができるわけでもなくて……という状況で、ただただ祈りの言葉が流れていたコメ欄、美しかったな……。画面の向こうでどこかの誰かも共に祈っている、と思える瞬間が好きなんだよな。推しに対してオタクが「愛と祈りと感謝」を伝えている瞬間、好きすぎる。そしてそれが可視化されてる場所がコメ欄だと思っている。本番前日にコーチから厳しいFBをもらっている、優勝候補のチーム、残り1戦しかないという状況でコメデター湧かないの凄いな……と思いながら見てた。

そして5戦目。エコー安置

エイトくん「大丈夫よ、チームよ俺達」

この試合、伝説すぎる。

「でもあれでしょ、漫画でいう挫折パートだから」「そうよ」「漫画って大体挫折してその直後に最強になるからね」「そう、試合中に最強になったりする」「うん、今それ」初動の時にこの会話をアステルくんとエイトくんで話してるの、伏線すぎた。今見返すと。

エバック飛ぶのミスって小柳がノックされた時は焦ったけど、EMPとボールの返しのおかげで耐えた。エイトくんの「こや(肉まで)全巻きしよ?」、アステルくんの「(エバック)間に合わないよ」のコール、小柳を救ってたな……。

「今、必死に悪魔に抗ってる」

その後階段下でガキハゲを潰す時のEMP、コーチにMVPと言われるほどに神すぎた。そしてEMPなし通電ドリルのみではなばながいた岩を取ったのは、ファイト力最強チームの総決算みたいなファイトだった。EMPなしでそのファイト勝つんだ……となった。はなばなも警戒してたんだけどな普通に……(視点見に行った)

そこからシンクロとの一騎打ちになり、グレいれまくって勝利。グレたくさん使いましょうの学び、練習序盤で言われてたやつでそれもまたよかった……。

「マジこれでいいんだよこれで!!」「修正キタァ!」「100点100点100点!!!」「ナイス!!」で泣いた。

「抗ったあ!自分の悪魔に!!」

青エゴ、ドーナツ事変を代表に「うわ~~V最だ~~~最高~~~」と感じる場面は多々あって、そこがマジで好きだったんだけど、この瞬間あまりにも「V最協」してたな……と思う。青の唯我論者のコンセプトをありありと体現するかのような、圧巻の17キルチャンピオンだった。

すごい成績だ。キル数、2位と38キル差がついている……すごすぎる……

個人成績もすごい。6日間の通算キル数ランキング、2位がアステルくんで4位に小柳だったのすごすぎた。外ムーブしてるからキル多いのは当然といえば当然なんだけど、そもそも外ムーブを安定させるのが難しいと思ってたから、物凄い成績だったなと思う。アステルくんと小柳以外全員バンガなのもさあ~~……ちょっとドヤっちゃいますよね……。青エゴすごいでしょって言いたくなっちゃう。

神視点や他チーム枠での「青エゴ安定してるな」というコメント、スクリム3日目あたりから結構な頻度で見ていて、たしかに結果だけ見たら6日間通して安定していたんだけど、青エゴ視点からしたら紆余曲折あった6日間だったな……と感じていた。この人達まるでタコ負けしてるかのような雰囲気でずっとFBしてます、って思いながら6日間神視点のコメ欄見てた。6戦目以降コケが続くこともあったし。まあでもそれにしたってアベ高かった(安定していた)というのは結果に表れているので事実なんだけど。優勝しか見てなかったチームなのもあり、変な温度差があったんだよな……笑 そこが好きでした。

なんでこんな上手くいってるんだろと思っててちょっと考えたんだけど(エアプの考察)、中ムーブだとずっと移動を考えないといけない上に、基本的に360度気にしなくちゃいけないのに対して、外だと裏カット(自分達より遅れて入ろうとしてくる敵を切る)さえすれば180度だけ気にすればいいのがうまくハマってたりしたのかな。あとファイトに積極的だったのもめちゃくちゃよかったと思う。EMPがあまりにも強くて先行有利って感じだった。

中入りチームは「その場所を守る」ことをまず念頭に置いてて、青エゴは「とりたい場所があったらそこを破壊すればいい」みたいな感じだったから、ファイト始まる時の意識の差が大きいのかな~と思ったりもした。青エゴがファイトしかけた時の敵視点、ファイトする感じの雰囲気ではないことが多かった気がする、スクリム序盤は特に「えっ!?きてるきてる!」って感じの反応が多かった。

そしてファイトは勝てるという自信がつく→ファイト判断に踏み切りやすくなる→ファイト勝つ→いいポジがとれる→自信がつく、のいいループに入ってた気がする。これはスクリム入る前にチーデス練習入れてくれたちゃんりよコーチのおかげだ。マクロを成功させるミクロが必要というやつでした。

コーチからの激励

「僕らが基本的に大事故起こさずずっと安定してスクリム戦えたのは、本当に皆が一番信じてるフィジがあるから。みんな(他チーム)がムーブで迷子になってるのは、結局成功体験積めなくてなってると思うけど、その成功体験積むにはフィジが大事。俺はそれを去年感じて、だから皆に選手(プロ)とチーデスやってもらったし、キャラコン練習とかもできるだけやるみたいな(ことをしてもらった)」

「この構成で優勝したらかっこいい!唯一無二だから。最後までこの構成でエゴを通し続けて、一瞬も変えずに」

エイトくんCパート

「終わっちゃうのか、でも。V最が終わっちまうよ、皆!どうすんの?本番超楽しみだけど、どうすんのよ?このチームでもうやれないんやぞ。俺がAPEX上手くなったな~ってソロランクいってダイヤいったらもうポイント制限で組めないからな。結果によってはもしかしたら……ランク回してないけど(ポイント上がる)みたいな。前回を加味して、ってなる可能性もあるし」

「いやまだやってたいよ俺。俺ね明日ね、優勝しても最下位とっても多分絶対泣くわ。なんか、配信外で散歩してるときとかに終わった時のこと想像したら、うわってなったんだよな俺。絶対泣く。わかるもん」

「俺チャンピオン取ったら、音割らす。配信の。全然音割らすよ」

「落ち着いてプレイして、みんながローにしたやつを俺がちゃんと丁寧に確キル取ったりダウン取ったりして、自分の役割伝えて、ドローンで巻きながら見るからねみたいな、詰めてきたらリブートで返すとか、そういう報告をして。そしたら2人がバゴーンいって、俺が最後にズギュンいってGGですわ」

小柳Cパート

「エイトもマジで強くなってる。アステルは強いしね、相変わらず。相変わらずアステルは強いしな。俺はギリギリ取り戻せた。軌道修正DAYだった。マジであれだな……周りの動きに惑わされたな、今日。気にせず、自分達のプレイを押し付けれるように、頑張ります、本番も。なんか、なんか違えなっていう違和感と共に無理くりやったからごちゃったな。落ち着いていきます」

アステルくんCパート

「いやあ、楽しかった。なんかあっという間だったな。今までと違って、今回僕は感情が揺れ動くのあんまなかったな。今までは「悔しい」みたいなのが結構あったんだけど、今回はなんか、勝てるっていうビジョンしかなかったから」

アステルくんがスクリム期間を「楽しい」と感じてくれてたの、それまでも節々から感じ取ってはいたけど、本当に嬉しいな……と思った。6回やってきてるから(全部の大会がどうだったのかまで知ってるわけではないけど)色々あったと思うわけで。この日、延長戦6試合目始まった漁りの時にアステルくんが「勝ちしか見てないし、かといって勝っても負けても絶対最高だったって思えるんだけど、(終わるの)寂しいなあって」って言ってくれたの本当に嬉しかったな。マジで。

渋ハル雑談枠「次ポイント上がりそうな人」

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前夜祭後、渋ハルの雑談枠。「次ポイント上がりそうな人は?」というコメントに対して、即答で「こやロウさんは僕の中で結構一番かな、仕上がり具合的に」と言及されていた。(9:20頃) その後のIGLから解放された火力枠の話の時にコメントを見て「アステルくんIGLじゃないんだ!こやロウさんがやってるの?」と驚いていた。(16:00頃)

IGL情報なしでポイント上がる想定されてたの、すごすぎるな……。神視点から見れた立ち回りやフィジ面メインの評価ってことだからな……。

そもそも小柳の8p、チーム発表時点ではかなり妥当だと思っていた。カスタム経験もほとんどないし、馬鹿火力というほどでもないかな、と思ってたので。チーム練初日の時点でも妥当だな~と思っていた。でもそこからバチバチに仕上げてポイント上がりそうな人で渋ハルに即答されるくらい成長したのが小柳ロウなんだよな……すごすぎる。

今回のV最で小柳が得たこの評価、仮に中ムーブのチームで小柳がクリプトとか使うことになってたら果たしてどうなってたんだろうか、と思うことがある。得意かつ好きなパスファインダーピックだったからこそ得られたもので、それはチームの方針が外ムーブだったからできたものかもしれないよな……みたいなね。いやどうだろうな。仮にクリプトだろうとバンガワトだろうとめちゃくちゃ努力する狼だと思うから、たらればかもしれないな。シンプルにパス使う構成で嬉しかったなという話。

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あと8/21にやってた前回のV最S5を見返す配信(57:30頃)でも「練習カスタムで予想以上に強かったメンバーいた?」というコメントの質問に対して、「うーん、ほぼほぼマジで予想通りって感じではあるな。僕が想定してた実力から大きく外れてる人はいないかなあ……あー、こやロウさんはでも、想定よりは強いな、風楽さんもそうかも。逸脱してるってほどじゃないけど、そうだね。すーちゃんもそういう意味ではそうかも」と返していた。嬉しすぎる。

8/24 Vtuber最協決定戦S6 本番

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サムネ3人で揃えてた。配信始まる前にフナセプつけたら青エゴの3人とチーデスしててめちゃくちゃ驚いた。この日マジで18時になるまで緊張しすぎてて気がおかしくなるかと思ってた。マジで。変に呟くとフラグになりそうで怖すぎたし、何もツイートできなかった。ただただ「楽しんでほしい……」という祈りがあった。いや、嘘。本当は「優勝してほしい」って祈ってた。それもまた少し違うな。「優勝して喜んでる姿が見たい」が正しいかもしれない。青エゴ、優勝以外だったらめちゃくちゃ悔しさを溢れさせるのだろうな……と思っていたので……。

本番……本番の試合経過と感想、書くか……書くか……?いまだに悔しすぎて書くの省こうかとさえ思ったんだけど、あまりにも脳裏に焼き付いて覚えすぎているし、ここまで書いてきたんだからという思いもあるので、簡単に書きます。

1戦目、6位2キル

ドーナツ安置だったの、うわ……って思った。周りの部隊の寄りがクッソ速かったし。ぎりぎりでエイトくんハイドに持ち込めてよかった……。カゲツとエイトくんがハイド同居してた時、神視点では笑いが発生してたけど、入れ込みすぎて全然笑えてなかったぜ……。1つでも順位上がれ……!って祈ってた。

2戦目はセノーテ安置。19位3キル。いいポジション取れてはいたんだけど、ファイト仕掛けたのを返されて部隊壊滅。

3戦目はゼウス安置。12位0キル。これキッツかった……。よりにもよって上のパーティがランパだったんだよな……。

数字書くとより苦しさを如実に感じてしまう。く、苦しい……。3戦目終わった時点で青エゴの順位は14位。相当ヤバい順位だな……と思っていた。

4戦目

そして、4戦目。19キルチャンピオン。最高だったな、本当に。大量キルチャンピオンとるならキルポ無制限になる4,5戦目の方がいいな、なんて思ってはいたけど、本当にそれを成し遂げるとは。本当に凄いチームだ……。スクリム期間通して青エゴが一番キルを取ったチャンピオンがこの本番4戦目だった。彼らの14日間の練習が詰まった、集大成のような1戦だった。

最初のアメムチとのファイトから、その後列車にいたはなばなとのファイト、CR寿司がいる最終安置ではなく屋上側を取りに行ってキルポを拾う判断、ラストCR寿司との3vs3。「せーの!」と声を合わせて降りるエゴイスト達。全部凄かった。

『友が消え、怪物になったとしてもなお、戦わんとする者に、夢を叶える力は宿る。大逆転のチャンピオン獲得。青の唯我論者、勝負を決めるか』

チャンピオンの勝ち向上、最高。

アステルくんがインタビュー受けてるとこ見れるの、嬉しかったなあ……本当に嬉しかった。初めてだったから。6回参加してきて、初めてのインタビューだったから。

小柳のインタビュー、最高でした。まさか初参加でインタビュー受けてる姿を見れるとは思わなかった。スクリム期間中に1回でもチャンピオン取ってくれたらいいな、なんて思ってた自分が恥ずかしくなる。そしてインタビューが完璧すぎる。

「では、チームのIGLも務めているという小柳ロウ選手。今回パスファインダーのピックもありますが、最終円、かなり意思を感じるジップライン。ぶら下がっている家から、あえてファイトしている3チームの方に入り込んでいくようなジップラインを張っていきましたが、あの辺はどういったコミュニケーションあったとか聞かせていただけますか」「まず、自分は右下にファイト仕掛けようっていう話をしたんです」「右下……最後に戦った部隊かな」「そうです、そうなんですけど、そこでファイトしてもキルポが取れないみたいな、そういう細かい判断まで咄嗟に自分できなくて。そういう時に、俺が間違えた時にチームメイトが上の方が安全にキル取れるよ、ファイトしてるよっていうコールをくれて。最終的に安全にキルポも拾いつついけたんで、マジでこのチャンピオンはチームあってこそだと思います」「メインIGLはこやロウさんがやってるけど、細かいところはチームメンバーの声かけもあったから一番いい判断ができたと」「そうですね、マジありがとう」「エゴみがないなあwww」

仲間に感謝するコメントを残すの、本当にかっこいい狼だ。

本配信、エイトくん10キルにものすごく驚かれていたけど、これは前夜祭でエイトくんがCパートで言ってた「みんながローにしたやつを俺がちゃんと丁寧に確キル取ったりダウン取ったり」が如実に結果として表れたものだったな、と思う。ダメージ数見ても、アステルくん(3001ダメ3キル)が削った敵にちゃんとエイトくん(1575ダメ10キル)が確キルいれてるということがよくわかる。

このチャンピオンによって、青エゴは一気に総合3位に浮上。1位との差は4ポイント。現実的に逆転ができる点差となった。

5戦目、その後

5戦目は…………。負けました。リアタイ時のたった1回しかまともに見てないのに、嫌ってほど覚えている。脳裏にこびりついている。一番強いリーダーのヘルスが一瞬でハボックに溶かされていったあの瞬間のことが、本当に忘れられない。それゆえに全然見返せてない。悔しかったな……悔しかった……。練習期間中、「負けるにしてもムーブでなんか負けたみたいになるんじゃなくて、ファイトとかを仕掛けた上で負けよう、ファイトで負けよう」という話が度々あって、…………。あの時は、奏斗が覚醒していた。本当に強かった。それしか言えることがない。ああしておけばとか、これしなければとか、そういったことを5戦目の結果を見て書くのは、後の祭りだ。そういったことは配信で彼ら自身が話していたし。私が書き残すのは、悔しかったという感情だけでいい。

 

5戦目が終わり、コーチがVCに来て、長くて短くて、途轍もなく熱かった夏の終わりがやってきた。悔しすぎてこの時のVCを見返すことが全然できてなくて、本番から10日経ってようやく見れた。

見返すと、記憶してたよりも無言の時間が長いと感じた。言葉にできないほどの悔しさが詰まった時間があった。あの時ああしていれば、こうしていればという反省が3人の口から出てくるのがやるせなかった。切なかった、悔しかった。

