NIJISANJI Extreme Match / VALORANT
ガチ大会、最高~~~~!!!!! ずっとずっと待ってた!!!
※この文章はアースバースラーズ(小柳ロウメイン)の顔合わせから本番までの感想文兼日記です。「私個人の視点だとこう見えていた」という「主観的かつ個人的」な感想まとめであり、記載している所感はすべて「感想」です。正しいかどうかの担保はなく、正誤はありません。
ネガティブな話や現実的な問題の話、本配信が荒れた話なども書いています。そのため人によっては不快にさせてしまう可能性があります。ご了承ください。
- 告知説明配信まで
- 「ガチ」と「エンジョイ」
- コーチ発表
- 顔合わせ
- 練習2日目
- スクリム1日目 VS Cチーム(奏斗)
- スクリム2日目 VS Aチーム(カゲツ)
- スクリム3日目 VS Bチーム(ロレ)
- スクリム最終日 VS 全チーム(1試合ずつ)
- 本番DAY1
- 本番DAY2
- 個別感想∶MeshTek
- 個別感想:Qルトガ
- 個別感想:おにいちゃんといっしょ!
- 個別感想:アースバースラーズ
- 今後見たいもの
- 総括感想
告知説明配信まで
9月30日。突然エクスのTwitter(X)で「NIJISANJI Extreme Match / VALORANT」の開催告知枠のツイートが行われた。え!?!?!!?ヴァロの大会!?!?!?いいんですか!?!?!?私は動揺した。何を隠そう、私はヴァロの大会を見たかったのだ。にじGTAで小柳とカゲツのIGLに脳を焼かれ、二人がFPS得意だということを知り、ガチ大会に出てるとこ見たいよ~と思っていたところで、まずはV最出場。そこでえぺは見れた。そしてエンジョイでこそあったが小柳のOWも見れた。次はやっぱりヴァロかスプラだろう……。そう思っていた矢先の出来事だった。
ガチ大会っぽい告知画面に胸が躍った。過去にエクスが「エンジョイ大会には限界があるから、いっそのことガチ大会にしてもいいんじゃないか(意訳)」と話していたこともあり、ガチだったら嬉しすぎる!!と高揚が止まらなかった。
そこから、10月2日の告知配信。期待を裏切らないガチ大会でした。最高。OP映像が神。痺れるほどにかっこいい映像だった……。スクリムあるの最高だし、コーチがつくのも最高だし、チームどこも強いメンバーばかりだし、楽しみでしかなかった。こういうのが見たかったんだ!!と強く思った。
9/30に告知が行われた時点で私は4チームかな~と予想をしていて、それは大会進行する上で4チームが一番やりやすそうかつ、ガチなら20人くらいがちょうどプラチナラインくらいなんじゃないかなと思っていたのが理由だった。その場合、カゲツ、ロレ、奏斗チームがまずあるとして、残り1枠は葛葉かな~と思っていた。小柳の最高ランクがアセ3で葛葉がアセ2とはいえ、葛葉は大会経験豊富だし、葛葉に対してよく言われている「コンペやれば芋いける」という言説についても割と同意してるし、「リーダー」の並びとしても葛葉かな~みたいなことを考えていた。なのでリーダーについては予想通りでしたね。
だから気になってたのは獅子堂と小柳がどこ入るかな~だった。2番手の4人誰になるんだろうみたいなね。やっぱ芋3人は単体でとても強いし、葛葉のとこに小柳獅子堂でアセ3人チームとかでもいけるのかな~とか考えてた。結果としてABLはアセ3人チームって感じだったな。酒寄くんがact1の芋3(yueさんいわく今のダイヤくらい)ということを踏まえても。酒寄くん、チーム発表後にほぼ毎日ランク1個ずつ上がっていってダイヤ2までいってたからアセいけそうだしな……。
酒寄くんといえば、まさか酒寄くんも参加するとは思ってなかった。元芋3だということは知ってたんだけど、企画した時期的に間に合わなかった可能性の方があるかな?と思ってたので。意外だったし、初大会が元芋3の肩書背負ったガチ大会なのマジで緊張えぐいだろうな……と思っていた。エクスの振り返り配信で緊急参戦だったことを知り、余計に緊張すごかっただろうなと思った。
チーム一覧を見て、ああこれはカゲツがリーダーの中で一番強い想定されてる感じだな、と感じた。現役芋3は本当にすごいので、そりゃそうだよなと思ってた。パッと見だとBが大会経験あるメンバー多め&4,5番手に器用なイブなみを擁してるから強そうだな~と思ってたが、V最ヴァロ蜻蛉軍団の躍進やVRR優勝の例などもあるので全然読めなかったな。
カゲツの最強っぷりを見せつけてくれたら嬉しいなと思っていたし、ロレが悲願の優勝を掴むところも見たいし、奏斗のIGLとフィジを両立させた強さを発揮してるとこが見たくもあったし、葛葉チームについては小柳いるから単純に勝ってるとこ見たいのもあって(あと私が本番葛葉をかなり信頼してるのもあり)どこのチームも追いたいよ~~となっていた。結局全チーム追うなんてことができるはずもなく、全部追ったのはABLでした。他3チームは切り抜きやアーカイブで雰囲気確認したりしていた。
「ガチ」と「エンジョイ」
さて、近年のにじ箱内大会を巡る「ガチ」と「エンジョイ」に感じていた難しさについて書いておこうと思う。
※前提としてチームゲー大会(主にスプラ、OW、ヴァロラント)の話をしてます。麻雀やマリカなどはソロだからいくらでもガチれる&ゲーム性的にも運と実力のバランスがエンジョイにもガチにも振りやすいと思っているため。
まず、特にエンジョイとかガチとか言わないで、「大会やります!」でやってた時代の一番最後の大会が3年前の第3回スプラ大会あたりかな~と思っている。第3回スプラ大会は大会発表から本番までの期間が長く、3週間弱くらい練習期間があった。
するとどうなるか。ライバー達が死ぬほど練習したんですよね。毎日のようにプラベコラボが突発で行われ、チーム練もたくさん行われ。すごく盛り上がり、大会終わってから複数ライバーから「マジでずっとスプラやってた!皆負けず嫌いなんだから!」というような感想もあったりした。笹木の「プラベ@7」募集があったのもこの時。
ただ、やっぱり練習期間が長いと負けず嫌いライバー達(それこそ今回のEXヴァロに参加している配信体力無限民など)は一生そのゲームをやるわけで、普段そこまで長時間ゲームをしないライバーは練習期間の長さに疲れてしまったりした人もいた。少数ではあるけども。
「本番までの期間が長いと皆練習に追われてしまう」「その間練習しないチームとの差が開いてしまう」みたいなあれこれがあったのではないかと推測しているんだが、それゆえに翌年のスプラ祭りでは練習期間が4日(実質3日)と短く設定され、トーナメントではなく5ルール3回ずつ計15試合対戦し、たくさん試合を楽しもう!というコンセプトで大会(祭り)が行われた。それでもね~~……難しかったな~……と思う。ライバーの負けず嫌いさが出るのはいいんですよ。セカペンとかえまふるとかね。そういうのを楽しみにして見ている部分があるので。
そっちは別にいいんだけど、練習をそんなにしてなかった、勝ち負け気にせずにただスプラを楽しもうとしてたチームの辛さが出てしまったんだよね。私が心に残ってるのは笹木。スプラ祭り、笹木のコメ欄が荒れに荒れて、アーカイブ非公開になったのが結構心に残っている。翌日にとった配信で笹木がすごく憤っていて、「もう大会出るのやめようかなと思った」とまで言っていたのが、結構苦い記憶として残ってるんですよ。そっちの配信も後に非公開になりました。
あの荒れは大会が悪いわけではなく、完全にリスナーが悪かった。笹木自身は皆とスプラがやれるだけで十分楽しかったのに、スプラということもあって笹木が活躍してるとこ(勝ってるとこ)が見たいリスナーが暴れた結果のコメ欄だったなあ……と思っている。コメントがあまりにも素直すぎた。「笹木が破壊しないと勝てない」みたいなね。それ間接的に(というかもはや直接的に)チームメンバーを下げる言葉じゃん……みたいなものが多くてね……。多分笹木のリスナーは第3回スプラ大会の富名声力が好きで、そういうチームを見たいんだろうなあとは思ったんだけど。
