推しがいると人生が楽しい

白鳥スタイルのキャラクター大好き人間

【我往くは荒野】あとがき

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これのあとがき。色々紆余曲折があったので過程を書いておこうと思う。

話の思いつき

「Bout for Beside You」のイベストを読んで、東雲彰人は中学のときからめちゃめちゃ白石杏のこと見てきたんだな…と思ったところが話を思いついたきっかけだった。彰人が白石杏のことを二年間見てきて、一目置いていて、だからこそのユニスト4話だったんだな~ってのをイベスト6話「モヤモヤしていた理由」と報酬東雲星2「誇れる選択」前編の白石謙と東雲彰人の会話を見て思った。
でも白石杏、BAD DOGSのことなんにもしらないよな、と思ったのが話の始まり。それに白石杏が気づいたらどうするんだろうな~みたいな感じで話が始まった。
書く前の想定としては「杏が彰人と練習場所へ向かいながら雑談」→「どっかのタイミングで杏が自分がBDのことを知らないことに気づく」→「BDのことを教えてもらう」って感じにできたらいいな、と思ってた。

杏と彰人の雑談

書き始めて、杏と彰人が自分の予想してた以上に雑談をしてしまった。雑談が終わらない。
歩く速度の話は書いててなんとなくいれた。杏と彰人が歩くときの話するなら彰人とこはねのときもいれて対比させたいし、冬弥とこはねのときも対比させたいな~と思って書いた。脱線1。でもこういう些細な違いが読んでて一番楽しいとこみたいなとこあるから…私は…
ライブハウスの話は一周年記念スペシャルライブでビが話していた内容。BBYで拾われるのかなと思ってたけど特になんもなかったから拾ってみた。せっかく大河がでてきたし使わせてもらった。
雑談が本当に終わらない。杏と彰人の雑談がこんなに好きなのか、俺は……と書きながら思った。
こはねの話ばかりする杏と冬弥の話ばかりする彰人というのは好きなエリア会話なのでいれた。そういえばいれたことない気がしたので。だけどBBY後なので、それを聞く彰人も、話す杏も変わっていて、じゃあBBYで何があったのかを説明しないといけないな、ってなってその説明が入った。
BBYの杏とそれに気づいた彰人を見て、なんかほんとに彰人って杏に対して冬弥とはまた違った信頼を置いてるよな…と思ってたのでそこの話をした。「そんな無条件の信頼を、彰人は杏へと向けている。」この辺書いてても読んでても東雲彰人めっちゃ白石杏のこと好きじゃん…と思う。
そこから話を戻して、彰人と杏が同じものを抱えながら歌ってることを書いて、そういうのがわかるからこそ今もなお笑顔でこはねの話をする杏のことを「そうだよなお前は」つってる。流石だよみたいなニュアンスで。
この辺まで書いたところで、ほんとは杏が彰人との雑談の中でBDのことを知らないことに気づく流れにしたかったけど、難しいんじゃ…?ということに勘付く。
雑談をこっちの都合で方向転換するわけにもいかないし、この時点で私は「BDの二人のことを知らない」ということに杏がどういったエピで気づくのか、ってのを思いついてなかった。

衣装の話

なので雑談が続行され、衣装の話に。脱線2。
ビの衣装の話、ずっとしたかったってのもある。別にずっと既製服でもいいんだけど、せっかくソシャゲの衣装あるしそれを作る流れにどうにかもってけないかな~と思ってた。着て歌ってるとこ見たいな~とも。ストリートファッションでは服に自分のMCネームとかを入れる文化とかあるみたいな話を剣持がしてて、あ、ストリートにも服作る文化あっても大丈夫かな、とも思って。
もともとビビッドクルーとビビッドソウルを着てライブにでる話を前に書こうと思って途中まで書いてて、白石誕でやりたかったんだけどうまくいかなかったので再利用した。ちなみに白石誕はせっかく作ったこの衣装に髪型も合わせたい!つって杏があのサイドテールやろうとするもあんま上手くいかなくて彰人がセットしてくれる話にしたかった。書き上げられなくてボツになったが。東雲彰人に白石杏の髪触ってほしすぎ妖怪かもしれない。
経緯はまあバイト先の店長からでええやろ~と思った。
会話の中で二人がABイベ衣装とBBY衣装の話をして、そこでようやく公園到着。
ようやく雑談終わった…でもなんも話は進んでない…っていう状態になってた。
とりあえず話を進めるしかないと思い進める。
こはねが彰人のこともう大して怖がってないな~ってのはファンフェスタイベで思ったから入れた。でもまあ本気でキレたら流石にビビるだろうなとも思ってるので予防線も張っちゃった。