「勝ちたかったよ俺は」「勝ちたかったな」「もうできない、もう俺達……勝ちたかった……楽しかったから、ずっと」「おもろかったな」「勝ちたかった……」エイトくんの背中を擦るかのように相槌を打つ小柳……。声があまりにも優しすぎた……。

「初のV最よかったわ皆で、超よかった」っていうエイトくん……。

「最後悪くないもんな2人」と自分を責めるアステルくんに「いや、そんなことない」って即答する小柳……。

アステルマジ誘ってくれてありがとう」「今回僕は2人じゃないと嫌だったからね、むしろ出てくれてありがとうだわ。元から仲いいし、言い合える仲だからここまで来たと思うわ」

「でかいこと言うけど、マジためになったわ人生において。この悔しい経験が」「マジで何年生きても忘れないだろうな」「いやそれな!」「どの道を歩むことになったとて絶対に忘れないわ」

「V最協決定戦S6に、マッドマギーパスクリプトで荒らしたチームがいたんだっていう爪痕は残せた」「ガチで練習から完璧なチームで、本番も再現度100%を体現した。その端ムーブ、皆にはキルムーブって言われるけど、キルムーブではなく、やるべきことを1個ずつやったチャンピオン。それがストームポイントを颯爽と駆け回るっていう、僕らのコンセプトだった。それを体現したチャンピオンだった。多分歴代最高の気持ちよさのチャンピオンだったと思います。最後は……みんな、最協になりすぎて、協力しようとしすぎて、エゴなくなりました」

ちゃんりよコーチの言葉が、ずっとずっと暖かかった。

全員が全員悔しさを噛みしめすぎていて、だからこそ配信の終わらせ方がわからなくなって、「おつかれ!」で無理くり締めて。……そこから、3人それぞれの時間になった。

解散後

アステルくん

「マイバットです。俺のせいだ……俺のせいで負けた。俺のせいで表彰台に乗れなかったな……」から始まった、解散後ソロパート。苦しい。そんなことないよって言いたかった。それ以上にアステルくんがチームを救ってくれた場面がたくさんあるのに。5戦目のあの瞬間を悔いている人に、そんなことないよと言えないのが、とてつもなく苦しかった。

アステルくん、最初(S4)はチームポイント調整のためのマギー縛りだったんだよ。そこからマギー極めて、マギーじゃないと勝てないチャンピオンを何回もとって。かっこよすぎた、本当に。ずっとずっとかっこよすぎるリーダーだった。14日間、V最初参加の2人を引っ張っていってくれて、厳しいことも言いにくいことも「勝つために」言ってくれる人で、小柳が背負いかけてるなと感じたら「わからないって言っていいんだよ」と言ってくれて……。アステルくんのことがさらに大好きになった14日間だった。

「マジで最高の2人だったなあ……。2人は本当に、やれるだけのことやったと思うわ」「6回出てるけど、ここまでの話し合い、ここまでの3人での練習、詰め方、今までで一番練習したんじゃないかな。今までの計6回の中で一番話し合ったかも。これまでは言ってしまえばパワーバランスが寄ってたから、僕にね。IGLしながら火力出すだったから、そもそも相談するってよりかは僕の能力値を上げるみたいな感じだったけど、今回は3人がそれぞれの能力値をあげていって個性をぶつけるみたいな感じのチームだったから」

長い、長い無言。

「今ね、今の無言の間、一生懸命喋ろうとしたんだよ、一生懸命喋ろうとしたんだけど、何も言葉が出てこなかった」乾いた笑みをこぼしながらそう話すアステルくんを見て、強く胸が締め付けられた。

「でも今一番強い感情は“悔しい”。まず悔しい。これが一番でかい。でも2つめに強い感情は…………。言葉が難しいな。“やりきれてよかった”だと思う」

「マジで最高の時間を過ごせたわ。この3人。ちゃんりよコーチ含めて4人。そしてRRXのプロの3人。この7人でね、積み上げた最高の時間だったと思うわ。楽しかったわ。楽しかった、本当に楽しかった。あーあ、楽しかった。終わりかよ。ガチで1位とりたかったあああ、本当に1位とりたかった、この2人だったら絶対1位取れるし、取れなきゃおかしいくらいのポテンシャルだったああああ」

「……歌うか!もう無理、このまま配信終わって、何も配信しないとかなったら腐るから多分。腐っちまう」

そして、歌枠へと続く。

エイトくん

「いやだ~~~~。やだやだやだやだ!嫌だ嫌だ嫌だ!」「楽しかったあ……!もっとやりたかった……!もうやれないの寂しい」「……再現性がないんだよそれこそ、俺達のメンツって。こやはポイント上がる(だろう)し。勝ちたかった……」「やりてえよまた、20時に集まって、しょうもない会話しながら。この、Vtuber最協決定戦S6で勝ちたかった、俺らは。代えられない他には」

「大会誘われたとき、楽しそうみたいな感じだったんだけどさ。めっちゃいい、みたいな。爪痕残すぞー、みたいな感じだったんだけど。もう、ダイブしすぎて、大会に」

「マジで超いい経験したわ。人間として成長できた気がするわ。俺こんなに頑張れるんだと思った。大人になっても、必死にくらいついて」

「……やっぱ、悔しいし寂しいわ。ああ最高だったなあ、でも」「目の前のことしか考えられねえよ今。楽しいと寂しいと悔しいがぐちゃぐちゃで、わからんわ」「人生ってこんな楽しいんだな、本気だったら。頑張るっていいことだな、めっちゃ素敵なことだ」

「毎日、kovaak'sっていうアプリでエイム練習して、射撃場いってキャラコンとか、武器の使用感確認して。無駄じゃなかったわ。優勝は逃したけどさ、全然無駄じゃなかった、マジで。血となり肉となったわ」「一番俺が成長したかった。成長枠は他の方もいたと思うけど、俺が一番成長したかった。出るんだったら。マジで食らいついた」

エイトくん……!!;;; パスマギーという異色のパーティの動きを支えるプラチナ枠3番手クリプト、本当に大変だったと思う。クリプト、やれることがたくさんあるからこそ難しいキャラだから。情報取り、EMP判断、ビーコン読み、透明化のタイミング、仕事がたくさんあって、最初は情報たくさんでいっぱいいっぱいになったりもしてて、でも毎日メキメキと成長していくエイトくんを見るのがとても楽しかった。昨日と全然違う!を毎日感じていた。視聴者カスタムの頃にEMPジップもたついてた頃が懐かしいよ……。

エイトくん、バロ上手いからっていう期待のされ方をしていたし、私もそういった期待をしていた部分があるわけだけど、想像以上に期待に答えまくってくれた人だった。アステルくんがチーム発表前に「(3番手の子が)伸びたらマスター3人チームみたいになる」って言ってたけど、本番前フナセプチーデスの時に葛葉のコメ欄で「こんなんマスター3人チームだろw」って言われてたの見てめちゃくちゃ気持ちよくなっちゃった。エイトくんは本当に最強の3番手だったと思う。

小柳

…………、……、…………。長い長い無言の時間に、彼が感じている悔しさが詰まっていた。そんな気がした。言葉にできないほどの悔しさが、あの時間に詰まっていたと思う。それは視聴者からしたら到底想像もつかないほどの悔恨だっただろうとも。

解散後、さらっといつもの定型文を話して配信終わるかもな、と思っていた。チームメイトやコーチへの感謝、主催運営への感謝などをして、「悔しいけど楽しかった」なんて言って配信終わるかもな、と思っていた。振り返ったりできなそうなほど、悔しさを感じているように見えていたから。5戦目終わってから解散までのVCの時点で、普段より言葉数が少ないと感じていたから。1人で射撃訓練場入ってキャラコン練習し始めた姿を見て、ああ今彼は悔しさを噛みしめているのだ、噛みしめながらもチームメイトに優しい言葉をかけ続けているんだ、と思っていたから。解散前のVCの時点で、小柳が感じている途方もない悔しさが言外に伝わってきてたから、これは解散したらすぐ配信終わるかもな……と思っていた。

私は小柳のことを、そういう……なんて言葉に表すのがいいんだろう、悔しがって、酷く落ち込む姿をあまりリスナーに見せないタイプだと思っていたのだ。「悔しい」にも色々種類があると思っていて、スクリム3,4日目のような、練習段階のああいった悔しさは見せるタイプだと思っていたのだけど、今回のような「次がない」類の悔しさは1人になってから消化するタイプなんじゃないかと、勝手に思っていた。

それは「どこまでを配信で見せるか」という個々の配信スタイルの差だし、それならそれでいいと思っていた。配信者が「見せてもいい」と思っている部分、見せてもらえている部分を見ようと思っているし、悔しい思いをしているのは、他でもない小柳だし。視聴者の感じてる悔しさなんて、小柳が感じているものに比べたら些末なものに過ぎないから。配信なんて好きに終わらせてくれればいい。そう、思ってた。

だけど違った。小柳は、一緒に悔しさを噛みしめる時間を作ってくれた。それが私をひどく驚かせた。意外だった。いいの?って思った。ありがたかった。悔しい思いをどう発散すればいいのかわからなかったから。長い無言を挟みながら、訥々とこぼれてくる小柳の言葉を聞いて、より悔しさが鮮明になって、でも、よかった。あれほどの悔しい思いを吐露してくれると思っていなかったから、聞かせてくれてありがとうという感謝があった。

「俺に(IGLの)全責任を押し付けていいよ」なんて言ってたから、吸収を楽しんでいる感じなのかと思ってたら、想像以上に初日は未知の世界に飛び込んでいたのだと知れたこと、前夜祭の日のアーカイブを吐きそうになりながら確認していたこと、悔しさがありありと伝わる言葉達……どれも苦しくはあったし、悔しさが増えもしたんだけど、同時に聞けてよかったなとも思っている。

なんだろうな……すごい狼だな、と思った。この辺の感情、まだ上手く言葉にできていない。あの30分間、いろんな感情がなだれ込んできすぎて、今でも上手く消化できていないところがある。多分、尊敬が一番近い気がする。マップ開いて反省会始めたところ、関わった人達への感謝の言葉を忘れないところ、優勝しか見ていない貪欲な姿勢、自分のIGLについてを悔やんで「情けない」とまで言うほどのストイックさ(情けなくなんかない、これだけは言える)、あの30分間に、青エゴでの14日間のすべてに、小柳ロウというライバーの魅力が詰まっていた、そんな気がする。

花粉症になったことについて、触れるか触れないかどうしようかとこの感想文を書いている最中ずっと迷っていて…………少しだけ、触れることにした。これも「見せる」「見せない」の話で、「見せない」タイプかと思っていた。だからこそ意外だったし、それだけの熱量をもってV最に臨んでいたのだということが伝わり、胸を打たれた。ただ、明言こそされていないものの、明らかにそうだと感じられる時間があり、それを半分認めているような言葉だったとは、思うんだけど。ミュートして見せないでいようとしていたとも思うから、この感想文で浸るのを最後にする。あのミュートの時間に、彼の矜持があった……と、思う。

小柳の初V最、こんなに活躍しているところを見られるとは流石に想像していなかった。スクリム期間中に1回くらいチャンピオン取れたらいいな~なんて思っていたら、気づいたら優勝候補になっていた。すごすぎる。予想の遥か上をいっていた。その上本番のチャンピオン口上まで聞けてしまった。それは小柳ないし、青エゴの努力の結果だと思う。

ケアパケ見てウルトためる、漁りを早くする、ルート取りやファイト判断を迅速に決め切る、安置読みの精度上げ、マップ探索して強ポジを覚える、コミュニケーションエラーを減らす報告を意識する……など、挙げきれないほどにたくさんのことを教わっていて、教えられたことを毎日どんどん吸収していってたのが傍目からでもわかって、本当にすごい狼だなと思った。ものすごい努力家で、向上心が高くて、どこまでもチームメイトに優しい小柳ロウをたくさん見れて本当に最高だった。

神視点や他枠でたくさん褒められているところを見れたのも、毎日のようにキル数ランクにランクインしてたのも、渋ハルに言及されていたのも、想像していた以上に爪痕を残しているところを見せてもらえて本当に嬉しかった。最高に楽しかった。

「楽しかったんだよ、普通に」「勝たせてやりたかった……!」

「最強だよ、最強だった、最強なんだよ、最協だったから……最協だったから…………、破壊したかった」

にじGTAで小柳ロウを知れてよかった。小柳の初V最を練習初日から追えてよかった。本当に最高の時間だった。

ツイートまとめ

アステルくん歌枠

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郷愁と感傷に浸っていたところで、アステルくんの歌枠が始まった。

ずるすぎるだろ;;;;;;この歌枠のせい(おかげ)で余計に感情爆発したみたいなとこがある。特に青のすみかからのアカシアからのイエスタデイ、灰色と青、ピースサイン。この5曲が特にやばかった。セトリが殺しにきていた。マジで声上げて泣きながら聞いてた。コメ欄が泣いてるの見て一緒に泣いてた。

しかもこれらの曲をアステルくんが歌うことによってありとあらゆる文脈が発生してたのも、余計にオタクを感傷に浸らせにかかっていた。ひたひたになっちゃったな……。

※この先歌詞解釈こじつけキモオタポエムタイム

「見つけたわ!1曲目これかもしれん、これ歌わないと始まらない可能性がある」で始まる1曲目が「青のすみか」なの、本当にその通りすぎてぶっ倒れた。青のすみか、もう取り戻せない青春、通り過ぎて行ってしまった「人生の核の時間」の歌だと思っているんですけど、「青」のシナジー込みで気絶した。(オタクの誇張表現)これから1年、2年が経って、青エゴで過ごした時間が色褪せていっても、彼らの底には青が棲んでいるんだよ……澄んだ青がずっと残っているの……そういう歌だと受け取りました……。「また会えるよね」って言えないんだよ……だから声にならない声なんだよ……。青エゴはもう組めないんだよ……。たったひと夏の青春で……。

アカシア、「すべて」が青エゴすぎる。歌詞のすべてが。すべての歌詞を引用してしまう。

『透明よりも綺麗な あの輝きを確かめにいこう そうやって始まったんだよ たまに忘れるほど強い理由』 ここ初日です。「5位超えたいわマジで」「それはもちろんあるよ、俺らだってアステル勝たせたいし」です。透明よりも綺麗な輝きは、当然V最優勝のことです。

『冷たい雨に濡れる時は 足音比べ 騒ぎながらいこう』『真っ暗闇が怖い時は 怖さを比べ ふざけながらいこう』2桁順位続いたりコケたりしたときの3人とコーチです。たまのわちゃわちゃ回、試合間の雑談、そういう時間もありました。

『いつか君を見つけた時に 君に僕も見つけてもらったんだな』

ここさ~~~~~VCRGTA2のアステルくんと小柳すぎるよ、流石に……。互いに大変な時に隣にいた人、いてくれた人……。

『君の1歩は僕より遠い 間違いなく君の凄いところ』は、V最初出場でIGL・クリプト使いとして成長しまくった小柳とエイトくんだし、『足跡は僕の方が多い 間違いなく僕の凄いところ』はV最5回目の経験値でチームを引っ張るアステルくんのことだと思うし、この歌をアステルくんが歌っていたことで「君」と「僕」まで合致しているんですよね……。

『転んだら手を貸してもらうよりも 優しい言葉を選んでもらうよりも 隣で信じてほしいんだ どこまでも一緒に行けると』

前夜祭の日の「俺達は、こやを絶対的に信頼してる」「大丈夫よ、チームよ俺達」すぎるだろうが、流石に。

『どんな最後が待っていようと もう離せない手を繋いだよ 隣で 君の側で 魂がここがいいと叫ぶ そして理由が光る時 僕らを理由が抱きしめる時 誰より 特等席で 僕の見た君を 君に伝えたい』