そういうこともあって、エンジョイって難しいよなあ……と感じたのが2年前。前提として、「エンジョイ」はリスナーに対しての釘刺しとしての言葉だと思ってる。ガチじゃないから指示厨したりするなよ、みたいなね。(ガチだからといって指示厨していいはずもないんだけど)勝ち負けじゃないから熱くなりすぎるなよ、的な意味合いの言葉だと思ってるんだけど、まあ……そうは言ってもリスナーという総体が全員その認識を持てるかと言われると難しいよねっていう。人間は本当に愚かだ。
「エンジョイ」と言えど、練習することがエンジョイな人もいて、得意なゲームで活躍したい人もいて、参加するからにはたくさん練習したいライバーや、負けず嫌いなライバーがいて。でもそうやって練習するチームが発生すると、あまり練習していないチームが負けることになってしまいがちだし、そこで「エンジョイなのに……」とぼやくリスナーが発生したりして。上手い事切り分けるってのが難しいよな~と思っていた。「エンジョイなら練習期間なしくらいにしないと(どうせ練習するライバーいるから)無理や」とか言い出す人はいるし(気持ちだけはわかる)
スプラ祭りはチーム数も多かったし、前回の第3回スプラ大会に比べたらかなりエンジョイめになったと思うんだけど、それから半年後、今から約1年半前に行われたワンパン杯(OW)と第2回にじヴァロカスタム(大会)がね~~……楽しかったけど、この手のゲームでエンジョイはもう難しいのかもな……と思った大会だったんだよね。
ワンパン杯、にじヴァロカスタムはエンジョイ&練習期間も短めで(ヴァロの方は告知から1週間くらいありはしたが)、短めなのはリスナーからの「練習しないの?」コメ防止とか、エンジョイだから練習そんなしなくても大丈夫だよ的な意味合いなんだろうなと思ってたのだけど、短いからこそ時間が足りなくて「これ大変すぎるだろ……」となってたリスナーもいた。第2回ヴァロ大会については5マップもあったしな……。エンジョイだからコーチがおらず、コーチがいないからチームが行き詰った時に正解がわからずあやふやになり、コーチ面するリスナーも一定数いて、コメ欄が大変なことになっていたライバーが数名いた記憶がある。あと単純にリーダー枠の負担がすごかった。OWもヴァロもチームメンバー4人に色々教えたりしないといけないわけなので。もちろん2番手の人とかである程度わかってる人もいたりしたんだけど。
バトロワのえぺと違ってOWとヴァロラントは噛み合いこそあれど運勝ちがほぼないゲーム性をしているので、エンジョイを感じにくいというのもあり、難しいんだよな……本当に……と感じていた。どちらの大会もとても好きな大会なんだけど、苦い記憶が少なからずある大会でもあった。バランス警察やエンジョイ論争が本当にね……。
そのおよそ半年後に行われたのが、スプラドリームマッチ。4番手まで全員強いメンバーを集めて戦おうというコンセプト。とてもいいと思った。
全員がゲーム性を理解して勝つために戦える大会だったのが、個人的にはかなり楽しかった。結果こそ女子騎士が厳しい結果にはなったものの、なんていうか……苦しさは少なかったんだよな……。やれることはやったって感じがあったが良かったのかもしれないし、初心者が何もわからないまま、ただただ負けてる時間を過ごさないといけない、みたいにならなかったのも個人的には見やすかった。
にじさんじのゲーム上手いライバー達、軒並み負けず嫌いが揃っているし、やっぱ大会やるならこういう全員強い形式の方がいいんじゃないかな、と思った大会だった。それはそれとしてスプラ祭りでハイパーキャリーしてるリーダー枠は見てて爽快ではあるのだが。
そこから約1年。OWの大会もヴァロの大会もなく、やっぱり前回チーバラで荒れたりしてたし、主催は年々大変そうになってきてるし、にじさんじでFPS大会やるのはもう無理なんかな……そもそもにじさんじにFPSって求められてないのかな……と思っていた矢先、OW杯が開催され、その余韻に浸っていたらヴァロ大会(ガチ)の開催が告知された。夢か?と思いました。
余談ですが、OW杯、ぷてが優勝したの嬉しかったな……。ワンパン杯の時、マジでぷては頑張っていたから……イブラヒムと共にクソストイックに練習してて、それでも1回も勝てずに終わってしまったから……。ネタバレ警察、本当に頑張ってたんだよ……。
ぐだぐだ書いたけど、リスナーが躍起になるのを抑えるために「エンジョイ」って言わないといけないけど、そもそも躍起になるようなリスナーはそんなこと言われたところで守れるわけもなく、「エンジョイなら練習なしとかにしないとどうせガチになっちゃうんだから」と「エンジョイだからって練習しないわけじゃない」みたいな論争が起きていたなあと思うので、今回「ガチ」と言い切ってくれたのがかなりよかったと思う。チーバラ論争は終わらなかったが、エンジョイ論争がなくなっただけで十分な結果だったなと個人的には思っている。5vs5のゲームですべての人が満足する完璧なチーバラは無理だし、スクリム本番通した結果として、今回のEXヴァロはかなりバランスよかったと思っている。
コーチがいて、スクリムがあって、5番手がプラチナ相当くらいのライバーで、そういうガチ大会が見たかったので、今回のEXヴァロは本当に最高の大会だった。(ぷてがシルバーで伊波がゴールドだったけど、二人ともポテンシャルあるし問題なかったと思っている)
コーチ発表
コーチ誰になるかな~なんてわくわくしてたら、まさかまさかのLazさんだった。VCRマイクラでスロしてたとこに葛葉と小柳が居合わせたのって伏線だったんですか……??Lazさんに教えてもらえるなんてきっと嬉しいだろうな、よかったな~~と、顔合わせ始まる前から喜びがあった。
小柳、ちょうど直近の10時間越えヴァロ×3でリスナーに「Lazさんにコーチング頼んだりしない?(意訳)」と聞かれた時に「Lazさんのコーチング受けるのは俺には早すぎる、この前レディアントにコーチングしてた人だぞ(意訳)」って返してたけど、その時にはもう決まってたのかもな~なんて思いました。そりゃ「コーチに『ふーん、小柳さんってアセでそんな感じなんですね……』って思われたくない」って言いますわ……。
しかも顔合わせ前にLazさんの配信で「メンバー発表されてコーチに誘ってもらってどんなもんか見に行ったら小柳さんが3日連続12時間くらいやってて笑っちゃった」「しかも普通に上手いんだよな」「ロウさんの配信音質がめっちゃ綺麗で空き時間に配信つけてた」って話しててめちゃくちゃ驚いた。顔合わせ前に褒められてる~~ってニチャってた。
顔合わせ
チームD、全体的にどんな感じの絡みになるのか想像がまるでできてなかったんだけど、Lazさんだ!!わあ~~!!ってひとしきり盛り上がったらするっと練習モードに入っていて、ガチ大会だとこんなするっと練習に移行するのか……!!と、ちょっとした驚きがあった。
それでさあ!!練習初日、ここに触れないわけにはいきません。初戦アセント、小柳IGL!?!?!?!私はとても驚きました。その日までのソロヴァロで小柳は自分がやる予定のロールについて「モクかな」って話してたし、酒寄くんは「センチかな」って話してたし、葛葉はデュエ縛りあるからイニシだろうしみたいな感じで、大会経験値的にも葛葉IGLかな~~と思ってたんですよ……。そしたら小柳がIGLし始めてひっくり返りました。しかも4人がするっと受け入れてたのも驚きで、もしかして裏で決めてきたのか……?と思いました。