杏が気づくタイミング、いつだよ~~とか思いながらWGでの打ち合わせ。
衣装の話がめちゃくちゃ長引いてしまったのは、どうにもデザイナーに名前つけないと台詞が変になるな、と思ったから。「衣装はデザイナーさんに相談して」だと変だな~と思った。名前知らねえのかよと脳内でツッコみが入ってしまった。いくらモブに名前つけたくないと思っててもこればっかりは仕方ない、名前つけるか~名前どうすっかな~と思って、てきとうにつけようと思うほど思いつかなかったので、「ランウェイで笑って」の主人公の都村にした。
ランウェイで笑って読んでる人そうそういないだろうから、気づかれなくてもいいかな~って感じで。クロスオーバーというほどでもないのはわかってるが、初めてクロスオーバー書くな…と思っていた。都村、漢字で書くとトムラって読まれちゃいそうだと思ったからめんどくさかったけど説明した。
「ランウェイで笑って」は全22巻完結済みマガジン作品です。服を作ることが夢の都村育人とパリコレモデルになることが夢だけど身長が158しかない藤戸千雪の二人が主人公のファッション漫画です。面白いのでよろしくお願いします。
四人の衣装製作を彰人が中心になって進めている、ってのはテネシーハニーでも似たようなことを書いたけど、どうしてそういうことになったのかをわざわざ書き始めた。馬鹿か?でも説明しないとなと思ったから…
彰人に絵の才能はあるのかないのかの話、プロセカリリースされて一年経って、ペイルカラーとか見る限り彰人にものすごく絵の才能があるとかいうわけでもなさそうだな~と思ってて、でもまあ教えてもらってたって言ってるし、彰人の器用さのレベル感もなんとなくわかったので、三人よりは明らかに上手いんだろうな~くらいの絵の上手さかな、に落ち着いたのでその説明をした。ファッションコーディネートも得意だしね。

そこから都村がでてくる。出すつもり本当になかったんだけど流れで出てきた。お金周りの話も説明しとくかな…みたいな気持ちがあったと思う。都村は丁寧な感じの人です。こう言ったら四人は頷くしかないよな、読んでくれる人もこれで納得してくれるかな(ご都合主義だけど…)みたいなことを言ってもらった。
ようやく衣装の話が終わって、なんとか彰人だけWGに残せないかな~そこで杏と会話して杏が気づいてくれないかな~と思ったんだけど、上手く思いつかなくて繋げなかったので、一旦解散。

三田洸太郎登場

大変申し訳ないと思いながら都合よく三田洸太郎に登場してもらった。三田が知ってることを杏は知らなかったみたいな流れにするか、と思って。三田、便利に使ってしまってごめん……。三田のこと「ビビッドストリートで歌を歌う大勢のうちの一人」って説明したの、悪意あるよな~と思ってる、自分に。三田は大勢のうちの一人でしかないんだな…みたいになるので…。
洸太郎もなんやかんや情報通だろうね~と思いながら杏との会話進めていって、杏との確執的なことも一応書いておいたほうがいいかなと思って書いた。書かないと読んでるときにコード抜いたくせに?と思ってしまいそうだったので…私が…
ライブハウスに呼ばれた話をして、あーじゃあここで洸太郎が知ってて杏が知らないこと出すか、になった。杏が知らなかったことに気づいて、でも三田ではどうすることもできないので、話を一旦切り上げた。