もうここは……いいか……。語るだけ野暮か……。魂が叫んでたんだよ……ここがいって叫んでたんだよ、青エゴは……。特等席はチャンピオンポジのことだと思っています。特等席で、誰より近くで息をしていたい……。

エスタデイ、恋の歌ではあるんだけど、「強くなるために昨日を振り切っていく歌」で……。毎日そうやって強くなってきたんだよな青エゴは、と感じさせてくれる曲だ……。

『悪者は僕だけでいい 本当はいつでも誰もと 思いやりあっていたい でもそんな悠長な 理想論は ここで捨てなくちゃな』ドーナツ事変の時のアステルくんじゃんねこんなの……。

『バイバイ イエスタデイ ごめんね 名残惜しいけど行くよ いつかの憧れと違う僕でも ただ1人だけ 君だけ 守るための強さを 何よりも望んでいた この手に今』バイバイごめんね;;;;;;;名残惜しいけど……名残惜しいよ~~~~;;;;;進んでいくんだな、遥か先に……。

睡蓮花の「やっと出会えた!」の言い方、泣いちゃうんだよな……この曲、別にエモいテンションで歌ってなかったのに唐突に語りで「やっと出会えた」って言うもんだから……。V最6回経験してきた人の「やっと出会えた」は胸にくるものがあったよ……。

タイムマシンの間奏で「あーあ、タイムマシンがあったら、今日の5戦目前に戻れるのに、そしたら、……1位だって、掴んでたかもしれないのに」って言ってたの……本当に……。

灰色と青、夏の終わりの曲すぎるし、数ヵ月後、数年後に青エゴのことを思い出すときの歌すぎる。3人がこの先いろんな大会に出るとき、青エゴのことを思い出してほしいな、思い出したいな……と思わされる曲だ……。小柳とエイトくんの大会の『始まりは青い色』であってほしいな……。

ラストがピースサインなの、本当にこれに尽きる。

「不甲斐なくて泣いた夜」が3人それぞれにきっとあったと思うし、だからこそ強くなりたいと努力する日々が青エゴにはたしかにあったんだよ……。

このチームはきっと今回きりだってわかってた(残酷な運命)けど、あの瞬間一緒にいれるならどうでもいいと思えたんだよ……。

「相談するってよりかは僕の能力値を上げるみたいな感じ」って独りで背負ってたアステルくんが「たくさん話し合えた」って話してたんだよ、変わっていったの。

V最で背負いまくってきたアステルくんが笑えるように、そんなヒーローになろうとしてたのは、そんなヒーローに“なった”のは誰だったのかって……話なんだよね……。アステルくんのところに「来た」、青いヒーローがいたんです。

翌日

V最協決定戦S6翌日。8月25日

悔しすぎたのか4時間睡眠で目覚めてしまった。起きた瞬間まだ悔しさが残っていたのか、起き抜けなのにぼろぼろ泣いた。ただ見てただけの外野のオタクなのにな。そこから半日くらい、何のトリガーでも泣いていた。オタクからの箱を読んでは泣き、本番を思い出しては泣き、箱の返信を書きながら泣き、オタクのツイートを見て泣き、練習期間の出来事を思い出しては泣いていた。感情がぐちゃぐちゃになっていた。こんな悔しく思う事あるんだってくらい、悔しさを感じていた。

この日、私はひとつ、ものすごく後悔してることがあった。前夜祭の日、「今日が本番にならないか」と思ってしまったことだ。この事を、この日の私はひどく後悔していた。あの日の5戦目までの流れがあまりにも劇的すぎて、今日本番にしてくれないか!?と思ってしまった。思ってしまったんだよなあ……。思ったからなんだよって話なんだけど。どこにでもいるたった1人の、全く関係のない人間がそんなことを思ったからといって、何が変わるわけでもないことなんて分かってるんだけど。わかってるのに、ただただ、その後悔があった。それもあって余計に泣いていた。ごめんなさいって思ってた。

「勝てないかもしれない」と、予防線を張っていたはずだった。20チーム中1チームしか勝てないゲームだから。「本番で外ムーブは難しい」と、わかっていたはずだった。これまでの歴史で証明されているから。……でも、無理だった。優勝してほしいって祈ってしまってたんだ。優勝いけるって信じてしまったんだ。そう思わせてくれるだけの強さと努力が青エゴにはあった。彼らは優勝しか見ていないチームで、優勝に手が届く位置にいて、優勝できるだけの強さもあって、たくさんの夢を与えてくれて……だからこそ悔しくて、ずっと泣いていた。オタクの泣いた(泣いてない)だと思われても仕方ないし、泣いたことを証明する方法はないんだけど、我ながら恐ろしいくらいに声上げて泣いていた。

19キルチャンピオンを凄かったと褒め称えたい気持ちと、でも優勝できなかったんだっていう悔しさと、本人達があれだけ悔しさを露わにしてるのにスクリムの成績よかったことやチームが注目を浴びていたことを喜んでいいのかとかと迷う気持ちと、もう組めないことへの寂寥感と、最高の時間をありがとうって感謝したい気持ちと……たくさんの感情が渦巻いていた。

それと多分、「認めたくない」みたいな気持ちもあった。青エゴは強いんだ、最強だったんだって叫びたくてたまらなかった。こんなもんじゃないんだって、もっとやれたチームなんだって、思ってしまっていた。でもそれは本番の彼らを「力を発揮しきれなかった」と言ってしまうような、言ってしまえば言い訳めいた思考なんじゃないかとも思って、それは彼らにとって不本意だろうと思うし、それもまた申し訳なくて、ごめんなさいって思いながら泣いていた。「もっとやれた」というのは「やれなかった」ことを認めてしまうような思考だから。本番がすべてなんだよ、本番でパフォーマンスを発揮できるかがすべて。わかってる、わかってるつもりだったんだけど……悔しかった…………。

悔しくて、幸せで、寂しくて、楽しくて、悲しくて……いろんな感情があったけど、翌日は「悔しい」が大きすぎた、どうしても。

たくさんの感情がないまぜになりながら泣いていたし、振り返ると本当にあの日は泣きすぎていたなと笑ってしまうほどなんだけど。少しずつではあるけど、いい体験をさせてもらったな……と思えるようになってきている気がする。そこそこ長い事Vを追っているしいろんな大会を見てきたけど、あんなに泣いたのは初めてだった。あれほどの強い感情を与えてくれるチームに巡り合えたことに、今はただ感謝している。本当に最高のチームだった。

エイトくん振り返り配信

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「ロスはするだろ、そりゃロスはするだろうが。あんだけ楽しかったんだから。ロスの1つや2つはするだろ。でも俺は囚われないよ、だって次に進めないじゃん。エゴサしたりもしててさ、私達目線でもこんなに悔しいのに、本人達はもっと悔しいかもしれないからなんて声かけるべきかみたいな、賞賛するべきなのか、しない方がいいのか、頑張ったねだけ言った方がいいのかみたいな(のがあったけど)。もう~褒めてほしいですけどね!全員を。全員褒めてください!それでよくないですか?綺麗な思い出で。それでいいでしょ。やれることやったよ俺ら、マジで。もっとやりてえよなって……思うけど、縋っててもなあって感じではあるし。捨てていくんじゃなくて、青の唯我論者をね。最高だったでしょうちら」

俺の思考読まれた?(自意識過剰)と思いました。大好きすぎる。たくさん褒めさせてください……たくさん最高だったと言わせてください……。

「メモ書いたもん。レレレの幅を考える、早すぎても遅すぎてもダメ。人数有利を生かす、味方と足並みを揃える。回復のタイミングを考える、味方が撃ち合ってる時はカバーが先。不利ポジで撃ち合わない。高所や遮蔽物があるところで撃ち合う。プライド高くならずに1vs1をしない。不利状況は被弾抑えて最小限のピークで撃ち合う。漁りを早く。シールド、弾、他の順番で漁る。めっちゃメモしてる。エイム練習はワンマガする練習とか、腰撃ちの状態でADSでパッと合わせる練習。エイムが敵を通り過ぎてしまうのは非効率的なので、通りすぎない練習をする」

「練習メニューは、kovaak'sでマウス操作の精度上げ、射撃場でリコイルコントロールの練習とキャラコンの練習。次にチーデスで実践的なキャラコンとかエイムの練習して、ランクとかカジュアルでカバーや位置取りを考える練習とかで、練習メニュー完全に組んでたマジで」「これをこなしたから2人についていけたんだなって思うもん」

俺は3番手のメモに本当に弱いので泣きました。こうやって地道に努力を積み重ねられるからエイトくんはゲームが上手いんだなと思ったし、それらの努力が本番4戦目で発揮されたんだなと思う。練習メニューやメモの内容を聞いて、そういえば撃ち合い方についてはあんまりコーチングで言われてなかったな、とようやく気づいた。本人が意識して練習してたからこそあまり言われてなかったんだなって。大体クリプトの動き面のコーチングが多かった気がする。

「寂しいを悲しいって感情に変換するんじゃなくて、マジでこのチームよかったなって記憶に残り続けさせた方がよくない?寂しい悲しいもう見れないで終わるのって、なんか勿体なくない?」「楽しかったし面白かったし強かったし最高だったから、寂しい、って感情が表れてるわけじゃん。ポジティブな感情から寂しいって感情ができてるわけじゃん。そっから派生して悲しいに続いてくわけじゃん。悲しいで終わらせとくのはもったいなくね?やっぱり、そう思うと。もう上限が上がらない限り俺ら組めないけどさ。よくね?最高のチームだったなで」「だからこそ最高だったんだろうが」

エイトくん;;;;;最後まで本当にありがとう……。本当に最高のチームだった。俺少しずつだけど前向いていくよ……。

この振り返り配信、ずっと面白かった。いろんなライバーの小柳雑モノマネを見てきたけど、声質近いのもあってエイトくんが一番似てた気がした。あと本配信のコメ欄で知らないうちにレディになってた(芋3なのに)話、好きすぎる。そうなんだよな、なんか他ライバーの枠でもたまに「プラチナ(レディ)」とかコメ欄で言われてて、いつの間にレディになったんだよwwwって思ってた……笑

トレンド入って喜んでるエイトくん、流石にcuteです。青エゴの癒し枠……。

後日譚(二次会)

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9/12、青エゴ二次会(五次会)が行われた。あまりにも突然の配信告知に驚き散らかした。最高の後日譚だったな……。ばろ→ゴルフ→ギャンビ→エンドラ討伐とかいう馬鹿のバイキングみたいな二次会だった。始まる前に「枠ちぎってくれ!」とか世迷言を言ってたんだけど、まさか22:30から9時間やって7:30に配信終了することになるとは思ってなかったな……。

二次会バロやろうよって話があった時からこのメンツでバロフルパしたらガチになるんとちゃうかな……とか思ってたんだけど、期待を裏切らないガチっぷりに「それは二次会のテンションじゃなくてスクリム期間のテンションだろ!」と変な笑いが止まらなかった。ラウンド間の会話がまんまスクリム期間中のFBだったんだよ……笑 でもそういう姿をまた見れて嬉しかったな。ああ私はこの時間が大好きだった(今も好き)んだよな……となった。負けず嫌いな青エゴ、大好きだ~。

ロータスでタコ負けした後のエイトくんの「一回、一回デュエやってもいい?」あまりにも可愛すぎた。いいとこ見せたい末っ子すぎた。それを「言うと思ったwww」って言ってた予想済みのアスこやまで込みで、マジでよすぎた。Very cute.

俺は小柳とエイトくんに「ばろだったら引っ張っていけるんじゃなかったっけ?」って煽ってたアステルくんを見ながら「いやあなたもV最二番手枠で十分強いでしょうが!」とツッコんでました。あおこやの方が実力的に上だと認識してるからこその言葉なんだろうな~と思うんだけど。あと節々でえぺの動きが滲み出てしまう7neさんもよかった。

あまりにもバロがガチで、ガチだからこそ面白かったな……笑 それがよかった……。二次会で小柳のあのテンションの「大丈夫大丈夫」(スクリム中の緊迫した場面での口癖)聞くと思わなかったよ……いやどこかで期待してたかもしれない……。小柳の「大丈夫」、チームに伝えながら同時に自分にも言い聞かせている側面も感じれて最高に好きなんだよな……。この二次会らしからぬガチバロ、あまりにも満たされてしまった。

そしてそこからのゴルフとギャンビは「そうそう二次会ってこういうやつだよな!」って内容だった。ゴルフに至っては初見だったんだけどあまりにも面白かった。こんなおもろいゲームだったのか……。ゴルフ、ちゃんりよさんが沼りに沼っていたのと7neさんが初見なのにあまりにも上手いのがおもろすぎたよ……。ギャンビはエイトくん無双かと思いきやアステルくんもしぶとく強かった。しれーっと離れてハイドしてる小柳、草すぎました。

ゴルフとギャンビさあ……楽しかったね……。ここでギャーギャー言いながら笑ってわちゃついてる青エゴ見て「もう大丈夫だ……」って思ったんだよな。なんだその感想って感じなんだけど、思った事そのまま言うと「もう大丈夫だ……」だったんだよ。この二次会を見て「大丈夫」になったんだよ、私が。

感想文書き終えてから自分の中のV最が終わった感じになってしまって、そこで虚無感を感じていたんですよね。よくないタイプの虚無感だったんだよそれが。心にぽっかり穴が空いてしまったような、「ああ終わってしまったんだ……」というような絶望にも似た虚脱感を感じてた。いい類の寂しさ切なさ悔しさとはなんか違う感じだったんですよ。

でも二次会見てその悪いタイプの虚無感は消えた。ああ私って笑ってる青エゴを見たかったんだな……と気づいた。本番、全員が全員優勝しか見てなかったからこそ、ああ終わるしかなかったというのが前提にはあるんだけど、悔しさにまみれての解散になってしまったことが自分の中でひっかかっていたのか……ということに気付けました。二次会見たことでようやく気付いた。

あと「まだまだ彼らの交流は続いていくんだな」と感じられたのもよかった気がする。書けば書くほどまるで本番の日を世界の終わりのように捉えてたのか?って感じすぎて笑える。そりゃそうだろってことしか書いてない。でも私にとってはそんな感じだったんだよ……。それらの結果として出力されたのが「もう大丈夫だ……」でした。これからも青い夏の記憶を抱いていけるな……と思えた。

そしてラストのエンドラ討伐4時間。やり始めたときはするっといけば1時間半から2時間くらいで終わると話していたが、意外と時間かかったな……そして最後エンドラまで到達したのに全員死ぬオチ……笑

時間も時間だった(3:30くらいから開始)のもあって最後はチルかったのもよかった。そしてなんやかんやエンドラ討伐初見だったので「そういう感じなんだ……」ってなりながら見てた。マイクラ、見るには見るんだけど基本的にコラボなら会話を、ソロなら雑談を楽しむ感じで見てるのでゲーム自体の知識がマジでない。

最後エンドラ負けたの、あまりにも青エゴを感じてしまった。具体的に言えば本番5戦目すぎるだろと感じてしまってた。エイトくんが突然殺されたとこから一人ずつ死んでいって、討伐できなくて悔しさを滲ませていたところまで、私の脳内には本番5戦目が駆け巡っていた。でもそれが自分的にはよくて、良い感じに笑えるようになれたなって思ったんだよね。AQFが本番1,2位とか言ってるのみたいな感じで。本番5戦目(ギャグのすがた)って感じで笑っちゃったんだよ。どこまでいってもこうなるのかよ、みたいなね。苦笑しながらも、でも結局そんな青エゴが好きだなって気持ちになった。これは「負けてるのが好き」という事ではない。「負けたときに悔しさを滲ませまくってる負けず嫌いな彼らが好き」という事です。これまでは本番5戦目の記憶がトラウマになりそうまであったんだけど、このエンドラ討伐のおかげでいい悔しさは残しつつ、丁度いい具合に笑いも想起できる感じになれた。いつかエンドラ討伐リベンジしてくれ~~。