今回のEXヴァロ、基本的にはLazさん葛葉小柳枠を3窓して見てたんだけど、葛葉枠も驚いてたし小柳枠も驚いてたな……。お試しかな~と思ってたんだけど、特にIGL面は悩むことなく最後まで変わらなかったな。いや、すごくないか……?よく考えてみれば……。えぺよりヴァロの方が指示する人数多いのもあってIGL大変だと思ってるんだけど……。小柳さん、ヴァロのIGLは初めてですよね……?ヴァロだと人数が多いのもあって「報告が混線してしまう」とか「提案が多すぎて結局次のラウンド何するかごちゃる」とかいう課題が発生してるとこ大会練習では見かけるんだけど、そういうのほとんどなかったな……。でも今回葛葉と酒寄くんがいたのは大きいか。アセント守りとか顕著なんだけど、Bを酒寄くんとぷての二人で守ってる時、ぷてに何してほしいか(リコンとか、Aに寄ってほしいとか)は酒寄くんが言ってたし、葛葉も色々ヒバと連携とってたもんな。
小柳IGLが判明した瞬間の驚きと喜びが混ざり合ったコメ欄見るの楽しかったです。
初戦のアセント、相手がEXヴァロの対戦相手ランクと比較するとやや弱めではあるという前提があるものの、報告や連携がよくて、ああ~~ガチ大会最高だ~~となってました。まだ初日の状態でこの密度なんだ、っていうね。顔合わせの時点で満足度が高すぎた。同時進行でBとCも顔合わせしてたけど、きっとそこ2つのチームも同じような感じなんだろうな~なんて思ってたりもした。
ロータスの座学中、Lazさんが葛葉や酒寄くんに定点教えてる時、ぷてが一人黙々とフェイドの定点練習してたの、ぷて……!!てなっちゃった。ぷて、喋りはぽやぽやしてるんだけど努力家だしFPS上手いし可愛いしで信頼がありすぎた。
Lazさんがミュートで「(ロウさんのアイデアの)テコ入れはしない方がいいな」、「ロウさんのアイデアを増やす策を作ってあげた方がいいな」って話してたのとか嬉しすぎました。ラウンド間に小柳が「次これしよう」って提案するとLazさんが「いいね」って反応してたのとかもよかった……。
練習2日目
2日目は打って変わってボコられ日。1勝もできなかった。相手がアセ4人+ダイヤとかのリスナー軍。強いは強かったんだけど、ちゃんと連携で戦ってきてくれるリスナーさん達だった。ボコられてるとき、(このリスナーさん達も強いけど、本番は相手に芋が一人いるんだよな……)と思ったりもしていた。この相手以上に強い対戦相手が本番にいるの、怖かった~。
初日は3勝1敗で勝ちのイメージ掴んでそうだったし、2日目はボコられて改善点たくさん出せればいいか~と思いながら見ていた。4時間くらいボコられててもチームVCの雰囲気が変わらないことにLazさん枠のリスナーが驚いていたのが印象的だった。この人達、負けてもへこたれないんですよ……とプロデューサー面してた。
小柳が離席してるときにLazさんとヒバに小柳のIGLが褒められてたのも最高だった。嬉しすぎた~~。
練習2日目は全チームが練習していて、各チームどんなもんなんだろ……と思ってチラチラ巡回していた。巡回だから各チームがどれくらいのランク帯のリスナーと戦っているのかはわからなかったんだけど、どのチームも割と負け越し寄りに見えていた。しかしABLが一番ボコられているような気もしており、明日からのスクリム大丈夫かな……と不安を感じたりもしていた。本当にね~~……弱いオタクすぎる……。勝ってほしい、絶対に勝てる、ってただただ推しの勝利を信じる強いオタクになりたいよ。それか負けるだろうな一点読みのオタク。負けるかもしれないなって心の準備をしないと視聴できないくせに、勝ってほしいと祈ってしまう、どっちつかずの二律背反な弱いオタクだ、俺は……。
なんかどのチームも強そうに見えていて、スクリム怖いよ~~~;;;となっていた。ABLも十分強いとは思ってたんだけど、自己防衛本能が働いて(勝てないかもしれないな……)って心の準備を行ってしまっていた。
スクリム1日目 VS Cチーム(奏斗)
ヘイブン勝ち、アセントとロータスは負け。結構いい勝負でよかったのではないかなと思いました。
この日のアセント、葛葉が死ぬほど緊張してていつもの調子が出せてなかったのが意外な姿だった。でも4人の活躍で11-13で終わって、負けこそしたもののいい勝負にもっていけてた。この類の大会練習で葛葉の調子が悪くてぺしょってるの珍しいなと思ったし、大体そういうときってチームごとガタガタになっちゃう印象があったんだけど、そうならずに4人が葛葉を支えてたことにちょっと感動してしまっていた。にじさんじはここまできたのか……という感動だった。
葛葉、ゲーム上手いがゆえにどの大会も期待されるし葛葉が背負うチームになることも多くて、背負いきって勝ち切る姿はとてもかっこよくはあるんだけど、背負っている物の量が重そうすぎて、痛々しく見える時もたまにあるんですよね。ABLの好きなところのひとつに、葛葉が全然背負ってなさそうなことと、すごく楽しそうなことがあった。他3チームはリーダーが芋で、葛葉だけアセということもあって背負ってないわけないんだけど、その荷物を小柳や酒寄くんが一緒に背負ってくれてる感じがあった。前回のにじヴァロ大会の記憶が根強く残ってしまっていたり、蜻蛉軍団も楽しそうではあったんだけど明確に背負う立場だったりしたのもあり、葛葉がこんな伸び伸びやってるの嬉しすぎるな……と思っていた。背負いが少なそうなことが本当に嬉しかった。(本番1日目終わった後は背負ってる感じがありましたが)
葛葉に限らず、EXヴァロはこれまで背負っていた人達の肩が軽そうだったのが見ていて本当に幸せだった。それもまたガチ大会のメリットだなあと思いました。強い人達しかいないから、相対的にこれまで背負ってきた人達の荷物を分けられるってのがよかった。だからといって荷物がなくなるわけではなく、新たな荷物を背負う人も、たしかにいたんだけども。
スクリム2日目 VS Aチーム(カゲツ)
アセントをハーバーレイナでボコられにボコられた回。ヘイブンとロータスは勝利
アセントでボコられてる時の小柳さん、マジで尊敬しかなかったな……。ずっと声出してるし、声のトーンが落ちないし(あれ以上落ちることないんだよな、低音すぎて)チームメンバーそれぞれに今何がやりにくいかを聞いて修正しようとしているし、それらのすべてに感動していた。すごすぎるだろ……。
ヴァロラントの大会練習、負けてる時の時間が長いのがマジで苦しいと思っていて、とうとうこの時間がきたか……となっていたんだけど、小柳さんの気落ちしない姿勢を見て感動していた。本当に凄すぎる……。こういう姿って大会の時くらいでしか知れないし見れないから、だから大会が好きなんだよな……と思った。
試合後、小柳が「IGLよくなかった」と話し始めたときに葛葉がすぐに「いや、」と否定して、自分はこういう考えもあったから認識がズレたんだと思う。でもそのIGLはめちゃくちゃ良かった、と言ってくれて、話を聞いてた3人も「IGLめっちゃ良いよ!」「コールありがとう!」と声をかけてくれてたの、あまりにも良くて……良かったです……言葉がないです……。
その時の葛葉枠のコメント欄もかなり好意的で「こやろうIGLありがとう」「IGLめっちゃ良い」「負けてる時のIGLしんどいと思うけど声変わらないのすごい」みたいな感じで、ああこれいつもは葛葉しか声出なくなっちゃうのをリスナーは見てきたからこそ感謝もすごいんだな……と思ったりしました。
「負けてる時のコメ欄」、小柳枠はV最経たことによりある程度信用していたのでまあ大丈夫だろうなと思ってたんだけど、葛葉枠は大丈夫か……?という心配(杞憂)があった。葛葉枠は良くも悪くもクソ素直という印象があったので、どうなるかな~という怖さがあった。だというのに、蓋を開けてみたら全然荒れてなくて驚いた、マジで。これ本当に葛葉のコメ欄か……??ってなった。いつもだったら葛葉のプレイに難癖つける奴、それに対して反論する奴、チムメンや相手のことを下げようとする奴、それらすべてを自治しようとする奴などでごったがえしになっているイメージ(失礼すぎる)だったんですが……。あまりにも偉いコメ欄すぎて驚き呆けていました。OW杯の練習でちょうど負けが混んでる時にチラ見したらまあまあ素直コメあった気がしたんだけどな……??コーチの有無って大きいのかな……などと思ったりしました。いつの間にか変わっていたのかもしれないな……。いやどうなんだろうな……??