杏の自問自答

杏の自問自答開始。ようやく本題が始まった…と思った。ほんとに。長かった。
「何も知らない。」てのはインパクトあるからそういう言い回しにしたかったのがあって、けどほんとに何も知らないわけじゃなくて…というのを説明して、中学BDについて知らないってことですよみたいな説明をいれた。
SBDとか見てるとほんとに杏はBDのこと何も知らなかったんだな…と思うので、まずはその話。BDが苦境に立たされて色々言われてたというやつ。
次に、アラシのことも杏は知らなかったので、その話。アラシなんて蔑称ついてるくらい有名なのに杏は知らないんだな…と思ってたから。
で、最後に先輩の洗礼。SBD報酬冬弥後編の話。杏は多分そこまで悪い認識してないけどBDや三田はそうじゃないよな~と思ったのでいれた。具体例は多いほうがいいと思ったので…。
悪意を知らないって路線でいきたいけど、流石に杏も自分が七光りって言われてることくらいは耳にしてるし認識してるだろうと思ったからそこも補足として書いておいた。

杏の認識ってこんな感じかな~みたいなのを思ってた。

タイトルの話

この辺までずっとタイトル思いつかなくて悩んでて、うーんうーんって思いながら書いてた。
報酬東雲前編で杏が歩いてきたのは平坦な道って話を白石謙がしてたの思い出して、じゃあこれから杏が歩くまたは走るのって舗装されてない道だよな~、なんて単語がいいんだ?みたいになって、荒野とか戦場とかかな~になった。杏がこの先進むのは荒野だな~みたいな。
で、タイトルが「我往くは荒野」っていう、私にしては珍しい固めなタイトルになった。一人称が「我」なのは「私」より明らかにタイトルとしては収まりがいいなと思ったから。「行く」とか「進む」とか「走る」とかじゃなくて「往く」にしたのも、そのほうがタイトルとして収まりがいいから。
読む人が荒野とBDを知らないことをどう繋げるの?みたいに思って読み始めてくれたらいいな~みたいなことを思いながら書いてた。

知らない知りたいの話

「最前線飛ばせ僕達は」でVvのことを悪意を知らない、BDは悪意を知ってる、みたいに対比して書いてたんだけど、それもやるか~になった。
BDのことを知らないのは杏が興味関心を持ってなかったからで説明できるのでともかく、悪意があることを知らない→それはなぜ?になる。で、流石に父の影響力をわかってる人間だと杏のことを思ってるので、それをいれる。
BDのことを知らないことが悲しいわけでも悔しいわけでもないけど、ただ、「あ、知らないな」ってなってて、まあでも知らなくても仕方ないでしょという理由もならべた。でも今の杏は知りたいと思ってるんだよみたいな流れになった。この悲しいわけでも悔しいわけでもないっての、伝わるかな~う~~ん、みたいに思ってた。
この辺まで書いてて、杏のこの「知りたい」という欲求ってReadySteadyじゃ~んとか思いながら書いてた。特に意図してないけどRS擦れてうれし~みたいに思ってた。
BDのこと知らないけど知りたい、みたいなのは書いてる途中でForwardの「違う過去歩いてきたこと忘れないよ」にも通じるかな~とか思ってた。違う過去を知って進んでいってほしいな…という思いがあった。