そんなこんなで盛りだくさんだった二次会、最高でした。要所要所でV最の時に噛んでいじられた話とか4戦目チャンピオンの時のアステルくんの「ナイス」がすかしてた話とか、V最思い出話がぽつぽつあったのも嬉しかった。最後マイクラ事変やる?こっから3時間FBする?ってなってたのもよすぎた。

残しておきたいプラスの思い出はより強固なものになったし、悪めな感情は浄化されました。この悪めの感情に「悔しさ、切なさ、寂しさ」などは入っていません。それらはパッと見マイナス感情だけどプラスの思い出でもあるので。変な虚無感がなくなってよかったなという話。

はちゃめちゃに楽しい二次会ありがとうすぎた~。青エゴの好きなところのすべてをもう一度見ることができて大変感謝でした。

青い夏の終わり

青の唯我論者、最高のチームだったな……。リーダー権貰う前からアステルくんが「もらったら一緒に出よう」と小柳を誘ってくれてたという話がまず最高だった。アステルくんが「ガチで勝ちにいかん?」と優勝見据えて形作ったチームとして小柳を誘ってくれたことが本当に嬉しかったし、IGLを任せてくれたことも嬉しかった。そして任されたIGLをやりきった小柳は本当にすごかった。初日の練習配信、どの順序で何を考えればいいのかもまだ理解しきってなかった小柳が、外ムーブにあたって何をどの順番で考えていくのかを理解していき、日々IGLとして成長していく姿を見れて本当に最高だった。初日は「初IGLだもんな、カスタム慣れもしてないし」って感じだったのに、スクリム中盤くらいからは初IGLだってことを忘れそうになるほどに成長していた。見違えるほどだったと思う。

3番手のエイトくんも、勝ちにいってる人選だったなあ……。エイトくん、プレッシャーもあっただろうしハードルも(リーダー直々に)めっちゃ上げられてたけど、それを見事に越えていってくれた人だった。フィジも強いし報告も上手いし。練習後のエイトくんのCパート、エイトくんが本気で大会に向き合って、努力して強くなろうとしていることがありありと伝わってきて、エイトくんのことをより好きになった。情報屋が索敵キャラのクリプト使ってたの、最高~~。

このメンバーを誘ってくれたアステルくんに本当に感謝だし、IGLから解放されて火力に振ったアステルくんが見れたのも熱かった。こんなに強いんだってなった。キルへの嗅覚はまさにかいぶつだったな……。頼りになるリーダーすぎた。

「僕ら詐欺チーだから!www」と言っていたとはいえ、青エゴは練習初日ではまだポイント相応のチームだったと思う。そんな彼らが自他共に詐欺チーと言われるようになったのは、3人の努力の結果だと感じている。そのため、青エゴへの「詐欺」はすべて褒め言葉として受け取っていた(なんならニチャってた)んだけど、詐欺って言われているのを見ているとき、度々思い出していた言葉がある。それは、V最協S4で優勝したQEDの葛葉がコウに言った「俺ね、むかつくんだよね、詐欺詐欺って言う奴。練習一番コウがしてたのに」という言葉だ。

練習量の多寡を視聴者である私があまりあれこれ言うことはできないけど、青エゴが勝ち取った「詐欺」は、彼らの練習あってのものだったと思う。そう思えていたからこそ私は「詐欺」ってコメントを見る度誇らしい気持ちになってた。おー言ってる言ってる、って思ってた。すごいでしょ、詐欺って言いたくなる程強いでしょ、って。すごい努力してるんだよこのチーム、って思ってた。そうやって思わせてくれるチームだったんだ、青の唯我論者は。

練習初日、外ムーブ安定しないから厳しいかもなって思ってたんだよな。初参加2人だし、仲のいいメンバーと楽しんでくれたらそれが一番だなって思ってたの。本当に期待値下げてた。でも、3人がものすごく練習して、安定しないはずの外ムーブを安定させて、どんどんアベレージ高くしていって、スクリム総合1位とって、キル数も物凄くて、外ムーブでもやれるんだって思わせてくれて。総合順位がいい日でも(いい日しかなかったのに)鬼のように長時間FBをしていて、誰一人として慢心してないし常に上を目指しているチームだった。そんな最高のチームだったから、気づいた時には「優勝してほしい」と強く祈ってしまうチームになっていた。青エゴのFBが本当に大好きだった。真剣にFB取り組んで1個1個ミスを潰していくストイックさを全員が持ち合わせていたのが、本当にかっこよくて好きだった。

青エゴ、各所でファイト最強と言われていたし、実際そうだったと思っている。神視点でファイト強いって毎日のようにコメントされてて、青エゴの強さが日を追うごとにV最リスナーに認知されていく様はとても爽快だった。

でも、そんなファイトだって最初は息が合わないこともあって、個々人のフィジカルでなんとかしてしまっていた場面の方が多かったと思う。EMP通電ジップがもたついちゃったり、一人だけ遅れたり先に出すぎたりしてた。プロに2時間チーデスでボコられ続けて、キャラコンの練習して、「負けるなら仕掛けて負ける」という意識で毎試合臨んで、そうやってたくさんのファイトを繰り返してきたからこそ、「ファイト力最強チーム」としてV最リスナーにその名を轟かせることになったのだと思う。個々のフィジカルはたしかにあったけど、スイッチとか射線広げる判断とかフォーカスコールとか、3人での連携力もすごく強いチームだったと思う。青エゴのファイト、どれも最高だったな……。

青の唯我論者、全員が全員「優勝しか見ていない」「ものすごくストイック」「互いに納得するまでとことん話し合える」ところが特に好きだった。練習量もすごかった。奇跡みたいなチームだった。

大会、特にチームでの大会で、あんなに練習できて、あんなに話し合える相性のいいチームメンバーと優勝目指して努力できることって、本当に中々ないんだよ。あまり練習ができないまま大会を迎えることだってあるし、練習期間から本番まで全敗で大会が終わることもある。自分が見ている配信者が、すべての大会で「全員でたくさん練習できる」チームになるとは限らない。相性のいいチームメンバーになるとは限らない。「勝ちを目指せる」チームになるとも限らない。長く活動すればするほど、ああ、今回は無理そうだな……って大会になるときは、どうしたってある。勝つチームがいるということは、負けるチームもいるということだから。当然のことだ。

現実としてそういう事があると知っているからこそ、小柳とエイトくんの初めての大会が青エゴで本当によかったな……と思うし、アステルくんが2人に出会えてよかったな、と思う。大会に向けて同じだけの熱量を持ち、たくさん練習を積めて、言いたいことを言い合えて、優勝を目指せる。そんなチームに巡り合えるって、本当に奇跡みたいなことだった。

青エゴ、ポイント上限上がらない限りもう組めない可能性が高いけど、そのことをとても惜しめるほどに最高のチームだった。そういうチームに出会えることも、滅多にないことなので。

この3人が今後同じチームで大会に出場することは無理かもしれない。無理かもしれないけど、彼らが共に過ごした14日間は、この先ずっと3人の中に大切で貴重な記憶として棲み続けてくれるのだろう。そう強く信じられることが、私は嬉しい。

青の唯我論者での経験や記憶が、これからの彼らの骨子になってくれたらいいな、と思う。

青の唯我論者、最高の夏をありがとう。あなた達の14日間を応援させてもらえて、とても楽しかった、とても幸せだった。

この夏の記憶を、ずっと覚えていたいと思えた。この感情を決して忘れたくないと思えた。

今年の夏は、楽しくて、時に苦しくて、嬉しくて、少し切なくて、やっぱり最高に熱い――そんな、青い夏だった。

青の季節【前編】

Vtuber最協決定戦S6 青の唯我論者 14日間の軌跡

これは青の唯我論者が歩んできた、楽しく、熱く、時に苦しく、最高な――そんな、青い夏の記録。

 

※この文章は青の唯我論者の練習配信から本番までの感想文兼日記ですが、基本的に小柳ロウを中心とした感想です。また、「私個人の視点だとこう見えていた」という「主観的かつ個人的」な感想まとめのため、ネガティブな話や現実的な問題の話なども書いています。そのため人によっては不快にさせてしまう可能性があります。ご了承ください。また、感想に正誤はありません。

※青の唯我論者の略称を「青エゴ」と記載してます。元ネタの二次創作即売会名の略称と被ってたのでTwitter(X)では8GOと記載してますが、ここでは読みやすさ重視で「青エゴ」と表記しています。

※長すぎて読み込めない方がいたそうなので前後に分けました。

7月 にじGTA後からV最チーム発表まで

にじGTAで小柳ロウにハマり、GTAアーカイブをたくさん消化しながら、ヘリIGL最高だったな……と浸っていた6月末。過去アーカイブを見たり非公式wikiを読んだりして小柳のFPSの強さを知り、えぺはマスターだと知った。V最開催決定が決まっていたこともあり、V最出てくれないかな~~!!できればIGLしてるところが見たいけど強欲かなあ~~!?と暴れ散らかしていた。それが始まりだった。

7月頭あたりからリーダー権が配られはじめ、出場者が少しずつ明かされていった。葛葉、ふわっち、星川、にじ外だとひなーの、トワ様、のあちゃんなど……「まあこのメンツはもらうだろうなあ」というメンバーもいれば、「しーちゃんまじか!」などの驚きもあり、小柳誰かに誘われててくれないかなあ……と、うっすらとした望みを抱えていた。

――そんな折、突然小柳がえぺ配信を連日行いはじめた。

まずは7/9、伊波と星導とのコラボ後二次会えぺ。これはまだ「まあコラボ後だし3人だとえぺやりやすいよな~」と思っていた。この日はまだ耐えていた。7/10に赤城枠で小柳がえぺとばろを教える配信してて、それが想像以上にちゃんと教えてる配信で、これはどちらかというと「コーチングしてるとこ見れるの嬉し~」となっていた。7/12に獅子堂とウィダー案件でえぺしてたときも、まあ案件だし他ライバーもやってたしな……と思っていた。

ただ、7/13からの怒涛のえぺはマジで動揺した。特に動揺したのは7/14と7/17の「あいじーえる」が配信タイトルの日。IGL!?!?!?!?!と動揺がすごかった。

これV最の匂わせなのか?ただえぺやってるだけなのか?期待してもいいのか?でも期待するだけして出場しなかったら精神的ダメージえぐくならないか?など、期待する気持ちと、もし出なかった場合はショックがえぐくなりそうだから期待したくない気持ちの狭間で暴れ回っていた。

そのあたりで、「アステルくん今回メンズチームらしいね」という情報を友人から聞いた。え?と思って調べたら本当にその話をしていて、それだけじゃなくマスター枠の子でとか色々と話していて、いや、まさかな……と期待したくなる気持ちを抑えていた。

そして、ちょうどその辺りの時期に箱が送られてきた。7/13のことだ。「アステルくんが配信でチームメンバーについての情報をこのように話していて、その情報から小柳とエイトくんと一緒に出るんじゃないかと予想している」(要約)という内容の箱だった。実際は根拠などがたくさん記載されているもっと長い文章だった。

期待しちゃう~~~!!!(当時の率直な感想)もしアステルくんと一緒のチームだったらめちゃくちゃ嬉しいな、IGLはメンバーにやってもらうって言ってるってことは小柳IGLじゃん、小柳最近IGL練してるじゃん、可能性高すぎる!?!?!でも期待しすぎたくない!!!!となっていた。

7月上旬の時点で、小柳とアステルくんが仲いいってのは非公式wikiに名前が載ってたからなんとなく把握していた。えぺ祭りの時になんでマドマギ使ってたんだろ?と思って調べてたら、えぺ祭り後にやってたソロえぺ配信で、「アステルのマドマギ見てさ~(使ってみた)」って話してて、結構交流あるんだな~と思っていた。

アステルくん、普段の配信を追っているというほどではないんだけど、有名な呪物の切り抜きから元配信などをちまちま見ていて、「うわこのムーブできる人強すぎ、めっちゃ好き」という好感を抱いていた(今でも抱いている)ため、にじ箱外だと知ってる方のライバーではあった。あのねえ~~、女性に対して率直に甘い口説きをできる人間はそりゃ女性リスナー増えると思うんですわ……。しかも冗談だとわかりやすいから逆に燃えないし。中島健人みたいなもんですよ。

最近はそんな呪物やってる印象ないから、ずっと過去のパブリックイメージが残ってるの嫌がってるオタクもいるかもしれないし、あんまり下手なこと言えないんだけど(俺自身が昔のイメージで外野から自分の推しを雑に語られることに眉をひそめるオタクなので)少なくとも当時の呪物はめちゃくちゃ好きだった。今でも好き。※最近どうなのか調べたらやってはいた。義務呪物って言われてたの見た。

呪物こそ有名だけど素の優しい部分の切り抜きなどもたくさんあって、それも結構見たことがあった。特に好きなのはLUSTできゅーちゃんに石2万個あげてたやつ。そこ経由でアステルくんの4周年3DLiveも見ていた。CH4NGEと華奢なリップ、マジで好き。

あとV最に毎回出てた&V最自体を私が追ってたのもあって、えぺ上手いという認識もあった。関西元気保安協会のひまちゃんの代打できてくれた回とか、椎名さんとアスきゅぴで有志カスタムに参加してた回とか見てた。椎名さん視点で見てたので、アステルくん面白いし強いし優しいな~~って思ってた。

そんな感じで元々アステルくんへの好感度高めだったのも込みで、小柳と組んでくれるんだらめちゃくちゃ嬉しいんですが!!!となっていた。

 

そんでもって、7月中旬からチーム発表の7/31までの間、「最近ヒーローよくえぺやってますが、V最出ないですかね……?」といった内容の箱がいくつか届いていて、だよなあ見たいよなあ出てほしいよなあ、あるんじゃないかなって思っちゃうよな、でも期待しすぎるのもよくないよなあ;;となりながら、日々の配信を見ていた。

あとはくろのわV最出場おもらしなどがあり、残りの1名を葛葉が「新しい風(ぼるた以降)」と話してたのもあって、くろのわのポイント鑑みた上で、まさか小柳じゃないよな!?と戦々恐々としていた日もあった。とはいえ、私のくろのわの残り一人予想はツルギだったので、そんな長い時間まさか……?となってた感じではなかった。あくまで小柳の本命予想はアステルくんだった。

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そして7/28,29あたりにアステルくんがといといパカちゃんとのえぺコラボで互いのチームについてどんな感じか話してる切り抜きを見た。「僕ら詐欺チーだから!笑」って言ってるアステルくんを見て、もしこれで小柳だったらめっちゃハードル上げられてるやん……www、と思っていた。

7/31 チーム発表配信

配信始まるまで気が気じゃなかったし、なんなら配信始まってからも緊張すごかった。1チーム目で伊波が出てきて「伊波!?!?!?うおおおおおお!!!!」となり、チーム8でアステルくんチームに小柳がいて「やったあああああ」となり、そしてチーム12でカゲツが出てきて「カゲツまじ!?!?!?嬉しいいいいい」ってなってた。