スクリム3日目 VS Bチーム(ロレ)
さて、前日のスクリムでCチームに全勝していたBチームとのスクリム。流石に今日は負けるかな~と思っていた。ヘイブンから始まって2-10折り返しで、得意なヘイブンでこのラウンド差つけられてたらロータスもアセントも厳しいかな……なんて思っていました。すいませんでした。
2-10折り返しで攻守交替したとき、突然ぷてが擬音で歌い始めて、それに葛葉が乗っかって。それでVCが和んだんだよ。前日アセントでボコられてた時はそういうのなかったから、流石にぷての大会経験豊富なところを感じてしまいましたね。昨日のこと気にしてくれてるのかな、みたいなね。考えすぎかもしれないけどね。そこからマジで「流れ」が変わった。2-10からの大逆転劇、すごすぎた。チーム全員が波に乗りまくっていた。Lazさんとかずっと笑ってたもん。よすぎたな~~。
そこからロータスもアセントもめちゃくちゃいい試合で最高に楽しかった。チーム全員がハイパフォーマンス発揮してた。ヴァロラント、負けてる時間が苦しいゲームではあるんだけど、逆転した時の盛り上がりが半端ないゲームでもあるんだよな、と強く感じました。
今日はボコられるかな~とか思っていてすみませんでした、あなた達は本当に強いです、と反省しました。弱いオタクでごめん;;;
この3日間のスクリムを経て、小柳のIGLが芋3人相手に通用してる……!!ということが感じられ、それがとても嬉しかったです。もちろん葛葉と二人での2IGLがハマってるという部分も大きいかったとは思うのですが。カゲツにはエクスがいて、奏斗には明那がいて、ロレにはにゃらししがいたのでその辺はトントンということで。IGL面で明確に負けてるって感じではないことに驚いていた。裏でLazさんが別途教えてたのかもしれないけど、IGL面のコーチングがあまりなかったのも驚きだったんだよな。
スクリム最終日 VS 全チーム(1試合ずつ)
この日、アセントはAチームにボコられ、ヘイブンは前日ほど上手くいかずBチームにボコられました。それでも小柳はいつも通りだった。
どんな時でも絶対に一定以上のテンションを保って声出し続けてる小柳を見て、V最スクリム3日目の延長戦で「それ(負けた時テンション下げる)だけはやめてほしいな」ってアステルくんに要求してたのを思い出した。基本的に相手の言うことを否定しなかった小柳がした要求がそれだったのが印象に残っている。あの気落ちしない姿勢は本人のメンタルの強さも当然あるんだろうけれど、心がけていることでもあるのかなと思ったりした。ティルトが一番苦手というか、「したくないこと」で「味方にもしてほしくないこと」なのかもな、なんてね。あくまでそう思ったというだけなんで、実際どうなのかはわからないのですが。
アセントで再びAチームにボコられてたの、チームのフィジがあたたまってなかったとか報告少なめだったとかの結果だと思うんだけど、前夜祭の記憶が色濃いリスナーが不安そうにしてたらしいというのを箱情報で知りました。オタク、前夜祭がトラウマになっている……でも神回でもあるんだよな、前夜祭は……。
本番を残すのみとなったこの日の時点で、ABLについては「皆のフィジが噛み合えば勝てそうだな」って思ってました。そりゃそうすぎる。でも本当にそう思ってたんだよ……。アドリブが上手いとLazさんから褒められてたのもあるんだけど、上手い事アドリブ決まって波に乗ったら止まらないし、爆発力一番あるかもなって思ってた。他チームが70~130点の幅だったとしたら50~150点くらいの幅がありそうな感じに見えてた。特に根拠はないんだけど。めちゃくちゃ動きがいいときと悪い時の差が激しくて……笑
本番DAY1
対Cチーム、得意なヘイブンで5本連続で取られて「あ、今日ダメかも……」と思っていました。そのままヘイブンは13-6で敗北。スクリムと本番は違うすぎた;;;一回流れ取り戻しかけたんだけど、バッキーナで流れが戻ってしまった;;;;
ただそこからのアセント守り11本はえぐかったですね……。小柳さんのスーパープレイが本配信で抜かれてたのも、とてもよかったです。Bサイトの壁抜きも、ヘブン下に隠れてからのClutchも最高でした。「ヴァロラントの上手さで右に出るものはいない」ってLazさんに言われてたの、本当に嬉しすぎた。
Bチーム戦はきつかった~~~;;;やっぱ強いな;;;という感じだった。スクリムの時のABL、150点出てたんだな……とも思いました。
この日の時点で明日のAチーム戦は2勝しないと決勝へはいけないことに。絶対Aチームアセントピックしてくるのに勝てるのか!?!?となっていました。もう三位決定戦いくことを覚悟して夜を明かしていた。マジで弱いオタクすぎる……;;;
本番DAY2
ロータスで1ラウンド取るたびに「デーデー♬」って歌ってたの見て、あ、今日いけるかもって思ったんだよな……なぜか……。このチーム、「流れ」すぎるよ……。
そこからアセントも勝ち切ったのすごかった……まさかあれだけボコされてたアセント本番勝てるとは……という驚きがありました。そして裏ではCがBに2勝。これもまたすごい。
ラウンドの得失点差で2位が決まったのも熱かった。このままの流れならBチームにワンチャン勝てるんとちゃうかなと思ってたんだけど、B強かったな~~;;;
ロレが悲願の優勝を掴めて本当によかったな、と思いました。ジンクスとか呪いとか本番弱いとか、自分でネタとして言う分にはいいけど、それがリスナーに伝播して本当に「呪い」のようにロレにまとわりついていたような感じにさえ見えてた(特に去年のV最ヴァロと今年のCRカップ)から、本当によかった。あのね~~スクリム3日目にそれまで好調だったロレチームの連勝を止めたのが葛葉チームという流れ、V最の時とまんま一緒だったから……。なので決勝戦はマジでABLワンチャンあるかもなと思ってて、ABL勝ったら嬉しいけど、怖すぎるとも思ってた。ABLに勝ってほしいけど、勝ったらまたロレが呪い呪い言われる;;気の毒すぎる;;;ってなってた。心がとても複雑でした。
なのでABLが準優勝という結果は悔しくもありますが、ロレが優勝したことには大きな意味があると思っており、とてもよかったなという気持ちです。それだけじゃなくて、にゃらイブがヴァロでいい思い出ができたのもよかった。二人ともヴァロの大会毎度毎度キツいことが多かったから……。
大会の本配信は、まあ……大会のコメ欄って感じだったな……。こういう荒れてるコメ欄に思う事はマジで多くて、例えばB対DでBが勝ってて、Bだけ強すぎみたいなこと言われてる時、その文句を言ってるのが葛葉リスナーって言われたりしてるの、マジで溜息が出てしまうんですよね。誰も反論できない悪魔の証明、本当に嫌すぎる。それで印象操作される人がいるのも嫌だし。大してアンチコメないにも関わらず、反応してしまう人の方が多くて「荒れてる雰囲気」が膨らむ現象も愚かだなあと思うし。ヴァロとOWはこうなっちゃうか……みたいな諦念があった。
個別感想∶MeshTek
おそらくスクリム期間中一番苦しんでたのがこのチームなんじゃないかなと思っている。構成とか、ネオン環境への適応とか。カゲツの火力を生かしたいけどIGLもしてもらいたいからどうするかとかで。「放課後練終わった!」って8時とか9時とかにほんひまやソフィがツイートしてたのビビりましたね。
スクリム最終日とかCとDに勝ててたし、本番1日目もCに二連勝してたし、本当によく仕上げたな……と思いました。すごい。かなエビのキモプレイ、キモすぎた。
チラ見してた程度なんですが、ソフィがどんどんチームに馴染んでいって試合中は敬語を外して報告するようになってたの、とてもよかったと思う。報告は短ければ短いほどいいから。