冬弥と杏の会話

ようやく冬弥と杏の話。雑談させてる暇ねえな!と思って結構急に舵を切ってしまった。あとこの二人の雑談がパッと思いつかなかった。まあノクターンのときの冬弥への切り込み方も見るに気になったら即聞きに走れるのが白石杏かな、と思ったので…という理由が後付け。
話の中で冬弥からBDの思い出を教えてもらうことは確定として、杏が自問自答した内容についても冬弥からの意見をもらうか、と思った。
・悪意を知らない
・だからBDほど苦労を知らない
・それは父のせい?
この3点を冬弥にそれはこうだよって言ってもらうか、になった。
あと杏からしたら二人は杏を知ってるけど杏は二人を知らない、みたいな感じだろうし、なるべく話を続ける感じでうまいこと上の3つとBDの思い出を話してもらうか…になった。
苦労を知らない→苦労していたと思うし、悪意に触れてないからといって苦労してない、は違う。逆はなりたたない。
父のせいだから?→違う、白石杏が白石杏だから
杏と冬弥が父の話を面と向かってするとこ、見れてよかったな…と思ってる。書きだしたときは見れると思ってなかった。でも書いてたら「あ、これ父の話できるな、てか入れないとダメか」になった。
白石杏と青柳冬弥の邂逅、「君の相棒の話をしよう」でも「前奏曲の終演」でも書いたけど、まあ今回本当の邂逅がイベストで見れたしね、と思っていれた。驚いててほしいな~と今でも思ってる。
冬弥は彰人と違ってまっすぐ相手のことを褒めれるので、それをしてもらった。杏のことをベタ褒めしてもらって、杏が杏だから周りに暖かい人間が多かったんだよという話をした。
照れる白石杏、珍しくてかわいい。(我欲)
こはねだったらどうなるか、彰人だったらどうなるかを補足。私はビの対比構造が好きなので、隙あらばそういうのをいれたくなる。
BDの思い出話に行く前に、最後「悪意を知らない」についての説明。
ここまで書いてきた流れでビビッドストリートがめちゃくちゃ治安が悪くて悪人が多い街みたいな印象強くなってんなと思って、いや多分彰人が目をつけられやすかったんだよ、その話ばっか一気に知ったから認識がちょっとズレちゃってたね、を落としどころにした。
もちろんビビッドストリートには悪意ある人間がいるし、それなりに治安悪いなこの街…と思ってるんだけど、でもこの街はそれだけじゃないんだということを言いたかった。ビビッドストリートは名前の通り明るい街でもあるんだと思ってもらいたかった。
悪意を知らなかったのは単純に母数が少ないからでもあり、大多数の人間は音楽を愛しているいい人だ、という落としどころ。

BDの思い出話

これでようやく杏の認識3点の修正が行えたので、ほんとのほんとにようやく本題に入れた。BDの思い出を杏が知る、というやつ。
冬弥に話してもらうBDの思い出、この瞬間までほんとにな~~~~~~~んにも考えてなかった。なんかしらの思い出話してもらうか!しか考えてなかった。見切り発車だった。
ただその前の話で彰人が悪意を買いやすかった(ユニストで言われた「敵が多い」の話)をしてるから、その話をしてよ!と杏が言う。
本当に何も考えてなかったんだけど、セトリと違う曲流されたらヤバイな~~と思いついた。本当に突拍子もなかったし、どうして思いつけたのか自分でもわからない。「僕たちは君と一緒に」のときみたいにこの漫画でこういうことがあったんだよね~それがビで起きたらどうなるかなと思って~みたいなやつでもない。
本当に唐突に思いついた。
ちゃんと怒ってくれる白石杏が好きなのでその描写を挟み、過去回想。
ここさ~~~自画自賛なんだけどめちゃめちゃよくないか!?!?!?思いつきにしてはすごいだろこれは!と思う。
ビビッドストリートという街でのBDの評価が変わっていく瞬間、というのは確かにあるはずで、まあそれがこんな劇的なものかはわかんないけど、その瞬間って「前奏曲の終演」でも書いてなかったな、ちょうどいいな!になってた。
悪者モブもBDがこの曲は知らないと思ってやってるだろさすがに。クソ有名な曲を流すのは馬鹿だろ、と思ってマイナー曲を流すことに。それをどうしてBDが知ってるのか説明つけなきゃな~と思って、エリア会話でCDショップでPOP立ってるCDを片っ端から聞いてた冬弥とそれに付き合ってた彰人を思い出して、それでいくか、になった。
二人ともめちゃくちゃ貪欲だしこの時期めちゃくちゃ悔しさをバネに努力してた時期だと思うので、それくらいのマイナー曲は知ってたよ、という流れに。でも歌割もハモリもなんも決めてないよ、くらいの塩梅で。
絶対逃げないBD、かっけ~~~!!!って思いながら書いてた。この辺めちゃくちゃテンション上がってた。
二人が目線で会話してるの最高に好きだしバチっと目が合っただけで以心伝心してるの最高~~~!!!って思ってた。この瞬間に二人はゾーンに入ったんだと思う。おれ達はBAD DOGS――最高の相棒。ってやって、嫌がらせしたやつらには躾のなってない頭の悪い犬。のほうをやった。どっちもやりたかった。
あと最初「どこかで聴いているであろうこの嫌がらせを仕掛けたヤツらに、分からせてやる。」の「分からせてやる」のあたりを「ヤツらに向かって吠える」とかにしようかな~犬だし~と思ってたんだけど、いやBDは無駄吠えはしない犬だからな…と思って意図的に「吠える」は使わなかった。吠えてるだけの連中とは違ってBDは黙って近づいて噛みつく犬だと思ってるので…
なので「噛みつく」は採用してる。
BD過去回想、思いつきにしてはめちゃくちゃかっけ~しよくできた~と思う。すごい。BAD DOGSめちゃくちゃかっこいい。