チーム発表後、てことは本当にアステルくんが小柳にIGL任せてくれるってことか、めちゃくちゃ嬉しいな~と思っていた。アステルくんのこれまでのV最、本人のポイントが高い&チームポイント上限の兼ね合いでしゃーなかった部分が大きいんだけど、火力もIGLもアステルくんがやる感じのチームだった印象だった(あくまで外野目線なんだけど)ので、今回アステルくんが小柳にIGL任せるって言ってくれてるのが嬉しすぎた。単純にアステルくんの負担が減ることも嬉しかったし、アステルくんが小柳のこと信頼してるんだなってのが感じられるのも嬉しかった。最後まで信頼がすごいチームだったな。アステルくんが頻繁に「僕らはこやのIGLに従うから」って言ってくれてたの大好きだった。

アステルくんに報われてほしいよ……という思い、ありました。外野の分際ではありますが。これまでのV最、外野から見ても背負ってることはわかる感じだったので。

この辺でオタク(箱)から「小柳とアステルくんの絡みだとVCRARKとGTA2がおすすめです」と教えてもらっていたので、その辺ちょいちょいつまんでどんな会話なんだろな~と見たりしてた。アステルくんと小柳の会話がとてもいいと何個か箱が届いていた。教えてくれたオタク、ありがとうございます。ARKのダンジョン攻略回(赤城もいたやつ)を見て、2人が死んだ時に数十分くらい配信画面動かない状態でもにこにこ待ってくれてたアステルくん、優しすぎる……となったりした。

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事前予習としてエイトくんとのばろプルパとかも見たりしていた。初対面の時のエイトくんと小柳の呼び方どうすればいい?の話、初対面感が満載で好きすぎる。それで決まった呼び方が「こや」なのも好きすぎる。これは振り返りなんだけど、日を追うごとにエイトくんに癒されていたし、コメ欄の影響もあってエイトくんが末っ子に見えてきていたので、「こや」呼びはその辺にも合致していた。

V最において「他ゲー上手い4~6P枠」ってマジでコスパすぎる(S4の或世や天帝、S5でのレオくんなど)ので、アステルくんが詐欺チーって言いたくなる気持ちもわかるな~などと思っていた。

この時点でカスタム期間通して見れたら嬉しいなと妄想していた場面がたくさんあった。

・ロレチームとどっかしらで対決する小柳が見たい(GTA亡霊)

・ねこたつチーム(エクス)とどっかしらで対決する小柳が見たい(GTA亡霊)

・他枠で小柳うま!ってコメ欄で言われてるところが見たい

・可能であれば神視点で抜かれているところも見たい

あと何があったかな……にじ勢にうま!て言われるとこも見れたらいいなと思っていた。大体全部見れた。

8/1でのチーム構成予想。当たってた。ちょっと嬉しい。

8/1[お久しぶりです。]

ソロえぺ配信、からの突発ハユンデュオ→アステルくんと3人フルパ。配信開始冒頭にV最参加します雑談がすこし。

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「(V最出るの)わかるやん!流石に。あの頻度で(えぺ)配信してたら」「あからさまだったか、流石に」と言っていたが、俺は戦々恐々としていたが?と思いました。普通にえぺやってるだけだったらどうしよう……という怯えが多少はありましたが……?

「エイトもエイトでVALOめちゃくちゃ上手いんだけど、えぺはマジで初心者……とまではいかないけど、上手いけど、ちゃんとエイトのサポートもしつつ。エイト本人もVALOがマジで上手いから、あいつ周りからも上手いんだろうなみたいな目で見られると思うんだ、やっぱね。だからまあ、そんなことなしに普通に。エイト……いったってプラチナだから、応援してあげてほしいなと思います」

この時点からエイトくんのこと気遣ってたんだよな、あ〜この狼のこういう気配りができるとこほんといいな……と感じていた。自分も初参加で(この時点でほぼ)IGLやることになっていて、周りはプレマスごろごろでプレッシャーもあるだろうに、チームメンバーのこと気遣えるのがマジで好きだ。

「ありがとうアステル、誘ってくれて」「(アステルが)リーダー枠貰う前に、誘ってくれてたのよ」「もしリーダー枠もらえたら出ようや、みたいなので声かけてくれてて」「アステルと仲? めっちゃ仲良いよ」

このV最参加しますミニ雑談タイム、今振り返るとより沁みる。

ハユンデュオからのアステルくんと3人フルパ、突然最高の時間がやってきてた。V最で組まないメンツで突発コラボ発生するのが大好きなため。

この時のフルパ、アステルくんが1vs2勝った後スイッチで小柳が残り1人やる流れで、その1vs1に小柳が負けて「弱い弱い弱いガチ弱いガチ弱い」って煽ってきたアステルくんに対して「ええええリーダーリーダーリーダー!?」って返してた小柳、好きな会話でした。もう既にこの煽りができる仲なの最高~~ってなってた。

ソロでも指示してる→指示厨じゃん→その言い方やめろ?→ピン刺してるってこと?→そうだよ→偉いじゃん、のやりとりも好きだった。アステルくんに小柳が面倒見てもらってる感じがして。そもそも小柳がマスターなのもあり、小柳よりも上手い人とのえぺって新鮮で(ばろだと結構あったが)こんな感じになるんだ!ってなってた。

アステルくんがちょこちょこ指示出した時に「お前もうIGLでええやん」って小柳が言ったら「いやこのスピード感がほしい」って返されてたのも好きだった。小柳ならできるって思われてるからこそすぎるな~楽しみだな~~となっていた。

この時のフルパで安置外の敵をキルしにいこうとする小柳の手綱を引いて、移動優先しようって提案するアステルくんの姿を早速確認できたのもよかった。ぼんやりと想像してた光景だったんだけど、こんなに早く見れるとは思ってなかった。よく見返したらファイト途中でアステルくんが「(ファイト終わらせて安置移動)いくよいくよ!」て言って小柳はそれを「(残ってる敵キルしに追いかけに)いくよ」と認識して、一人敵陣に突っ込みかけたとこを引き戻された感じだったので、猛獣になってたってほどではなかったんだけどね。

余談:えぺ祭りの話

小柳、過去の大会としてえぺ祭りの話をよくしてるな~と思ってるんだけど、個人的にはえぺ祭りって大会というより超エンジョイ(本当にエンジョイ)企画って認識なので、小柳は大会判定してるんだなあと思っている。それだけマスター枠での参加、初にじ内チームゲー企画への参加で緊張とかがあったのかもな、と思ってる。

「にじえぺ祭は背負う側だったからなあ、どちらかというと」ってこの日のソロランクの時に言ってたけど、外野のにわかオタクからしたら(いや多分V最の方が遥かに背負うことになると思うんだけどな……?IGLだしな……?あんまりえぺ祭って背負うようなイベントでもなかったよな……?)と思っていた。

さらに余談で、2022/6/4にグウェルがやってたえぺにじさんじカスタムとかもそうなんだけど、にじ内でえぺ企画やるときに大会慣れしてる上手い枠のライバーが初心者ライバーに優しく接しながらさらっと自分一人で敵を倒したりしてる姿を見るの、好きすぎる。葉海安、カルガモ舞台、ネシジャン、おさいふとか。まあえぺ祭りの時メインで追ってたのはさしずすんななんだが。ましろと笹木が好きなので。

8/2[気合いエイム]

ナツアヤとアステルくんとフルパ。この日せとみや3Dがあり(せとみやおめでとう;;)小柳の枠はそれが終わってから始まってて、それまではアステルくん枠で見ていた。

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2日連続でアステルくんに色々要求されてる小柳という構図を見れて既に満足していた。早すぎる。期待されてるがゆえの要求すぎて最高~~ってなってた。アステルくんがチームメンバーにこんな求めてるの中々見れない気がするな~と感じていて、そこもすごい嬉しかった。そりゃまあプラダイ枠の人とマスター枠の人とでは求めるものが違うのはそうなんだけど。V最だと背負ってたイメージだった(オタクからの箱情報でその印象がより強くなったのもある)ので、要求できる相手と組めたのよかったな、そしてその相手が小柳なのが嬉しいな、と思っていた。どっち目線でも嬉しいことだった。

そもそも仲がいいんだろうなって感じられたのも嬉しいし、アステルくんの小柳への「こいつはやれるから言う」って気持ちを勝手に受け取ってしまい、う、嬉しい~~~;;;と感じていた。それでいてアステルくんから「自分がIGLでもいいかもしれないけど、せっかく初めてのV最だし色々挑戦させてあげたい」みたいな気持ちも勝手に感じていて、そこもまた嬉しいポイントだった。すべて「勝手に」感じ取っていた。

8/9、エイトくんのソロえぺ配信を見に行って驚くなどしていた。余談だけど、カスタム期間中にいろんな枠で青エゴ視点になることがあり、そのときライバーがエイトくんのバナー確認して「プラチナでダブハン……!?」ていう反応してたの好きだった。ニチャってた。

8/10[チーム8] 練習1日目

チーム顔合わせ。視聴者カスタム 2/6チャンピオン

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楽しみにしていたチーム顔合わせ。コーチがちゃんりよさんなことがまずめちゃくちゃ嬉しかった。V最S5でTSNを結構見ていて、コーチングもわかりやすい上に面白い人だという認識があり、う、嬉しすぎる~~!!ってなってた。結局どんな方がコーチでも嬉しかったと思うんだけど。知ってる人だったから余計に嬉しかったって感じだった。

初手からアステルくんが「うちのチーム、ぶっちぎりの詐欺枠なんで」ってかましてきたのマジで好きだった。小柳とエイトくんが「それさあ……」ってやれやれ顔してたのも込みで好き。

「僕V最1回目から出てるのよ。最高順位5位なのね。5位超えたいわマジで」「5位もすごいけどね」「5位もすごいよ、すごいんだけど、5位超えたいなって気持ちがあるから」「それはもちろんあるよ、俺らだってアステル勝たせたいし」

小柳、最初から「勝たせたい」だったんだよな……。本番終わってからこの会話聞き返すと本当に……。

この「去年と一緒!」ってのは「去年(TSN)の時と役割分担が一緒」の意で、ちゃんりよさんがミュートで自枠で話してた発言です。たしかにTSNと同じ役割分担になりそうだなと思っていた。

1戦目、ドローンよく壊されてたんだよなエイトくん……しかも透明化パーク教わるところから始まったんだよ……。調査ビーコン読むのも最初はよちよちだったんだよな……。

「ちょっと情報多かったよねエイト、多分」「情報多かったね」「エイト、どう?情報量的には処理できそう?今の」「慣れたらマシにはなるけど、ちょっと今めっちゃテンパったね。マジで見るとこ多すぎ」

「ファイトコールが僕で、マクロの立ち回り、例えば今こっち警戒したいとか、こっち移動しようとかは最終的にこやになれたら嬉しい」

2戦目、蜘蛛処理にもたついて肉まで削られてた小柳がそこにいた。ここで安置読みたいとかハチミツ拾いたいとか、この時はまだアステルくんが言ってた。しかも小柳ジュラパがどこかまだわかりきってなかった。安置入るルートの右回り左回りもまだそんな知らなかったし。

「まだ初日だからね」ってアステルくんが言ってくれるの、優しい。「でも今日総合4位だからね」とか「今日アベ高いよ」とか、ポジティブな声かけをアステルくんはよくしてくれてた印象がある。小柳とエイトくん、そういうの全然(あんま)言わないでずっとFBしてるから……そのストイックさが好きだったんだけども。あとこれ3人のためってよりリスナーのために必要な言葉だったなと思う。ずっとまるでタコ負けしてるかのような雰囲気でFBしてたので、(大丈夫なのか?)って力入ってしまうリスナーも中にはいたんじゃないかなと思うんだけど、そういうリスナーの肩の力を「あ、今日アベレージいいのか」って抜いてくれる言葉だった気がしてる。

3戦目 初チャンピオン回

今見返すとエイトくんの報告が少なくて、本当に初日いっぱいいっぱいになってたんだろうなというのが伝わってくる。それはそれとして最後2部隊になったときアステルくんと小柳が先にノックされて、エイトくんが取りきったのすごいな……この時からラス1胆力があったんだな……。あとこの時からやっぱファイト強いわ……。それゆえ「なんかフィジで勝ってる」感じの時期があったんだろうな……。

4戦目は命のリレーした。外ムーブやってて怖い時間のひとつに(安置ダメ大丈夫か……?)が最後まであったな……。5戦目に7neさん初参戦、クソ強かった。ありえん強かった。6戦目は2チャンピオン目。7neさんが2回ほど見逃してくれた上でチャンピオンとれた。

外入りムーブのチーム見るのほぼ初めてで楽しかった。マギパスクリプト、尖ってるな……と思っていた。6戦やって2回チャンピオンとってるのすごいな~と思ってたが、まあ視聴者カスタムだしどこのチームも結構チャンピオンとってるしわからんな……と一歩引いて見てもいた。

この日の感想としては「まあこんなもんかな~」だった。外ムーブだからちょっと安定性に欠けるかな、と思っていたし、今の環境だとワトクリバンガ最強すぎて、パイロンなしで耐えないといけないこの構成苦しそうだな……バンガウルト気合耐えしないといけんやん……とも思っていた。

小柳のIGLもまあこんなもんかなと思っていた。この日の時点だと(最終的にアステルくんオーダーに変わるかもなあ……)みたいなことさえ思っていた。やっぱりカスタムのIGLは慣れてなさそうだなと思ったし、チームポイント上限が上がって全体のレベルが高い分よりたくさんの事象を考慮して指示をしないといけないし、小柳のIGLは見たいけど、これ結構大変そうだな……というのが1日目時点での率直な感想だった。

なんでこんな期待値下げてたかって、それだけV最が過酷な大会だと認識しているからなんですよね。20チーム中1チームしか勝てないゲームだし、どれだけ頑張っても2桁順位が続くこともあるし、噛み合いで負けることもあるし。下馬評なんてあてにならないし、カスタムと本番は違うし、スクリム期間中一度もチャンピオン取れずに終わるチームだってあるし。ガチ大会だし練習期間が長いしで、「勝ってほしい」と思って視聴するとマジでメンタルやられると思ってるので、どうにかこうにか期待値を下げていたし、一歩引いて見ないとなって思っていた。普通に強いチームばっかりだったってのもあるし。青エゴ、カタログスペック高めとはいえV最初参加の2人を連れてどこまでやれるのかな……みたいなのもあった。

まあ、これらの期待値低めな安牌思考よわよわオタクの想定を、青エゴは全部覆してきたんだけど。マジでずっと期待値下げないと……と予防線を張り続けていたんだけど、最終的に全部の糸が切れちゃったな。優勝してほしい、このチームなら優勝狙える、と思うようになっちゃった。青エゴはそれだけの希望と熱を与えてくれたチームだった。

あと、このV最期間を通して小柳のFPS力とIGL力は確実に成長するだろうなと思えていたので、それを楽しもう~とも思っていた。麻雀スト6FPS問わず、どのゲームでもコーチング配信が大好きなので、よりえぺ上手くなっていく小柳を見れるのが楽しいし嬉しいなと思っていた。実際初日から小柳が質問たくさんしてて、FBもらうのを楽しんでるな~教えてもらうの楽しみって話してたしめちゃくちゃ楽しいんだろうな、というのが感じられ、そういう向上心高いところが好きだと感じたし、見ていても楽しかった。

この練習初日、今見返すと『透明よりも綺麗な あの輝きを確かめにいこう そうやって始まったんだよ たまに忘れるほど強い理由』すぎる。

エイトくんCパート

「めちゃくちゃおもろかったなマジで」「二人優しすぎてさ、俺もうさ……苦しくなっちゃった」「大丈夫落ち着いてって言われると、マジで大丈夫、落ち着く、ってなる。あ、俺大丈夫なんだ、落ち着くわって、ガチでなる」「こやの“大丈夫、大丈夫”優しすぎて、びっくりしたマジで」「アステルさんも、うん、大丈夫大丈夫みたいな」