エクスとカゲツがIGL分業してたのもよかった。というかカゲツに火力出してもらおうとしてるエクスのIGLという構図が良すぎてV最えぺ幻視しちゃったよ。ポイント的にもプラチナ4P枠探せば組めるから……。でもカゲツエクスは渋ハルストップかかる可能性もあるかもしれないな、想像するだけで強すぎる気がするな、みたいなところまで妄想してしまいました。
これはメタ的というか大会運営視点的な話になるんだけど、可能な限りチーバラ論争を減らすにはスクリム期間で負けている側のチームがめちゃくちゃ頑張る必要があると思っていて、MTKはそういう意味でもプレッシャーあったんじゃないかなと個人的には思っている。MTK、オフメタ構成を練習して毎日怒涛の成長を見せていたと思うし、「この大会を絶対成功させるぞ」という気迫さえ感じていた。スクリム最終日に2勝1敗だったの、本当にすごいんだよな……。
叢雲カゲツ
カゲツ……最強の男……。本配信でも、チーム内でも、いろんな人の振り返り配信でも最強と言われていた人。GTAでカゲツのパシIGLに脳を焼かれてからというもの配信を見るようになり、主にレディチャレ配信をよく見ていたところからの、今回のEXヴァロだったわけなんですが。レディチャレであまりにもCやらトキシックやらに遭遇しては闇ヴァロに向き合わされる姿を見ていたので、フルパってだけで楽しいだろうし、光ヴァロよかったなくらいに思ってたんですよね。にじヴァロカスタムの翌日のレディチャレ配信でも、デドロコラボの後も「フルパだと勝っても負けても楽しい」って話してたのもあって。
カゲツはえぺもヴァロもとんでもなく強くて、V最ではすごくプレッシャーのかかる立場で、スクリム期間中2桁順位が続いて苦しんでいて。そのプレッシャーをはねのけて本番3位になったということもあり、あまり心配はしてなかったんですよ。仕上げてくる力みたいなものを根拠なく感じていたし、本番に強いんだろうなとも思ってた。マリカ杯も決勝いってたし。
だから、私の想像以上にカゲツが背負っていたことがわかった時は衝撃でした。胸が締め付けられるような思いだった。負けても「悔しいけど楽しかった」みたいなことを言うかなと思ってたので。あれほどの悔しさを抱えていて、勝たせてあげたかったと話すほどだとは想像していなくて。本当に……すごく……。語るほど野暮になりそうなのと、振り返り配信見る限り、話してもいいんだろうけど個人的にはあまり触れすぎるのもなと思ったので、この辺にしておきます。
これから先、FPS大会に参加するごとにカゲツに向けられる期待は増えていくだろうし、その分プレッシャーも増えるだろうと思う。でも、それらを抱えて戦うカゲツが見たいし、いつか優勝する姿を見たいな、と思いました。
個別感想:Qルトガ
強かったな!!コーチ含め人相性もよかったと思う。にゃらロレが同じチームで優勝できたこと、パイドリのこと思い出すとぐっときてしまうね……。
私はイブラヒムが好きなのですが、去年のイブラヒムのヴァロ、結構大変だったんですよね。にじヴァロこそ肉nationで優勝したんですが、CRカップではスクリムから負け続きで本番8連敗して、V最ヴァロもま~~~苦しくて。スクリム期間ほぼ負けていて、本番の7位決定戦でようやく勝てたみたいな感じで。なのでヴァロでいい結果が残ったのがよかったなと思いました。
なにより優勝決まった後の盛り上がるVCの中で、ロレから思わずこぼれ出た、消え入るような「ああマジかよ……」にロレのこれまでが詰まりすぎていた。もうそれだけで十分だった。「すべての敗北に意味はあった」と言えるローレン・イロアスの強さよ。ロクフリのボンバーマンで勝つ姿じゃ満足できないんだよな、リスナーも本人も。本人が一番得意としているゲームでの優勝を、リスナーは待ちわびていた。3年以上、ずっと、ずっと。大会で負けてしまうたびに「ごめん」とリスナーに謝っていたロレが、今回のEXヴァロでようやくVC解散後リスナーと笑顔で話せていて、本当によかったなと思いました。
あとは伊波。伊波、7月に小柳達とえぺコラボしてる時に(格ゲーとか上手いのは知ってるけどFPSも上手いなこれは、てか報告が上手いわ……)と思ってたんだけど、V最えぺ→OW杯→ヴァロでその才覚を発揮しまくってましたね。V最の時点で「ああやっぱ報告上手いわ……」と思ってたんだけど、V最って「箱外」の催しでもあるし、チーム内くらいでしかその認識が浸透しないってのもあって、OW杯とEXヴァロがいいタイミングで開催されてよかったなと思いました。
伊波、麻雀スト6音ゲーがにじ内トップクラスで上手くて、FPSも普通に上手いのすごいんだよな……。イブラヒムみたいな万能器用タイプぽいよなと薄らぼんやり思ってたんですが、今回のEXヴァロで「確信」になりましたね。それでいてトップクラスに上手いゲームも複数あるの、すごすぎるよ~~。
個別感想:おにいちゃんといっしょ!
Bに2勝したの、すごすぎる。本当にすごい。インタビューでのふわっちの「チームバランスあーだこーだ」にすべてが詰まっていた。こういうとこでさらっと笑いを持たせながら刺せるの、本当にふわっちはすごい。
あと今年のハルヴァロから思っているんですが、明那、いつの間にそんなFPS上手くなったの……??シンクロの時もクリプト使いこなしてたし、ヴァロは頭でかすぎソヴァしてるし。明那、もともとゲーム上手い人だとは思ってるんだけど、FPSは「普通よりちょい上手い」くらいだと思ってたんですよね。明那のFPSの記憶、V最S4のメシャが最後だったのもあって。今年に入って明那がFPSバチバチに上手くなっててめちゃくちゃ驚いたし、かっこよすぎました。
試合とは関係ないんだけど、明那、V最の時も今回のEXヴァロでもカゲツのことを気にかけている発言がいくつかあって、私は明那のその優しさに胸を打たれていました。明那の優しさ、あまりにも柔らかくあたたかい。
そして、このチームで話したいのは奏斗です。
奏斗、V最ヴァロ優勝してるのに強いことが認知として広まってる雰囲気をイマイチ感じてなくて(私が感じてなかっただけか?)、もっと広まってくれ!!と思ってたので、今回のEXヴァロでIGLがクソ上手いことががっつり認知されたように感じられ、とても嬉しいです。振り返り配信で人気トピックだったドリームチーム妄想でもIGLは奏斗ってのが共通認識なってるように見受けられ、それも嬉しかったですね。
練習期間中、「奏斗は背負ってる感がないのがすごい」みたいなツイートがおすすめに流れてきて、ああわかるなあと思いました。奏斗って背負ったり気負ったりしてる感じが全然ないんだよな。それがすごいと思う。飄々としてるってのともまた違うんだよな……。すごく「リーダー」だし、チームを導く責任感もある人なんだけど、なんか「背負ってる」感じはないんだよ、不思議なことに。なんでなのかはわからない。ただNfDの時からそんな感じなんだよなあと思っている。すごい。
個別感想:アースバースラーズ
チーム発表されたとき、一番「どんな雰囲気になるかが想像しにくいチーム」だな~と思ってたんだけど、初日からすごい面白くて楽しくて強いチームだった。やっぱり葛葉は流石すぎる。私が葛葉に対して凄いなと思ってることのひとつに「ガチ大会にそれまでストリーマー大会ではコーチをしたことないクソ強い人を連れてきて、そのコーチを含めて面白い配信を作れること」があるんですけど。(V最のがきコルやYukaFさん、Taidaさんなど)今回もその凄さが発揮されてたな~と思いました。5人じゃなくてLazさん含めた6人で面白い配信にしてくれてたのが本当にすごかった。
Lazさんのコーチングもめちゃくちゃよかった……。プロ引退後初のストリーマー大会でのコーチングで、雑談聞く感じ「こんなガチとは思ってなかった」とのことだったんだけど。Lazさんを驚かせるほどの熱量をもった人達によるヴァロラントを見せれてよかったみたいな気持ちがありました。