最後の締めくくり

話が現在に戻り、冬弥と杏の会話。その出来事が分岐点だったんだね、だってビビッドストリートはそういう街だから、という流れに。
なんかこの話、「ビビッドストリートがどういう街か」って話でもあるな~ってこの辺になってようやく気付いた。
「二人でもやってけるんじゃ~」あたりは、四人であることの必然性を説明するためにおいた。私はVivid BAD SQUADが四人全員でじゃないと夢を叶えることができないと思ってるので、四人のうちの誰一人として欠けてはいけないことを書きたかった。

ようやく話が終盤。こはねがやってきて練習が始まり、杏のモノローグが始まる。
最後は杏のモノローグで締めるか、というのはタイトル決めたあたりで考えてた。
この先、杏がどういう場所を走っていくのか。誰と一緒に進んでいくのか。そういうものを詰め込んだ。
この辺の文章で気になったのが助詞。たとえば「この荒野へ往く」が「ヘ」なのか「に」なのか、とか。そういうところ。頭の中で流して違和感なくスッキリ聞こえるのはどっちだ?みたいなのをやって文字数のわりに悩んでた。
最後の二行はForwardの歌詞引用。「息を吸って前を向いて力強く走り出した」を最後に持ってこようと思った。
最後の一文は読点のタイミングをどこにするかでめちゃくちゃ悩んだ。今もまだこれでよかったのかな~と悩んでる。
「力強く大地を踏みしめて、私は、荒野へと走り出した。」を採用したけど、たとえば「力強く大地を踏みしめて、私は荒野へと、走り出した。」なのか「力強く大地を踏みしめて――私は荒野へと走り出した。」なのか、みたいな。ついでに助詞問題も発生してた。最後の一文はパキっと決めたいと思ってるのでめちゃくちゃ悩んだ~~。
最後の一文で気に入ってるのは「交わらない二人」「前奏曲の終演」「最前線飛ばせ僕たちは」「僕達は君と一緒に」あたりです。この辺はめっちゃ最高に締めくくれたなと思ってる。

なんか見切り発車のわりにいろんなこと書けたな…と思ったので記録として思考を残しておく。

杏メインの話が書けたことが嬉しいし、冬弥と杏の会話をたくさん書けたのも楽しかったし、衣装の話もできたし杏と彰人の雑談見れたしBAD DOGSの過去話も書けてよかった~~~~!!!!

最後に。小説を書いているとき私はよく「こんなこと誰も気にしないのにどうして説明してるんだろう……」と思う事がある。そういうときに思い出している、漫画「2.5次元の誘惑」第93話での主人公リリサの台詞を引用して終わる。

「手間は倍くらいかかりますけど 腕を上げたとき背中が突っ張っているようじゃ マジョとして戦えないじゃないですか」

文字数が倍になっても、私は私が読んで納得できる話を書きたいな、と思う。