「余裕がないんだよね、わかんないことが多すぎて。わかんないことを潰していったら、エイムにリソース割けるようになるから。エイム練習ももちろん欠かさないんだけど、まず座学だわこれ、圧倒的座学」「力になりてえ、もっと。もっと力になりたい俺」「無名の場所の名前わかんねえ」「カバーとるのに精一杯でマジでしゃべれんかった。カバー取りながら声出せるようになったら、マジで熱いね」

こういうところから始まったんだよな、エイトくんは……。この翌日から結構話せるようになってたのすごいんだよな……。

小柳Cパート

「とてもいいチーム。マジでいいね。そもそも仲がいいからな、このメンツは。やりやすい」「いやいいね!コーチに教えてもらうってやっぱいいわ。知識量がそもそも違うから。無限の情報を急に頭に入れられてる感じ。めちゃくちゃいい」「アステルが結構コールしてくれるタイプだから、それに負けないようにコールしなきゃってなるね、やっぱり」「のびのびできてる、本当に。マジで楽しめてる。初日でこんだけ楽しかったら、本番は相当楽しいんだろうな」

アステルくんCパート

開口一番「めっちゃいいやん!うちのチーム」「もともとね、友達ってのはでかいよな」って言ってたの、マジでアステルくんが今回のチームメンバーの人選に満足してるんだろうな!って感じられて嬉しくなった。マジで嬉しかった。
個人FBとして「V最だったらもっと狙われてそうだなって感じのチャンピオンではある」って話してて、初日からずっとV最初参加の2人に対して「V最だったら」を伝えてくれてたし、1人のときもV最だったら……を考えてくれていたアステルくんに本当に感謝。このCパートでランドマーク真ん中だったらマギー使わないかもな……みたいな話をしてたのと、外ムーブ練習してたのがあり、ランドマークマジ頼む……と祈る日々が始まった。

8/11[今チームめちゃいい感じやねん] 練習2日目

視聴者カスタム 5/13チャンピオン

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2日目の時点で(ファイト強いな……)と感じていた。でも視聴者カスタムだから相手VCないし、構成ガチガチに固めてるパーティばかりでもないし、ダイヤ以上でお願いしますみたいなことも言ってないから全員ゴールドかもしれないし(そんなことはまずないんだけど)たまたまかもしれないし……と、期待しそうになる自分を必死に押さえつける思考を回すなどして、期待値を上げないように抗っていた。無駄なあがきすぎたんだけどね。最後までファイト力最強のチームだった。スクリム後半とかどの枠見に行っても「ここファイト力最強だからな」ってコメントあって、最高の気分になってたもん俺。

血の気多いとか猛獣とか言われてたの、狼成分……とかしょーもないことを思っていた。俺はライバーのRP要素が好きで、なおかつ要所要所で勝手にRP要素を感じ取ってこじつけにいくキモオタなので湧いてた。

そしてこの時点で既に「リスナーVCなしだからな……」という予防線を張っている。なんとなく普段のV最より簡単に敵倒せてるな……と感じてたので。それは3人のフィジの強さももちろんあったんだけど。今見返すとやっぱりこの時期はまだフィジでなんとかしている場面が多い。それでなんとかできてしまってるからすごいんだけど、リスナーVCないしな~っていう思いがまだまだあったのもあり、油断できないな……と思っていた。

ただ結局、一歩引いた場所にいようとすることとか予防線張るのとか全部、青エゴの強さの前では無駄なあがきすぎた。いつだって心の奥底には(これ優勝狙えるチームなのでは……?本当に詐欺チーになれるのでは……?)という思いがあったな……今思えば……。

漁りがもたもたなの、コーチ枠だと3人の画面が見えるのでよくわかり、それを指摘されていて笑いました。QEDを追ってた時の爆速漁りに目が慣れていたため、俺でさえ(もたもただな……)と感じており、それを見事に指摘されてたの、申し訳ないけどおもろかった。「俺の事好きですか?」は出会って2日目の相手に言う事ではないだろ!

この時期まだ通電ジップEMPで詰めるってのもあんまりできてなくて、攻撃的に通電ジップ使いたいねってFBが結構多かった。この辺も成長したんだな……。スクリム中盤くらいからジップEMPのラグがどんどん減っていって、ジップEMPファイト仕掛けるって話になったときは、まあ勝つか……みたいな心持ちで見てることも多かった気がする。青エゴの通電ジップEMPファイト、鮮やかであっという間に終わるのがマジで好きだった。爽快感に溢れていた。

グレ使うこと、移動のルート取り(調査ビーコン読み、安置読み、ハチミツ集めのルート決め)を早くするってのもこの時期の課題だった。この辺の小柳、初動で(やることが……やることが多い……!)てなってたな。

ノスパのドーナツ、この日に命名されてたんだな~。無名の場所に名前がまだついていなかった頃、懐かしい。

この2日間の練習通して視聴者にコントローラー入れてもらう必要があるってコーチが言ってくれたのもよかった。今この視聴者カスタム見返すとバンガウルトもドローンもパイロンも少なくて驚く。

アステルくんの「本番だったらこれ下になったら移動絶対間に合わないのね。だからこれ割り切りも大事」に、小柳が「まあでも後入りだったらいけんじゃない?外側から」って返してたけど、初参加だからまだイメージできてないんだろうな~と思いながら見ていた。視聴者カスタム期間、ちょくちょく小柳とエイトくんに対して初参加だもんなと感じる場面はあって(それが悪いという話ではない、当たり前のことなので)そういうところをアステルくんがV最だとこうなるよ、って教えてくれてたんだよな……。

余談:小柳の血の気が多い話

小柳って結構ファイト好きだよな?というのは7月のえぺ配信などを見て感じていたので、それをコーチに言われていて「あ、コーチから見てもそうだったのか」と思いました。

我慢するような仲じゃない

アステルくんの「でも思う事はみんなどんどん言ってった方がいいよ、本当に。V最って1年に1回しかないしね。この3人で、言いたいこと我慢して、うわ言っときゃよかったなで終わるV最、おもんないでしょ」に対しての返し。

小柳「我慢する要素ないでしょ。我慢するような仲でもないでしょ」アステルくん「それな」エイトくん「それはそう」

本当にそんなチームだった。話し合い始まるたびに感じていた。アステルくんこれまでのV最背負ってたもんな……今回は言いたいこと言い合えるチームになるといいな、多分なれると思うんだよな、と思っていた。本当に言いたいこと言い合ってたチームだったな。

そもそもアステルくんが「思う事言った方がいいよ」って言うのがさあ……胸にくるっていうか……。これまでの5回で言いたいこと言えずに終わってしまった回もあるのかなとか邪推してしまって……。そんなアステルくんがずっとずっと青エゴの3人に満足してそうな雰囲気だったの、嬉しかったなあ。嬉しかった。3人の強さへの満足ももちろんあるだろうけど、「話し合いができること」に満足感を覚えてそうに見えたのが嬉しかった。

この雑談の次の試合始まったときにアステルくんが「本当に……いいチームだな」って誰に言うわけでもなく呟いてたの、本当に好き。今振り返るとなお沁みる。振り返ることで沁みてこない会話がない。

エイトくんCパート

「こやめっちゃ大変だろうなと思うわ。頭パンクしないのかな。こやもめっちゃ成長してたわ。アステルさんの縁の下感もやばい。本当にその判断大丈夫かみたいな時の、サブIGL的な」

「気ぃ遣わないってのがでかいね、二人共。マジ気ぃ遣ってないから。こやが、言いたいこと言えないような仲じゃないでしょみたいな(こと言ってたけど)それなって(思った)」

アステルくんCパート

「いい成長を感じます僕は。本当にいい成長を感じます。もうIGLいらないなって、僕なにも言わなくてもいけるなって。もう成長しきったな」アステルくん、気がはやい。

青エゴ、IGLできるアステルくんがサブIGL(兼ファイトオーダー)になってたことによって、ムーブの相談とかを二人でできたの熱かったなと思うんだよな……。時間管理だったりエバック判断だったりを相談できる相手がいたの、チーム的にかなりアドだった気がする。小柳の初IGLをめちゃくちゃサポートしてくれてたなあと思う。

「なんか……マジでいいな、うちのチーム。本当にいいチームだわ。エイトくんの成長がやばいし、こやのIGLの成長もある。最初は外ムーブ、ファイトっていうので、ファイトの意識が強すぎたのはあるけど。でもだんだん、優先順位の処理がいい感じになってきていいね。僕はもう後半火力出しとくかみたいな(感じになれてたし)。一番最後の試合とか僕べつに何も言ってないしな、もはや。安置下になるかもねっていう話しかしてないし。マジで火力担当できるかもな。ただ火力出してるだけでいいみたいになりそう」

チーム8、詐欺チーになったなあ……すごいことだ本当に……。最終的に6日間のスクリム総合1位、合計キル数1位、平均ダメ1位、平均生存ポイント1位総ナメしたの、本当に凄い。

8/13[青ペクス] 練習3日目

視聴者カスタム 3/14チャンピオン

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この日は小柳スナ試し回でもあった。この日の課題は時間の使い方とか「何のためにその行動をするのかの目的を共有し、その動きを行ったら変に欲を出さないこと」とか。この日も「攻撃のため、強ポジを取るための通電ジップが少ない」って話が出てた。

そしてエイトくんのコールがよすぎる。初日「いっぱいいっぱいで喋れなかった」って言ってた人とは思えない。たった二日練習するだけでこんなよくなる!?と驚いていた。「そろそろ移動考えなきゃじゃない?」とか、残り3部隊の時に「キルログ出たらいこう」がエイトくんから出てくるのマジですごすぎるんだよな。時間管理意識とキルログ意識があるプラチナ枠ってなんだ……?

初動でエイトくんがふいにキルされちゃった時(2:34:00からの試合)にアスこやで2vs3勝ってエイトくんがすごい!ってうきうきになってたシーン、微笑ましかった。ようやくプラチナ枠なとこ見れたぜ……と思いました。

他にも、ドローン安置外に置いとくの意識してたり、ファイト後に漁夫警戒!ってコールしてくれるのとか、次の動きを考えてこれする?って自ら聞いてくれるとことか、クリプトの立ち回りも報告面の成長も本当にすごすぎた。それ3番手から出るコールなの!?熱すぎ!?!?って3日目の時点で何度驚いたか分からない。

初日よりも移動まわりのムーブの決定を小柳主導でやってるように見えており、だからといってアステルくんが提案しないわけではないのいいな~って思っていた。まだ練習3日目なのに小柳のIGL力が明確に成長していることが感じられて、嬉しくなってたし楽しくなってた。マップ理解度も上がってて安置見たらすぐどのルートでどこ取り行きたいか決めてるし、安置読みビーコン読みはちみつ集め犬処理とかの優先順もスムーズになってるし、安置入った後どこから潰してくのかの判断も早いし、ジップ持て余す時間も減ってきてるし、コーチングで言われたことどんどんできるようになっていってるのすごいな……ここまでとは思わなかったな……と圧倒されていた。それによってアステルくんが火力に集中しやすくなってるのもいいなと思っていた。

小柳、決定疲れしてなさそうなところもIGL向いてるんだろうなって感じがあった。間違ってるかも?と考えるのは負けてからでいい、っていう割り切りを感じていて、試合中はとにかく決定したらそれに向かって行動するって決め切ることができてるのがいいなと思ってた。

IGLの向き不向きはそのゲームが上手いか下手かとは別のとこにあると思ってるので、V最前からもIGL向いてそうだな、でもガチ大会見たことわるわけじゃないからまだわからないな、と思ってたんだけど。想像以上にしっくりきてて見てるのめちゃくちゃ楽しかった。この大会で小柳のIGL力がさらに成長するの嬉しすぎるなという気持ち、常にあった。

練習3日日の時点で、外ムーブだから最初のうちはもっと事故って2桁順位デフォくらいかな〜とか思ってたのに、予想以上にアベレージも出せてて驚いていた。視聴者カスタムだから上手くいっている部分もあるだろうとか、ランドマークどこになるか問題やカスタム始まらないとわかんない問題があるなどはわかっていたのに、それでもやっぱファイト力高いのかこのチーム!?と期待してしまう気持ちが溢れてしまいそうになっていた。なんかいつも気づいたらファイト勝ってる気がしてたから……。プラチナ枠のエイトくんからもノック報告が度々ある……おかしい……ってなってた。
最終円以外で落ちてる時って、移動ミスとかそもそも取った場所が悪かったとか、報告の認識ミスとかだったりで、ファイト力で負けたねみたいになってるのがほとんどない(この時点で)(なんなら最後までほとんどなかった)のすごいな……と思っていた。

でもまだまだ視聴者カスタムだったから、VCない相手に対してはどのチームもこれくらいできてるもんなのかも!?期待しすぎない方がいい;;とも思っていた。毎日(期待しすぎちゃだめだ;;;)ってなってた、この辺りの時期。20キルチャンピオンとか22キルチャンピオンとかしてたもんだからどう期待値調整すればいいのかわからなかった……。

チーム全体の話として、FB時に自分以外の二人に対してあそこはああしてほしかった、あの時はこっち優先してほしい、って要求できてるのがいいチームだなと感じていた。最後までそういうチームだった。自分に対しての反省はしやすいと思うんだけど人に要求するのってやりにくい部分もあると思っていて、でも本人達の勝利への貪欲さや仲の良さゆえに言いたいこと言い合えてるのすごくいいなと思ってた。

この日のちゃんりよコーチの総括FB

「基本的なマクロはできてるんで、ちっちゃいことを今言ってるんですけど、それはかなりレベル高いことを言ってると思うんで。できるようになったらいいな~ぐらいで思ってて大丈夫です。これできないヤバイ、とかじゃなくて。これできるようになったらすげえ、くらいで。今かなりほとんどできてます。ただ、難しいのがスクリムになるまでどうなるかわかんないっていう部分があるんで、スクリムの時に壁にぶつかったらぶつかったでそこから修正すればいいかなと思ってるんで」

ちゃんりよコーチ、他チームの配信とかも見てどんなムーブでいこうとしてるのかリサーチしてくれたり、初動でウォールやチェクポに絡まれてた時に相手チームの枠を見に行って何を教えられているのかとかまで確認してくれてたの、本当に感謝しかない。

エイトくんCパート

「マジで成長できてる、超楽しい。こやのIGLめっちゃ上手くなってない?判断超早くなってるし、アステルさんのサブIGLとか、ショットコールもクソいい」

エイトくん、マジでほとんど毎日楽しいって話しててめっちゃいいじゃんと思ってた。エイトくんが楽しめるのが一番いい。そして3番手が楽しいと思えるチームにしてくれてるアステルくんと小柳が本当にすごいんだよな……と感じていた。

あとこの日のCパートでちゃんりよさんがコメ欄に現れて「撃たれたらデスボ閉じるようになってませんか?」って言われて、ほんとだ!ってなってた。これ、プラチナ枠です。

アステルくんCパート

「現状の練習が上手くいきすぎてて不安」「22キルチャンピオンとかとってたけど、このムーブってチャンピオンとるのにそれくらいファイト必要になるのかな?」「エッジだと大体チャンピオンに必要なの8,9キルくらいじゃない?」「でもムーブが間違ってるとは思わないし、(キルムーブというほど)潰して回ってるわけでもないし、必要なファイトしてるって感じだから変な感じする」という話をしていた。

わ、わかる~~。順調に成長してるし、ムーブの練度が上がってるのもわかるし、順調すぎて逆にV最環境でどうなるのか不安だった。まだ視聴者カスタムだからなのかな、とか思ってた。V最、絶対に沼るターンはあると思っていて、それがいつくるのか不安だったし、合同カスタムにならないと本当にわからないよな……と思ってた。こういうの考えてくれてたとこ本当に感謝だな……。そしてV最環境だろうとチャンピオンとるときは平均15キルくらいしてるチームだったな……笑 すごすぎて笑う。そんなことあるか?