Lazさん、ラウンド間でコーチが話しすぎるとロボットになって自分で考えて動けなくなっちゃうから、という方針でラウンド間の助言は少なめで「5人で考えさせる」ことを重視してたように思うんだけど、これがABLに上手い事ハマってたなあと思った。ずっと会話が止まらないチームですごくよかったな。思考を育むというコーチングは、この大会が終わってもずっと糧になるものだと思うし。Lazさんがずっとにこにこ顔で見守ってくれてたの、めちゃくちゃ安心感があってよかった。
あとチームでVSやパシフィックプッシュをミスったり伝説のロックダウン8人拘束などのトロが発生した時にLazさんが爆笑してたのもよかった。笑ってくれるコーチでよかった;;;となりました……笑
ABL、「おもろいことしよう!」すぎるチームだったな……アドリブが上手いのよ……。全員が葛葉のアドリブについていけるメンバーだったな~と思います。人によっては「えっいくの!?」ってなってフリーズしちゃう人もいると思うんだけど(こればかりは人相性すぎる)ABLは奇跡的に全員アドリブが上手かった。
酒寄くん
チーム発表時、新人がデビュー二ヵ月でこの規模のガチ大会に出るの!?とめちゃくちゃ驚いた。告知時点では(酒寄くん元芋3って話だけどタイミング的に難しいだろうなあ)と思ってたのもあり。辞退者が出てしまったことでの緊急参戦だったとエクスが振り返り配信で話していて、余計にすごいな……と感じました。(これ書くの2回目)
チーム発表時、ABLには芋がいないのもあって、酒寄くんがどれくらいの力量なのかで結構チームの強さが変わってくるな……と思っていて、そんな折ににじヴァロカスタムに参加していたわけだけど。そこで(本人的には)思ってたほど動けなかったようで、カスタム終わった後に「リスナー俺悔しいよ」って呟いてたのが印象的だった。そこから毎日のようにヴァロやって1個ずつランク上げて、ダイヤ2まで持っていったの凄すぎるんだよな……。元芋3という肩書のプレッシャー、デビュー二ヵ月で初大会、しかもガチ。緊張しない方がおかしい要素ばかりだったと思うんだけど、本番の活躍がすごすぎた。
ソロコンペの動きが中々抜けなくて体を出しすぎてしまうとか、報告が少なくなってしまうなどの課題があったんだけど、日に日にコール増えててすごかったな。なによりチームが負けそうなときの「まだあります」みたいな、何の意味もないけど絶対に必要な声かけができるようになってたことにぐっときてしまった。諦めない声、本当に大事だから……それをデビュー二ヵ月の新人がやってるのかと思うと胸が熱くなりましたね……。
Act1の芋3というのは今でいうダイヤ相当だとyueさんが言ってましたが、アセはいけそうなフィジと立ち回りしてるな~と思っているので、今後も楽しみです。
あと余談なんですが、ABLの練習中から本番にかけて、酒寄くんのこと22歳には見えてなかった。15歳くらいに見えてた。特に本番2日目のMTKとのアセント。
ひば
花鳥牛月やワンペンマンやスカクレの時もそうだったけど、本当に明るいんだよな……ヒバは……。まず声質が明るいもん。チームを盛り上げるのが本当に上手い。すごいなあと思う。本番2日目のアセントとか覚醒してたな……めちゃくちゃ強かった……。座学中にわちゃわちゃしてたのとかもよかったです。
ABLの中ではデビュー順でちょうど真ん中だったのもあり、チームの会話を上手い事繋いでたな~と思う。ワンペンマンの時にTHE後輩してたヒバが中堅の立場になってたの、時の速さを感じました。私はこういう箱内大会(コラボ)で後輩ライバーがスーパープレイしたときに先輩ライバーが褒めまくって後輩を目立たせるみたいなムーブをして、「後輩をリスナーに知ってもらおう」としてるのいいなあと思ってて、かつてそれをしてもらっていた側のヒバが、とうとうそれをする側になったんだな……みたいな感慨がありました。「こやこやしてきた!」「そ~~~~~ま~~~~!!」みたいなやつ。
でもさあ!!最後VC抜けて一人になってから「頼りないデュエだったけど」とか言うな;;;;;「そんなことない」って届かないだろうが;;;;;
ぷて
俺はぷてのFPS力にかなり信頼を置いているので、「参加者の中で一番ヴァロやってないけど」みたいな言葉も(まあでもぷてだから大丈夫だろうなあ……)なんて思っていました。実際エイムめちゃくちゃ強かったしスキル回しも上手かったし、クラッチクイーンだったな。あとね~~俺がぷての声めっちゃ好きなんだよね……可愛すぎます。可愛くて強いの、最強すぎましたね。「ロウさん」呼びもめちゃくちゃよかった。
ぷてはいい具合に背負いすぎない女だと思ってるんだけど(その対極にいるのがにゃらだと思っている)最後のインタビューで言葉を詰まらせていた姿を見て、ぷてがそれだけの感情を持つ大会だったのか……と胸が詰まるような思いになりました。嬉しかったと言うと誤読されそうで嫌なんだけど、でも嬉しかったですね。それだけの熱量をもって練習してくれていたということだと思うので。
本番後に「声かけてもらって5番手で、うちがダイヤプラくらい行かないとまずくね?と思って、夜配信して朝7時に起きて射撃練習場篭ってとかで7~8時間練習してた」って話してたの、ぷてのそういうところが大好き……ってなっちゃった。疲れが取れたらOWでTOP500チャレンジをするそうなので、そちらも応援したい所存です。OWから逃げなかった女、本当に強い。
葛葉
これ書くの2回目だけど、今回の葛葉、本番1日目こそ不調で背負ってる様子を感じたりもしたけど、練習期間とか全然背負ってる感じがなかったのがものすごく嬉しかった。葛葉って背負える人だし背負いきれる強さがある人なんだけど、背負いまくっててこっちが勝手に辛くなってしまう時もあったりするので。
メインIGLを小柳にやってもらって葛葉がショットコールするという役割分担が、あまりにも互いにとってやりやすそうでよかった。ヴァロだと葛葉ってメインIGLやるよりショットコールする方が性に合ってそうだなと個人的に思ってるのもあり、互いに負担が減る形でプレイできてるのめちゃくちゃいいなと思ってました。
葛葉、チームの雰囲気作りが鬼のように上手い。本当に流石だな……と思った。なんであんなに士気を上げるのが上手いんだろうか……。しかもずっと面白いんだよ、本当に。葛葉って誰と絡んでも絶対に面白いのがすごい。久しぶりにがっつり葛葉を見たのもあって、毎日「流石の面白さだな……」って思っていた。
小柳
ここを書くためにこの感想文書き始めたみたいなところがあります。小柳ロウのヴァロラントについて、書いておきたいことがありすぎた。
私が小柳のヴァロをちゃんと見たのは今年の7月だったと思う。フルパでどんな感じの立ち回りをしてるのかを知りたくて、なるべくガチよりのやつが見たくてV最の練習相手してる回とRAGEの練習相手してる回などを見た。報告上手いしよさそうだな~なんて思ったのが第一印象だった気がする。
それで8月頭に10時間越えヴァロ配信を2回ほどやってて、それを見てたらソーヴァサイファーオーメンとか色々なエージェント使ってて、あ、意外と色々使えるんだ?ってなった。非公式wikiにはジェット専て書いてあったから意外だった。(今非公式wiki確認したらフレックスプレイヤーに修正されていて嬉しかった)そんなようなことをTwitterで呟いたら、「フルパするなら色々使えた方がいいからという理由でいろんなキャラを練習するようになった」ということを箱で教えてもらって、あーなるほど、となったんですよね。たしかに今後大会とかを見据えるならいろんなキャラ使えた方がいいし、それで練習し始めたのすごいな~と思ったりしていた。