「いやマジでね、こやのIGLがいいよ。こやのIGLが今本当に綺麗なIGLだからこそ(チームが沼にハマった時が)不安だわ」

「うちのチームが負けるとしたらね、敗因は分かってるの。もし負けるとしたら、敗因は絶対に僕の火力なのよ。背負ってるとかじゃなくて。冷静に考えて、敗因は絶対に僕の火力になると思う。だから今、必死に練習してる。時間を溶かして練習してる。やっぱさ、今回から参戦してるポイント10,11組の人達はさ、鬼のように火力出すしね。こはくちゃんでしょ、dttoちゃんでしょ、ツクモくんでしょ、カゲツくんでしょ。絶対とんでもなく火力出されるから、負けるとしたら僕の火力なんだよな。僕がその人達に勝てたら勝てる。負けたら負ける」

「チームで勝つために、僕が勝たなきゃいけないのはそこなのよ。なんでかって言ったら、僕はIGLをしてないから。僕は火力なのよ。僕は今回IGLじゃなくて火力担当だから、僕が火力で負けたらチームが負けるのと同じなの。こやはIGLやって、エイトくんは情報とってるでしょ。僕は火力やってるから、僕が火力負けたらチームの負けなのよ」

「2人がマジでさ、すごいスピードで成長しててさ。2人のおかげで勝ててる場面はめっちゃ多いからね。マジで本当にすごい。エイトくんの成長に隠れてるかもしれないけど、こやの成長やばいよ、普通に。普通にやばいよ。顔合わせの日のやつ見に行ってみ?言えなかったもん、ムーブをこうしようとか。めっちゃ綺麗だよこやのIGL。本当めっちゃすごい。正直僕なんかより綺麗だね、断然綺麗。IGL本当にこやでよかったなって思ってるわ」

「あとは僕じゃない?2人はこのままやってけば、ぐんぐん成長していくと思う。あとは僕だと思うわ。今回はね、僕の成長がめちゃくちゃ大きな鍵になりそうです」

8/14 ランドマークくじびき

くじびきめっちゃ緊張した~~;;頼むから外のランドマークきてくれ!と祈ってたし、ク、リフサイド以外で頼む!!ともなってた。アステルくんと小柳に不憫属性があるのもあり、エイトくんも(あまり知らないくせに失礼極まりないんだけど)豪運の類のオーラを感じていなかったので、マジで祈っていた。

あまりにも緊張しすぎて何呟いてもフラグになりそうな気がして「外頼む!」も「クリフ以外でお願いします!」も言えなかった。ノスパ、結果的にかなり3人の動きに合ったランドマークだったな。避雷針が一番だったとは思うんだけど。

ガチの「祈り」をしていた自分を自覚。今回いろんなチームを雑多に応援できたらいいな~と思ってたのに、もう青エゴの配信ガン見するんだろうな俺……って自覚した。一応他の気になるチームの枠開いて音量小さめにしたりしてもいたんだけど。いつだって意識の中心にあったのは青エゴだったな……。

8/14[プロ相手にぼこしていただく] プロとチーデス回

練習4日目。ランドマークくじ引き後の練習。プロチームのRRXとチーデス2時間+視聴者カスタム 3/6チャンピオン

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およそ2時間弱プロにボコられ続けた3人。これできるの3人ともストイックだな……と思った。格上の相手と戦い続けるの、普通にハードだと思うんだけど、それ以上に吸収できることは多いと思うし、これがあったから青エゴはファイト力最強の名を轟かせるチームになったんだよな~と思う。強豪校の練習だったな……。そして単純にチーデスってずっとファイトしてるから画面がめちゃくちゃ楽しかった。チーデス大好き。

「俺に(IGLの)全責任を押し付けていいよ」って言える小柳、V最初参加のメンタルじゃない。この日のカスタムはプロとのチーデス後のためアステルくんとエイトくんの脳がとろとろになりかけだったのもあり、ちゃんりよコーチの助言多めでの試合だった。

視聴者カスタム後、ちゃんりよコーチ交えてFB+雑談タイム。このFBを見るためにV最見てるんだよな、という時間(1回目)だった。本当にね~~V最で発生する「ガチの話し合い」が大好きなんだよね。大会でしか見れない姿すぎるから。

「僕はあのとき、全員ハテナになってたと思うんだよな。全員1回プチフリーズになったと思うんだ。だからどうするって言ったんだよ」「あれは俺の判断が遅れただけだから、次からはないようにするよ」

「どっちかっていうと、僕がほしい指示は、「わからん」て言われたい。わかんないなら。情報が足りなくて判断ができないんだったら、わかんないって言われた方が動きやすい」「僕の今までのIGLの経験談で背負いかけてるなって思ったから、今言ってる。わかんないを、言っていいんだよ」「過去の経験談からね、V最IGLの沼に片足突っ込んでそうだなって思ったからこの話してる」

こういうやりとりがあったんだよなあ~~……。そこからの前夜祭があったんだよ……。「大丈夫、そこまで余裕ないわけじゃないから。アステルが思ってる以上にいけるよ俺」と小柳は返していました。すごい。それはそれとしてアステルくんの「わからないって言っていいんだよ」は本当にそう。物凄く勝手なイメージなんだけど、小柳ってわかんないときに責任感の強さゆえに「自分で活路を見つけないと」ってなって「わからない」って言わなそうだもんな……と思ったりした。合ってるかはわからないんだけど。なんとなくそんな印象を勝手に抱いていたので、アステルくんの言葉が沁みました。

実際今回のV最でもIGLの沼にハマっていたライバー結構いた気がするな……。そして何度も言うけどこういうV最あるあるを気にしてくれるアステルくん本当にありがとうなんだよね……。こういった言葉、そもそも小柳とエイトくんのために必要だったというのは前提として、「V最を初めて見るリスナー」に向けても必要だったなと思うから。(これ書くのも2回目)

アステルくんCパート

「今日はね、エイトくんと1時間くらいタイマンしたんだよ。言ってくれたんだよ、「リーダーがこんなに強くて嬉しいよ、安心した」って。……まあ申し訳ないけどボコしはしたよね、一旦。一旦ね。でも、普通に強かった。なんならキャラコンなら僕よりできてる、普通に」

小柳Cパート

アステルはああ言ってるけど、多分本人が一番背負おうとしてるからな。火力面で言ったら。実際火力出てるのもあるけど。経験者だから引っ張らなきゃってのもあるんだろうし」

「言ってたからな、今年こそはマジで優勝したいって。ガチで勝ちにいかん?で誘われたからな」

エイトくんCパート

「もっともっとできるなあ俺。ビッグマウスじゃなくて、俺やれるよ、俺やれるんだよ」

アステルさん、はっきりパッて言ってくれるからさ。これ今する時じゃないよとか、ドローンじゃないよ体で見るよとかはっきり言ってくれるから、あ、オッケーこれダメなやつだって(わかる)。一度失敗したから次にもう二度と失敗しないってのが難しいのよ、詰め込み段階だから。一個前に戻ってここを完璧にするみたいな。地盤徐々に固めていくべきだからさ、マジ助かるんだよな」

「こやも……こや、日に日に優しくなってない?でかくなってない?こや。姿形、心、頭。大丈夫大丈夫そこも俺やるわ、つって。え、そこもやんの?そこまで判断する?みたいな」

「二人の負担を減らす、プラスアルファの動きが必要だと思う。迷惑かけないとかじゃなくて、プラスアルファの、俺ができること。提案とか。ここ安置いける、ここいないよ、EMPあるしジップあるし詰めようよ、とか言えたら完璧」

「なんかこや今日……エイト疲れてない?エイト大丈夫?マジ言ってな、みたいな。もうこいつどんだけ優しいねんと思って。小柳ロウさん?ってなった俺。何回声かけられたかわからん」「気にかけてくれてありがとうって言いたかったな」

8/15[カスタム参加します。] 合同カスタム解禁

練習5日目。各チーム参加の合同カスタム解禁。2チャンピオン。この日はアステルくんが不在のため、代理でちゃんりよコーチINでの練習

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とうとう解禁された合同カスタム!どうなるのかわくわくだった。初の合同カスタム、小柳とエイトくんがV最環境(部隊数がマジで減らない)の洗礼を受ける感じになるかもなと思って身構えていて、実際部隊数の減りは視聴者カスタムの時よりも遅かったけど、中盤くらいから普通に順位もよくてキルポもとれてアベレージよかったのすごいな……と思ってた。2回チャンピオンとったけど、ちゃんりよさん入ってたからアステルくんになった時どうなるかわからないし、なんならちゃんりよコーチの助言なしでチャンピオン取れるかどうかもわからないしな……と思っていた(この日の予防線)

あとね~~この日は別軸でめちゃくちゃ緊張した日だった!!!!!!!!本当に嫌な緊張してた。何がってトワ様チーム(アメムチ)とのたこやき奪い合い初動ファイト。あ~発生しちゃう感じになっちゃったか……!!と焦ってた。この初動で戦うやつ、どっちのチームもその場所でやりたいことがあるから発生するものではあるし、V最あるあるでもあるんだけど、互いの配信がやや荒れがちになることが難点で、相手はトワ様チームってのもあってマジでコメ欄見るの怖すぎた。トワ様のこと好きだから余計に……。しかもこれ初動負けた側はそのマッチで通常の動きが練習できなくなっちゃうから、余計にリスナーの鬱憤が溜まっていってしまうんだよね……めちゃくちゃ怖かった~……。2時間弱くらいたこやきでやりあってたな……。トワ様がこの時「相手チームに変なこと言うのは違うからね」ってリスナーに釘差してて、流石トワ様だな……と思った。トワ様、ありがとう……。実際の所、俺が杞憂したほどコメ欄は荒れませんでした。俺がコメ欄のことを信用してなさすぎるがゆえに発生してた杞憂だったっぽい。

たこやきの奪い合いが落ち着いてからは割と心穏やかに見れた。ちゃんりよさんが入ってくれることで小柳がIGLのイメージをより掴んでいってる感じとかよかった。あと単純に会話量が増えるのでコーチと距離縮まっていく様子が見れたのもよかった。バロの話をしたりHIPHOPの話をしたり。小柳ってこんな感じで人との距離近づけていくんだな……という姿が見れたの面白かった。

小柳がマスティフバチバチに決めて「勝てるはずのないファイト勝ってた」(5:15:10くらいからのファイト)とコーチに言われてたの、気持ちよすぎた。すごい。この日の小柳、マジでフィジカルが仕上がりまくってた。なんかずっとインファイトも中距離も強くて、昨日までこんなキルとってたっけ!?ってなった。アステルくんがいつも先に倒してたから気づかなかったのか……という気づきを得られ、間接的にアステルくんの強さを感じる回になったし、小柳のフィジに驚かされた回でもあった。(コーチが武器縛りだったためこの日は小柳が火力も担ってた)あと小柳がいつの間にか安置読み(当たるかどうかは別として)やってることにも驚いてた。安置読んでからの「これここだな……(ピン刺し)」が早くなってるな……と感じていた。

この合同カスタムあたりから通電ジップEMPのスピードが上がってきていることを感じていた。相手視点見に行くの本当に楽しかった。「きてるきてる!」って報告あったら30秒後くらいには部隊全滅になってたりするので。奏斗チームと最初の頃よくかちあってたのもあり、この合同カスタムあたりの時に3人に警戒されてたの、めちゃくちゃ「V最チーム発表後に妄想してた光景のひとつ」すぎて最高だった。

余談:ちゃんりよコーチ「IGL叶さんだな今」

青エゴ部隊壊滅後、視点がフナセプになった回(5:42:00あたり)IGL叶さんだなってちゃんりよコーチが言ってたの、流石にTSNを感じていいですよね? しかもこの時ドンピシャで叶IGLお試し回してたし。「葛葉さんIGLだったと思うんだけどでもこの動き方は叶さんIGLぽい」っていう話もしてたから、本当に性質わかってるんだな~と思いました。

小柳の「叶さん、IGLめちゃくちゃ得意そうだもんな」について、あ、小柳ってかなかなに対してIGL得意そうって思ってるんだ、ということを知れた。実際かなかなのIGL上手いからな~。

8/16[カスタム二日目] ドーナツ事変

練習6日目&合同カスタム2日目。2チャンピオン。

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アステルくん入れてチャンピオンとれたことに少しホッとしたりした。チャンピオンとった時にバチ肉のコメ欄で「こやないてるな」「抜刀きた」とか言われてたのマジで好きだった。これもまた見たいと妄想してた光景のひとつだった。

ぷわ「こやないてじゃない?これ」ろれ「なぎり手!?」いぶ「なぎさんね」ろれ「なぎってんね」これほんとバチ肉のノリすぎる。

1試合目のリスポーンチャンピオン、おもろかったな……。この経験があったから翌日のドーナツ安置バチ肉2人蘇生で「蘇生ある!」ってなったとこも多少はありそうだし。

4戦目の11キル15位、なんだこの結果は。返しすぎだろ。この時からドーナツの守り方四苦八苦してたんだな~。

ちゃんりよコーチがこの辺りで「現実的に15キルチャンピオンて、めっちゃ頑張った~って時のチャンピオンなんですよ」って言ってくれてたんだけど、まさかチャンピオンとるときは大体15キルくらいとるチームになるとはな……。

8戦目のチャンピオン、見てて楽しかった。奏斗チームにファイト仕掛けた時、ヒバがドリル浴びて「こやのとこだ!」って言ってたの見て流石にニチャしてしまった。その後物資の潤沢さ(赤アーマー金武器ディボetc)に対して野菜食えって言われてたの草だった。このシンクロとのファイト、ごちゃってたってFBで言われてて、見返してみるとたしかにアステルくんが前出てるけど二人が遅れてるわ……ってなった。この時既にファイト強いと思ってたけど、さらに強くなったな……。

明那「にしてもこやのパーティ厄介だなあ」奏斗「ほんとそう!強いんだけど火力」明那「安置キワいると絶対にカチ当たる、かなり厄介」奏斗「マドマギの火力高いパーティと戦わないといけないから」ひば「外ムーブだもんな」奏斗「アーマーがつええの、紫以下見たことがないんだけどあのパーティ」

青エゴ、この日までの時点でアステルくんが気づいたら3タテ、小柳が負けるはずのファイトで3タテ、エイトくんがプラ枠3番手と思えないフィジでラス1やりきってチームを立て直すなど、本当にフィジ強いな……と思わざるを得ない場面が多かった。アステルくんがマドマギ使う&外からアーマー差でファイト勝ちしていきたい方針なのと、小柳がパス得意&ファイトに前向きで、エイトくんのフィジが強い&報告も上手いのが噛み合ってるように見えた。

そしてたまに猛獣が出てた。この後ムーブどうしますか?ってコーチに質問されたときに「(ファイトして)押し出していきます」って答えてたの血の気多すぎて笑ったもん。IGLがフィジゴリ押し作戦でいこうとすな!と思いました。

ドーナツ事変

そして起こった、ドーナツ事変。

この日2回チャンピオンとってて、わりと例年のV最の様子を鑑みる限りではいい戦績だったと思ってたんだけど、満足なんて欠片もしないのが青の唯我論者さんでした。この話し合いを見て「あ、このチーム強くなるわ」って思った。理屈ではなく感覚で。

この日、それこそシンクロやバチ肉側で強いなって話されてたのを見てたのもあり、話し合いが15分くらい経過したあたりで(このチーム割と勝ってる方なのに全然満足せずにずっと話し合ってるの本当にすごいな……)と思っていた。