ちょうどその頃ハルヴァロがあり、葛葉率いる「あでさんじ」が参加していて、葛葉が「俺が考えるにじ最強フルパ」を話していた一幕があった。メンバーはローレン、カゲツ、奏斗、獅子堂、小柳。ここに自分を入れないあたりが葛葉だよなあと思ってたんだけど、その部分の切り抜きで案の定コメ欄が俺達の考えた最強フルパの話で盛り上がっていた。(※誹謗中傷しないのであればその盛り上がりは悪いものではないと思っているが、普通にそれは誹謗中傷だろみたいなコメントもあった)そのコメント欄に「小柳はデュエ専だけどデュエはカゲツでもローレンでもやれる」(意訳)(デュエしかできないから優先度低い的な意味合い)みたいなコメントがあった。普段見てない人がその認識なのはそうだろうなと思うし、私自身デュエ専の認識だったし仕方ない部分だよな~と思っていた。この時点ではヴァロの大会どころかFPS大会さえ出たことなかったし。(えぺ祭りや渋ハルカスタムなど除く)そんなもんだよな~と思いつつ、大会とか出て印象変えられるといいな、なんて思っていました。
この時はまだV最も始まってなかったから小柳が大会でどれくらい強いのか測りかねていたのもあって、どうなるんだろうなあと思っていた部分が大きかった。ランクでの強さとフルパ(というか大会)での強さって違うよな~と思ってる部分があるので。
そして、こちら(俺)の想定を大きく上回る活躍を見せてくれたV最を経ての9月。この時、小柳の配信とは関係なく、ひとつの箱が私の元に届いた。あまり明るい話題ではないのでここに書くのを少し悩んだんだけど、これは私の日記だし、書いておきたいなと思ったので書く。箱の内容は「FPSにそこまで明るくないから小柳のヴァロがどれくらい上手いのかちゃんとわかっていない。キャリーアセだからプラダイ適正だとか言われていて、自分だとどの程度の実力なのかわからない。小雪さんから見て小柳のヴァロはどれくらいの実力なのか教えてほしい(要約)」というようなものだった。
そんなこと言われてんだ!?www(初耳)てなったし、そんなのきっとちゃんと見てない人が言ってるだけだから気にするなよ案件だな~って感じでもあったし、そもそも私はイモータルとかでもないエアプだから評価するのもおこがましいほどなんだけど、結構切実そうな文章だったので、可能な限りでの回答をした。
一言でまとめると「アセンダント相当の実力あると思いますよ、そもそも今アセンダントですし」みたいなことを書いた。というかこういうのって自分が信じるものを信じるだけだと思うんだよな……。これはEXヴァロ終わってから振り返るとそんなに的外れな回答になってなかったなと思える。よかった~~。
https://odaibako.net/odais/6f36debe299748779e1ace7577f32953
https://odaibako.net/odais/b97874e7f9ec49e9a7460658574a7e03
9月には奏斗とのデュオだったりにじヴァロカスタム参加だったりフルパコラボだったりがあって、それらを見ては(やっぱアセはあるよなあ……)と思ったりしていた。そしてEXヴァロの告知。そこからの芋チャレ。ソロでアセ帯戦えてるし、キャリーアセはどう考えてもやっかみすぎるだろ……なんて思いながら見ていました。過去アーカイブ見る限り、プラダイにいた時間が長いからとかのもろもろで言われてたのかもな~みたいなのがなんとなく見えたんだけど、それならそれで上手くなったってことでいいじゃんと思いましたね。まあ箱からの又聞きだし、これ以上考えたところで不毛だなと思ったのでこの辺で。惜しくも芋は到達ならずだったんですが、それは今後の楽しみにさせて頂こうと思います。
顔合わせからの練習配信からの本番は、なんかもう最高だった、ずっと。なにもかもが気持ちよすぎた。小柳強いだろ!!って歯茎剥き出しにしてたオタクが俺だ。
IGLできる頭のデカさとか、負けてる時の気落ちしない姿勢とか、普通にフィジ強いところとか、長時間一緒に練習するからこそわかる「意外とノリがいい」みたいなキャラクターの部分までもの認知が広まったの、マジで最高すぎた。私もGTAの時に「その見た目でその声で意外とちょけもできるんだ!?」「先輩とプロレスもできるんだ!?」って驚いて好感持ったので、そうなっている初見リスナーを観測する気持ちよさは格別すぎました。わかる~~ってなってた。
そしてさらに畳みかけるように最高だったのはLazさん枠。Lazさんにも、Lazさん枠のリスナーにも毎日のように小柳のIGLやフィジや立ち回りがベタ褒めされてたの、マジで最高の気分でした。「ロウさんVALORANTが上手い!」は最高の褒め言葉でしょう。それをあのLazさんに言われていたの、夢か?ってなった。
コメ欄で「ロウさんランク何?」→「最高アセ3」→「芋じゃないんだ、上手いから芋だと思ってた」のやりとり見たときはマジで嬉しすぎた。どれほど私が(小柳芋いけるよなあ……)と思っても、そこにはどうしてもオタクの欲目が入ってしまっていて、どうあがいても客観になりきれないんだよな……という問題があるので。完全なる第三者、しかも普段プロを見ているリスナーからのそれらのコメントはマジで嬉し過ぎましたね。
EXヴァロ、小柳マジで芋いけるって確信を持てるようになったのが本当に嬉しい。フレックスピックで芋いきたいんだろうなという感じるので、座して応援したいなと思います。もちろん芋もタッチとキープの違いだったり、1と2の差や2と3の差はあるんだけど(芋はかなり1、2、3の差がある)まずは踏むことだと思うので。応援させてもらいたいですね。
というか小柳さん、フルパ適正高すぎるんだよな……。今回でさらに感じたわ……。
本番、準優勝という悔しさが残る結果とはなったものの、小柳がCパートで「前向きな悔しさ」と話していたこともあって、私もかなり前向きな気持ちで大会を見終えることができました。これからも努力する姿を見せてもらえたら嬉しいなと思います。
そういえば、小柳がCパートで遅延切って戻ってきたの結構驚きがあった。あっそうなんだ?3分前のコメントと話してもおもんないとか思うんだ?っていう驚きがあった。失礼すぎるか……?いやでもなんか……意外だったんだよな……笑
あと、私は「義務だとしても言った方がいいことを言える」とこが小柳のいいとこだな~と思っていて、ヴァロだとラウンド取られたときにほぼ必ず「ナイストライ」or「NT」って言ってるのがいいなと思っています。なんてことない言葉なんだけど、言わないよりは言った方がいいことをちゃんと言うの、凄いなと思う。
GTA8日目、あれだけ大変だったのにも関わらずCパートで「楽しかった」と言っていたのもマジですごいな……と思ったんだよな。たとえ変なリスナーを騒がせないようにするための「楽しかった」だとしても、それを言えるのは凄いなと思った。
IGLについて
小柳さん、IGLが上手すぎる。えぺも上手かったけどヴァロもこんな上手いんだ……てなった。何度も言うけど今回は葛葉がいた部分は大きいってのはあると思うんだけど、それにしても凄かった。本当に初ヴァロ大会か……?と思ってました。芋チャレ配信中に「ソロ戦士だから」とフルパ自信なさげなことを言ってましたけども、ソロ戦士要素見えたこと逆にあったか?って感じだった。
IGL力って、知識面は各ゲームのゲーム性を理解したりしないといけない、ってのが前提にあるわけだけど、「方針決めの思考の回し方」「わかりやすく伝える力」みたいな部分は流用できると思っているし、青エゴ顔合わせ初日のことを思い出すと明確にIGL上手くなってるよな……と感じました。あまりにも青エゴのことが好きすぎて、今後小柳が大会でIGLしてるのを見る度に「こやをIGLとして育てたい」と言ってくれていたアステルくんを思い出してしまうんだろうな、と思っている。青エゴの亡霊すぎる。小柳のIGLの始まりが青い色すぎる……。
小柳のIGL、声低いのになぜか通るんだよな……。なぜか通ってるんだよ……大規模鯖では笑えるほど声通ってないのに……笑 あとこういう大会だとIGLする人に対して「言い方がキツい」みたいなカスのやっかみが発生してるのを見ることもあるんだけど(私はそういう圧強めなIGLも大好き、マジで好き)、小柳はその声の低さでなんで圧を感じないんだろうな……??という謎がある。語気が強くないのと喋りがゆっくりめだからかな?と現状は思っている。
にじFPS勢の男性ライバー(V最とか出てるレベル、ちょうど今回の出場者達って酒寄くん以外8月のV最出てたな……)って大体皆IGLできると思ってて、葛葉リスナーなんてイブIGL(えぺ)やらエクスIGL(スプラ)やら、にじでもトップクラス(と個人的に思ってる人達)のIGLを見てきてる人達で、果たしてそのリスナーに小柳IGLはどう評価されるのかな、みたいなことも気になりながら葛葉枠を見ていたんだけど。思っていた以上に評価されてて、流石に気分良すぎたな。もっと「葛葉IGLの方がいいんじゃ」みたいなコメあるかなと思ってたんだけど、想像以上に小柳のIGL力が高かったし、葛葉との相性がよかった。
葛葉リスナーってQEDの時にイブラヒムのことをビッグブレインって言ってたんですよ……??その称号を今回小柳も与えられていたの、嬉しかったですね……。私がQEDのこともイブラヒムのことも好きなのと相まって、余計に気持ちのいい光景だった。箱内外問わず、小柳のIGLの上手さが広まっていったらいいなと思いました。
小柳のIGL、えぺヴァロ問わず、「これ漁夫りたい!」とか「これAいこう」とか言われたときに「じゃあそうしよう」って答えてる印象が強い。ショットコーラーからの提案に対しての柔軟性が高いのが特徴的だな~と思ってる。それらの判断の良し悪しはその時々だとは思うんだけど。自分が考えたプランにあまり固執してないように見えるし、提案されたものを実現させるためにどうするかの指示が速い。そこがいいな~と思っている。V最からEXヴァロを経て小柳のIGLがより好きになったので、今後もいろんな大会で見れたらいいなと思っている。たまには火力枠やサポート枠やってる大会があってもいいと思っています。
今後見たいもの
この大会で見たい光景が増えすぎてしまった。あまりにも増えすぎてしまったのでここで発散しておく。
CRカップヴァロで3、4番手くらいで出場する小柳が見たい……。Vanillaさんとかありさかさんとかと同じチームだったらなお嬉しさがある……。最近CRカップはスト6に力を入れてる雰囲気があるので機会少なめだとは思ってるのですが、見たいな~~とは思ってます。
カゲツとエクスのV最えぺとかも見たすぎる。(2回目)ポイント的には組める。渋ハルストップがかかる可能性は少しだけある。想像しただけで強そうすぎるからな……。でもV最振り返りでエクスがハユンとかの火力枠に思う存分火力やってもらうチームで戦ってみたいって話してたから……どうかなって……思ってて……。
あとは箱でも何個かきてたけど、葛葉と小柳ね~~~……次の次くらいのV最があれば見れたらいいなと思ってしまいましたね……。(次のV最あるとしたら満を持してのくずロレ予想をしているため)この二人、FPSやる上で相性が良すぎた。マクロ担当のメインIGLとキルの嗅覚に優れたショットコーラー、最高だったので……。ポイント的にも余裕で組めますし……。
カゲロウも……やっぱ見たくはあるか……!!何がどうなったらこの二人が同じチームになるんだろうな……みたいな諦めが既にあるんですけどね、互いに強いので……。ワンデイのえぺ大会とかじゃないと無理な気がするし、その場合は違うメンツに声かけそう感もすごい。柳雲波えぺ、見たくはあるんですけどね……。カゲツに火力振り回させるIGLする小柳が見てみたいし、その逆もまた見てみたいなと思っています。
あとはカゲツが箱外の芋3レディライバー(こかげんぬとかシノくんとかエイトくんとか)とヴァロしてるところも見てみたくなってしまった。フルパは内部レートの兼ね合いでしない方針って話してたので、どこかでカスタムなどないかなあと思うばかりです。
当分ないだろうけどV最ヴァロがあったら楽しみだなとも思いました。ヴァロはハルヴァロ路線でいくのかもしれないな~と思ってるのですが、それはそれで楽しみではあります。
総括感想
ガチと銘打つことによりエンジョイ論争がなくなったのが本当に良かった大会でした。全員強いことによって負担が分散されていたのもよかった。ガチゆえに遠慮せずチーム内でがっつり話し合うこともできて、それもまたエンジョイではやりにくいことだろうなと感じてたので、ガチ大会最高だなと思いました。エンジョイだったら絶対エンジョイ警察発生してたと思うし。
あとは新人(酒寄くんと波雲柳)がそれぞれ活躍できてよかったな、と思っている。こういう箱内大会、新人が活躍して箱内への認知が広がるのが一番いいと思ってるので。各々が本番で活躍して、練習期間を通してどういうキャラクターなのか、どれくらい強いのかが広まったのがすごくよかったなと思う。
ちなみに俺は大会後の箱内最強フルパ切り抜きのコメ欄見てニチャり散らかした。もう箱内で小柳の認識がジェット専じゃなくなってることにニチャってた。箱内リスナーからの認知なんてオタクが勝手に気にして一喜一憂してるだけかもしれないけど、嬉しいものは嬉しいので。ついでに言うとハルヴァロの時の切り抜きは小柳いる?みたいな感じだったけど(悪く捉えすぎか?でもそんな感じに見えたんだよな……)EXヴァロを経て「アセ3人のうちどの2人にするかは好みだよね」みたいな意見が主流になってるように感じられたのも嬉しかったですね。実際そうだと思いますし。
また、カゲツと小柳について、せっかくFPS得意なのにデビュー時期がV最えぺ直後&にじヴァロカスタム直前だったからどちらも参加できなくて、V最ヴァロも参加できなくて(流石に間に合わなかったんだろうなというか、40人の中に食い込むには歴が足りなかったなと思っている)大規模FPS大会に参加するまで1年以上かかってしまったの惜しいな~と思っていたんだけど、EXヴァロ終わってみて振り返ると、にじGTAを経てにじさんじに馴染んできたこのタイミングで逆によかったかもしれないな、と思った。馴染んできたがゆえに、本人の魅力が感じられるやりとりをたくさん見れた気がするので。
私は第3回スプラ大会で準決勝で敗れた富名声力がボロボロに悔し泣きしていたのや、決勝で敗れたあぐらWINのひすぴが泣いていたのがすごく好きなんですよ。泣いてるとこ見るのが好きみたいに思われても仕方ないなとは思うんだけど、それだけ真剣に勝利を目指して練習していた人達がいる大会だったということが好きで……。負けたときに悔しさでボロボロ泣く人がたくさんいるような熱いガチ大会をまた見たいなと思っていたので、あれから3年を経て、再びエクス主催の大会で、そういう涙を見れたことをとても感慨深く思っている。
そしてこういったガチ大会ができるようになったのは奏斗獅子堂カゲツ小柳酒寄……と任意のゲーム(今回はヴァロ)が上手いライバーが増えたからだとも思っていて、そこも感謝している。強い人が増えたことでこんなにレベルの高い大会を見れるようになった。それがとても嬉しい。
もうにじさんじの大会はエンジョイじゃないと難しいのだろうかと諦めかけていた中で、ガチ大会が開催されたことが本当に嬉しかった。Extreme Matchは他のゲームでも行われそうな雰囲気なので、それも楽しみで仕方ない。開催してくれたエクス、本当にありがとう。とても楽しい一週間だった。ずっと見たいと切望していた光景が溢れている時間だった。
勝った時、負けた時。高揚や悔しさから思わず感情が溢れ出るほどに、ひとつのゲームに本気で打ち込める人は美しい。そう感じた一週間でした。