11戦目のドーナツ安置、今見返すとたしかに「これキツいわ……」となる。ワトなしで全方向守るのむずすぎる。

ドーナツ事変、ノスパ周辺の安置で強制的に中入りを強いられる安置になった際の動き方についての作戦会議だった。アステルくんは「守り方がわかってない、守れるイメージができてない」、小柳は「ドーナツ守れると思う」ってスタンスで1時間ほど話し合ってた、と思う。多分。間違ってたらすみません。

アステルくんが納得するまで正解を追及してくれてるの、勝利への貪欲さを感じてかなり好きだった。納得してないのに「わかった」で妥協して話を終わらせてしまったりするのが一番しょっぱいと思うので、そうならなくてすごくよかったなと感じた1時間だった。アステルくんが不安に感じてることを抑え込まず遠慮せず、わかりましたそれで大丈夫ですと変に妥協することもせずに、ちゃんと納得するまで話し続けてくれてよかったなと思うし、小柳も変におもねって「わかったじゃあドーナツは捨てよう」とならずに、この時こうなってたからこれしとけば大丈夫だったと思うなどの意見を出し続けて、エイトくんが当時の状況の補足や自分の視点で考えてたことを伝えて、コーチがそれらをまとめて答えを出してくれたの、本当にいい話し合いだったなと思う。全員が根気強く、勝つために思考することを放棄せず向き合っていてすごくよかった。

優勝目指してるからこそあの話し合いになったんだと思うし、全員納得できる道が見つかったのも本当によかった。本当にいいチームだなと感じた。

フィジでなんとかなってた場面が多くて再現性がないのが不安になってるって話、たしかにそれはそうかもと思ったし、本番1週間前の時点でその話ができてよかったなと思った。それはそれとしてなんとかできるフィジがあるのはすごい強みだとも思っていた。15位11キルのときとかフィジでなんとかしまくっていたもんな……。エイトくんがラス1になってファイト勝ってたのとかプラ枠????ってなってた。フィジ強そうだなとは思ってたけどまわりプレマスたくさんいるしやってみないとわからんよなとも思ってたから……。

成長痛の時間ではあったものの2回チャンピオンとれてはいるわけで、でもそれは再現性が感じられない「なんか勝った」チャンピオンだったからと満足せず、めっちゃ負けたみたいな雰囲気で話し合いしてた青エゴが好きすぎた。なんだかんだ前夜祭の日まで、まるでタコ負けしてるかのような雰囲気でFBしてたチームだったな。そこが大好きだった。全試合チャンピオンしか狙ってない、そんなチームだった。

ドーナツ事変終わって「お、終わりか?」って思ったらそこからさらに1時間座学してたのも好きすぎる。ここで「なんか勝った」部分を潰せていったの大きかったな~。というか数日前の視聴者カスタムの1試合ごとの状況を3人とコーチが大体全部覚えてたことに驚いた。全員記憶力ありすぎる……。

このドーナツ事変あたりから「あ、このチームは優勝以外見えてないチームなんだ」って気持ちになっていった気がする。朝になるまで気合でリアタイし続けられてよかった。いい時間を見せてもらった。

「勿体ないなって思ってたのが、俺が次のムーブを考えてる間アステルが体で見てくれてんだけど、そのせいで火力がアステルメインになるじゃん、ドローン回してるからエイトも。それがマジで個人的に勿体ない(と思って)。俺も火力出せるから。アステルと2人で火力だしたら潰せるわけなんだよ」「そうだね」って話に「俺もいけるよ!」って入ってくるエイトくん、かわいすぎないか?可愛すぎるだろ。

これは確実にコメ欄の影響だけど、エイトくんのこと「末っ子」ってコメ欄で言われ始めてからそうにしか見えなくなっていってた。ちょっと……可愛すぎました。それで小柳とアステルくんに「お前はドローン見てろ」って返されてたとこまで含めて末っ子すぎた。こうやってすぐ疑似家族を見出すのオタク仕草すぎてキモいの分かっているんだけど、逆張り逆張りでおもんないから。抗わないぞ俺は。

「ドーナツ事変マジでかかった」「でかいね」「まあ僕が起こしたんですけど」「僕が起こしたってか、皆熱くなってたねあれ。俺とアステルがぶつかったに近い、あれは」「ぶつかられた側だと思ってないよ」「いや俺もね、そんな強く言ってないし、思ってもないからあれだけど。無理だったかな~っていう疑問くらいだったから」

ここで僕が起こしたって言うアステルくんと、アステルくんが起こしたってことにしない小柳さん、どちらも本当に素敵な人(狼)だなと思いました。

アステルくん「なんも不満はないんだよね、こやのオーダーに。ただなんか、成功体験みたいなんとか、こっちから仕掛けて失敗した、は学びがでかいじゃん(けどなんもできなくてドーナツ安置は負けてたから)」小柳「そもそもなんでこうなったの、だったじゃん(ドーナツ安置の時)。けど、今はどっちもチャレンジできてないからダメだったんだっていう答えに行き着いたから」エイトくん「でもあれじゃない?あんまなかったくない?チャレンジしてたからさ基本的には。ほぼ初か2回目くらいの、何もしないで死ぬみたいな、ぐだって死ぬみたいな(試合だったよね)」

エイトくん「フィジカルで隠れてたとこが、ちゃんとしっかりベール剥がれて」小柳「やっときたかって感じだった正直、このターンが。必要でした」

俺は「やっときたか」ではなく「このターンくるの早いな……」と思っていました。まだ1週間前なのにこのレベルの話し合いするんだ……と圧倒されてました。

エイトくんCパート

「壁にぶち当たったね、ちゃんと。しっかり壁にぶち当たった感覚だね、俺ら。よかったね、ぶつかれて。必要なやつだった気がするけどな、全然」「俺がわかんなかったところが分かった。戦術的な意味で、APEXというゲームを深く理解した」

「ドーナツ事変でひりついたけど、これでも全然なんか、嫌な感じないわみたいな。責める内容じゃないし。ディベートみたいなもんだからさ」「あそこで言いたいこと言えたし、より俺達のやりたい動きとか、やりたい動きを実現するための考え方だったりが固まったからマジでよかった」

小柳Cパート

「いや知れたのがでかいな、もっと、もっと早く聞いとけばよかったな。さっきの動きはどっちが正解だったかってやつ。FBくれてはいたけど、要所要所だったから」「エイトとアステルとこういう戦略を組むっていう1つのパターンを共有できたから。誰かが間違えてもこうじゃねって軌道修正できるようになったのが今日はデカかったな」

Cパートで1人でマップ開いて「この安置ならここ取る」「この安置はこっちから回ってここを削っていく」みたいな復習してたのマジで好きだ。

この日コーチに「第一円の時点での最終安置パターンの資料があればほしいです」って依頼してたの、小柳お前マジか!?暗記するつもりなのか!?!?とめちゃくちゃ驚いた。コーチの回答としては「前提として今シーズンのそういう資料はない」ってのがまずあり、方針として「そもそも第三円まで安置を読んで入るムーブだからいらない」「そこ(安置の暗記)にリソース割くくらいなら他の部分に時間を使いたい」「安置パターンが5個あるとして2,3個しか覚えられなかったときに迷いが生じるから覚えなくてもいい」というスタンスだったので、結局資料をもらうことはなかったんだけど。でもそれに対して「全部覚えますよ」ってスタンスだった小柳、すごすぎるだろこいつ……と思いました。

アステルくんCパート

「切り込むか悩んでたんだよな、ずっと。あと一週間だしね。そろそろ一旦切り込んどかないと。強くなってくんだろうけど、切り込まなかったとしても。強くはなっていってたんだろうけど、本番で掴む……みたいになりそうな気がしたんだよ。本番で「うわあ、こういうことだったかもな」ってなって、こうすればよかったってなるビジョンが見えた。最後まで完璧にできるかって言ったら難しいんだけどね」

わかる、そうなんだよな……。これまでのチャンピオン、なんか勝ったチャンピオンだったこともあったしフィジで解決した場面も多かったもんな……と感じていた。だからこそ、それを言ってくれるアステルくんありがたいなと思った。ずっとアステルくんは言いにくい事言ってくれる人だった、本当に。なあなあで進んでいくこともできたと思うんだけど、優勝を目指すからには話し合う必要がある部分だと思うので言ってくれてたアステルくんには感謝しかないんだよな。小柳もエイトくんも優勝しか見てない人だったからこそ、余計に。

「一週間前の段階で一旦チームとして土台を固めるみたいな形を取りたかったんだよ。上手くできてる時とできてない時のギャップが結構あって、できてる時は多少雑な動きでもフィジで破壊してたから。それができなくなった時に苦しい場面が多かった。それが今は(話し合ったことによって)考え方が掴めた感じがしたから。いい時間でした。ありがとうございます」

「皆さんからしたらお見苦しいシーンだったかもしれませんが、僕はめちゃめちゃいい時間だったなって」

このツイートがすべてだな……と思う。本当に、本当に。

余談:ドーナツ事変中のコメ欄について

ドーナツ事変、本人達の話し合いの内容よりも「コメ欄大丈夫か?」ってことの方が心配になっていた。話し合い自体は全員が納得できるまでいくらでもやってくれと思っていたし、ちゃんりよさんいるから大丈夫だろうとも思ってたので。こういうガチの話し合いが見たくてV最見てるみたいなとこもあるし。ただ、こういう話し合いのターン、コメ欄が勝手に犯人捜ししたり、コメデターしたりするのがV最でよく見る光景だったから、コメ欄がどうなるかの方が不安だったんだよな。「勝つために真剣に話し合ってる」を「ギスってる」と曲解する人も発生しがちだからさあ……。

加えて小柳とエイトくんは初V最で、初めてV最見るリスナーもそれなりにいるんじゃないかなと思ってたので、そのリスナーはこの真剣な空気に耐えられるのか……?と少し身構えていた。でも、それは杞憂に終わった。全然コメ欄荒れてなかった。驚いた。本当に驚いた。マジリスナーはドン座で見守ってるだけだった。

コメントも「身になる会議だ」とか「めっちゃいい話し合いだな」とか「この時間が一番熱い」とかで、マジですごいな!?と思いながら見てた。多分ブロックしたアカウント1、2個くらいだった気がするんだよな……(全くなかったとは言わない、それは夢物語すぎるので)時間が4時台とかでリスナー少なめだったからってのもあるかもしれないけど。普通にすごいな……と思っていた。

私は基本的にオタクのことが好きなオタク(オタオタ)なんだけど、「○○リスナーは民度いい」ってやつだけは嫌いなんですよ。「民度いいファンダムなんてあるわけないだろ!!」と思っている人間だから。ノイジーマイノリティがいないファンダムなんてないと思っているし。だからダブスタみたいになって大変心苦しさがあるんだけど、ダブスタと罵られてもいいと思えるほどに、事変中のコメ欄に対しては「偉いな……凄いな……」と感じていた。ちょっと流石にすごかった。この日だけじゃなく話し合いの時にコメ欄そんな荒れてなかったの、普通に毎回驚いてた。

「リスナーの民度いいノリ」が嫌いなのは確かなんだけど、それはそれとして「アンチコメも指示コメもほとんどない、応援コメだけが流れるコメ欄」を見ると感動してしまうのも事実なんだよな……。基本的にああいう状況におけるリスナーという生き物を信用してないからこそ感動してるとこもあるんだろうけど。

てか今回コメ欄に関しては全体的に(私が見てた範囲のチームは)あんまり荒れてなかった気がするんだよな……。(※過去のV最と比べて)ふなせぷの腹割り回も本配信のチャット自体は全然だったし。あれは悪質な切り抜きがよくなかったと思っている。

8/17[エゴくいこう] キャラコン練習回

練習7日目 キャラコン練習2時間+合同カスタム3日目 1/7チャンピオン その後の5戦7neさんIN

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7neさんにキャラコンを教えてもらう回。7neさん、声良!?ってなった。そして後から高校生だと知り、高校生!?落ち着きすぎてるだろ!!となった。キャラコン大変そうだけど、楽しそうに教わる3人を見て本当に向上心の高いチームだな……と思った。一番キャラコンできてるのがエイトくんって言われたの、流石に潔でしょ。主人公でしょ。

この日の合同カスタム、コーチ枠にずっと7neさんがいてくれてたんだけど、3人の試合見ながら7neさんがちゃんりよさんに「(このチーム)フィジカル最強だから」って話してて、マジで嬉しかった。熱かった~。

5戦目、ダウビの坂上守ってる時に小柳が1人で裏をカットしようとしてて、コーチが「勝っちゃだめ勝っちゃだめ!!なんで勝ってる!?負けてほしい負けてほしいおねがいおねがいおねがい」って祈ってたの草すぎた。なぜか小柳が1人で裏から上がってくるチームを抑えてた。本当はそこ2人で潰したかった(FBあり)のに、小柳のフィジで勝ってしまったら変な成功体験になってしまうため負けてほしい、というコーチの祈りだった。

ドーナツ安置でのちゃんぽん、ナイス!!!!!すごすぎるだろ。昨日のドーナツ事変の伏線、翌日で回収してくれるんだ……。この辺もドラマ性高かったな……。しかもバチ肉のふわろれがリスポーンしてきて、それをエイトくんが倒しきったのすごすぎる。武器差はあった(ふわろれの武器が弱めだった)んだけど、普通にエイトくんがえぐかった。

7neさんがINしてから再びたこやき戦争発生。スクリム前日にこれ起きるか……とちょっと焦った。

チーム解散後、小柳ソロ反省会。この時間マジで好きだったな。IGLとして成長したいという小柳の意欲をビシビシ感じた。

余談:オタクからの箱情報

今回のV最、オタクからの箱情報によって、特にアステルくんと小柳のこれまでの関係性を知ることができた。俺はにじGTAから小柳を見るようになったにわかオタクなため、とても助かった。そしてその情報によってより一層青エゴに感情移入して視聴していたところがあった。

アステルくんのオタクからのVCRGTA2の時のアステルくん側の情報や、これまでの彼のV最ではこんな感じだったのでという情報。小柳のオタクからのVCRARKからのGTA2でアステルくんとこういうやりとりがあったので……というような情報。そういう「これまでの交流の経緯」を箱で投げてもらって知ったことにより、青エゴのこと好きな気持ちが加速していったところがあると思う。

VCRGTA2の時、互いに休止前だったり配信荒れたりと大変な時期に一緒にいた相手だということを踏まえた上で見る青エゴ、ひときわ輝いて見えたな……。

(そもそも荒れの方については「その程度で荒れるなや……」という感想なんだけど。謹慎も謝罪配信もしてないし、個人的には全く気になってない。でもこの辺は私がもっと盛大に荒れてる界隈(MリーグとSFL)見てるからってのも大きいし、自分が好きなライバーにその手の経験が多いから慣れてるって部分もあるんだよな……。単純に自分の推してるライバーが誹謗中傷されてたらしんどいという気持ちはわかる。気にする、気にしないの度合いが人によって大きく異なるのもわかる。だから人に「気にしなければいいですよ」とは中々言えないんだけど、私個人としてはマジで気になってない。配信活動してたらたまにはあるだろくらいの感覚でいる)

V最期間通して割と定期的にアステルくんのオタクからは「今回このメンバーで本当によかったと思ってます」的な箱が届いていたし、小柳のオタクからは「今回アステルくんのチームでよかったと思ってます」って箱が届いてた。マジで最終日まで届き続けていた。オタクが互いによかったと思えてるならよかったよ……という気持ちだった。

 

後編に続く。

kswmaimw.hatenablog.com